相撲懸賞金最高額は大の里が更新!2026年最新記録と白鵬545本を徹底解説

目次

大相撲の懸賞金最高額は、2026年11月現在、横綱・大の里が記録した1場所4,188万円です。2025年秋場所に519本の懸賞を獲得して3,114万円を手にした大の里は、2026年秋場所に698本、4,188万円という新記録を打ち立てました。かつて最多本数を誇った白鵬の545本も更新しています。

一方、2026年夏場所では大関・霧島が508本を獲得し、場所全体の懸賞掲出数も3,563本に到達しました。懸賞1本7万円のうち力士が実際に獲得する金額はいくらなのか、土俵上で受け取る1万円と積立・口座振込分の5万円はどう違うのか。歴代記録、スポンサーの申し込み費用、1取組の最高本数まで、最新の数字を基に整理します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 1場所の最高獲得額:2026年秋場所の大の里が698本、力士獲得分4,188万円を記録。
  • 白鵬との比較:2015年初場所の545本が歴史的記録だったが、2026年に大の里が153本上回った。
  • 懸賞1本の仕組み:7万円のうち6万円が勝った力士の取り分。現金1万円と口座振込5万円に分かれる。
  • 2026年夏場所:懸賞掲出数は3,563本。霧島が508本を獲得した。
  • スポンサー費用:1本7万円、1場所15本以上の申し込みで最低105万円。

【2026年最新】1場所の懸賞金最高額は大の里の4,188万円

相撲懸賞金最高額

2026年11月1日時点で、1場所における個人の懸賞金獲得額の最高記録は、横綱・大の里が2026年秋場所に達成した4,188万円です。

大の里が獲得した懸賞は698本。現在の懸賞金制度では1本につき勝った力士の取り分が6万円となるため、次の計算が成立します。

698本×6万円=4,188万円

スポンサーが支払う懸賞金の総額で計算すると、698本×7万円で4,886万円です。このうち1万円ずつ、合計698万円が協会の手数料に相当します。

つまり、4,188万円はスポンサーが支払った総額ではなく、勝利によって大の里が獲得した金額です。

2025年秋場所の3,114万円から1年で大幅更新

相撲懸賞金最高額

大の里が初めて大きな注目を集めたのは、2025年9月の秋場所でした。

この場所では519本の懸賞を獲得。1本当たりの力士の取り分6万円で計算すると、合計3,114万円となります。日刊スポーツは2025年9月28日、これが当時の1場所最高獲得額だったと報じました。

その後、2026年秋場所では698本まで記録を伸ばし、獲得額は4,188万円に到達。前年の記録を1,074万円上回る結果となりました。

大の里の記録更新は、単に優勝した力士が賞金を多く獲得したという話ではありません。懸賞を出す企業が増え、特定の人気力士や注目取組に広告予算が集中するという、大相撲の興行構造の変化も表しています。

【検証資料 1】相撲懸賞金最高額の当時の様子・関連報道写真(出典:日刊スポーツ / Yahoo!ニュース)

【白鵬545本との比較】金額記録と本数記録はどう変わった?

相撲懸賞金最高額

大相撲の懸賞金を語る際、必ず比較対象になるのが元横綱・白鵬です。

白鵬は2015年1月の初場所で15戦全勝優勝を果たし、1場所で545本の懸賞を獲得しました。当時の最多記録として長く知られていた数字です。

ただし、白鵬と大の里の記録を比較するときには、懸賞1本当たりの金額が変更されている点に注意が必要です。

白鵬の545本を大の里が更新した理由

2015年当時、懸賞1本の金額は6万2,000円で、勝った力士の取り分は5万6,700円でした。

白鵬の545本を当時の取り分で計算すると、3,090万1,500円です。

対して、2025年秋場所の大の里は519本でした。白鵬より26本少なかったものの、1本当たりの取り分が6万円に引き上げられていたため、獲得額は3,114万円。金額では白鵬を上回りました。

そして2026年秋場所には、大の里が698本を獲得。今度は金額だけでなく、本数でも白鵬の記録を153本上回っています。

この比較から分かるのは、懸賞金の歴代記録には「本数」と「金額」という2つの異なる評価基準があることです。過去の記録を単純に金額だけで並べると、制度変更による差を見落としてしまいます。

【歴代ランキング】1場所の懸賞獲得本数を比較

1場所で獲得した懸賞本数を基準にすると、大の里、白鵬、霧島が歴代上位に名を連ねます。

2026年秋場所の大の里698本を加えた主要な記録は次のとおりです。

順位 力士 場所 獲得本数 獲得額の目安
1位 大の里 2026年秋場所 698本 4,188万円
2位 白鵬 2015年初場所 545本 3,090万1,500円
3位 大の里 2025年秋場所 519本 3,114万円
4位 白鵬 2010年九州場所 515本 当時の制度による
5位 大の里 2025年夏場所 509本 3,054万円
6位 霧島 2026年夏場所 508本 3,048万円

