早稲田大学駅伝2026最新成績を検証!箱根4位から三冠王手の全貌と2027年展望

目次

2026年11月2日現在、早稲田大学競走部の駅伝部門は、大学駅伝界で大きな存在感を取り戻している。2026年1月の第102回箱根駅伝では総合4位に入った早稲田大学が、10月の出雲駅伝で16年ぶり3度目の優勝を果たし、11月1日の全日本大学駅伝でも大会新記録を樹立して16年ぶり6度目の優勝を達成した。箱根駅伝の悔しさを秋の2大会で結果につなげた格好だ。

快進撃を支えたのは、小平敦之主将や工藤慎作ら上級生の安定感に加え、増子陽太、新妻遼己、本田桜二郎といった1年生の躍動である。花田勝彦駅伝監督が掲げるチームづくりも注目される。残る大一番は2027年1月の箱根駅伝。2010年度以来となる大学駅伝三冠、そして史上初の2度目の三冠達成に向け、早稲田はどこまで完成度を高められるのか。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 2026年の箱根駅伝:総合4位、10時間44分29秒。往路2位から復路8位となり、総合優勝には届かなかった。
  • 2026年秋の快挙:出雲駅伝で大会新記録の2時間05分56秒、全日本大学駅伝で大会新記録の5時間03分31秒を記録し、連続優勝を達成した。
  • 注目選手:小平敦之主将、工藤慎作、増子陽太、新妻遼己、鈴木琉胤らがチームの中心を担う。
  • 2027年の目標:1月2・3日の箱根駅伝で優勝すれば、2010年度以来の大学駅伝三冠、さらに史上初の2度目の三冠となる。

【2026年最新成績】早稲田大学駅伝は箱根4位から出雲・全日本連続優勝へ

早稲田大学駅伝

2026年の早稲田大学駅伝を理解するには、1月の箱根駅伝と秋の出雲・全日本大学駅伝を分けて見る必要がある。箱根ではあと一歩で表彰台を逃した一方、秋には異なる距離の2大会で結果を残し、チームの総合力を証明した。

第102回箱根駅伝:往路2位から総合4位

早稲田大学駅伝

2026年1月2日・3日に開催された第102回東京箱根間往復大学駅伝競走で、早稲田大学は総合4位、10時間44分29秒を記録した。

内訳は往路が5時間18分26秒で2位、復路が5時間26分03秒で8位。往路終了時点では優勝争いに加わっていたが、復路で順位を上げられず、最終的に4位となった。

個人では4区の鈴木琉胤が1時間00分01秒で区間賞を獲得。5区の工藤慎作は1時間09分46秒で区間3位、9区の小平敦之は1時間07分45秒で区間2位と、それぞれ重要な役割を果たした。

とりわけ小平の9区での走りは、後半の巻き返しを目指すチームにとって大きな見せ場だった。ただし、7区が区間12位、8区が区間16位、10区が区間10位と、復路全体で安定して上位を確保できなかったことが総合順位に影響した。

3位の順天堂大学との差は34秒。5位の中央大学とはわずか2秒差だった。上位争いの僅差を考えると、復路の数区間で順位を一つずつ上げられていれば、表彰台も十分に射程圏内だったことが分かる。

第38回出雲駅伝:16年ぶり3度目の優勝

早稲田大学駅伝

2026年10月12日に開催された第38回出雲全日本大学選抜駅伝競走では、早稲田大学が2時間05分56秒の大会新記録で優勝した。

早稲田にとっては2010年以来、16年ぶり3度目の出雲駅伝制覇。2位の國學院大學に58秒差をつける快勝だった。

レースでは2区の本田桜二郎が15分42秒で区間賞を獲得。4区の新妻遼己は17分10秒で区間新記録を樹立し、5区の山口竣平も17分35秒の区間新記録で続いた。

最終6区を担当した工藤慎作も29分00秒で区間賞を獲得。1年生から4年生まで、それぞれの学年の選手が役割を果たした点が印象的だった。

第58回全日本大学駅伝:大会新で16年ぶり6度目の頂点

2026年11月1日に開催された第58回全日本大学駅伝対校選手権大会でも、早稲田大学が優勝した。

愛知県の熱田神宮西門前から三重県の伊勢神宮内宮宇治橋前まで、全8区間106.8kmを5時間03分31秒で走破。大会記録を更新し、16年ぶり6度目の優勝を果たした。

