女子バレー日本代表2026の最新メンバーと戦績は?VNL7位・アジア大会準優勝を徹底解説
2026年11月1日現在、女子バレー日本代表はフェルハト・アクバシュ監督のもと、新たなチーム編成と世代交代を進めている。2026年度の登録メンバーは37人で、石川真佑、佐藤淑乃、和田由紀子らを中心に、若手選手や海外リーグで経験を積む選手も加わった。
2026年の主要国際大会では、バレーボールネーションズリーグ(VNL)で7位、女子アジア選手権で3位、第20回アジア競技大会で準優勝という結果を残した。大会ごとに登録メンバーやキャプテンが変わったことも、今シーズンの大きな特徴だ。2027年女子ワールドカップへの出場も決まり、ロサンゼルス2028オリンピックに向けた次の戦いが始まっている。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年度の登録メンバーは37人。 フェルハト・アクバシュ監督が初選出14人を含む選手を招集した。
- 2026年の主要大会成績はVNL7位、アジア選手権3位、アジア大会準優勝。
- FIVB世界ランキングは6位。 2027年女子ワールドカップではロシア、アルゼンチン、ブルガリアと同じ組に入った。
- 石川真佑、佐藤淑乃、和田由紀子らの攻撃力に加え、若手選手の成長と選手層の拡大が今後の焦点となる。
【2026年最新】女子バレー日本代表の現在と監督・チーム体制

2026年度の女子日本代表は、前年から引き続きフェルハト・アクバシュ監督が指揮を執る体制となった。
日本バレーボール協会(JVA)は2026年4月15日、2026年度の女子日本代表登録メンバー37人を発表。初選出は14人で、経験豊富な選手と新しい世代を組み合わせた構成となった。
フェルハト・アクバシュ監督とは?

アクバシュ監督は、2025年度から女子日本代表を率いる指導者で、2026年度も続投している。
2026年5月11日に行われたキックオフ記者会見では、ロサンゼルス2028オリンピックの出場権獲得を今シーズンの重要目標として掲げた。
監督は次のように意気込みを示している。
「日本の国旗を一番高いところに」
これはJVAが公開した記者会見の報告に記された言葉だ。
2026年はVNL、アジア選手権、アジア競技大会と国際大会が続く重要なシーズンだった。アクバシュ監督にとっては、単に勝敗を積み重ねるだけでなく、複数の大会を通じてチームの完成度を高めることも大きな課題だった。
2026年度のキャプテンは石川真佑
2026年度の女子日本代表では、アウトサイドヒッターの石川真佑がキャプテンを務めた。
石川は2025年度からキャプテンを務めており、2026年もチームの中心的な存在として活動した。
ただし、アジア競技大会では別の編成が採用され、関菜々巳がキャプテンを担当している。
この違いは、年度登録メンバーと大会ごとの出場メンバーが同じではないことを示している。
【選手一覧】2026年度女子日本代表登録メンバー37人を紹介
2026年度の女子日本代表登録メンバーは37人。ポジション別に整理すると、アウトサイドヒッター14人、ミドルブロッカー10人、セッター8人、リベロ5人となる。
アウトサイドヒッター(14人)
- 和田由紀子
- 石川真佑
- 佐藤淑乃
- 鴫原ひなた
- 川添美優
- 宮部愛芽世
- 廣田あい
- 北窓絢音
- 大森咲愛
- 大友美空
- 佐藤彩夏
- 志摩美古都
- 忠願寺莉桜
- 大雲舞子
ミドルブロッカー(10人)
- 荒木彩花
- 島村春世
- 山田二千華
- 山口真季
- 宮部藍梨
- 本田凜
- 井上未唯奈
- 馬場柚希
- 甲萌香
- 山下裕子
セッター(8人)
- 関菜々巳
- 栄絵里香
- 中川つかさ
- 塩出仁美
- 花岡千聡
- 松井珠己
- 二宮みずき
- 小林天音
リベロ(5人)
- 小島満菜美
- 岩澤実育
- 福留慧美
- 西崎愛菜
- 西村弥菜美
この37人は年度を通じた登録メンバーであり、全員がすべての大会に出場したわけではない。
例えば、8月の女子アジア選手権では14人が選ばれ、9月のアジア競技大会では12人に絞られた。
なお、若手選手の大友美空については、8月の大会記録では秋本美空という表記が使われている。JVAの現行年度登録ページでは大友美空と記載されているため、過去の大会記録を調べる際には両方の表記に注意したい。
