【2026年最新】川崎記念の結果・全着順と払戻金を振り返る
2026年4月8日、川崎競馬場で行われた第75回川崎記念は、11頭立てで実施された。優勝したのはJRA所属のカゼノランナー。西村淳也騎手とのコンビで逃げ切り、初の川崎記念制覇を果たした。
レースは晴天、馬場状態は稍重。勝ち時計は2分14秒6だった。単勝1番人気のアウトレンジは3着に入り、8番人気のドゥラエレーデが2着に食い込んだ。
2026年の全着順
| 着順 | 馬名 | 人気 | 単勝オッズ | タイム |
|---|---|---|---|---|
| 1着 | カゼノランナー | 3番人気 | 4.6倍 | 2:14.6 |
| 2着 | ドゥラエレーデ | 8番人気 | 28.6倍 | 2:15.0 |
| 3着 | アウトレンジ | 1番人気 | 3.0倍 | 2:15.1 |
| 4着 | ホウオウルーレット | 7番人気 | 13.1倍 | 2:15.9 |
| 5着 | ディクテオン | 2番人気 | 4.0倍 | 2:16.0 |
| 6着 | セラフィックコール | 6番人気 | ― | 2:16.3 |
| 7着 | テンカジョウ | 4番人気 | ― | 2:16.4 |
| 8着 | グリューヴルム | 10番人気 | ― | 2:17.3 |
| 9着 | デルマソトガケ | 9番人気 | ― | 2:17.4 |
| 10着 | サクラトップキッド | 11番人気 | ― | 2:18.1 |
| 11着 | ホウオウビスケッツ | 5番人気 | ― | 2:18.7 |
出典:地方競馬情報サイト、netkeibaの競走成績。単勝オッズは主要上位5頭を掲載。
注目したいのは、カゼノランナーが1コーナーから先頭を維持し、最後まで主導権を譲らなかった点だ。
2着ドゥラエレーデも序盤から前方につけ、最後まで粘り込んだ。一方、1番人気アウトレンジは3着。上位人気馬の実力を示したものの、8番人気の激走が配当を押し上げる結果となった。
2026年の払戻金一覧

地方競馬情報サイトが公表した払戻金は次のとおり。
| 券種 | 組み合わせ | 払戻金 |
|---|---|---|
| 単勝 | 3番 | 460円 |
| 複勝 | 3番 | 180円 |
| 複勝 | 7番 | 540円 |
| 複勝 | 9番 | 140円 |
| 枠連複 | 3-6 | 2,140円 |
| 馬連複 | 3-7 | 12,540円 |
| 馬連単 | 3→7 | 18,150円 |
| ワイド | 3-7 | 2,680円 |
| ワイド | 3-9 | 320円 |
| ワイド | 7-9 | 1,180円 |
| 三連複 | 3-7-9 | 7,550円 |
| 三連単 | 3→7→9 | 74,450円 |
【出典:地方競馬情報サイト】
三連単は210番人気で、100円の購入に対して74,450円の払戻しとなった。
興味深いのは、1着が3番人気、2着が8番人気、3着が1番人気という組み合わせだ。勝ち馬を当てるだけなら単勝460円だが、2着に人気薄が入ったことで三連単は7万円を超えた。
つまり、川崎記念では勝ち馬の人気だけでなく、2着・3着候補の選定が配当を大きく左右する。
【過去10年の歴代優勝馬】2017年から2026年までの結果・配当一覧

川崎記念の歴史を振り返ると、2017年以降も中央競馬と地方競馬の有力馬が優勝争いを繰り広げてきた。
とりわけ、チュウワウィザードの複数回優勝や、地方所属のカジノフォンテン、ライトウォーリアの勝利は印象的だ。
2017~2026年の歴代優勝馬と上位入線馬
以下は2026年を含む直近10回の結果を整理したもの。三連単は各年の100円当たりの払戻金である。
出典:地方競馬・競走成績資料、過去結果集計資料。優勝馬の括弧内は単勝人気。三連単は各年の確定払戻金。
この10年間で特に目立つのは、2024年のライトウォーリアによる勝利だ。
7番人気の同馬が地元川崎所属馬として20年ぶりの優勝を果たした。三連単は246,620円。直近10回の中でも突出した高配当となった。
一方、2023年のウシュバテソーロは2番人気で優勝し、三連単は2,650円。人気上位馬を中心とした比較的堅い決着だった。
2025年はメイショウハリオが3番人気で勝利。2着に6番人気ディクテオン、3着に1番人気サンライズジパングが入り、三連単22,510円となった。
そして2026年には、カゼノランナーが3番人気で勝利。2着のドゥラエレーデが8番人気だったことから、前年に続いて人気の組み合わせが配当を左右している。
歴代優勝馬の中でも注目したい4頭
2020年、2022年の優勝馬。異なる年に2度勝利し、川崎記念の歴史に名を残したダート中長距離の実力馬。
2023年の優勝馬。川崎記念を制した後、ドバイワールドカップも優勝。国内外で存在感を示した。
