東海大会高校野球速報2026|第79回秋季大会の全試合結果と優勝の行方を徹底解説
2026年秋季の東海大会高校野球速報をお届けする。第79回秋季東海地区高等学校野球大会は10月17日に開幕し、愛知・静岡・岐阜・三重の代表12校が熱戦を展開。決勝では静岡県勢同士が対戦し、常葉大菊川が日大三島を10-3で破って、19年ぶり3度目の優勝を果たした。
大会序盤から波乱が相次ぎ、県岐阜商を延長11回で破った常葉大菊川、愛工大名電を下した掛川西、接戦を勝ち抜いた近大高専など、各県の代表校が存在感を示した。さらに、天候不良による日程変更を経て10月28日に決着した大会は、11月の明治神宮野球大会、そして2027年春の選抜高校野球大会へとつながる重要な結果を残している。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 優勝:常葉大菊川が決勝で日大三島に10-3で勝利。19年ぶり3度目の東海大会制覇。
- 決勝・準決勝結果:日大三島5-4掛川西、常葉大菊川10-7近大高専。決勝は常葉大菊川10-3日大三島。
- 出場校:愛知・静岡・岐阜・三重から各3校、合計12校が参加。
- 大会日程:天候不良により準決勝は10月27日、決勝は10月28日に変更。
- 次の舞台:優勝した常葉大菊川は第57回明治神宮野球大会に東海地区代表として出場。
【2026年最新速報】第79回秋季東海地区高校野球大会の結果と開催日程

第79回秋季東海地区高等学校野球大会は、三重県を舞台に開催された。参加したのは東海4県の秋季県大会を勝ち抜いた12校。大会の組み合わせ抽選は10月6日に行われ、10月17日に開幕した。
当初は10月17日から25日までの日程が予定されていたが、天候不良の影響で後半の日程が変更された。三重県高等学校野球連盟は10月24日、25日と26日は試合を実施せず、準決勝を27日、決勝を28日に行う新しい日程を発表している。
実際の決勝は10月28日午前10時から、四日市市営霞ヶ浦第一野球場で実施。常葉大菊川が日大三島を破り、全11試合の大会が終了した。
2026年大会の基本情報

- 大会名:第79回秋季東海地区高等学校野球大会
- 開催期間:2026年10月17日~28日(実際の最終試合日)
- 抽選日:2026年10月6日
- 参加校:12校
- 開催県:三重県
- 主な会場:四日市市営霞ヶ浦第一野球場、津球場公園内野球場
- 優勝:常葉大菊川
- 準優勝:日大三島
- 大会総試合数:11試合
東海大会高校野球の実際の試合日程

- 10月17日:1回戦4試合
- 10月18日:準々決勝4試合
- 10月25日:天候不良により試合なし
- 10月26日:試合なし
- 10月27日:準決勝2試合
- 10月28日:決勝1試合
当初予定されていた10月24日の準決勝、25日の決勝は、変更後の日程ではそれぞれ27日、28日に実施された。試合速報を確認するときは、事前発表の予定日と実際の開催日を区別する必要がある。
【出場校一覧】愛知・静岡・岐阜・三重の代表12校と組み合わせ
今大会の特徴は、東海4県から各3校、合計12校が参加したことだ。県大会での順位を基準に各県の代表が決まり、強豪私立だけでなく、地域を代表する公立校や専門高専のチームも顔をそろえた。
2026年秋季東海大会の出場12校
愛知県代表
- 愛工大名電(愛知1位)
- 享栄(愛知2位)
- 東邦(愛知3位)
静岡県代表
- 日大三島(静岡1位)
- 常葉大菊川(静岡2位)
- 掛川西(静岡3位)
岐阜県代表
- 中京(岐阜1位)
- 大垣日大(岐阜2位)
- 県岐阜商(岐阜3位)
三重県代表
- 三重(三重1位)
- 宇治山田商(三重2位)
- 近大高専(三重3位)
シード校とトーナメントの仕組み
12校によるトーナメントでは、愛工大名電、日大三島、三重、中京の4校がシード扱いとなり、準々決勝から登場した。