アジア選手権・アジア大会の出場メンバー
女子アジア選手権の14人は次の通り。
和田由紀子、島村春世、石川真佑、佐藤淑乃、関菜々巳、栄絵里香、小島満菜美、山田二千華、福留慧美、山口真季、宮部藍梨、鴫原ひなた、北窓絢音、秋本美空。
一方、アジア競技大会では次の12人が選出された。
和田由紀子、佐藤淑乃、関菜々巳、山田二千華、山口真季、塩出仁美、鴫原ひなた、西崎愛菜、廣田あい、北窓絢音、井上未唯奈、秋本美空。
注目したいのは、アジア大会の12人には石川真佑が含まれていなかったことだ。大会では関菜々巳がキャプテンを務め、VNLやアジア選手権とは異なるメンバー構成で戦った。
【大会結果】VNL7位・アジア選手権3位・アジア大会準優勝の全貌
2026年の女子日本代表を評価するうえで欠かせないのが、3つの主要大会の成績だ。
大会ごとの結果を並べると、日本代表が直面した課題と収穫が見えてくる。
| 大会 | 開催時期 | 日本の最終順位 | 主な結果 |
|---|---|---|---|
| バレーボールネーションズリーグ2026 | 6月3日~7月26日 | 7位 | 準々決勝でブラジルに1-3で敗退 |
| 2026女子アジア選手権 | 8月21日~30日 | 3位 | イランに3-0で勝利し銅メダル |
| 第20回アジア競技大会 | 9月16日~22日 | 準優勝 | 決勝で中国に0-3で敗退 |
バレーボールネーションズリーグ2026は7位
VNL2026は6月3日に開幕し、7月26日に全日程が終了した。
日本は予選ラウンドを勝ち進み、決勝ラウンドへの進出を決めた。予選ラウンドの成績は8勝4敗だった。
しかし、7月22日の準々決勝でブラジルと対戦し、セットカウント1-3で敗れた。
試合結果は以下の通り。
- 第1セット:日本26-24ブラジル
- 第2セット:日本22-25ブラジル
- 第3セット:日本16-25ブラジル
- 第4セット:日本20-25ブラジル
第1セットを先取した日本だったが、その後はブラジルの攻撃を抑えきれず、逆転負けとなった。
大会の最終順位はトルコ、ブラジル、イタリアがトップ3。日本は7位でシーズン最初の主要国際大会を終えた。
前年の2025年VNLでは4位だっただけに、2026年の7位は課題を残す結果となった。
女子アジア選手権は3位で銅メダル
8月21日から30日にかけて中国・天津で開催された2026女子アジア選手権。
この大会は2028年ロサンゼルスオリンピックの出場権が懸かった重要な大会だった。
日本は予選ラウンドで香港、韓国、ベトナムに3連勝。準々決勝でもチャイニーズタイペイを3-0で下した。
しかし、8月29日の準決勝でタイに1-3で敗戦。優勝国に与えられるオリンピック出場権の獲得はならなかった。
翌30日の3位決定戦ではイランと対戦し、25-21、25-16、26-24の3セット連取で勝利した。
最終順位は次の通り。
1位:タイ
2位:中国
3位:日本
4位:イラン
日本は銅メダルを獲得したものの、2027年女子ワールドカップへの出場権獲得という次の目標に進むことになった。
この試合では和田由紀子がチーム最多の19得点を記録。攻撃面で存在感を示した。
アジア競技大会は中国に敗れて準優勝
9月16日から22日にかけて愛知・名古屋で開催された第20回アジア競技大会。
日本は地元開催の大会で優勝を目指した。
準々決勝ではチャイニーズタイペイを3-0、準決勝では韓国を3-0で撃破。決勝進出を果たした。
しかし、9月22日の決勝では中国に0-3で敗れた。
決勝のスコアは以下の通り。
- 第1セット:19-25
- 第2セット:20-25
- 第3セット:23-25
3セット目は23点まで追い上げたものの、最後まで中国の優位を崩せなかった。
最終順位は中国が優勝、日本が準優勝、タイが3位となった。
アジア選手権の3位から約3週間後にアジア大会で準優勝を獲得したことは、チームが大会を通じて結果を積み重ねたことを示している。
ただし、アジア選手権の3位とアジア大会の準優勝は別々の大会の成績であり、混同しないことが大切だ。
【監督の選手起用】アクバシュ体制で何が変わったのか?
