THE FIRSTオーディションとは?30人からBE:FIRST誕生までを2026年徹底解説

目次

SKY-HIが主宰する音楽事務所BMSGのボーイズグループオーディション「THE FIRST」。2021年に開催されたこのプロジェクトは、三次審査に進んだ30人の候補者から、最終審査10人を経て、7人組BE:FIRSTを誕生させた大型オーディションだ。単に歌やダンスの上手さを競うのではなく、作詞・作曲・振り付けなどのクリエイティビティや、アーティストとしての個性まで評価した点が大きな特徴だった。

2026年11月現在、THE FIRSTから生まれたBE:FIRSTは6人体制で活動を続けている。また、最終審査まで進んだRAN、REIKO、SHOTAや、合宿審査に参加したRUI、TAIKIなども、それぞれ異なる道で音楽活動を展開している。ここでは、参加者一覧、審査内容、富士山合宿、課題曲「Shining One」「To The First」、SKY-HIが開催に踏み切った理由、参加者の現在、Huluでの視聴方法まで、2026年の最新情報とともに整理する。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 選考結果:三次審査30人から合宿参加者15人、最終審査10人を経てBE:FIRSTの7人が選ばれた。
  • 審査の特徴:歌唱力やダンスだけでなく、クリエイティブ審査、擬似プロ審査、表現力、個性などを総合的に評価した。
  • 2026年の現在:BE:FIRSTは6人体制。RANはMAZZEL、REIKOとAile The Shotaはソロアーティスト、RUIとTAIKIはSTARGLOWとして活動している。

【THE FIRSTとは何だったのか】SKY-HIが1億円を投じた理由と開催の真相

the first オーディション

THE FIRSTは、ラッパー・アーティストとして活動してきたSKY-HI(日高光啓)が、2020年に設立した音楽事務所BMSGによるボーイズグループ発掘プロジェクトだ。

2021年に本格的なオーディション番組として展開され、日本テレビ系『スッキリ』で選考過程が放送された。完全版はHuluでも配信され、参加者の成長や葛藤、仲間との関係性まで追いかける構成が話題になった。

SKY-HIがオーディションを始めた背景

the first オーディション

THE FIRSTを理解するうえで欠かせないのが、SKY-HI自身のアーティスト経験だ。

AAAのメンバーとして活動する一方、ソロではラッパーとしてもキャリアを積んできたSKY-HIは、活動ジャンルによって「アイドルらしさ」「ラッパーらしさ」を求められることへの違和感を抱いていた。

2022年のBusiness Insider Japanのインタビューでは、自身が経験した音楽業界の枠組みや、才能を発掘・育成する仕組みの課題について説明している。2020年にBMSGを立ち上げた背景にも、既存の枠に収まらない才能を育てたいという問題意識があった。

BMSGが掲げるスローガンは「才能を殺さないために。」。THE FIRSTは、この理念を具体的なプロジェクトに落とし込んだものだった。

私財1億円を投じたオーディションの規模

the first オーディション

THE FIRSTで特に注目されたのが、SKY-HIが私財1億円を投じて開催したという点だ。

2025年8月の日刊スポーツなどの報道では、SKY-HIがテレビ番組で当時を振り返り、最終的にかかった費用は1億4,000万円だったと明かしたことが伝えられている。

単に審査を実施するだけでなく、候補者の育成、合宿、楽曲制作、パフォーマンスの撮影、番組制作などに大規模な投資を行ったプロジェクトだった。

THE FIRSTが掲げた3つのFIRST

選考の基本理念は、次の3つだ。

  • クオリティファースト:歌唱力、ダンス、ラップなど、アーティストとしての基礎的な能力。
  • クリエイティブファースト:作詞、作曲、振り付けなど、自分たちで作品を生み出す能力。
  • アーティシズムファースト:表現力、個性、音楽に対する姿勢、アーティストとしての魅力。

ここで重要なのは、完成されたパフォーマンスだけを評価する仕組みではなかったことだ。まだ経験が十分でない候補者でも、制作への意欲や成長する可能性が評価対象になっていた。

