【2026年の巨人対広島】全25試合の対戦成績とシーズン順位
2026年の両チームの直接対決は、NPB(日本野球機構)の公式記録で巨人16勝9敗。25試合を戦い、引き分けはなかった。
シーズンを通じて巨人が優勢だったことは、リーグ順位にも表れている。
| 球団 | 試合 | 勝利 | 敗北 | 引分 | 勝率 | 順位 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 阪神 | 143 | 79 | 62 | 2 | .560 | 1位 |
| 巨人 | 143 | 76 | 64 | 3 | .543 | 2位 |
| DeNA | 143 | 71 | 69 | 3 | .507 | 3位 |
| 広島 | 143 | 61 | 78 | 4 | .439 | 4位 |
巨人は優勝した阪神に2.5ゲーム差の2位。広島は4位で、巨人とのゲーム差は17.0だった。
直接対決でも巨人が7勝多く勝利しており、単なる順位の違いだけでなく、両チームの力関係が対戦結果にも反映されたシーズンだった。
2026年の巨人広島戦の日程

両チームの対戦は春から秋にかけて複数回組まれた。9月には特に試合が集中し、シーズン終盤の順位争いにも関係する対戦となった。
主な9月の日程は次のとおり。
- 9月4日:広島対巨人(巨人3対1)
- 9月5日:広島対巨人(巨人10対5)
- 9月6日:広島対巨人(巨人4対0)
- 9月22日:広島対巨人(広島2対1)
- 9月23日:広島対巨人(巨人2対1)
- 9月24日:広島対巨人(広島3対1)
- 9月25日:広島対巨人(広島3対2)
- 9月29日:巨人対広島(巨人3対1)
9月の8試合だけを見ると、巨人5勝、広島3勝。序盤の広島遠征で巨人が3連勝した一方、下旬には広島が巻き返している。
最後の直接対決は9月29日の東京ドーム。巨人が勝利し、25回戦を締めくくった。
【9月の直接対決を徹底検証】10対5、4対0、3対1の試合で何が起きた?

2026年の巨人広島戦を振り返るうえで、9月の試合は欠かせない。
特に9月5日と6日の連戦は、巨人の打線と先発投手の両方が結果を残した点で印象深い。一方、9月24日には広島が投打で応戦し、終盤の対戦では主導権を奪い返した。
9月5日:巨人10対5広島、延長11回の激戦

2026年9月5日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
この試合は、巨人が10対5で広島を下した。
注目すべきは、9回で決着がつかず、延長11回まで進んだことだ。試合時間は4時間37分。観客は32,317人だった。
序盤は広島が先行する展開だったが、巨人も大城卓三のソロ本塁打、増田陸のソロ本塁打などで追い上げた。
広島も佐藤啓介のソロ本塁打や佐々木の2ラン本塁打で応戦。8回には2点を奪い、試合を再び振り出しに戻す展開となった。
勝負を決めたのは延長11回だ。
巨人は坂本勇人の2点適時二塁打や甲斐拓也のソロ本塁打などで一挙5得点。最終的に13安打10得点を記録した。
勝利投手は則本昂大で、3勝4敗。広島の敗戦投手は岡本だった。
この一戦が示したのは、巨人の打線が試合終盤まで得点機会を生み出せること、そして長い試合でも勝ち切る攻撃力を備えていたことだ。
9月6日:巨人4対0広島、小笠原慎之介が完封勝利
2026年9月6日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
9月5日の打撃戦とは対照的に、翌日の試合は投手戦となった。
巨人の先発を務めた小笠原慎之介が9イニングを投げ切り、広島打線を無失点に抑えた。
NPB公式の投手成績は次のとおり。
| 投手成績 | 記録 |
|---|---|
| 投球回 | 9回 |
| 投球数 | 123球 |
| 対戦打者 | 34人 |
| 被安打 | 4 |
| 被本塁打 | 0 |
| 与四球 | 3 |
| 奪三振 | 4 |
| 失点 | 0 |
| 自責点 | 0 |
小笠原は4安打を許したものの、最後まで得点を与えず、見事な完封勝利を達成した。
打線では泉口友汰が3回に3ラン本塁打を放ち、先制点を含む3打点を記録。さらに6回には佐々木の適時打で追加点を挙げた。
巨人は7安打4得点。広島は4安打に抑えられた。
この試合で特筆すべきなのは、単に4対0で勝ったことではない。前日の延長戦で救援投手を多く起用した翌日に、先発投手が9回を一人で投げ切った点だ。