2024年の優勝馬。7番人気から逃げ切り、地元川崎所属馬として久々の栄冠をつかんだ。
2025年の優勝馬。8歳で川崎記念を制し、改めて年齢だけでは評価できないダート馬の底力を示した。
これらの馬を比較すると、川崎記念では特定の脚質や所属だけで勝ち馬が決まるわけではないことが分かる。先行して押し切る馬もいれば、勝負どころで進出して差し切る馬もいる。
【人気別成績を分析】1番人気は堅実でも三連単には波乱がある
川崎記念の馬券を考えるうえで、単勝人気別成績は重要な判断材料になる。
2017~2026年の10回を対象にした集計では、1番人気と3番人気の好走率が目立つ。対して、6番人気以下は勝ち切る確率が低いものの、2着・3着への食い込みには注意が必要だ。
人気別の傾向
- 1番人気: 10回中3勝、複勝率90%。勝ち切れない年でも馬券圏内に残る傾向が強い。
- 2番人気: 10回中1勝、複勝率20%。単純な人気順だけでは信頼しにくい。
- 3番人気: 10回中3勝、複勝率70%。勝ち馬候補としても相手候補としても注目できる。
- 4~6番人気: 勝率6.9%、複勝率27.6%。実績やコース適性によって評価したい。
- 7番人気以下: 勝率1.9%、複勝率7.5%。勝ち切る例は少ないが、2024年のライトウォーリアのような例外もある。
この数字から読み取れるのは、1番人気を軽視する必要はない一方、上位人気だけで三連単を組み立てると配当面で妙味が薄くなる可能性があるということだ。
三連単の配当はどれくらい荒れる?
直近10回の三連単を見ると、2,650円から246,620円まで大きな幅がある。
特に注目すべき年は次の3つだ。
2024年:246,620円
7番人気ライトウォーリアが勝利。2着グランブリッジは5番人気、3着アイコンテーラーは4番人気だった。上位人気が総崩れしたわけではなく、勝ち馬の評価が低かったことが高配当につながった。
2026年:74,450円
3番人気カゼノランナーが勝ち、8番人気ドゥラエレーデが2着。1番人気アウトレンジが3着に入った。
2017年:70,890円
5番人気オールブラッシュが優勝し、1番人気サウンドトゥルー、6番人気コスモカナディアンが続いた。
この3例に共通するのは、1番人気の扱いだけでは配当を読み切れない点だ。勝ち馬候補の評価と、相手候補の組み合わせを分けて考える必要がある。
単勝オッズと人気の関係
2026年のカゼノランナーは単勝4.6倍。3番人気という評価だった。
一方、1番人気アウトレンジは3.0倍、2番人気ディクテオンは4.0倍だった。オッズだけを見ると、上位3頭の評価は比較的接近していた。
それでも結果はカゼノランナーの勝利。単勝オッズは市場参加者の評価を反映する数字であって、競走能力や当日の展開を完全に予測するものではない。
過去の人気別成績はあくまで参考材料であり、馬の近走内容、距離適性、展開予測と合わせて判断することが大切だ。
【ダート2100mのコース攻略】川崎記念の馬場状態とレコード
川崎記念を予想する際、避けて通れないのが川崎競馬場のダート2100mという特殊な条件だ。
川崎競馬場は1周1200m。2100m戦ではコーナーを6回通過する。スタート地点は2コーナー付近で、最初のコーナーまでは約400mの距離がある。
川崎2100mで問われる能力
このコースの特徴は、単純なスタミナだけでなく、コーナーでの立ち回りとペース判断が求められることだ。
1周半以上を走る長距離戦では、序盤から無理にポジションを取りに行くと、後半に余力を失う可能性がある。
また、コーナーを6回通過するため、外を回り続ける馬は距離ロスが大きくなりやすい。内でロスを抑えながら進める馬、あるいは勝負どころで適切に進出できる馬が有利になる場面もある。
注目したいポイントは以下のとおり。
- スタート直後に無理なく好位を確保できるか
- 1周目から必要以上に脚を使っていないか
- 2周目の向正面でペースが上がった際に対応できるか
- 6回のコーナーで距離ロスを抑えられるか
- 2100mを最後まで走り切る持久力があるか
2026年のカゼノランナーは、先手を取ってそのまま押し切った。川崎2100mでは、逃げ・先行馬が必ず有利というわけではないが、自分のリズムで走れる先行力が大きな武器になることを示したレースだった。
川崎記念のコースレコードは2分10秒7
川崎競馬場のダート2100mにおけるコースレコードは、2分10秒7。
記録保持馬はスマートファルコンで、2012年1月25日に武豊騎手とのコンビで記録したものだ。川崎競馬公式の各種レコードにも掲載されている。
2026年のカゼノランナーの勝ち時計は2分14秒6。コースレコードとの差は3秒9となる。
ここで注意したいのは、川崎記念の優勝時計と川崎競馬場のコースレコードは別物だという点だ。