残る8校が10月17日の1回戦に出場。勝ち上がった4校がシード校と合流し、準々決勝、準決勝、決勝へと進む方式だ。
この仕組みでは、県大会上位のシード校に対し、1回戦を勝ち抜いたチームがどこまで勢いを維持できるかが見どころになる。実際、今大会では近大高専が享栄を破り、掛川西が愛工大名電を撃破するなど、シード校が苦戦する展開も見られた。
また、静岡県からは日大三島、常葉大菊川、掛川西の3校が出場。最終的には3校すべてがベスト4に進出し、東海大会の歴史に残る結果となった。
【全試合スコア一覧】東海大会高校野球2026のトーナメント結果
ここでは第79回秋季東海地区高等学校野球大会の全11試合を、回戦別に整理する。勝利校を先に記載し、延長戦やコールドゲームなどの試合形式も併記した。
1回戦・10月17日
- 大垣日大 8-1 東邦(7回コールド)
- 掛川西 5-0 宇治山田商
- 常葉大菊川 7-6 県岐阜商(延長11回)
- 近大高専 6-4 享栄
準々決勝・10月18日
- 日大三島 1-0 大垣日大
- 掛川西 7-6 愛工大名電
- 常葉大菊川 11-1 三重(6回コールド)
- 近大高専 4-3 中京
準決勝・10月27日
- 日大三島 5-4 掛川西(延長10回タイブレーク)
- 常葉大菊川 10-7 近大高専
決勝・10月28日
- 常葉大菊川 10-3 日大三島
大会全11試合の勝ち上がり・結果一覧
| 回戦 | 開催日 | 対戦カード・スコア | 勝利校 |
|---|---|---|---|
| 1回戦 | 10月17日 | 大垣日大 8-1 東邦 | 大垣日大 |
| 1回戦 | 10月17日 | 掛川西 5-0 宇治山田商 | 掛川西 |
| 1回戦 | 10月17日 | 常葉大菊川 7-6 県岐阜商 | 常葉大菊川 |
| 1回戦 | 10月17日 | 近大高専 6-4 享栄 | 近大高専 |
| 準々決勝 | 10月18日 | 日大三島 1-0 大垣日大 | 日大三島 |
| 準々決勝 | 10月18日 | 掛川西 7-6 愛工大名電 | 掛川西 |
| 準々決勝 | 10月18日 | 常葉大菊川 11-1 三重 | 常葉大菊川 |
| 準々決勝 | 10月18日 | 近大高専 4-3 中京 | 近大高専 |
| 準決勝 | 10月27日 | 日大三島 5-4 掛川西(延長10回) | 日大三島 |
| 準決勝 | 10月27日 | 常葉大菊川 10-7 近大高専 | 常葉大菊川 |
| 決勝 | 10月28日 | 常葉大菊川 10-3 日大三島 | 常葉大菊川 |
全11試合を振り返ると、静岡勢の強さが際立つ。準々決勝では3校が勝利し、準決勝ではその3校がそれぞれ勝負に挑んだ。最終的に常葉大菊川と日大三島が決勝へ進み、静岡県勢同士の優勝争いとなった。
【決勝結果を徹底分析】常葉大菊川が日大三島に10-3で雪辱
2026年10月28日に行われた決勝は、常葉大菊川と日大三島の静岡県勢対決となった。両校は9月26日の秋季静岡県大会決勝でも対戦しており、その際は日大三島が8-5で勝利していた。
つまり、東海大会の決勝は常葉大菊川にとって県大会の敗戦を取り返す機会でもあった。結果は10-3。序盤の集中打が試合の流れを大きく左右した。
2回裏の7得点が試合を決定づける
常葉大菊川は1回裏に1点を先制。続く2回裏には2アウトから打線がつながり、一挙7得点を挙げた。
この回は打者12人が打席に立ち、8安打を記録。後藤歩武の適時打、堀内陽登の適時三塁打、小柳祥太郎の安打など、打線が連続して機能した。日大三島の投手陣にとっては、立て直しが難しい大量失点となった。
一方の日大三島も簡単には引き下がらない。5回表、無死満塁の好機をつくると、寺尾颯真の適時打などで3点を返した。大量リードを許した後の反撃として、試合の緊張感を取り戻す場面だった。
しかし、常葉大菊川の先発・近藤悠人が後続を抑え、追加点を許さない。7回裏には相手の失策や暴投も絡んで2点を追加し、最終的に10-3で勝利した。