SKY-HIは当初から、視聴者投票や不必要なバラエティ要素に頼らず、才能を磨き、表現する機会を提供することを重視していた。つまり、番組としての盛り上がりだけでなく、実際にアーティストを育てることが企画の中心に置かれていたのである。

【検証資料 1】the first オーディションの当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

【30人から7人へ】三次審査・最終審査の全行程を時系列で整理

THE FIRSTの選考人数を調べると、30人、15人、11人、10人、7人という複数の数字が登場する。

これは、それぞれ異なる審査段階の人数を示しているためだ。特に、11人で行われた「To The First」の審査と、最終審査に進んだ10人を混同しないことがポイントになる。

THE FIRSTの選考スケジュールと人数の推移

時期・段階 人数 主な審査内容・出来事 結果
2020年 応募者 BMSGによるオーディション募集 選考開始
2021年・三次審査 30人 自己紹介、歌唱、グループパフォーマンス 合宿進出者を選抜
2021年・合宿一次審査 15人 クリエイティブ審査 楽曲制作と表現力を評価
2021年・合宿二次審査 12人から進行 擬似プロ審査「Be Free」「Move On」 プロとしての実演力を評価
2021年・合宿三次審査 11人 SKY-HIとの「To The First」 合宿最終審査
2021年・最終審査 10人 「Shining One」、クリエイティブ審査NEO デビューメンバー決定
2021年8月13日 7人 BE:FIRST始動を発表 7人組グループ誕生
2021年11月3日 7人 デビューシングル「Gifted.」 メジャーデビュー
2025年11月8日以降 6人 RYOKIがグループを離れる 6人体制へ移行

この流れは、BMSGが公開しているTHE FIRST公式アーカイブの各エピソードとパフォーマンス記録、BE:FIRST公式発表を照合すると理解しやすい。

最終審査に進んだ10人は誰?

最終審査に進んだのは、次の10人だ。

  • SOTA(島雄壮大)
  • SHUNTO(久保舜斗)
  • MANATO(廣瀨真人)
  • RYUHEI(黒田竜平)
  • JUNON(池亀樹音)
  • RYOKI(三山凌輝)
  • LEO(上村礼王)
  • RAN(古家蘭)
  • REIKO(カドサワンレイコ)
  • SHOTA(渡邉翔太)

この10人が最終審査で課題曲「Shining One」に挑戦し、最終的に7人がBE:FIRSTのメンバーに選ばれた。

BE:FIRSTとして選ばれた7人

2021年8月13日、BMSGはBE:FIRSTの始動を公式発表した。

選ばれたのは、SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEOの7人。それぞれ異なる音楽的バックグラウンドと個性を持つメンバーが集まり、ダンス&ボーカルグループとして活動を開始した。

8月16日には「Shining One」をプレデビュー曲としてリリース。11月3日にはデビューシングル「Gifted.」を発売し、本格的な音楽活動へと進んだ。

【参加者一覧】THE FIRST三次審査に進んだ30人をチーム別に紹介

THE FIRSTの三次審査に進んだ30人は、6つのチームに分かれてグループ審査に挑戦した。

ここではBMSG公式アーカイブに掲載されている三次審査のチーム編成に沿って、参加者を整理する。最終的にBE:FIRSTになった7人だけでなく、その後のBMSGの活動につながる候補者も含まれている。

Team A

黒田竜平、 中西直樹、川島塁、佐藤龍太、馬場亮成。

Team B

島雄壮大、半田雄介、三山凌輝、渡邉翔太、久保舜斗。

Team C

男澤直樹、大林海龍、内野創太、廣瀨真人、大久保永遠。

Team D

梶拓真、織戸俊輔、田宮倫太郎、溝口太基、西川正熙。

Team E

古家蘭、カドサワンレイコ、道木来明、大山天、三角章斗。

Team F

勧修寺保都、中神朝陽、池亀樹音、木下大夢、上村礼王。

以上が三次審査の30人だ。公式のパフォーマンス記録では、それぞれのチームが課題曲「Mr. Psycho」を使用したダンス審査などに取り組んでいる。

30人全員が同じ方向を目指していたわけではない

三次審査以降の過程を見ると、候補者の強みは一様ではなかった。

歌唱に優れた候補者、ダンスで強烈な印象を残した候補者、ラップや楽曲制作に可能性を示した候補者など、それぞれの個性が審査の中で浮かび上がっていった。

ここがTHE FIRSTの面白さでもある。単純な実力ランキングを作るのではなく、異なる才能がグループの中でどう機能するのかまで評価していたからだ。

また、三次審査の30人全員が合宿に進んだわけではない。合宿に進出したのは15人であり、その後も複数の審査を経て候補者が絞られていった。

【検証資料 2】the first オーディションの活動歴およびメディア掲載記録(出典:Yahoo!ニュース)