コースレコードは、川崎競馬場の同じ距離で行われた競走全体の最速記録。川崎記念だけを対象とした記録ではない。
したがって、2026年の2分14秒6は川崎記念の優勝時計であり、コースレコード更新ではない。
馬場状態によって時計は変わる
ダート競走では、馬場状態によって走破時計や脚質の有利不利が変わる。
過去の川崎記念でも、良、稍重、重、不良と異なるコンディションで開催されてきた。
例えば、2024年は重馬場でライトウォーリアが勝利。2025年は稍重馬場でメイショウハリオが優勝した。2026年も稍重馬場でカゼノランナーが勝っている。
馬場状態を確認するときは、単純に「重馬場だから逃げ有利」と判断するのではなく、当日の同距離・同競馬場のレース時計や先行馬の残り方も確認したい。
特に2100mでは、序盤のペースと終盤のスタミナ消耗を切り分けて考えることが重要だ。
【開催時期変更の影響】2024年から1月・2月開催が4月開催に
川崎記念の過去データを分析するうえで、最も注意したいのが開催時期の変更だ。
長年、川崎記念は1月下旬から2月上旬に開催されてきた。しかし、ダートグレード競走の体系整備に伴い、2024年から4月上旬の開催へ移行した。
開催時期変更の経緯
- 1951年:前身となる開設記念の第1回競走を実施。
- 1979年:川崎記念に名称変更。
- 1999年:現在と同じダート2100mでの開催に。
- 2023年:1月開催の川崎記念でウシュバテソーロが優勝。
- 2024年:開催時期を4月上旬へ変更。
- 2025年:4月開催2年目にメイショウハリオが優勝。
- 2026年:4月8日にカゼノランナーが優勝。
2024年からは、新年度に国内で最初に行われるJpnI競走という位置付けになった。上半期の古馬ダート中距離路線の幕開けを担うレースでもある。
1月開催時代のデータをそのまま使わない
開催時期の変更は、単にレースの日付が変わっただけではない。
競走馬のローテーションにも影響する。
従来の1~2月開催では、前年末の東京大賞典などを経由して出走する馬が重要な検討対象だった。
4月開催となった現在は、春のダート重賞路線との関係や、3月のダイオライト記念などからの臨戦過程も確認する必要がある。
また、ドバイワールドカップなど海外遠征を視野に入れる馬にとっても、春のスケジュールとの兼ね合いが重要になる。
過去のデータを使うなら、次の2つを分けて考えたい。
旧開催時期のデータ
1月下旬から2月上旬の川崎記念。長年の傾向を把握するためには有効だが、現在の出走ローテーションにそのまま当てはめるには注意が必要。
新開催時期のデータ
2024年以降の4月開催。まだサンプル数は少ないが、現行の競走体系に沿った予想をするうえでは重要な材料になる。
2024年は7番人気ライトウォーリアが優勝し、2025年は3番人気メイショウハリオ、2026年は3番人気カゼノランナーが勝った。
開催時期変更後の3回を見るだけでも、旧来の人気傾向が完全にそのまま続くわけではないことが分かる。
【プロの結論】川崎記念の過去データから導く予想の判断基準
過去10年の結果を整理すると、川崎記念は実績馬の信頼性と、地方所属馬や中穴馬の台頭という2つの側面を持つレースだ。
単勝人気だけで決めるのではなく、距離適性、脚質、開催時期、所属、馬場状態を組み合わせて考えることが重要になる。
判断基準1:1番人気を軸候補から外す必要はない
直近10回では1番人気の複勝率が90%。馬券圏内に入る可能性は高い。
ただし、2024年のように人気薄が勝つケースもあるため、1番人気を固定した買い方だけに依存するのは危険だ。
判断基準2:3番人気の好走率に注目する
2017~2026年の集計では、3番人気の勝率は30%、複勝率は70%。
2025年のメイショウハリオ、2026年のカゼノランナーがともに3番人気で勝利している。
上位人気の中では、3番人気の評価を丁寧に見極めたい。
判断基準3:地方所属馬を人気だけで切らない
カジノフォンテン、ライトウォーリアのように地方所属馬が勝利する例もある。
2025年には大井所属のディクテオンが2着、2026年には大井所属のドゥラエレーデが2着に入った。
所属だけで評価を決めず、川崎2100mへの適性や近走の走りを確認することが大切だ。
判断基準4:前走の内容を重視する
前走の着順だけではなく、どのような相手と戦い、どの位置から競馬を進めたのかを確認したい。
特に注目したいのは次の競走だ。
- 東京大賞典:古馬ダート中距離路線の実力比較に役立つ。
- ダイオライト記念:長距離ダート適性を確認する材料になる。
- 佐賀記念:春のダート路線に向けた状態を判断する参考になる。
2026年のカゼノランナーは佐賀記念を勝って川崎記念に臨み、その勢いを本番でも発揮した。
どんな予想スタイルが川崎記念に向いている?
