カタールワールドカップ日本代表結果を総整理!2026年から振り返る死の組突破と16強の壁
2022年11月から12月にかけて開催されたFIFAワールドカップカタール2022。SAMURAI BLUE(サッカー日本代表)は、ドイツ、スペイン、コスタリカと同居するグループEを2勝1敗の勝ち点6で首位通過し、世界を驚かせた。優勝経験を持つドイツとスペインを相次いで破った戦いは、日本サッカー史に残る快挙となった。
しかし、決勝トーナメント1回戦では前回大会準優勝のクロアチアと対戦し、延長戦を含む120分間を1-1で終えた後、PK戦で1-3と敗退。目標だった初のベスト8進出には届かなかった。2026年11月現在、FIFA公式記録を踏まえながら、全4試合の結果、死の組突破の経緯、話題となった「三笘の1mm」、そして歴代ワールドカップ日本代表の成績まで振り返る。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- グループステージ:ドイツとスペインに勝利し、グループEを勝ち点6の1位で突破。
- 決勝トーナメント:クロアチアと1-1で引き分けた後、PK戦1-3で敗れ、ベスト16で大会を終えた。
- 歴史的な意義:日本は通算4度目のベスト16進出を達成。2026年大会終了時点でも、ベスト16が日本代表のワールドカップ最高成績となっている。
【大会結果】カタールワールドカップ日本代表はグループE首位、最終成績はベスト16
カタールワールドカップにおける日本代表の最終成績は、グループE首位通過、決勝トーナメント1回戦敗退だった。
大会前、日本が入ったグループEは、ドイツとスペインという世界的な強豪を擁する厳しい組み合わせとして注目されていた。ドイツは西ドイツ時代を含めてワールドカップ4度の優勝経験を持ち、スペインも2010年南アフリカ大会の優勝国。日本にとっては、グループ突破そのものが大きな挑戦だった。
日本は初戦でドイツを2-1で撃破。続くコスタリカ戦では0-1と敗れたものの、最終戦のスペイン戦で再び2-1の逆転勝利を収めた。結果、2勝1敗の勝ち点6でグループEの1位に立ち、決勝トーナメント進出を決めた。
日本サッカー協会(JFA)の公式大会記録でも、日本はグループEを首位で通過した後、ラウンド16でクロアチアに敗れ、ベスト16で大会を終えたことが記録されている。
カタールワールドカップ日本代表の最終成績
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- 大会名:FIFAワールドカップカタール2022
- 監督:森保一
- 出場回数:7大会連続7回目
- グループ:E組
- グループ順位:1位
- グループステージ成績:2勝1敗、勝ち点6
- 決勝トーナメント:ラウンド16進出
- 最終成績:ベスト16
- 準々決勝進出:なし
特に注目したいのは、ドイツとスペインという優勝経験国をともに破った点だ。単にグループを突破しただけではなく、世界トップクラスの代表チームに対して、日本が勝ち切れることを示した大会だった。
【全試合一覧】ドイツ・コスタリカ・スペイン・クロアチア戦の結果を時系列で解説

日本代表はカタールワールドカップで、グループステージ3試合と決勝トーナメント1試合の計4試合を戦った。
以下はJFA公式の2022年スケジュール・試合結果と大会記録を基に整理した一覧だ。日付は日本時間を基本とし、クロアチア戦についてはカタール現地の日付も併記している。
| 試合・日程 | 対戦相手 | 日本の結果 | 主な得点者・試合内容 |
|---|---|---|---|
| 11月23日 | ドイツ | 2-1 勝利 | 堂安律、浅野拓磨 |
| 11月27日 | コスタリカ | 0-1 敗戦 | 81分に失点 |
| 12月2日 (現地12月1日) |
スペイン | 2-1 勝利 | 堂安律、田中碧 |
| 12月6日 (現地12月5日) |
クロアチア | 1-1 PK1-3 敗戦 |
前田大然が得点。延長戦後にPK戦で敗退 |
第1戦:ドイツ戦は堂安律と浅野拓磨のゴールで歴史的逆転勝利
2022年11月23日、日本はカリファ・インターナショナル・スタジアムでドイツと対戦した。
試合は33分、イルカイ・ギュンドアンのPKによってドイツが先制。前半はドイツに主導権を握られる時間が続き、日本は苦しい展開を強いられた。
しかし後半、森保一監督の選手交代が試合の流れを変える。
75分、途中出場の堂安律がゴールを決めて1-1の同点に追いつく。さらに83分には浅野拓磨が相手守備陣の背後を突き、角度の厳しい位置からシュートを決めて逆転に成功した。