序盤から1年生を中心に攻める布陣が機能した。2区の増子陽太が30分51秒、3区の新妻遼己が32分45秒で、それぞれ区間新記録を樹立。5区の鈴木琉胤も34分31秒で区間新記録を打ち立てた。

終盤は小平敦之が4区で首位を維持し、7区の山口竣平、8区の工藤慎作へと襷をつないだ。アンカーの工藤は56分20秒で区間賞を獲得し、首位を守ったままフィニッシュした。

出雲に続く全日本の優勝によって、早稲田大学は大学駅伝三冠に王手をかけた。残る箱根駅伝で優勝すれば、2010年度以来の快挙が再び実現する。

【検証資料 1】早稲田大学駅伝の当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

【選手別成績・関係性】小平敦之、工藤慎作、増子陽太、新妻遼己の役割

2026年の早稲田大学駅伝を分析すると、特定のエースだけに頼らず、上級生と下級生が異なる区間で力を発揮していることが分かる。

特に注目したいのは、チームをまとめる小平敦之、長距離区間で存在感を示す工藤慎作、そして秋の2大会で区間新記録を樹立した増子陽太と新妻遼己だ。

2026年主要大会・選手別記録と役割一覧

人物・大会 区間・記録 順位・実績 チーム内の役割
小平敦之 箱根9区 1時間07分45秒 区間2位 駅伝主将・チームの精神的支柱
小平敦之 全日本4区 33分24秒 区間4位 首位を維持する安定した走り
工藤慎作 箱根5区 1時間09分46秒 区間3位 山上りを担う実力者
工藤慎作 出雲6区 29分00秒 区間賞 最終区の勝負強さ
工藤慎作 全日本8区 56分20秒 区間賞・早稲田新記録 優勝を決定づけたアンカー
増子陽太 全日本2区 30分51秒 区間賞・区間新 1年生ながら序盤の主導権を獲得
新妻遼己 出雲4区 17分10秒 区間賞・区間新 逆転・先頭維持に貢献
新妻遼己 全日本3区 32分45秒 区間賞・区間新 序盤のリードを拡大
鈴木琉胤 箱根4区 1時間00分01秒 区間賞 箱根でのスピードを証明
鈴木琉胤 全日本5区 34分31秒 区間賞・区間新 中盤のリードを維持
花田勝彦 駅伝監督 2022年6月就任 選手の自主性と個の能力を重視する指導

小平敦之:主将としてチームをまとめる存在

小平敦之は、2026年度の早稲田大学競走部を率いる駅伝主将だ。政治経済学部に所属し、早稲田実業高校から進学した長距離選手である。

自己最高記録は5000mが14分09秒87、10000mが28分59秒94、ハーフマラソンが1時間01分54秒。長距離で安定した力を発揮している。

2026年1月の箱根駅伝では9区を担当し、区間2位を記録。11月1日の全日本大学駅伝では4区を走り、33分24秒の区間4位で首位を守った。

小平の役割は、単に自分の区間で好成績を残すことだけではない。主将として各選手の力をまとめ、チームが一つの目標に向かって進むための中心を担っている。

本人の競走部公式プロフィールにも、競技人生最後の年に主将としてチームを引っ張り、箱根駅伝総合優勝を目指す決意が記されている。

工藤慎作:箱根の山上りから全日本のアンカーまで

工藤慎作は、早稲田大学の長距離ブロックを代表する選手の一人だ。八千代松陰高校出身で、スポーツ科学部に所属する4年生である。

箱根駅伝では5区を任され、2025年大会では区間2位、2026年大会では区間3位を記録した。山上りで安定した結果を残していることは、2027年の箱根駅伝でも大きな注目材料になる。