【合宿審査の核心】富士山合宿・クリエイティブ審査・課題曲の意味

THE FIRSTを代表する見どころが、通称「富士山合宿」と呼ばれる合宿審査だ。

合宿に進んだ15人は、山梨県で約1か月にわたって音楽と向き合った。審査は単なるレッスンの連続ではなく、制作、チームワーク、ステージでの実演、アーティストとしての意識を同時に問うものだった。

一次審査:クリエイティブ審査

最初に行われたのが、THE FIRSTを象徴するクリエイティブ審査だ。

15人は5人ずつ3チームに分かれ、提供されたトラックをベースにオリジナル楽曲を制作した。歌詞、メロディー、振り付けなどを自分たちで考え、チームとしてひとつの作品に仕上げることが求められた。

各チームと課題曲は次のとおりだ。

  • Team A:「A」Life。LEO、NAOKI、SOTA、MANATO、TEN。
  • Team B:「Good Days」。JUNON、RYOKI、SHUNSUKE、RAN、RYUHEI。
  • Team C:「YOLO -You Only Live Once-」。SHOTA、SHUNTO、REIKO、RUI、TAIKI。

この審査の特徴は、完成したステージだけではなく、そこに至る制作過程も評価対象になっていたことだ。

誰がアイデアを出すのか。意見が対立したときにどう解決するのか。自分の得意分野を生かしながら、他のメンバーの能力をどう引き出すのか。

こうした部分まで審査の対象になるため、個人の歌唱力やダンススキルだけでは結果を予測できない。

特に「YOLO」は、2025年のBMSG FESでも披露され、当時のチームCのメンバーがその後も音楽活動を続けていることを感じさせる楽曲となった。

二次審査:擬似プロ審査「Be Free」「Move On」

クリエイティブ審査に続いて行われたのが、擬似プロ審査だ。

この段階では、6人ずつの2チームに分かれて、プロが制作した楽曲を練習し、実際のステージで披露する。

  • Be Free:JUNON、LEO、SOTA、MANATO、REIKO、RUI。
  • Move On:SHOTA、RYOKI、TEN、RAN、SHUNTO、RYUHEI。

クリエイティブ審査が制作能力やチーム内での働きを重視したのに対し、擬似プロ審査では完成された楽曲をどこまで自分たちのパフォーマンスとして成立させられるかが問われた。

振り付けや歌唱を覚えるだけでは足りない。短い準備期間で完成度を高め、観客に伝わるステージを作る必要があった。

ORICON NEWSも当時の「Be Free」について、プロとしての資質を問う審査であることや、参加者のパフォーマンスの完成度に注目して報じている。

合宿三次審査:「To The First」でSKY-HIと共演

合宿の大きな山場となったのが「To The First」の審査だ。

11人の候補者がSKY-HIと向き合い、同曲を披露した。

参加したのはSHOTA、JUNON、LEO、RYOKI、SOTA、MANATO、RAN、REIKO、SHUNTO、RYUHEI、RUIの11人。

「To The First」は、THE FIRSTの理念や参加者の覚悟を象徴する楽曲として、オーディションの物語をつなぐ重要な役割を担った。

SKY-HI自身がパフォーマンスに加わることで、候補者はプロのアーティストと同じステージに立つ経験を得る。技術だけでなく、自分の音楽をどう届けるのかという視点も問われた。

最終審査:「Shining One」とクリエイティブ審査NEO

最終審査に進んだ10人は、2チームに分かれて「Shining One」に挑戦した。

  • Team Shining:SHOTA、JUNON、SOTA、MANATO、RYUHEI。
  • Team One:LEO、RYOKI、RAN、REIKO、SHUNTO。