小笠原の123球の完封は、9月の巨人広島戦を象徴する投球内容だった。
9月24日:広島3対1巨人、坂倉将吾の一発で反撃
2026年9月24日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
9月下旬、広島は巨人に対して反撃を見せた。
9月24日の23回戦は、広島が3対1で勝利。巨人の先発は西舘勇陽、広島は森下暢仁だった。
試合を動かしたのは4回。
広島の坂倉将吾が西舘から14号2ラン本塁打を放ち、2点を先制した。
さらに6回にも広島が追加点を挙げ、リードを3点に広げた。
巨人も6回にダルベックの25号ソロ本塁打で1点を返したが、反撃はそこまでだった。
投手陣では森下が7勝目を記録。森浦大輔が22セーブ目を挙げた。
試合の安打数は広島8本、巨人6本。広島が得点機会を確実に生かしたゲームだった。
この勝利は、9月下旬に広島が見せた巻き返しを象徴する一戦でもある。
9月29日:巨人3対1広島、戸郷翔征が最終戦を締める
2026年9月29日・東京ドーム
2026年最後の巨人対広島戦は、東京ドームで開催された。
巨人は4回に3点を奪い、3対1で勝利。試合時間は2時間12分、入場者数は42,400人だった。
4回の攻撃では、リチャードが玉村昇悟から2ラン本塁打を放った。平山も二塁打を記録し、巨人が試合の主導権を握った。
投手陣では戸郷翔征が先発し、8回2/3を投げて被安打2、奪三振8、失点1という好投を披露した。
最後はマルティネスが登板して試合を締め、42セーブ目を記録。
広島は9回に中村奨成の3号ソロ本塁打で1点を返したものの、追いつくことはできなかった。
巨人は6安打で3得点。広島は2安打1得点だった。
25回戦というシーズン最後の直接対決で、巨人が投手力と長打力を生かして勝ち切った。
【両球団の注目選手】2026年の対戦で存在感を示した選手たち
巨人と広島の対戦を振り返ると、勝敗を左右したのは主力選手の一発だけではない。先発投手の安定感、試合終盤の集中力、得点圏での対応など、複数の要素が絡み合っていた。
読売ジャイアンツの注目選手
小笠原慎之介
9月6日の広島戦で9回4安打無失点。123球を投げ切った完封勝利は、今季の直接対決を振り返るうえで外せない実績だ。
泉口友汰
9月6日の3回に3ラン本塁打を放ち、試合の流れを巨人に引き寄せた。4対0の勝利に直結する3打点を挙げた。
戸郷翔征
9月29日の最終戦で8回2/3を投げ、2安打1失点。広島の反撃を最小限に抑えた。
リチャード
9月29日の4回に2ラン本塁打を放ち、最終戦の勝利を大きく引き寄せた。
広島東洋カープの注目選手
坂倉将吾
9月24日の巨人戦で14号2ランを放ち、広島の3対1の勝利に貢献。終盤の直接対決で存在感を見せた。
森下暢仁
9月24日の巨人戦で勝利投手となった。打線の援護を生かして巨人の攻撃を抑え、広島の反撃を支えた。
佐藤啓介
9月5日の試合で先頭打者本塁打を記録。延長戦に持ち込まれた試合で、広島の攻撃をけん引した。
中村奨成
9月29日の最終戦で9回にソロ本塁打を放ち、最後まで反撃を試みた。
こうして見ると、巨人は小笠原や戸郷といった投手陣が勝利を支え、泉口やリチャードらが得点面で貢献した。一方、広島は坂倉や佐藤啓らが長打で反撃する場面を作っていた。
【データで読み解く勝敗の理由】巨人が広島を上回った3つの要素
直接対決16勝9敗という数字を、シーズン全体のチーム成績と照らし合わせると、巨人の優位性がさらに明確になる。
1. チーム打率と得点力の差
2026年のチーム打撃成績は次のとおり。
| 指標 | 巨人 | 広島 |
|---|---|---|
| チーム打率 | .234 | .223 |
| 総得点 | 486 | 431 |
| 安打数 | 1,098 | 1,058 |
| 本塁打 | 103 | 91 |
| 打点 | 469 | 406 |
特に注目したいのは総得点だ。
巨人は486得点、広島は431得点で、差は55点。打率にも1分1厘の差があった。
本塁打数だけでなく、安打や打点を含めた攻撃全体で巨人が上回っていた。
9月5日の10得点や9月6日の4得点は、こうしたシーズン全体の攻撃力を象徴する結果といえる。
2. チーム防御率の差
投手成績にも明確な違いがある。
| 指標 | 巨人 | 広島 |
|---|---|---|
| チーム防御率 | 2.80 | 3.39 |
| 完封勝利 | 16 | 8 |
| セーブ | 47 | 34 |
| 被安打 | 1,088 | 1,164 |