結果は日本2-1ドイツ。優勝経験4回を誇る強豪からワールドカップの舞台で勝利を挙げたことは、日本代表にとって大きな歴史的成果となった。
JFAの公式試合レポートでも、堂安と浅野という途中出場の2人が得点し、逆転勝利を実現したことが紹介されている。
第2戦:コスタリカ戦は0-1で敗戦、攻撃の停滞が課題に
11月27日の第2戦はコスタリカとの対戦だった。
初戦でドイツを破った日本は、この試合に勝てばグループ突破を大きく引き寄せられる状況だった。しかし、コスタリカはスペインに0-7で敗れた初戦から守備の形を変え、人数をかけた堅い守備で日本の攻撃を封じた。
日本はボールを保持する時間を作ったものの、相手の守備ブロックを崩し切れず、決定的なチャンスを十分に生み出せなかった。
試合が動いたのは81分。コスタリカのケイシェル・フジェルが日本の守備の隙を突いてゴールを決めた。
日本は終盤に三笘薫らを投入して反撃を試みたが、最後まで得点できず、0-1で敗戦。初戦の勢いを継続できなかった。
この敗北によってグループ突破の決定は最終戦に持ち越された。ドイツ戦の勝利だけでは安心できない状況となり、日本はスペインとの最終戦に勝ち抜かなければならなくなった。
第3戦:スペイン戦は堂安律と田中碧の連続ゴールで逆転
12月1日(日本時間12月2日)、日本はグループステージ最終戦でスペインと対戦した。
スペインは11分、アルバロ・モラタのゴールで先制。前半はスペインがボールを保持し、日本は守備に回る時間が長かった。
しかし、後半開始直後に試合の流れが一変する。
48分、途中出場の堂安律が強烈なシュートを決めて同点。さらに51分、三笘薫が左サイドから折り返したボールに田中碧が反応し、ゴールに押し込んだ。
VARによる確認を経てゴールが認められ、日本が2-1と逆転した。
その後、スペインの猛攻を権田修一ら守備陣がしのぎ切り、日本はリードを守って試合終了。2-1でスペインを破り、グループEを首位で突破した。
この試合は、ドイツ戦に続く優勝経験国への勝利として、カタール大会を象徴する一戦となった。
【死の組突破の経緯】日本代表はなぜグループEで1位になれたのか?
カタールワールドカップの日本代表を語るうえで欠かせないのが、グループEの最終順位だ。
日本はドイツとスペインに勝利し、コスタリカに敗れた。それでも最終的に1位となった背景には、各試合の勝ち点と得失点差、そして他国の試合結果が関係している。
グループE最終順位
JFA公式の大会結果に掲載された最終順位は以下の通り。
- 1位:日本(勝ち点6、得失点差+1)
- 2位:スペイン(勝ち点4、得失点差+6)
- 3位:ドイツ(勝ち点4、得失点差+1)
- 4位:コスタリカ(勝ち点3、得失点差-8)
日本は3試合で2勝1敗。得点4、失点3で得失点差はプラス1だった。
一方、スペインとドイツはともに勝ち点4で並んだが、得失点差でスペインが上回った。スペインはドイツを抑えて2位となり、ドイツは3位でグループステージ敗退となった。
ドイツとスペインを破ったことが最大の突破要因
日本のグループ突破を決定づけたのは、ドイツ戦とスペイン戦の2勝だった。
特に重要なのは、両試合とも先制された状態から逆転している点だ。
ドイツ戦では後半の交代選手が2得点を記録し、スペイン戦でも堂安律と田中碧が後半早々にゴールを奪った。森保監督の選手交代と、途中出場の選手が試合を決定づける展開が共通していた。
また、日本は強豪相手に守備一辺倒になるのではなく、ボールを奪った後の素早い攻撃で得点機会を作った。相手のボール保持を許しながらも、攻撃の局面では少ないチャンスを確実に得点へ結びつけたことが大きかった。
コスタリカ戦の敗北があっても首位通過できた理由
日本がコスタリカ戦で勝ち点を獲得できなかったことは事実だ。しかし、グループステージでは3試合の合計勝ち点が最終順位を決める。
日本はドイツ戦とスペイン戦でそれぞれ勝ち点3を獲得し、合計6ポイントに到達した。コスタリカ戦の敗北を補って余りある結果だった。
さらにスペイン対ドイツが1-1の引き分けに終わったことも、日本にとって重要だった。最終節で日本がスペインを破ったことで、日本が首位、スペインが2位、ドイツが3位という順位が確定した。
グループEの突破は、単純に強豪に勝っただけではなく、他会場の結果も含めた勝ち点争いを最後まで勝ち抜いた結果だった。
【三笘の1mm】スペイン戦の決勝点はなぜ認められた?VAR判定の真相
カタールワールドカップで日本代表の象徴的な場面として語り継がれているのが、スペイン戦の「三笘の1mm」だ。
