さきたま杯の過去30年を総整理!歴代優勝馬・全着順・払戻金と2026年最新結果を徹底解説
2026年11月現在、さきたま杯の最新優勝馬は、2026年6月24日に浦和競馬場で行われた第30回を制したロードフォンスだ。横山和生騎手とのコンビで1分25秒3を記録し、2番人気からJpnIタイトルを獲得した。前年の2025年はシャマル、2024年はレモンポップが優勝しており、JpnI昇格後の3年間だけを見ても、毎年異なる馬が頂点に立っている。
さきたま杯の過去の結果を調べる際には、歴代優勝馬だけでなく、全着順、単勝人気、払戻金、浦和競馬場のダート1400mとの相性も押さえておきたい。特に2024年のJpnI昇格は競走の位置づけを大きく変えた転換点であり、従来のJpnII時代の傾向と昇格後の結果を分けて考えることが、今後の予想にも役立つ。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年最新結果:ロードフォンスが1分25秒3で優勝。2着ウィルソンテソーロ、3着イグザルト。
- 直近の歴代優勝馬:2025年シャマル、2024年レモンポップ。2025年には1分23秒2のコースレコードが記録された。
- 過去20年の傾向:1番人気の勝率は50.0%、先行馬の複勝率は64.9%。内から中枠にも好走傾向が見られる。
【2026年最新結果】ロードフォンスが優勝!直近3年間の勝ち時計を比較

2026年6月24日、浦和競馬場で開催された第30回さきたま杯は、12頭が出走したJpnI競走となった。天候は曇、ダートは稍重。優勝したのはJRA所属のロードフォンスで、騎乗した横山和生騎手とともに2番人気の支持に応えた。
レースではロードフォンスが3コーナーまで3番手付近で運び、最後の直線で先頭に立つ競馬を披露。1分25秒3でゴールし、1番人気ウィルソンテソーロを1馬身半差で退けた。
2026年・第30回さきたま杯の上位入線馬
- 1着:ロードフォンス(2番人気)1分25秒3/横山和生
- 2着:ウィルソンテソーロ(1番人気)1分25秒6/川田将雅
- 3着:イグザルト(8番人気)1分25秒8/矢野貴之
ロードフォンスは栗東・安田翔伍厩舎の管理馬。2着のウィルソンテソーロは後方から追い上げたものの、勝ち馬には届かなかった。3着には8番人気のイグザルトが入り、上位人気だけでは決まらない結果となった。
2026年の全着順
NARの公式競走成績に基づく12頭の結果は次のとおり。11着はビナサクセスとサトノルフィアンの同着だった。
- 1着:ロードフォンス 1:25.3(2番人気)
- 2着:ウィルソンテソーロ 1:25.6(1番人気)
- 3着:イグザルト 1:25.8(8番人気)
- 4着:ティントレット 1:25.8(7番人気)
- 5着:ママコチャ 1:25.9(4番人気)
- 6着:アウストロ 1:26.5(10番人気)
- 7着:ジョージテソーロ 1:26.7(9番人気)
- 8着:ベストグリーン 1:26.9(6番人気)
- 9着:シャマル 1:27.1(5番人気)
- 10着:ヤマニンチェルキ 1:27.5(3番人気)
- 11着:ビナサクセス 1:29.0(12番人気)
- 11着:サトノルフィアン 1:29.0(11番人気)
2026年の払戻金一覧
- 単勝:2番 460円
- 複勝:2番 140円、7番 110円、6番 600円
- 枠連複:2-6 300円
- 馬連複:2-7 340円
- 枠連単:2→6 710円
- 馬連単:2→7 770円
- ワイド:2-7 190円、2-6 1,770円、6-7 1,040円
- 三連複:2-6-7 2,920円
- 三連単:2→7→6 10,990円
特に注目したいのは、単勝2番人気のロードフォンスが勝利した一方、3着に8番人気のイグザルトが入った点だ。三連単は10,990円。上位2頭が人気どおりでも、3着に伏兵が入ることで配当が大きく変わることを示した。
直近3年間の優勝馬・時計比較
- 2026年:ロードフォンス/1分25秒3/2番人気
- 2025年:シャマル/1分23秒2/1番人気
- 2024年:レモンポップ/1分26秒7/1番人気