| 失点 | 444 | 520 |
チーム防御率は巨人が2.80、広島が3.39。0.59の差がついた。
また、巨人の完封勝利は16試合で、広島の8試合の2倍だった。
9月6日の小笠原の完封は、こうした巨人の投手陣の強みを具体的に示した試合だった。
3. 終盤の勝負どころで得点できるか
9月の対戦には、両球団の特徴がよく表れていた。
9月5日は巨人が延長11回に5点を奪い、9月6日は小笠原の完封と泉口の3ランで勝利した。
これに対し、9月24日は坂倉の2ラン本塁打で広島が先手を取り、森下と森浦の投手リレーで逃げ切った。
つまり、巨人が一方的に試合を支配したわけではない。広島にも長打と投手力で巨人を抑え込む試合があった。
ただし、143試合を通じた得点力と投手成績では巨人が優勢。その差が直接対決の16勝9敗にもつながったと考えられる。
【プロの結論】2026年の巨人広島戦で本当に勝敗を分けたもの
2026年の巨人広島戦を総括すると、最も大きな違いは攻撃力と投手力を組み合わせた試合運びの安定感だった。
巨人はシーズン全体で広島より55点多く得点し、失点も76点少なかった。直接対決でも16勝9敗と勝ち越している。
一方、広島は9月22日から25日の4連戦で3勝を挙げた。巨人に対しても、終盤に十分な競争力を示していたことは見逃せない。
今回の対戦から読み取れるポイントは3つある。
- 巨人の強み: 攻撃力と先発・救援投手の総合力。試合終盤の追加点も勝利につながった。
- 広島の強み: 坂倉らの長打力と、森下・森浦らを中心とした投手陣の粘り。
- 今季の決定的な差: 1試合の好不調ではなく、143試合を通した得点力と失点抑制の積み重ね。
野球では、直接対決で勝ち越したチームが必ずリーグ優勝するわけではない。2026年も巨人は2位で、優勝したのは阪神だった。
それでも、特定のライバルとの対戦で16勝9敗という結果を残したことは、巨人にとって明確な成果だ。
【巨人広島戦2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の巨人対広島の対戦成績は?
A1:巨人の16勝9敗で、引き分けはありません。25試合を戦い、巨人が7勝多く勝利しました。
Q2:9月5日の巨人対広島の試合結果は?
A2:巨人が10対5で勝利しました。延長11回、試合時間4時間37分の激戦で、勝利投手は則本昂大でした。
Q3:9月6日の巨人対広島で完封勝利した投手は誰?
A3:巨人の小笠原慎之介です。9回123球、被安打4、奪三振4、無失点で完封勝利を達成しました。
Q4:9月24日の広島対巨人の試合結果は?
A4:広島が3対1で勝利しました。坂倉将吾の14号2ラン本塁打が試合の大きなポイントとなり、森下暢仁が勝利投手になりました。
Q5:2026年9月29日の巨人対広島はどちらが勝った?
A5:巨人が3対1で勝利しました。リチャードの2ラン本塁打と戸郷翔征の好投が光った試合です。
Q6:2026年のセ・リーグで巨人と広島は何位だった?
A6:巨人は2位(76勝64敗3分)、広島は4位(61勝78敗4分)でした。両球団とも143試合を終了しています。
Q7:2026年の巨人広島戦はまだ予定されている?
A7:2026年の公式戦における両チームの直接対決は、9月29日の25回戦で終了しました。今季の対戦日程に残り試合はありません。
まとめ:巨人が16勝9敗で勝ち越し、2026年の直接対決を制す
2026年の読売ジャイアンツ対広島東洋カープは、巨人が16勝9敗で勝ち越して全日程を終えた。
特に9月の直接対決では、次の4試合が印象に残る。
- 9月5日:巨人10対5広島。延長11回の激戦。
- 9月6日:巨人4対0広島。小笠原慎之介が完封勝利。
- 9月24日:広島3対1巨人。坂倉将吾の2ランが決勝点につながる。
- 9月29日:巨人3対1広島。戸郷翔征の好投で最終戦を勝利。
シーズン全体でも巨人は得点力、防御率ともに広島を上回った。一方、広島も9月下旬に3勝を挙げるなど、最後まで対抗する姿勢を見せた。
2026年の巨人広島戦を象徴するのは、巨人の総合力と広島の終盤の巻き返しだ。 16勝9敗という数字だけでなく、投手戦、延長戦、長打による逆転劇まで含めて振り返ることで、今季の両球団の戦いがより鮮明になる。
2027年の対戦でも、巨人の投手力と攻撃力が維持されるのか、広島がこの直接対決の差を縮められるのかが注目される。
主な記録出典:日本野球機構(NPB)2026年度公式戦成績、セ・リーグチーム勝敗表、各試合速報・投打成績。