2026年秋には出雲駅伝の6区で区間賞を獲得し、全日本大学駅伝では最長の8区を担当。56分20秒で区間賞を獲得し、チームを優勝へ導いた。

特に全日本のアンカーとして大会新記録のフィニッシュを飾ったことは、2026年の早稲田を象徴する場面だった。短い距離から長距離まで対応できる選手として、その存在価値は大きい。

増子陽太・新妻遼己:新世代を象徴する1年生コンビ

2026年の全日本大学駅伝で大きな話題になったのが、1年生の増子陽太と新妻遼己だ。

増子は福島県の学法石川高校出身。高校時代から全国高校駅伝などで実績を積み、2026年の全日本大学駅伝では2区を担当した。30分51秒の区間新記録で区間賞を獲得し、チームを首位へ押し上げた。

新妻は兵庫県の西脇工業高校出身。出雲駅伝では4区で17分10秒の区間新記録を樹立し、全日本大学駅伝でも3区で32分45秒の区間新記録をマークした。

両選手に共通するのは、大学駅伝の大舞台で1年生という立場に臆することなく、結果を出した点だ。早稲田大学が2027年以降も上位争いを続けるうえで、彼らの成長は欠かせない要素となる。

【大学三大駅伝の戦力分析】早稲田が出雲・全日本で連勝できた理由

2026年の早稲田大学は、出雲駅伝と全日本大学駅伝という性格の異なる2大会を連続で制した。単純にエースの走力が高かっただけでは説明できない。区間配置、選手層、世代間のバランスがうまく機能したことが大きい。

1年生を序盤に配置する積極的なオーダー

全日本大学駅伝では、1区から3区に本田桜二郎、増子陽太、新妻遼己という1年生トリオを配置した。

大学駅伝では、序盤に経験豊富な上級生を置いて安定した流れを作る戦略も一般的だ。しかし、早稲田は若い選手のスピードと勢いを生かす布陣を採用した。

本田が1区で区間2位と好発進し、増子が2区で区間新記録を樹立。新妻も3区で区間新記録を記録したことで、序盤からチームの主導権を握ることに成功した。

この配置は、単なる若手の抜擢ではない。1年生に長距離の大舞台を経験させながら、上級生が後半を支えるという、将来を見据えたチーム編成でもある。

上級生が中盤から終盤を支える構造

若手が序盤で流れを作った後、4区以降では小平、鈴木、堀野、山口、工藤らが襷をつないだ。

小平は4区で首位を維持し、鈴木は5区で区間新記録を樹立。堀野と山口も上位で襷をつなぎ、最後は工藤がアンカーとして勝利を確定させた。

ここには、早稲田の戦力構成の特徴が表れている。1年生が序盤で勢いを作り、経験を積んだ上級生が長い距離と勝負どころを担当する。単独のエースに依存しない駅伝を実現できたことが、全日本の大会新記録につながった。

出雲・全日本・箱根では求められる能力が違う

大学三大駅伝は、同じ駅伝競技でもコースと距離が大きく異なる。

  • 出雲駅伝:全6区間45.1km。短い区間が中心で、スピードとレース展開への対応力が重要。
  • 全日本大学駅伝:全8区間106.8km。長距離への対応力に加え、前半から後半まで安定した選手層が求められる。
  • 箱根駅伝:往復10区間217.1km。長距離への持久力だけでなく、山上り・山下りへの適性、復路まで戦力を維持する総合力が問われる。

早稲田は出雲と全日本で、そのスピードと長距離への対応力を証明した。一方、2026年の箱根駅伝では往路2位に対して復路8位となっており、217.1kmを通して安定した戦力を維持できるかが今後の焦点だ。