最速時計は2025年のシャマルが記録した1分23秒2。これは浦和競馬場ダート1400mのレコードでもある。2024年は重馬場、2025年は不良馬場、2026年は稍重馬場で行われており、時計を比較するときは馬場状態の違いも考慮する必要がある。
【歴代優勝馬一覧】1997年から2026年まで全30回の勝者を振り返る
さきたま杯は1997年に創設された歴史あるダートグレード競走だ。2026年の第30回まで、中央・地方の実力馬が数多く優勝してきた。
歴代の優勝馬を振り返ると、スマートファルコンやノーザンリバーのように連覇を達成した馬がいる一方、地方所属馬が中央の強豪を破る印象的なレースもあった。
さきたま杯の歴代優勝馬・優勝騎手・勝ち時計
| 年 | 優勝馬 | 優勝騎手 | 人気 | 勝ち時計 |
|---|---|---|---|---|
| 1997年 | フジノマッケンオー | 吉田豊 | 3番人気 | 1:25.8 |
| 1998年 | テセウスフリーゼ | 的場均 | 1番人気 | 1:25.8 |
| 1999年 | セタノキング | 石崎隆之 | 5番人気 | 1:23.8 |
| 2000年 | レイズスズラン | 江田照男 | 3番人気 | 1:24.7 |
| 2001年 | ゲイリーイグリット | 松永幹夫 | 2番人気 | 1:25.7 |
| 2002年 | レイズスズラン | 江田照男 | 3番人気 | 1:26.1 |
| 2003年 | ノボトゥルー | 武豊 | 2番人気 | 1:25.5 |
| 2004年 | ロッキーアピール | 今野忠成 | 6番人気 | 1:25.5 |
| 2005年 | ニホンピロサート | 小牧太 | 1番人気 | 1:25.5 |
| 2006年 | アグネスジェダイ | 武豊 | 2番人気 | 1:26.5 |
| 2007年 | メイショウバトラー | 武豊 | 1番人気 | 1:26.1 |
| 2008年 | リミットレスビッド | 岩田康誠 | 2番人気 | 1:25.9 |
| 2009年 | スマートファルコン | 岩田康誠 | 1番人気 | 1:26.4 |
| 2010年 | スマートファルコン | 岩田康誠 | 1番人気 | 1:26.2 |
| 2011年 | ナイキマドリード | 戸崎圭太 | 2番人気 | 1:26.0 |
| 2012年 | セイクリムズン | 岩田康誠 | 1番人気 | 1:25.8 |
| 2013年 | テスタマッタ | 戸崎圭太 | 2番人気 | 1:27.4 |
| 2014年 | ノーザンリバー | 蛯名正義 | 1番人気 | 1:26.7 |
| 2015年 | ノーザンリバー | 蛯名正義 | 1番人気 | 1:26.7 |
| 2016年 | ソルテ | 吉原寛人 | 2番人気 | 1:25.9 |
| 2017年 | ホワイトフーガ | 蛯名正義 | 3番人気 | 1:25.7 |
| 2018年 | サクセスエナジー | 松山弘平 | 1番人気 | 1:26.2 |
| 2019年 | ウインムート | 和田竜二 | 4番人気 | 1:25.3 |
| 2020年 | ノボバカラ | 森泰斗 | 7番人気 | 1:25.8 |
| 2021年 | アルクトス | 田邊裕信 | 1番人気 | 1:24.9 |
| 2022年 | サルサディオーネ | 矢野貴之 | 5番人気 | 1:25.3 |
| 2023年 | イグナイター | 笹川翼 | 7番人気 | 1:25.3 |
| 2024年 | レモンポップ | 坂井瑠星 | 1番人気 | 1:26.7 |
| 2025年 | シャマル | 川須栄彦 | 1番人気 | 1:23.2 |
| 2026年 | ロードフォンス | 横山和生 | 2番人気 | 1:25.3 |
この30回の歴史で、特に目を引くのがスマートファルコンとノーザンリバーの2連覇だ。スマートファルコンは2009年、2010年、ノーザンリバーは2014年、2015年に連続優勝している。