決勝のイニング別スコア
- 1回:常葉大菊川が1点先制
- 2回:常葉大菊川が一挙7得点
- 5回:日大三島が3点を返す
- 7回:常葉大菊川が2点を追加
- 9回:近藤悠人が最後まで投げ切り、10-3で試合終了
最終的なチーム成績は、常葉大菊川が14安打10得点、日大三島が5安打3得点。失策は常葉大菊川が0、日大三島が1だった。
近藤悠人の完投と投手陣の粘り
決勝で特に注目されたのが、常葉大菊川の2年生投手・近藤悠人だ。序盤3イニングをパーフェクトに抑える立ち上がりを見せ、5回には満塁のピンチから3点を失ったものの、崩れずに後続を封じた。
近藤は9回を96球、3失点で完投。打線の大量援護を受けながらも、相手の反撃を最小限に抑えた。
常葉大菊川は2007年以来、19年ぶり3度目の東海大会優勝。静岡県大会決勝で敗れた日大三島に対し、より強い攻撃力と安定した試合運びを示したことが、この優勝の大きな意味となった。
【準決勝結果を詳報】日大三島と常葉大菊川が決勝進出
10月27日に行われた準決勝は、どちらも見応えのある試合だった。日大三島は延長タイブレークの末に掛川西を破り、常葉大菊川は近大高専との打撃戦を制した。
日大三島5-4掛川西:延長10回の接戦
第1試合は静岡県勢同士の対決。日大三島と掛川西が序盤から点を取り合い、9回を終えても勝敗が決まらなかった。
延長10回のタイブレークに入ると、日大三島が勝ち越しの1点を奪取。掛川西の粘りを振り切り、5-4でサヨナラ勝ちを収めた。
掛川西は準々決勝で愛工大名電を7-6で破っており、準決勝でも優勝候補の一角として十分な力を示した。わずか1点差での敗退は惜しまれるが、東海大会ベスト4という結果は大きな実績となった。
常葉大菊川10-7近大高専:逆転を繰り返した打撃戦
第2試合では常葉大菊川が近大高専と対戦。試合は序盤から点の取り合いとなり、常葉大菊川は中盤に一時リードを許した。
6回には3点を返して同点に追いつき、その後も相手に勝ち越されながら反撃。7回には暴投などをきっかけに再び逆転し、8回にも2点を追加した。
最終スコアは10-7。常葉大菊川は近大高専の粘り強い攻撃を上回り、2年ぶりの決勝進出を決めた。
準々決勝にも表れた東海4県の実力差の小ささ
準々決勝では、日大三島が大垣日大を1-0で下し、掛川西が愛工大名電を7-6で撃破した。近大高専も中京を4-3で破っている。
常葉大菊川は三重に11-1の6回コールド勝ちを収めたが、ほかの3試合は1点差の接戦だった。
とりわけ日大三島の1-0という結果は、打撃だけでなく投手力や守備の重要性を示すものだった。秋季大会は新チームの完成度を競う場でもあり、各校の投手起用や守備の安定性が勝敗を左右する。
結果として、ベスト4のうち3校を静岡県勢が占めた。テレビ静岡の報道では、同一県から3校が準決勝に進出したのは大会史上初の快挙として紹介された。
【優勝の意味と今後】明治神宮野球大会2026・センバツへの展望
常葉大菊川の東海大会優勝は、単なる秋の地区大会制覇にとどまらない。11月に開催される明治神宮野球大会への出場権を獲得し、2027年春の選抜高校野球大会に向けても大きな実績を残した。
常葉大菊川は第57回明治神宮野球大会へ
第57回明治神宮野球大会は、2026年11月19日から24日まで明治神宮野球場で開催される予定だ。高校の部には全国10地区の代表校が出場する。
東海地区代表は常葉大学附属菊川高校。19年ぶり3回目の出場となる。
常葉大菊川の初戦は11月20日。北信越地区代表の帝京長岡(新潟)と準々決勝で対戦する予定となっている。
東海大会で4試合46安打、38得点を記録した攻撃力は大きな武器だ。特に決勝で見せた序盤の集中打を全国の強豪相手にも発揮できるかが注目される。
2027年春のセンバツ出場と神宮枠
秋季東海大会は、翌春の選抜高校野球大会の出場校選考において重要な資料となる。東海地区の一般選考枠は3校。決勝に進出した常葉大菊川と日大三島は、来春のセンバツ出場が有力視される状況となった。