さらに最終合宿では、クリエイティブ審査NEOも実施された。候補者たちは少人数のユニットに分かれ、異なる楽曲と表現方法で自分たちの個性を示した。

最終課題曲「Shining One」は、審査のためだけに存在する楽曲ではなかった。BE:FIRSTのプレデビュー曲として新しいアレンジと振り付けで生まれ変わり、グループの出発点を象徴する作品となった。

最終審査の結果発表では、7人がBE:FIRSTとして選ばれた。10人の候補者それぞれの個性を見たうえで、グループとしてのバランスや将来性を判断する選考だったことがうかがえる。

【参加者のその後】BE:FIRST以外の候補生も2026年に続く

THE FIRSTの魅力は、BE:FIRSTの誕生だけでは終わらない。最終審査で選ばれなかった候補者にも、その後の音楽活動につながる道が生まれている。

BE:FIRSTの7人は現在6人体制

まず、オーディションから誕生したBE:FIRSTの歩みを整理したい。

2021年8月13日に始動した当初のメンバーは、SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEOの7人だった。

しかし、2025年11月8日、BMSGはRYOKIがグループを離れることを公式発表した。発表では、本人と残る6人がそれぞれの夢に向かうため、別々の道を歩む判断に至ったと説明している。

そのため、2026年11月2日時点のBE:FIRSTは次の6人だ。

  • SOTA
  • SHUNTO
  • MANATO
  • RYUHEI
  • JUNON
  • LEO

THE FIRSTの最終合格者はあくまで7人。現在の6人体制と当時の選考結果を混同しないことが大切だ。

RAN(古家蘭):THE FIRSTからMAZZELへ

RANは最終審査10人に残った候補者の一人だ。高いダンススキルと表現力を持ち、最終審査でも存在感を示した。

BE:FIRSTのメンバーには選ばれなかったものの、その後もBMSGで活動を続け、別のオーディションプロジェクト「MISSIONx2」を経て、2023年にMAZZELのメンバーとしてデビューした。

2026年現在もMAZZELのメンバーとして活動しており、THE FIRSTで培った経験が別のグループで生かされている好例だ。

REIKO(カドサワンレイコ):ソロアーティストとして成長

REIKOも最終審査10人に進んだ参加者だ。

THE FIRSTでは、歌やダンスの経験が十分ではない状態から参加し、独自の歌声や音楽的な感覚を評価された。

その後はBMSG所属のソロアーティストとして活動を展開。2023年に「No More」をプレデビューシングルとして発表し、2024年には1st EP『Debut』をリリースした。

さらに2026年には、5月13日に2nd EP『VOICE』、10月9日にデジタルシングル「君にじゃなくて、君と」をリリースしている。

グループに入ることだけがオーディションの成功ではないという、THE FIRSTの理念を考えるうえでも興味深い存在だ。

SHOTA(渡邉翔太):Aile The Shotaとして独自の音楽性を追求

SHOTAも最終審査に進んだ10人の一人だった。

最終的にBE:FIRSTのメンバーには選ばれなかったが、BMSGに所属し、Aile The Shotaとしてソロアーティストの道へ進んだ。

2022年にはEP『AINNOCENCE』をリリース。その後もR&Bやポップスを軸に楽曲制作を続けている。

2026年2月18日には2ndアルバム『REAL POP2』を発売し、同年7月には「ONGAKU」を配信リリースした。

THE FIRSTで評価された個性や音楽的な感覚を、グループとは異なる形で発展させている。

RUI・TAIKI:STARGLOWとして新たなデビュー

THE FIRSTの参加者で、2026年の動向を語るうえで欠かせないのがRUIとTAIKIだ。

RUIは三次審査のTeam A、TAIKIはTeam Cに参加。2人ともBE:FIRSTの最終メンバーには選ばれなかったが、その後もBMSGと関わりながら育成や音楽活動を続けた。

そして、2025年に開催された別のオーディションプロジェクト「THE LAST PIECE」を経て、RUI、TAIKI、KANON、GOICHI、ADAMの5人によるSTARGLOWが誕生した。