また、2004年には6番人気のロッキーアピールが勝利。2020年には7番人気ノボバカラ、2023年には7番人気イグナイターが優勝しており、人気薄の馬にも勝機があることを歴史が示している。
地方所属馬の活躍も、この競走を語るうえで欠かせない。2011年のナイキマドリード、2016年のソルテ、2022年のサルサディオーネ、2023年のイグナイターは、地方所属馬として優勝を果たした代表例だ。
【2024~2025年結果】全着順・人気・払戻金を詳しく比較
JpnI昇格後の2024年、2025年、2026年は、レースの性格を比較するうえで重要な3開催となる。ここでは、各年の全着順と主な払戻金を整理する。
2025年:シャマルが1分23秒2のレコードで優勝
2025年6月25日に開催された第29回さきたま杯では、シャマルが1番人気に応えて優勝した。川須栄彦騎手とのコンビで、勝ち時計は1分23秒2。従来の浦和競馬場ダート1400mのレコード1分23秒8を更新する走りだった。
2着には7番人気のムエックス、3着には3番人気のエンペラーワケアが入線。特にムエックスの好走が配当を押し上げた。
2025年の全着順
- 1着:シャマル 1:23.2(1番人気)
- 2着:ムエックス 1:24.2(7番人気)
- 3着:エンペラーワケア 1:24.2(3番人気)
- 4着:ティントレット 1:24.3(5番人気)
- 5着:タガノビューティー 1:24.4(6番人気)
- 6着:マーブルマカロン 1:24.4(10番人気)
- 7着:チカッパ 1:24.6(4番人気)
- 8着:オメガレインボー 1:24.7(11番人気)
- 9着:アウストロ 1:24.9(8番人気)
- 10着:ヘリオス 1:25.1(9番人気)
- 11着:コスタノヴァ 1:25.8(2番人気)
- 12着:サヨノグローリー 1:25.9(12番人気)
2025年の払戻金
- 単勝:2番 210円
- 複勝:2番 120円、5番 540円、1番 140円
- 枠連複:2-5 2,640円
- 馬連複:2-5 5,180円
- 枠連単:2→5 3,930円
- 馬連単:2→5 6,150円
- ワイド:2-5 1,000円、1-2 200円、1-5 1,630円
- 三連複:1-2-5 3,710円
- 三連単:2→5→1 25,140円
シャマルの強さを象徴するのは、スタートから主導権を握り、1コーナーから4コーナーまで先頭を守ったレース運びだ。浦和の短い直線を考えれば、前で自分のリズムを作れる馬の強みが表れた一戦だった。
2024年:レモンポップがJpnI昇格初年度を制覇
2024年6月19日の第28回は、さきたま杯がJpnIIからJpnIへ昇格して最初の開催だった。優勝したのはJRA所属のレモンポップ。坂井瑠星騎手を背に、1番人気の支持に応えて1分26秒7で勝利した。
2着は兵庫所属のイグナイター、3着はJRA所属のシャマル。中央馬と地方馬が上位を争う、交流重賞らしい結果となった。
2024年の全着順
- 1着:レモンポップ 1:26.7(1番人気)
- 2着:イグナイター 1:27.1(3番人気)
- 3着:シャマル 1:27.2(2番人気)
- 4着:タガノビューティー 1:27.3(4番人気)
- 5着:サヨノグローリー 1:27.9(11番人気)
- 6着:ティーズダンク 1:28.6(10番人気)
- 7着:バスラットレオン 1:28.8(6番人気)
- 8着:オメガレインボー 1:28.9(9番人気)
- 9着:リコーシーウルフ 1:29.0(12番人気)
- 10着:アマネラクーン 1:29.3(7番人気)
- 11着:サンライズホーク 1:29.8(5番人気)
- 12着:アランバローズ 1:31.2(8番人気)
2024年の払戻金
- 単勝:7番 120円
- 複勝:7番 100円、5番 130円、2番 110円
- 枠連複:5-6 340円
- 馬連複:5-7 360円
- 枠連単:6→5 410円
- 馬連単:7→5 410円
- ワイド:5-7 170円、2-7 130円、2-5 300円
- 三連複:2-5-7 330円
- 三連単:7→5→2 900円