※金額は力士の獲得分。2015年以前の記録は当時の懸賞金単価を適用しています。各記録は日本相撲協会の広報資料を基にした懸賞本数集計や、報道された場所別データによります。

大の里が歴代記録の上位を占める

注目したいのは、大の里が2025年から2026年にかけて複数の場所で500本を超えている点です。

2025年夏場所の509本、秋場所の519本に続き、2026年秋場所には698本に到達しました。単発の記録ではなく、複数の場所で企業から懸賞を集めていることが分かります。

一方、白鵬も2010年九州場所の515本、2015年初場所の545本と、長期間にわたり懸賞を集めた実績があります。

なお、年間の懸賞本数や通算獲得本数は、1場所の記録とは別のランキングです。2025年の年間記録では大の里が2,432本を獲得しています。比較するときには、年間・通算・1場所の数字を混同しないことが大切です。

【検証資料 2】相撲懸賞金最高額の活動歴およびメディア掲載記録(出典:Yahoo!ニュース)

【懸賞金の仕組み】1本7万円から力士の手取り6万円へ

大相撲の懸賞金は、企業や団体などのスポンサーが特定の取組に提供する賞金です。懸賞が付いた取組で勝った力士が、その賞金を獲得します。

日本相撲協会の公式案内では、懸賞1本の金額は7万円(税込)。そのうち1万円が協会の手数料、残り6万円が勝利した力士の獲得分となっています。

懸賞1本7万円の内訳

現在の制度を整理すると、次のようになります。

  • スポンサーの支払額:7万円
  • 日本相撲協会の手数料:1万円
  • 勝った力士の獲得分:6万円

この6万円は、さらに現金で受け取る分と口座に振り込まれる分に分かれます。

土俵上の現金は1万円、口座振込は5万円

2025年5月の夏場所から、力士が土俵上で受け取る懸賞袋の現金が従来の3万円から1万円に変更されました。

変更前は、勝った力士の取り分6万円のうち、3万円が土俵上で現金支給され、残り3万円が給与とは別の口座に振り込まれていました。

変更後は、現金1万円、口座振込5万円という配分になっています。

日刊スポーツの2025年5月9日の報道によると、変更の背景には大量の現金を持ち歩くことによる盗難リスクや、懸賞袋を準備する協会側の作業負担がありました。

つまり、ネット上で見かける「懸賞金の手取りは1万円」という説明は正確ではありません。1万円は土俵上で受け取る現金であり、力士の獲得分は合計6万円です。

積立金5万円は自由に使えないのか

口座に振り込まれる5万円は、税金への備えや引退後の生活資金などに活用できる別口座への振込分です。

一般的に積立金と呼ばれていますが、完全に引き出せないお金というわけではありません。日刊スポーツの報道では、所定の手続きを踏めば引き出すことも可能とされています。

懸賞金を大量に獲得する力士にとって、現金を一度に持ち歩かず、将来の税金や必要経費に備えられる仕組みになったことは、実務面でも大きな変更です。

【2026年夏場所・秋場所】懸賞本数と霧島の508本を検証

2026年の大相撲では、懸賞を申し込む企業が増え、場所全体の懸賞本数も過去最高を更新しました。

特に注目されたのが5月の夏場所です。日本相撲協会が発表した懸賞の事前申し込みは4,241本。実際に掲出された本数は3,563本となりました。

夏場所は申し込み4,241本、実際の掲出3,563本

2026年夏場所の事前申し込みは、同年初場所の3,469本を772本上回る過去最多でした。初めて4,000本を突破し、新規申し込み企業も30社に上りました。

ただし、実際の掲出本数は3,563本です。事前申し込みとの差が678本生じた背景には、上位力士の相次ぐ休場がありました。

場所前から大の里と安青錦が休場を発表し、豊昇龍も途中休場。琴櫻も12日目から休場しました。人気力士の取組に指定されていた懸賞が、予定どおり掲出されなかったことが影響しています。

その後、2026年秋場所には実際の掲出本数が3,688本となり、夏場所の3,563本を125本上回りました。2026年11月時点では、秋場所の3,688本が場所全体の最新記録です。

霧島は2026年夏場所で508本を獲得

夏場所で個人最多の懸賞を獲得したのは、大関・霧島でした。

霧島の獲得本数は508本。1本当たり6万円で計算すると3,048万円に相当します。12勝3敗の成績を残し、優勝決定戦にも進出しました。

2位は関脇・熱海富士の353本、3位は優勝した小結・若隆景の217本です。

優勝した若隆景よりも霧島の懸賞本数が多かった点は興味深いところです。懸賞金は優勝賞金とは違い、個々の取組に懸けられたスポンサーの協賛金です。優勝したかどうかだけでなく、どの力士の取組に企業の広告予算が集中しているかが数字に表れます。