田中碧が決めた逆転ゴールの直前、三笘薫がゴールライン際のボールを折り返した。しかし、テレビ映像の角度によっては、ボール全体がゴールラインを越えて外に出ているように見えたため、大きな議論が起きた。
ボールが完全にラインを越えたかどうかが判定基準
サッカーの競技規則では、ボールが完全にゴールラインまたはタッチラインを越えた場合にアウト・オブ・プレーとなる。
つまり、ボールの一部でもライン上に残っていれば、プレーは継続できる。ボールが芝生に接している部分だけで判断するわけではなく、ボール全体がラインを完全に越えたかどうかが重要になる。
この場面ではVARによる確認が行われ、FIFAが公開した映像でも、ボール全体がゴールラインを越えていなかったことが示された。
そのため三笘の折り返しは有効と判断され、田中碧のゴールが認められた。
「1mm」は公式の測定値ではなく、際どさを表す呼び名
「三笘の1mm」という呼び方は、ボールがわずかにライン上に残っていたことを印象的に表現したものだ。
実際にFIFAがボールとラインの距離を1mmと公式発表したわけではない。重要なのは、ボールの一部がラインの垂直面にかかっており、完全には外に出ていなかったという判定の根拠である。
このプレーによって、日本はスペイン戦で勝利を収め、グループE首位通過を決定づけた。わずかな差が、ワールドカップの順位と決勝トーナメントの組み合わせを左右した象徴的な場面となった。
【決勝トーナメント1回戦】日本対クロアチアは1-1、PK戦でベスト8を逃す
グループEを首位で突破した日本の次の相手は、グループFを2位で通過したクロアチアだった。
クロアチアは2018年ロシア大会の準優勝国。ルカ・モドリッチを中心に経験豊富な選手をそろえた強豪であり、日本にとっては初のワールドカップベスト8進出を懸けた大一番だった。
前田大然の先制点で日本がリード
試合は2022年12月5日(日本時間12月6日)、アル・ジャヌーブ・スタジアムで行われた。
日本は前半から積極的に攻撃を仕掛け、43分に前田大然がゴールを決めて先制。ドイツ戦、スペイン戦に続き、強豪相手に試合の主導権を握る展開を作った。
しかし後半55分、クロアチアのイバン・ペリシッチがヘディングシュートを決めて同点に追いつく。
日本は三笘薫や浅野拓磨らを投入して勝ち越しを狙ったが、クロアチアの守備を崩し切れなかった。
延長戦でも決着せず、PK戦は1-3で敗退
90分間で勝負は決まらず、試合は延長戦に突入した。
延長戦では三笘が自陣から長い距離をドリブルで運び、強烈なシュートを放つ場面もあった。しかしクロアチアのGKドミニク・リバコビッチに阻まれ、追加点を奪えなかった。
120分を戦ってもスコアは1-1のまま。勝敗はPK戦に委ねられた。
日本は南野拓実、三笘薫、吉田麻也のキックが相手GKに止められ、浅野拓磨が成功。対するクロアチアは3本を成功させ、PK戦3-1で日本を下した。
これにより日本は決勝トーナメント1回戦で敗退。ワールドカップ史上初となるベスト8進出は、次回大会以降に持ち越された。
森保監督が示した選手への評価と大会の意味
JFAが公開した試合後の森保一監督のコメントでは、PK戦での敗北に対する悔しさとともに、120分間戦い抜いた選手たちへの誇りが語られている。
また、ドイツとスペインというワールドカップ優勝経験国に勝利したことを、日本代表が世界と戦える新たな段階に入った証しとして評価していた。
結果だけを見れば、クロアチア戦はベスト16での敗退である。しかし、ドイツ、スペインを撃破したグループステージと、前回大会準優勝国に延長戦まで食らいついた決勝トーナメントの内容は、日本代表の国際競争力を考えるうえで重要な大会となった。
【歴代ワールドカップ日本代表成績】1998年から2026年までの歩み
カタールワールドカップでのベスト16進出は、日本代表の歴史において4度目の決勝トーナメント進出だった。
日本が初めてFIFAワールドカップに出場したのは1998年フランス大会。それ以来、2026年大会まで8大会連続で出場している。
日本代表のワールドカップ出場歴
- 1998年フランス大会:初出場。グループステージ敗退。
- 2002年日韓大会:初のベスト16進出。トルコに敗退。
- 2006年ドイツ大会:グループステージ敗退。
- 2010年南アフリカ大会:ベスト16進出。パラグアイとのPK戦で敗退。
- 2014年ブラジル大会:グループステージ敗退。
- 2018年ロシア大会:ベスト16進出。ベルギーに2-3で逆転負け。