STARGLOWは2025年9月22日にプレデビューシングル「Moonchaser」をリリースし、2026年1月21日に「Star Wish」でデビューした。

2026年には、音楽作品のリリースやライブ活動を展開。11月には1stアルバム『Aurora』の発売も予定されている。

つまり、THE FIRSTでデビューを逃した参加者が、その後の別プロジェクトを経て再びデビューをつかむという展開も生まれているのだ。

歴代参加者の現在を整理すると

  • BE:FIRST:SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEOの7人で始動。2025年11月以降は6人体制。
  • MAZZEL:RANが別オーディション「MISSIONx2」を経てデビュー。
  • REIKO:BMSG所属のソロアーティストとして活動。
  • Aile The Shota:SHOTAとして参加後、BMSG所属のソロアーティストとして活動。
  • STARGLOW:RUI、TAIKIが別プロジェクト「THE LAST PIECE」を経てデビュー。

なお、三次審査の30人全員について、2026年現在の所属先や活動状況を網羅した公式一覧が公開されているわけではない。各候補者のその後を調べる際は、オーディション当時の結果と現在の公式プロフィールを分けて見る必要がある。

【検証資料 3】the first オーディションに関する近況・インタビュー報道記録(出典:Yahoo!ニュース)

【評判・視聴方法・2026年最新】THE FIRSTを今見る価値

THE FIRSTの評判が高かった理由

THE FIRSTが多くの視聴者を引きつけた理由は、単純な勝ち負けだけではなく、候補者が成長していく過程を丁寧に描いたことにある。

特にクリエイティブ審査では、候補者が自分の意見を出し、仲間と衝突し、作品を完成させていく様子が描かれた。完成したパフォーマンスだけを見ていると分からない、個人の考え方やチーム内での役割まで伝わってくる。

SKY-HIはBusiness Insider Japanのインタビューで、「Be Free」のパフォーマンス映像について、1週間で100万回再生を目標にしていたところ、数日で達成したと振り返っている。

また、ORICON NEWSも当時の「Be Free」の完成度やSNSでの反響を報道している。パフォーマンス映像が注目されたことは、THE FIRSTが単なるテレビ番組にとどまらず、音楽作品としても受け入れられたことを示している。

THE FIRSTは本当に実力重視だったのか

THE FIRSTの選考については、視聴者投票よりもプロデューサーや専門スタッフによる評価を重視した点が特徴だ。

ただし、実力重視という言葉を、歌唱力やダンスの順位だけで決まる仕組みと理解するのは正確ではない。

3つのFIRSTが示すように、審査では次のような複数の要素が重なっていた。

  • 歌唱、ダンス、ラップの基礎能力。
  • 音楽制作や振り付けへの参加姿勢。
  • チーム内での協調性とリーダーシップ。
  • ステージ上での表現力と個性。
  • アーティストとして成長していく可能性。

そのため、最終的に選ばれなかった候補者の能力が、合格者より劣っていたと単純に判断することはできない。グループとしてどのような個性を組み合わせるかという観点も、選考結果に関係していたと考えられる。

THE FIRSTはHuluで視聴できる?

2026年11月2日時点では、Huluの公式作品ページに「THE FIRST -BMSG Audition 2021-」が掲載されている。

視聴する場合は、Huluにログインし、作品名を検索してエピソード一覧を確認する方法が分かりやすい。視聴には利用条件に応じた契約が必要で、配信内容は変更される場合がある。

また、BMSGの公式THE FIRSTアーカイブでは、オーディションの本編やパフォーマンス映像が段階別に整理されている。

公式アーカイブには、次のようなエピソードが掲載されている。

  • 書類審査・二次審査編。
  • 三次審査の自己紹介・歌唱・グループ審査。
  • 合宿一次審査のクリエイティブ審査。
  • 合宿二次審査の「Be Free」「Move On」。
  • 合宿三次審査の「To The First」。
  • 最終審査のクリエイティブ審査NEOと「Shining One」。