つまり、2026年秋の2冠は三冠達成への大きな前進だが、箱根で勝つための課題がすべて解決したわけではない。

【検証資料 2】早稲田大学駅伝の活動歴およびメディア掲載記録(出典:Yahoo!ニュース)

【花田勝彦監督と駅伝主将】早稲田大学競走部を支える指導体制

早稲田大学競走部の駅伝部門を率いるのは、花田勝彦監督だ。選手としての豊富な競技経験を持ち、大学駅伝と世界大会の両方を知る指導者である。

花田勝彦監督の競技歴と指導方針

花田勝彦は1990年に早稲田大学人間科学部へ入学し、競走部で長距離競技に取り組んだ。

1992年には全日本大学駅伝1区で区間賞を獲得。早稲田大学は同大会初出場で初優勝を達成している。翌1993年の箱根駅伝では4区で区間賞を獲得し、早稲田大学の総合優勝に貢献した。

その後もエスビー食品陸上部で競技を続け、1996年アトランタオリンピックでは10000m日本代表に選出。2000年シドニーオリンピックでは5000mと10000mの日本代表を務めた。

駅伝監督への就任は2022年6月。2026年時点では、選手の自主性と個々の能力を大切にする指導を続けている。

「私が目指しているチームは『強い個の集合体』です。」

これは早稲田大学競走部の公式入部案内に掲載された花田監督の言葉だ。

個人の競技力を高めながら、駅伝ではチームとして一致団結する。その考え方は、2026年の大会結果にも表れている。増子や新妻といった1年生の活躍を生かしながら、小平や工藤といった上級生がチームを支える構成は、まさに個の力を集結させた戦い方だった。

小平敦之主将が担う最後の箱根駅伝

2026年度の駅伝主将である小平敦之にとって、2027年1月の箱根駅伝は大学競技生活の集大成となる大会だ。

箱根9区で区間2位、全日本4区でも首位を維持する走りを見せた実績は、主将としての責任と競技力を両立していることを示している。

また、工藤慎作も4年生として最後の箱根駅伝を迎える。5区の経験と全日本8区の区間賞という実績を持つ選手が、最終学年でどのような走りを見せるかは大きな注目点だ。

花田監督の指導方針と小平主将のリーダーシップ、そして各学年の選手が持つ競技力。この3つがかみ合うかどうかが、2027年の早稲田大学を左右する。

【早稲田大学駅伝の歴代成績】箱根13回優勝と2010年度の三冠

早稲田大学は、箱根駅伝の歴史を語るうえで欠かせない伝統校だ。第1回大会から出場を重ね、長い歴史の中で数多くの名選手を輩出してきた。

箱根駅伝の総合優勝は歴代13回

箱根駅伝公式サイトの優勝回数ランキングによると、早稲田大学の総合優勝は13回。中央大学の14回に次ぐ歴代2位の記録となっている。

直近の総合優勝は2011年の第87回大会だ。大迫傑らを擁したチームが、総合10時間59分51秒で優勝。東洋大学との激しい争いを制し、18年ぶり13度目の栄冠を手にした。

この大会では往路2位から復路で逆転し、総合優勝を達成した。現在の早稲田大学が目指すべき歴史的な成功例の一つでもある。

2010年度に達成した大学駅伝三冠

早稲田大学は2010年度、出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝の3大会をすべて制覇した。

このときは出雲と全日本を2010年に制し、翌2011年1月の箱根駅伝でも総合優勝。大学駅伝三冠を達成した。

当時は大迫傑らを中心に実力のある選手がそろい、渡辺康幸氏が駅伝監督を務めていた。早稲田大学にとって、この三冠は単なる一大会の優勝ではなく、大学駅伝界における歴史的な到達点だった。