- 2022年カタール大会:ベスト16進出。クロアチアとのPK戦で敗退。
- 2026年北中米大会:グループFを2位で突破。ラウンド32でブラジルに1-2で敗退。
ベスト16進出は2002年・2010年・2018年・2022年の4回
FIFA公式の日本代表プロフィールによると、ワールドカップで日本がベスト16に進出したのは2002年、2010年、2018年、2022年の4大会だ。
2002年の日韓大会では、初めてグループステージを突破し、決勝トーナメントに進出。2010年南アフリカ大会ではパラグアイと延長戦まで戦い、PK戦で敗れた。
2018年ロシア大会ではベルギーを相手に2点を先行しながら、最終的に2-3で逆転負け。カタール大会ではクロアチアとのPK戦で敗退した。
そして2026年北中米大会では、48チーム制への拡大に伴って新設されたラウンド32まで進出したものの、ブラジルに1-2で敗れた。したがって、2026年大会終了時点でも日本代表の最高成績はベスト16のままだ。
ここで注意したいのは、2026年大会のラウンド32と、過去大会のベスト16は同じラウンドではないという点だ。2026年大会は決勝トーナメントが32チームで始まるため、ラウンド32を勝ち抜いて初めて従来のベスト16に相当する段階へ進める。
カタール大会でのクロアチア戦敗退は、日本が4度目のベスト16進出を達成しながら、その先の壁を越えられなかった歴史の一部として位置づけられる。
【よくある質問】カタールワールドカップ日本代表結果に関するFAQ
Q1:カタールワールドカップで日本代表は何位だった?
A1:グループEを勝ち点6の1位で通過し、決勝トーナメント1回戦でクロアチアに敗れてベスト16で大会を終えた。
Q2:日本代表はドイツに何対何で勝った?
A2:2022年11月23日の初戦で2-1の逆転勝利を収めた。得点者は堂安律と浅野拓磨。いずれも後半の途中出場からゴールを決めた。
Q3:日本代表はスペイン戦でなぜ勝てた?
A3:後半48分に堂安律、51分に田中碧が得点し、2-1で逆転した。三笘薫の折り返しから生まれた田中のゴールは、VARによって有効と判定された。
Q4:日本代表はコスタリカに負けた?
A4:はい。2022年11月27日の第2戦で0-1と敗れた。81分にケイシェル・フジェルに得点を許し、最後まで追いつけなかった。
Q5:日本対クロアチア戦の最終結果は?
A5:120分間を1-1で終え、PK戦で日本が1-3と敗れた。前田大然が日本の得点を記録した。
Q6:日本代表はカタール大会でベスト8に進出した?
A6:進出していない。ラウンド16でクロアチアに敗退したため、ベスト16が最終成績となった。
Q7:三笘の1mmとは何?
A7:スペイン戦の決勝点につながったプレーのこと。三笘薫がゴールライン際のボールを折り返し、田中碧が得点した。VARによってボール全体がラインを越えていないと確認され、ゴールが認められた。
Q8:2026年時点で日本代表のワールドカップ最高成績は?
A8:ベスト16。2002年、2010年、2018年、2022年の4大会で達成している。2026年大会はラウンド32でブラジルに敗れた。
まとめ:カタールワールドカップ日本代表結果が残したもの
カタールワールドカップ2022の日本代表は、ドイツとスペインを破る歴史的な快挙を達成し、グループEを首位で突破した。コスタリカ戦での敗北を挟みながらも、最後まで勝ち点を積み上げ、世界の強豪が集まるグループを勝ち抜いたことは大きな成果だった。
決勝トーナメント1回戦ではクロアチアに1-1で引き分けた後、PK戦で敗退。初のベスト8進出は実現しなかったものの、ドイツ戦の逆転劇、スペイン戦の三笘の1mm、そしてクロアチア戦での粘り強い戦いは、多くのサッカーファンの記憶に残っている。
2026年大会までの歴史を振り返っても、日本代表は8大会連続出場を達成しながら、ベスト16の壁を越えられていない。カタール大会は、その壁に迫っただけでなく、世界のトップレベルと互角に渡り合う可能性を強く印象づけた大会だった。
日本代表の結果を正確に把握するなら、グループ順位だけでなく、全試合のスコア、決勝トーナメントの敗退経緯、そして大会ごとの最高成績を合わせて見ることが大切だ。ドイツとスペインを破った歴史的な成果と、クロアチア戦で残された課題。その両方が、カタールワールドカップにおけるSAMURAI BLUEの本当の記録である。
主な根拠資料: 日本サッカー協会(JFA)の公式試合記録・大会結果、FIFAの日本代表歴代大会成績・2026年大会公式記録、アジアサッカー連盟(AFC)のクロアチア戦レポート。