初めて見る人は、三次審査から順番に追うのがおすすめだ。最初に参加者の個性を知り、その後に合宿での変化を見ると、デビューメンバー決定までの流れを理解しやすい。

2026年最新情報:BE:FIRSTはデビュー5周年へ

2026年11月2日は、BE:FIRSTのデビュー5周年を迎える前日だ。

BE:FIRSTは2026年11月3日に4thアルバム『BE:4U』を発売する予定で、全13曲を収録。メンバーが制作に参加した新曲も収録されている。

さらに、アルバムのリード曲「NOW U KNOW」は11月2日に先行配信がスタートした。BMSGの発表では、メンバー自身が制作に関わる作品が含まれ、グループのクリエイティビティを打ち出す内容となっている。

これはTHE FIRSTが掲げていたクリエイティブファーストの理念を、デビュー後の活動でも継続していることを考えるうえで興味深い動きだ。

一方、RANの所属するMAZZELや、RUI・TAIKIの所属するSTARGLOWもそれぞれ活動を拡大している。THE FIRSTで始まった人材育成の物語は、2026年のBMSG所属アーティストの活動にもつながっている。

【プロの結論】THE FIRSTを見るなら何に注目すべきか

THE FIRSTをこれから視聴する人におすすめしたいのは、最終的な合格者だけを追わない見方だ。

この番組の本質は、7人のデビューを決めた瞬間だけではない。30人の候補者がそれぞれの強みを見つけ、15人の合宿参加者が作品を作り、最終審査に進んだ10人が異なる個性をぶつけ合う。その過程にこそ、企画の価値がある。

特に、次の3点を意識すると見どころが深まる。

  • 制作過程を見る:クリエイティブ審査では、完成した楽曲だけでなく、アイデアの出し方やチームでの役割に注目する。
  • 課題曲の変化を見る:「To The First」「Shining One」「Be Free」「Move On」が、それぞれ異なる審査目的で使われている点を理解する。
  • デビュー後の進路を追う:BE:FIRSTだけでなく、RAN、REIKO、Aile The Shota、RUI、TAIKIなどの活動も見ることで、オーディションの長期的な意味が分かる。

歌やダンスの完成度だけを短時間で比較したい人よりも、音楽制作やチームワーク、アーティストが成長していく過程に興味がある人に特に向いている作品だ。

【THE FIRSTオーディション】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:THE FIRSTの三次審査に進んだ30人は誰ですか?

A1:島雄壮大、久保舜斗、廣瀨真人、黒田竜平、池亀樹音、三山凌輝、上村礼王など、合計30人です。BMSG公式アーカイブでは、6チームに分かれた三次審査の参加者とパフォーマンスが確認できます。

Q2:THE FIRSTの最終審査は何人で、何人がデビューしましたか?

A2:最終審査に進んだのは10人で、そのうちSOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEOの7人がBE:FIRSTとして選ばれました。

Q3:THE FIRSTの参加者は2026年現在どうなっていますか?

A3:BE:FIRSTは6人体制で活動しています。RANはMAZZEL、REIKOとAile The Shotaはソロアーティスト、RUIとTAIKIはSTARGLOWとして活動しています。それぞれ異なるオーディションや育成過程を経て現在の活動につながっています。

まとめ:THE FIRSTは7人の誕生だけでは終わらないオーディションだった

THE FIRSTは、SKY-HIが私財を投じて開催したBMSGの大型ボーイズグループオーディションだ。

三次審査の30人から15人が合宿に進み、クリエイティブ審査、擬似プロ審査、「To The First」などの課題を経て最終審査10人へ。そして「Shining One」を披露した10人の中から、BE:FIRSTの7人が誕生した。

しかし、2026年から振り返ると、この企画の成果はBE:FIRSTだけではない。RANはMAZZEL、REIKOとAile The Shotaはソロアーティスト、RUIとTAIKIはSTARGLOWとして、それぞれの道を歩んでいる。

BE:FIRSTも2025年11月に6人体制へ移行し、2026年11月3日にはデビュー5周年と4thアルバム『BE:4U』という節目を迎える。

THE FIRSTが残した最大の価値は、合格者を決めたことだけではなく、音楽に向き合う才能に挑戦と成長の機会を与え、その後のキャリアにつながる土台を作ったことにある。2026年に改めて視聴するなら、デビューした7人だけでなく、30人それぞれが見せた個性と、その後に広がった音楽の物語にも注目したい。