- 堅実な予想を重視する人: 1番人気や3番人気を中心に、近走内容と距離適性を比較する方法が考えられる。
- 配当妙味を重視する人: 地方所属馬や中穴馬の2・3着候補としての可能性を検討する。
- 三連単を狙う人: 1着候補と2・3着候補を分け、展開による着順変化を考える。
- 過去データを重視する人: 2024年以前と以降を分けて、開催時期による違いを確認する。
逆に、過去10年の人気別成績だけで馬券を決める方法はおすすめしにくい。開催時期や出走馬の顔ぶれが変わっている以上、過去の数字をそのまま未来の結果に置き換えることはできない。
【川崎記念の過去に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:川崎記念の過去10年の優勝馬は?
A1:2017年オールブラッシュ、2018年ケイティブレイブ、2019年ミツバ、2020年チュウワウィザード、2021年カジノフォンテン、2022年チュウワウィザード、2023年ウシュバテソーロ、2024年ライトウォーリア、2025年メイショウハリオ、2026年カゼノランナーです。
Q2:2026年の川崎記念の優勝馬は?
A2:カゼノランナーです。2026年4月8日の第75回川崎記念で3番人気から優勝し、勝ち時計は2分14秒6でした。騎手は西村淳也騎手です。
Q3:2026年の川崎記念の三連単はいくら?
A3:3→7→9で74,450円です。1着カゼノランナー、2着ドゥラエレーデ、3着アウトレンジの組み合わせで、210番人気でした。
Q4:川崎記念は何メートルのレース?
A4:川崎競馬場のダート左回り2100mです。6回のコーナーを通過するため、スタミナだけでなく、コーナリングや位置取りも重要になります。
Q5:川崎記念の開催時期はいつ変更された?
A5:2024年から変更されました。それまでは1月下旬から2月上旬に開催されていましたが、ダートグレード競走の体系整備によって4月上旬の開催となりました。
Q6:川崎記念のコースレコードは?
A6:川崎競馬場のダート2100mのコースレコードは2分10秒7です。スマートファルコンが2012年1月25日に記録しました。2026年のカゼノランナーの勝ち時計2分14秒6とは区別する必要があります。
Q7:川崎記念は1番人気が強い?
A7:直近10回の集計では1番人気の複勝率は90%です。ただし、2024年には7番人気ライトウォーリアが勝利するなど、人気薄の好走例もあります。1番人気を重視しつつ、相手選びでは幅を持たせたいレースです。
まとめ:川崎記念は過去の実績と開催時期の変化を見極めたい
川崎記念の過去10年を振り返ると、チュウワウィザードやウシュバテソーロといった中央の実力馬だけでなく、カジノフォンテンやライトウォーリアなど地方所属馬の活躍も目立つ。
2026年は3番人気カゼノランナーが2分14秒6で勝利し、8番人気ドゥラエレーデが2着に入った。三連単74,450円という配当も、川崎記念の相手選びの難しさを示している。
予想に役立てるなら、次の3点を押さえておきたい。
1. 1番人気と3番人気の好走率を参考にする。
2. 川崎ダート2100mのコース適性と馬場状態を確認する。
3. 2024年以降の4月開催と、それ以前の1~2月開催を区別して分析する。
川崎記念は、過去の優勝馬や人気別成績を知るだけでなく、競走体系の変化まで踏まえて考えることで、より深く楽しめるJpnI競走だ。 次回の予想でも、歴代優勝馬の実績と最新の出走馬の状態を照らし合わせながら、レースの本質を見極めたい。
主な参照資料:地方競馬情報サイト、川崎競馬公式サイト、ダートグレード競走特設サイト、netkeiba、ラジオNIKKEI、各年の競走成績・払戻資料。