2026年秋場所では大の里が698本に到達

夏場所で注目された霧島に対し、秋場所で圧倒的な数字を残したのが大の里です。

2026年秋場所は場所全体の掲出本数が3,688本。個人別では大の里が698本で最多となり、2位の安青錦365本、3位の霧島259本を大きく引き離しました。

大の里は千秋楽の結びの一番で安青錦を破り、12勝3敗で優勝。自身の2025年秋場所の記録を大幅に更新しました。

2026年の懸賞本数を見ると、夏場所の霧島508本も非常に高い数字ですが、秋場所の大の里698本はさらに突出しています。企業からの注目が特定の力士に集まる構造が、より鮮明になった場所でした。

【検証資料 3】相撲懸賞金最高額に関する近況・インタビュー報道記録(出典:Yahoo!ニュース)

【1取組の最高記録とスポンサー費用】懸賞60本・最低105万円の意味

1場所の懸賞金記録とは別に、1つの取組に懸けられる懸賞本数にも上限があります。

日本相撲協会の公式クイズによると、現在の通常の懸賞本数の上限は1取組60本です。2017年3月場所以降は原則として最大60本というルールになっています。

森永賞を含めると61本の記録もある

通常の懸賞とは別に、ファン投票で決まる森永賞があります。

この賞を含めた場合、1取組の最多記録は61本です。2026年秋場所でも、森永賞を含めて61本に達した取組がありました。

したがって、1取組の最高記録を調べる場合は、通常の懸賞60本と、森永賞を含む61本を区別する必要があります。

企業が懸賞を出すための費用はいくら?

日本相撲協会の公式案内によると、スポンサーが懸賞を出すための費用は1本7万円です。

申し込みには、1日1本以上、1場所15本以上という条件があります。1場所は15日間なので、最小単位で申し込んだ場合の費用は次のとおりです。

  • 懸賞1本:7万円
  • 懸賞15本:105万円
  • 懸賞30本:210万円
  • 懸賞50本:350万円
  • 懸賞100本:700万円

最低申し込み金額は1場所105万円です。追加申し込みは1本から受け付けています。

懸賞スポンサーになると得られる広告効果

懸賞を出す企業には、賞金提供だけでなく、複数の広告機会があります。

  • 会場で配布される取組表への企業名掲載
  • 取組直前の場内放送での企業名読み上げ
  • 呼出しによる懸賞旗の掲出
  • 特定の取組や応援する力士への懸賞指定

懸賞旗は横70センチ、縦120センチで、スポンサー側が制作して持ち込みます。土俵上で使用するため、デザインには一定の制限があります。

特に人気力士の取組や結びの一番は、テレビ中継や会場で多くの観客の目に触れる機会があります。懸賞金は力士への賞金であると同時に、企業にとっては大相撲を通じた広告宣伝費でもあるのです。

なお、旗の制作費は協会の公表する懸賞料金とは別です。実際にスポンサーとして参加する場合は、旗の制作費なども含めて予算を考える必要があります。

【相撲懸賞金最高額】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年現在、相撲の1場所懸賞金最高額はいくらですか?
A1:2026年秋場所の大の里が記録した4,188万円です。698本を獲得し、1本当たりの力士の取り分6万円で計算した金額です。

Q2:白鵬の懸賞金545本は現在も歴代最多ですか?
A2:いいえ。2015年初場所に記録した545本は当時の歴代最多でしたが、2026年秋場所に大の里が698本を獲得し、153本上回りました。

Q3:懸賞金1本7万円のうち、力士の手取りはいくらですか?
A3:勝った力士の獲得分は6万円です。2025年5月以降は、土俵上で現金1万円を受け取り、残り5万円は別口座に振り込まれます。協会の手数料1万円は力士の取り分には含まれません。

まとめ:大の里が更新した懸賞金記録と今後の注目点

2026年11月現在、大相撲の1場所懸賞金最高額は大の里の4,188万円です。2025年秋場所の3,114万円からさらに記録を伸ばし、2026年秋場所には698本という歴代最多の懸賞獲得本数も達成しました。

白鵬の545本は長く語り継がれてきた記録ですが、現在は大の里がその上を行っています。一方、2026年夏場所で霧島が獲得した508本も、歴代上位に入る非常に大きな数字です。

懸賞金を正しく理解するには、次の3点を押さえておくと分かりやすくなります。

  • 金額:現在の1場所最高獲得額は大の里の4,188万円。
  • 本数:1場所698本が最新の個人最多記録。白鵬の545本を更新。
  • 制度:1本7万円のうち6万円が力士の取り分で、現金1万円と口座振込5万円に分かれる。

今後も企業の懸賞申し込みが増えれば、1場所の総掲出本数や個人の獲得記録がさらに更新される可能性があります。大の里の記録がどこまで伸びるのか、霧島や熱海富士など次世代の上位力士がどれだけ懸賞を集めるのか。取組の勝敗だけでなく、懸賞旗の本数にも注目すると、大相撲のもう一つの面白さが見えてきます。

主な根拠資料:日本相撲協会公式「懸賞について」、日刊スポーツの2025年・2026年懸賞金関連記事、2026年秋場所の記録解説。