三連単900円という結果は、上位3頭が1~3番人気で決着したことを反映している。レモンポップは1コーナーから先団につけ、最後の直線でも脚色を維持した。JpnI昇格初年度にふさわしい実力馬の勝利だった。
3年間の結果から分かる配当の違い
2024年は上位人気馬による順当な決着、2025年は7番人気ムエックスの2着によって三連単25,140円、2026年は8番人気イグザルトの3着によって三連単10,990円となった。
この比較から分かるのは、勝ち馬の人気だけで配当を判断できないということだ。さきたま杯では、1着候補を上位人気馬から選びながら、2着・3着に地方所属馬や中穴馬を組み込む考え方にも一定の合理性がある。
【JpnI昇格の背景】さきたま杯の歴史と浦和ダート1400mの特徴
1997年に創設、2011年にJpnII、2024年にJpnIへ
さきたま杯は1997年、浦和競馬の上半期を代表する中央・地方交流競走として創設された。2011年にはJpnIIに昇格し、古馬ダート短距離路線における重要な競走として定着した。
そして2024年、全日本的なダート競走体系の整備に伴い、JpnIへ昇格した。実施時期も従来より約1か月遅い6月に変更され、上半期のダート短距離路線を締めくくる頂点競走という役割が明確になった。
この変更によって、かしわ記念、東京スプリント、黒船賞、かきつばた記念などを戦ってきた有力馬が集まりやすくなった。秋のJBCスプリントに対して、春から初夏にかけての目標レースとしての存在感も高まっている。
浦和競馬場ダート1400mの攻略ポイント
舞台となるのは浦和競馬場の左回りダート1400m。コースの大きな特徴は、最後の直線が約220mと短いことだ。
直線が短い競馬場では、後方から直線だけで差し切る競馬は簡単ではない。コーナーで位置を押し上げ、直線に向く段階で勝負できる位置を確保する機動力が重要になる。
また、浦和はコーナーが比較的緩やかで、先行馬がスピードを維持しやすい。スタート後の位置取りや1コーナーまでの進入が、レース全体の展開に影響する。
JpnI昇格後の3年間で見えた競走の変化
2024年のレモンポップは先団から押し切り、2025年のシャマルは逃げ切り、2026年のロードフォンスは好位から抜け出した。
3頭に共通するのは、勝負どころで前との差を詰められる位置にいたことだ。一方で2026年は、後方から進めたウィルソンテソーロとイグザルトが2着・3着まで追い上げている。
つまり、浦和1400mは単純に逃げ馬だけを買えばよいコースではない。先行力を基本にしながら、地力のある差し馬がどこまで進出できるかを見極める必要がある。
【過去20年のデータ分析】人気別・枠順別・脚質別成績を検証
予想に活用したいのが、過去20年の人気別・枠順別・脚質別データだ。以下の数値は2026年版のレース分析で発走前に公表された集計であり、対象は2006~2025年の20開催となる。2026年の結果は別途考慮する。
人気別成績:1番人気と2番人気が安定
過去20年の人気別成績では、1番人気の勝率が50.0%、複勝率が75.0%。2番人気は勝率25.0%、複勝率80.0%となっている。
特に2番人気は複勝率で1番人気を上回っており、馬券の軸として安定した数字を残している。
- 1番人気:10勝、2着4回、3着1回、複勝率75.0%
- 2番人気:5勝、2着5回、3着6回、複勝率80.0%
- 3番人気:1勝、複勝率35.0%
- 4番人気:1勝、複勝率15.0%
- 5番人気:1勝、複勝率35.0%
- 6~9番人気:2勝、複勝率15.0%
- 10番人気以下:0勝、複勝率0%
基本的には上位人気を重視したい競走だ。ただし、2020年のノボバカラ、2023年のイグナイターはいずれも7番人気で優勝している。人気だけで評価を固定すると、こうした波乱を見逃す可能性がある。
枠順別成績:1~5枠が比較的安定
枠順別では、5枠が4勝で最多。勝率を見ると1~3枠がいずれも15.0%となっている。
複勝率では2枠が40.0%と最も高く、1~5枠はすべて30%以上。一方、6~8枠は15.4~17.9%にとどまる。