2026年の2冠は歴史を繰り返す第一歩

2026年の出雲駅伝と全日本大学駅伝で優勝したことで、早稲田大学は再び三冠達成の可能性を手にした。

出雲では16年ぶり3度目、全日本では16年ぶり6度目の優勝。いずれも2010年以来の快挙であり、2010年度の三冠を知るファンにとっても特別なシーズンとなっている。

さらに、早稲田大学競技スポーツセンターは、2026年の全日本優勝を受けて「史上初の2度目の大学駅伝三冠」への挑戦を掲げている。

つまり、2027年1月の箱根駅伝で優勝すれば、単に16年ぶりの三冠を達成するだけではない。大学駅伝の歴史において、同一大学が2度目の三冠を達成するという新たな記録にもつながる。

【検証資料 3】早稲田大学駅伝に関する近況・インタビュー報道記録(出典:Yahoo!ニュース)

【2027年箱根駅伝の展望】早稲田大学が総合優勝するための3つの課題

第103回箱根駅伝は2027年1月2日・3日に開催される。早稲田大学は2026年大会で総合4位に入ったため、次回大会のシード権を確保している。

出雲と全日本の2冠を達成した現在、早稲田大学は優勝候補の一角として注目される。ただし、箱根駅伝は秋の2大会とは異なる準備が必要になる。

課題1:復路の選手層を厚くする

2026年の箱根駅伝で最も改善したいポイントは、復路の安定感だ。

往路は5時間18分26秒で2位だったが、復路は5時間26分03秒で8位。7区が区間12位、8区が区間16位、10区が区間10位と、後半で上位校との差を縮められなかった。

一方で、9区の小平は区間2位を記録している。個人の能力が不足していたというよりも、復路全体で上位の走りを継続するための層の厚さが課題だったと考えられる。

2026年秋の全日本では、複数の選手が区間上位に入る結果を残した。この戦力を箱根の長距離区間にどう結びつけるかが重要だ。

課題2:山上り・山下りの適性を生かす

箱根駅伝では、5区の山上りと6区の山下りが総合順位を左右する重要区間となる。

工藤慎作は2025年の箱根で5区区間2位、2026年には区間3位を記録している。山上りへの対応力は早稲田の強みの一つだ。

2026年大会では6区の山﨑一吹も区間6位と健闘した。2027年大会では、往路で作った順位を復路の山下りで維持し、さらに後半へつなげられるかが焦点となる。

ただし、2027年の区間配置や出走選手は大会直前のエントリーまで確定しない。工藤を含めた実績のある選手をどの区間に配置するかは、チーム戦略上の重要な判断となる。

課題3:新戦力と上級生の融合

2027年の早稲田大学には、経験豊富な上級生と急成長を遂げている下級生がそろう。

小平敦之と工藤慎作は4年生として最後の箱根駅伝を迎える。一方、増子陽太と新妻遼己は1年生として大学駅伝の大舞台を経験し、鈴木琉胤や堀野正太ら下級生も秋の大会で実績を積んだ。

特に増子と新妻は、全日本大学駅伝で区間新記録を樹立した。今後、箱根の20kmを超える区間に対応する持久力を身につければ、チームの戦力はさらに充実する。

上級生が経験を生かして勝負どころを担当し、下級生が新しい力を発揮する。この世代間の連携がうまく機能すれば、早稲田大学の総合優勝は現実的な目標となる。

2027年の大学三大駅伝戦力をどう評価するか

2026年11月2日時点での早稲田大学の戦力を整理すると、次のようになる。

  • スピード:出雲駅伝の大会新記録が示すように、短い区間で先頭を奪う力は高い。
  • 長距離対応力:全日本大学駅伝で106.8kmを大会新記録で走り切り、長距離の総合力も証明した。
  • 箱根適性:2026年の総合4位と工藤の5区実績は評価できるが、復路全体の安定性には改善の余地がある。
  • 選手層:1年生の増子・新妻らが早くも実績を残しており、今後の成長が期待される。
  • チーム運営:小平主将と花田監督を中心に、上級生と下級生の役割分担が機能している。

