【歴代対戦成績】川崎Fと横浜FMはどちらが優勢なのか

目次

川崎フロンターレと横浜F・マリノスの対戦は、神奈川県を代表するクラブ同士のライバル対決だ。両チームはJ1の舞台で数多く対戦しており、試合ごとに主導権が入れ替わる競争関係を築いてきた。

【検証資料 1】川崎対横浜の当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

横浜FM公式サイトが試合前に掲載したJ1リーグでの通算対戦成績は、横浜FM16勝、引き分け5、川崎F19勝。総得点は横浜FM62、川崎F65だった。この数字には百年構想リーグの試合は含まれていない。


J1リーグ通算対戦成績
2026年11月1日の試合前の公式掲載値と、今回の結果を加算した参考値

項目 試合前 今回の試合反映後
横浜FMの勝利 16 17
引き分け 5 5
川崎Fの勝利 19 19
横浜FMの総得点 62 66
川崎Fの総得点 65 67

横浜FM公式の試合前掲載値を基準に、2026年11月1日の4-2を加算。百年構想リーグは対象外。

この数字から分かるのは、今回の勝利によって横浜FMが対戦成績の差を縮めたことだ。ただし、通算では依然として川崎Fが勝利数で先行している。

直近の対戦結果にも注目

川崎対横浜

今回の試合以前には、両チームの間で印象的な結果が続いていた。

- 2024年8月17日:川崎F 1-3 横浜FM
- 2025年4月9日:川崎F 3-3 横浜FM
- 2025年9月13日:横浜FM 0-3 川崎F
- 2026年3月22日:川崎F 0-5 横浜FM(百年構想リーグ)
- 2026年4月18日:横浜FM 1-2 川崎F(百年構想リーグ)
- 2026年11月1日:横浜FM 4-2 川崎F

2026年の百年構想リーグでは横浜FMが5-0で勝利した一方、4月の対戦では川崎Fが2-1で勝利。今回も横浜FMが勝ったことで、2026年の両チームの対戦は一方的な結果にはなっていない。

なお、百年構想リーグの2試合と通常のJ1リーグ通算成績は、同じ集計範囲ではない。通算成績を比較する際には大会区分をそろえる必要がある。

出典:横浜F・マリノス公式「過去の対戦成績・見どころ」、Jリーグ公式の過去対戦記録。

遠野大弥にとっても意味のあるダービーだった

川崎対横浜

今回の一戦には、遠野大弥の個人的な背景もあった。Jリーグ公式の試合前プレビューによると、遠野は3月の右アキレス腱断裂から復帰したばかりで、古巣の川崎Fとの対戦を迎えていた。

試合前、遠野は神奈川ダービーへの思いについて次のように語っている。

「特別な思いは意識しなくても多分出てしまう」

その遠野が前半12分に先制点を記録したことは、試合のストーリーを象徴する出来事だった。復帰後のプレーを積み重ねる中で迎えた古巣との対戦で、チームに勢いをもたらすゴールを決めた。

単なる得点者の一人としてだけではなく、両クラブの関係性や選手自身の背景を含めて見ると、このゴールが持つ意味はさらに大きくなる。

【プロの結論】川崎対横浜の4-2をどう評価すべきか

川崎対横浜

今回の神奈川ダービーで最も評価したいのは、横浜FMがボール支配率で下回りながらも、得点につながる攻撃を実現したことだ。

川崎Fは52%のボール支配率と80%のパス成功率を記録した。一方、横浜FMは48%の支配率ながら、Jリーグ公式のJ-Stats表示で枠内シュート9本を記録し、4得点を挙げた。

勝敗を判断する際には、ボールをどれだけ持ったかだけでなく、次の3つを見ることが重要だ。

1. 決定機を作れたか: シュート数だけでなく、枠内シュート数や得点につながった攻撃を確認する。
2. セットプレーを生かせたか: コーナーキックやフリーキックが得点に結びついたかを見る。
3. 交代選手が機能したか: 途中出場の選手が攻撃の流れを変え、結果に貢献したかを確認する。

今回の横浜FMは、近藤友喜の途中出場からのゴール、キニョーネスのセットプレーでの得点など、これらの評価項目で明確な成果を残した。

ただし、川崎Fも大関友翔の終盤のゴールに象徴されるように、最後まで攻撃を続けている。2点差で終わったからといって、試合全体を一方的だったと評価するのは適切ではない。

サッカーの試合を深く理解するには、最終スコア、シュートの質、得点の時間帯、交代選手の貢献を組み合わせて考えることが大切だ。今回の4-2は、その判断基準がよく表れた神奈川ダービーだった。

【川崎対横浜】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年11月1日の川崎対横浜の試合結果は?

A1:横浜F・マリノスが川崎フロンターレに4-2で勝利した。2026/27明治安田J1リーグ第13節として日産スタジアムで開催された。

Q2:川崎対横浜でゴールを決めた選手は誰?

A2:横浜FMは遠野大弥、近藤友喜、谷村海那、ジェイソン・キニョーネス。川崎Fはフィリップ・ウレモヴィッチ、大関友翔が得点した。

Q3:川崎対横浜の試合でシュート数が多かったのはどちら?

A3:Jリーグ公式のJ-Stats表示では横浜FMが16本、川崎Fが12本。枠内シュートも横浜FMが9本、川崎Fが4本だった。なお、横浜FM公式の試合データ欄では別の数値が掲載されている。

まとめ:2026年神奈川ダービーは横浜FMの攻撃力が勝敗を決定づけた

2026年11月1日の川崎フロンターレ対横浜F・マリノスは、横浜FMが4-2で勝利した。日産スタジアムに40,738人が集まった神奈川ダービーは、前半から得点が続く見応えのある試合となった。

遠野大弥の先制点、途中出場の近藤友喜の追加点、谷村海那のヘディング、ジェイソン・キニョーネスのセットプレーからのゴールが横浜FMの勝利を支えた。川崎Fもウレモヴィッチと大関友翔が得点したが、追いつくことはできなかった。

今回の試合を象徴するのは、ボール支配率で川崎Fが上回りながら、横浜FMがシュートと決定力で上回った点だ。数字を一つだけ見て勝敗を判断するのではなく、攻撃の質や選手交代、セットプレーまで確認することで、試合の本質が見えてくる。

両クラブの歴史あるライバル関係は、今回の結果によっても新たな1ページを加えた。次回の神奈川ダービーでは、川崎Fがどのように修正してくるのか、そして横浜FMが今回の攻撃力を再現できるのかが注目される。

公式記録の確認先は、Jリーグ公式サイトおよび横浜F・マリノス公式サイトの2026年11月1日試合データ・試合レポート。