この差には、浦和競馬場のコース形態が関係している。外枠の馬はスタート後に前の位置を確保するために脚を使う場面があり、内枠の馬よりも展開面で不利になる可能性がある。
ただし、外枠だから無条件で消すという判断も危険だ。能力上位馬であれば、先行力や騎手の判断によって不利を補うことはできる。
脚質別成績:逃げ・先行馬が圧倒的に優勢
最も特徴的なのが脚質別成績だ。過去20年では、逃げ馬と先行馬が合計18勝を挙げている。
- 逃げ:7勝、2着4回、3着5回。複勝率55.2%
- 先行:11勝、2着14回、3着12回。複勝率64.9%
- 差し:1勝、2着2回、3着3回。複勝率9.0%
- 追込:0勝、2着0回、3着0回。複勝率0%
特に先行馬の複勝率64.9%は注目すべき数字だ。逃げ切りだけでなく、先団の直後で脚を温存しながら直線に向かえる馬も好走しやすい。
2024年のレモンポップ、2025年のシャマル、2026年のロードフォンスは、それぞれ異なる位置取りながらも、勝負どころで前方のポジションを確保していた。
一方、2026年の2着ウィルソンテソーロは4コーナーまで後方に位置しながら追い上げた。過去の統計は有力な判断材料だが、個々の馬の能力や当日の展開によって例外が生まれることも忘れてはいけない。
地方馬とJRA馬の成績にも注目
同じ20年集計では、JRA所属馬が16勝、地方所属馬が4勝となっている。
勝率ではJRAが19.8%、地方が2.6%。数字だけを見るとJRA勢が優位だが、地方馬は複数回の2着・3着も記録している。
実際に2024年のイグナイター、2025年のムエックス、2026年のイグザルトのように、地方所属馬が上位に食い込むケースは続いている。
特に地元浦和を知り尽くした小久保智厩舎など、地方競馬特有のコース適性や調整環境も見逃せない要素だ。中央所属という肩書だけで判断せず、浦和での実績を個別に確認したい。
【プロの結論】さきたま杯の過去データから導く予想の判断基準
ここまでの歴代結果と統計を踏まえると、さきたま杯の予想では、単純な能力比較よりも「浦和1400mで能力を発揮できるか」という視点が重要になる。
判断基準1:前走の着順だけでなく位置取りを見る
浦和の短い直線では、直線に入ってから一気に追い込む競馬には限界がある。前走で勝っている馬でも、後方からの競馬しかできないタイプなら展開に左右される可能性がある。
反対に、前走で着順を落としていても、先行して粘る競馬ができている馬や、コーナーで進出できる馬は評価を上げる余地がある。
判断基準2:内から中枠と先行力を組み合わせる
枠順データでは1~5枠が比較的安定している。特に先行力を備えた馬が内から中枠を引いた場合、コース形態との相性を評価しやすい。
ただし、枠順だけで馬の能力を決めることはできない。外枠でもスタートが速く、先行争いに対応できる馬なら十分に好走の可能性がある。
判断基準3:地方所属馬を相手候補から外さない
さきたま杯の歴史では、地方馬が中央の強豪を破る場面が何度もあった。特に2022年のサルサディオーネ、2023年のイグナイターは地方所属馬として優勝している。
2025年には7番人気の船橋所属ムエックスが2着に入り、2026年には大井所属のイグザルトが8番人気で3着に入った。
こうした結果を考えると、JRA馬を中心に組み立てる場合でも、地方馬を相手候補として検討する価値は高い。
データを活用しやすい人・注意したい人
過去データを活用しやすいのは、人気、脚質、枠順、前走成績を組み合わせて比較できる人だ。単純な人気順ではなく、コース適性まで評価できれば予想の精度を高めやすい。
注意したいのは、過去20年の数字だけで出走馬の能力を決めてしまうことだ。JpnI昇格によって出走馬の顔ぶれやレースの位置づけが変わっているため、古いJpnII時代の傾向をそのまま当てはめるのは適切ではない。
また、勝ち時計についても馬場状態の違いを考慮する必要がある。2025年のレコード1分23秒2を、重馬場や稍重馬場で行われた別年の時計と単純比較するのは避けたい。
【さきたま杯の過去に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年のさきたま杯の優勝馬は誰ですか?