2027年の箱根駅伝で問われるのは、出雲と全日本で見せた爆発力を、217.1kmの長丁場でも再現できるかどうかだ。早稲田が総合優勝を目指すうえでは、復路の選手層と区間配置が最大のポイントになる。

【早稲田大学駅伝】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:早稲田大学の2026年箱根駅伝の順位は何位ですか?
A1:第102回箱根駅伝で総合4位でした。総合タイムは10時間44分29秒で、往路2位、復路8位という結果です。

Q2:早稲田大学は2026年の出雲駅伝で優勝しましたか?
A2:はい。2026年10月12日の第38回出雲駅伝で2時間05分56秒の大会新記録を樹立し、16年ぶり3度目の優勝を果たしました。

Q3:早稲田大学の2026年全日本大学駅伝の結果は?
A3:2026年11月1日の第58回大会で5時間03分31秒の大会新記録をマークし、16年ぶり6度目の優勝を達成しました。

Q4:増子陽太と新妻遼己は全日本大学駅伝で区間新記録を出しましたか?
A4:はい。増子陽太は2区で30分51秒、新妻遼己は3区で32分45秒を記録し、いずれも区間賞と区間新記録を獲得しました。

Q5:早稲田大学の駅伝主将は誰ですか?
A5:2026年度の駅伝主将は小平敦之です。箱根駅伝9区で区間2位、全日本大学駅伝4区で区間4位を記録しています。

Q6:花田勝彦監督はいつから早稲田大学の駅伝監督ですか?
A6:2022年6月から駅伝監督として選手の指導にあたっています。選手の自主性や個々の能力を重視し、強い個の集合体を目指す指導方針を掲げています。

Q7:早稲田大学は2027年の箱根駅伝で三冠を達成できますか?
A7:可能性があります。2026年の出雲駅伝と全日本大学駅伝を制しているため、2027年1月の箱根駅伝で優勝すれば大学駅伝三冠が成立します。2010年度以来の達成となり、史上初の2度目の三冠にもなります。

Q8:2027年の箱根駅伝はいつ開催されますか?
A8:第103回箱根駅伝は2027年1月2日(土)に往路、1月3日(日)に復路が開催されます。

まとめ:早稲田大学駅伝は2027年箱根で歴史的な三冠に挑む

2026年の早稲田大学競走部は、箱根駅伝の総合4位から見事に立て直し、出雲駅伝と全日本大学駅伝の連続優勝を成し遂げた。

出雲では2時間05分56秒、全日本では5時間03分31秒という大会新記録を樹立。増子陽太、新妻遼己ら1年生の台頭と、小平敦之主将、工藤慎作ら上級生の安定感が融合した結果だった。

花田勝彦監督が掲げる「強い個の集合体」という指導方針も、2026年の快進撃を理解するうえで重要なキーワードとなる。

一方、2027年の箱根駅伝では、復路の安定感、山上り・山下りの区間配置、そして若手と上級生の連携が勝敗を左右する。特に小平と工藤にとっては、大学競技生活最後の箱根駅伝となる。

2010年度に達成した大学駅伝三冠から16年。2026年秋の2冠によって、早稲田大学は再び歴史的な挑戦の舞台に立った。

2027年1月の箱根駅伝で早稲田大学が総合優勝を果たせるか。その結果は、単なる一大会の順位にとどまらず、大学駅伝の歴史に新たなページを刻む可能性を秘めている。

2026年の勢いを本物の三冠へと結びつけられるか。小平敦之主将、工藤慎作、増子陽太、新妻遼己を中心とした早稲田大学の襷リレーに注目したい。

主な記録の照合資料: 早稲田大学競走部の大会公式記録、箱根駅伝公式記録、早稲田大学競技スポーツセンターの監督・選手紹介を参照しています。