ただし、東海大会の優勝・準優勝がそのまま選抜出場の正式決定を意味するわけではない。最終的には選考委員会による判断が必要となる。
また、明治神宮大会では地区代表校が優勝すると、翌春のセンバツにおける神宮大会枠が追加される仕組みがある。石岡諒哉監督も神宮大会について、経験を積むだけではなく勝利を目指す姿勢を示している。
神宮大会で優勝すれば東海地区の選抜出場枠が1つ増える可能性があり、常葉大菊川の戦いは静岡県だけでなく、東海4県全体にとっても意味のあるものになる。
常葉大菊川が全国で証明すべき3つのポイント
- 攻撃力の再現性:4試合38得点という強力打線が、全国レベルの投手を相手にどこまで機能するか。
- 投手陣の安定:石岡監督が大会後に課題として挙げた、早いカウントから連打を許す展開を減らせるか。
- 走塁の積極性:相手守備の動きを見極め、根拠を持った積極的な走塁を実戦で発揮できるか。
日刊スポーツの大会後の監督取材では、攻撃面の手応えとともに、投手陣の立ち上がりや走塁面の課題も明らかになった。全国大会に向けて、打撃力だけでなく試合全体の完成度を高められるかが焦点となる。
【よくある質問】東海大会高校野球速報2026に関するFAQ
Q1:2026年秋季東海地区高校野球大会の優勝校はどこですか?
A1:常葉大菊川です。2026年10月28日の決勝で日大三島を10-3で破り、19年ぶり3度目の優勝を達成しました。
Q2:決勝の日大三島と常葉大菊川の試合結果は?
A2:常葉大菊川が10-3で勝利しました。14安打10得点を記録し、特に2回裏の7得点が勝負を大きく左右しました。
Q3:準決勝の結果を教えてください。
A3:日大三島が掛川西に5-4(延長10回)で勝利し、常葉大菊川は近大高専に10-7で勝利しました。
Q4:2026年秋季東海大会の出場校は何校ですか?
A4:12校です。愛知、静岡、岐阜、三重から各3校が出場しました。
Q5:東海大会の決勝はいつ開催されましたか?
A5:2026年10月28日です。当初の予定から天候不良で変更され、四日市市営霞ヶ浦第一野球場で開催されました。
Q6:常葉大菊川の明治神宮大会初戦はいつですか?
A6:2026年11月20日の予定です。北信越地区代表の帝京長岡と対戦します。
Q7:東海大会の優勝校は春のセンバツに出場できますか?
A7:東海大会の優勝校はセンバツ選考で有力な実績を残しますが、正式な出場校は選考委員会によって決定されます。また、明治神宮大会で優勝すれば、東海地区に神宮大会枠が追加される可能性があります。
まとめ:常葉大菊川の19年ぶり優勝から全国大会へ
2026年の第79回秋季東海地区高等学校野球大会は、常葉大菊川の19年ぶり3度目の優勝で幕を閉じた。決勝では日大三島を10-3で下し、静岡県大会決勝での敗戦を見事に取り返した。
全11試合を振り返ると、掛川西の愛工大名電撃破、近大高専のベスト4進出、日大三島の延長戦での勝利など、各県の代表校がそれぞれの持ち味を発揮した大会だった。
なかでも常葉大菊川は4試合で38得点を挙げ、攻撃力の高さを証明。近藤悠人を中心とする投手陣も決勝で粘りを見せ、優勝に大きく貢献した。
次の注目舞台は11月19日開幕の明治神宮野球大会。常葉大菊川が帝京長岡との初戦を突破し、東海地区代表として全国の頂点を狙えるかが焦点となる。
そして2027年春のセンバツ選考では、常葉大菊川と日大三島に加え、準決勝で惜敗した掛川西や近大高専の評価にも注目したい。東海大会で示された各校の実力が、次の全国舞台でどのような結果につながるのか。東海4県の高校野球から、引き続き目が離せない。
主な根拠資料:三重県高等学校野球連盟の開催日程変更発表、日本高等学校野球連盟の秋季地区大会開催要項、日本学生野球協会の明治神宮大会開催要項、日刊スポーツ、高校野球ドットコム、テレビ静岡、スポーツナビの大会記録。