A1:2026年6月24日に行われた第30回の優勝馬はロードフォンスです。横山和生騎手が騎乗し、1分25秒3で勝利しました。2着はウィルソンテソーロ、3着はイグザルトです。
Q2:2025年のさきたま杯の優勝馬と勝ち時計は?
A2:2025年はシャマルが1番人気に応えて優勝しました。勝ち時計は1分23秒2で、浦和競馬場ダート1400mのレコードを更新しました。
Q3:2024年のさきたま杯の優勝馬は誰ですか?
A3:2024年はレモンポップが優勝しました。坂井瑠星騎手とのコンビで1分26秒7を記録し、JpnI昇格初年度の勝者となりました。
Q4:さきたま杯はいつJpnIに昇格しましたか?
A4:2024年にJpnIIからJpnIへ昇格しました。2011年にはJpnIIへ昇格しており、2024年は競走の位置づけが大きく変わった節目の年です。
Q5:さきたま杯は何番人気の馬が強いですか?
A5:過去20年の集計では1番人気の勝率が50.0%、2番人気の複勝率が80.0%です。上位人気馬が比較的安定していますが、2020年のノボバカラや2023年のイグナイターのような7番人気の優勝例もあります。
Q6:さきたま杯は逃げ馬が有利ですか?
A6:過去20年では逃げ馬の複勝率が55.2%、先行馬は64.9%です。浦和競馬場の直線が約220mと短いため、前方で競馬ができる馬は有利な傾向にあります。ただし、能力の高い差し馬が届くケースもあります。
Q7:さきたま杯の歴代最速タイムは何秒ですか?
A7:2025年にシャマルが記録した1分23秒2が、浦和競馬場ダート1400mのレコードです。1999年にセタノキングが記録した1分23秒8を更新しました。
まとめ:さきたま杯の過去を知れば2027年以降の予想にも役立つ
さきたま杯は1997年の創設以来、30回の開催を重ねてきた浦和競馬を代表するダートグレード競走だ。2024年のJpnI昇格によって上半期のダート短距離路線の頂点として位置づけられ、競走の重要性も高まった。
直近3年間の優勝馬は、2024年レモンポップ、2025年シャマル、2026年ロードフォンス。特に2025年のシャマルが記録した1分23秒2は、現在のコースレコードとなっている。
過去20年のデータでは、1番人気の勝率50.0%、先行馬の複勝率64.9%、1~5枠の安定した成績が注目ポイントだ。一方、地方所属馬の好走や中穴の台頭もあり、人気だけで結果を決めつけることはできない。
2027年以降のさきたま杯を予想する際は、歴代優勝馬の実績だけでなく、浦和ダート1400mへの適性、前走の位置取り、枠順、当日の馬場状態を総合的に評価したい。過去の数字を土台にしながら、JpnI昇格後の新しい傾向を重ねて考えることが、さきたま杯攻略の重要なポイントとなる。