2026年の女子日本代表を語るうえで注目したいのが、フェルハト・アクバシュ監督による大会別の選手起用だ。
37人という大規模な登録メンバーから、各大会の出場選手を選抜する方式が採られた。
37人の登録と大会別の選抜
登録メンバーには、代表経験のある主力選手だけでなく、高校生や大学生など将来を担う選手も含まれた。
この構成からは、目の前の大会で結果を出すことと、次世代の選手を育成することを並行して進めようとするチーム編成が読み取れる。
特にアジア大会では、VNLやアジア選手権とは異なる12人が選出された。
石川真佑や福留慧美らがメンバーから外れた一方、廣田あいや井上未唯奈などが加わった。
この選考を単純に選手の実力順と捉えるのは適切ではない。大会ごとの登録人数やチーム構成、起用できる選手の役割が異なるためだ。
キャプテンの変更にも注目
2026年度の代表活動では、石川真佑がキャプテンを務めた。
一方、アジア競技大会では関菜々巳が主将となった。
関はセッターとして攻撃を組み立てる役割を担う選手であり、チーム全体を見渡すポジションにいる。
大会によってキャプテンが変わったことは、選手の役割やチーム内の責任分担が固定されていないことを示す。
今後の課題は攻撃の安定性と選手層
VNLのブラジル戦、アジア選手権のタイ戦、アジア大会の中国戦には共通する課題がある。
それは、世界トップクラスの相手に対して、試合の流れが悪くなったときに攻撃を立て直す力だ。
日本は守備やコンビネーションを武器にできる一方、相手のブロックが機能したときに得点を取り続けることが難しくなる場面があった。
そのため、石川、佐藤、和田ら中心選手への依存を抑えながら、複数の選手が得点源となるチームづくりが求められる。
【注目選手】石川真佑・佐藤淑乃・和田由紀子の実力と役割
2026年の女子日本代表には、攻撃の中心となる選手が複数いる。
なかでも石川真佑、佐藤淑乃、和田由紀子は、今後の代表チームを考えるうえで重要な存在だ。
石川真佑:チームをまとめるキャプテン
石川真佑はアウトサイドヒッターとして活躍する日本代表の中心選手。
2025年度からキャプテンを務め、2026年度も引き続きチームをまとめた。
2026年5月の代表キックオフ会見では、選手とスタッフが一つになって目標を達成したいという考えを示している。
石川の強みは、攻撃だけでなく、試合の状況に応じた対応力にもある。
トルコのエジザジュバシュに所属するなど海外での経験も重ねており、国際舞台での活躍が期待される。
佐藤淑乃:攻撃の中心を担うアタッカー
佐藤淑乃は2001年生まれのアウトサイドヒッター。
2026年度も日本代表に選出され、VNL、アジア選手権、アジア大会と主要大会で活動した。
イタリアのヴェロ・バレー・ミラノに所属し、海外リーグで経験を積んでいる。
2026年5月の代表会見では、オリンピック出場権を懸けたシーズンについて、どんな状況でもチームの勝利に貢献したいという意気込みを語った。
石川や和田とともに、攻撃の軸を形成する選手として注目される。
和田由紀子:得点力で存在感を示すアタッカー
和田由紀子は2026年の女子日本代表において、攻撃面で重要な役割を果たした選手だ。
イタリアのUYBAバレー・ブスト・アルシーツィオに所属し、海外でプレーしている。
特に女子アジア選手権の3位決定戦では19得点を記録。チームを銅メダル獲得に導く活躍を見せた。
また、VNLでも主力として起用されており、得点力を生かした攻撃が持ち味となっている。
秋本美空(現行登録名・大友美空):次世代を担う若手
2026年の代表活動で注目された若手の一人が、185cmの身長を持つ大友美空だ。
8月のアジア選手権や9月のアジア大会の記録では秋本美空として掲載されている。
高い打点を生かした攻撃が特徴で、アジア選手権ではベトナム戦でチーム最多16得点を記録した。
海外リーグでの経験も積み重ねており、今後の代表における攻撃の選択肢を増やす存在として期待される。
【世界ランキング】日本は6位!2027年ワールドカップへの展望
2026年10月13日時点のFIVB女子世界ランキングでは、日本は6位、337.16ポイントとなっている。
上位の顔ぶれは次の通り。
1位:イタリア
2位:ブラジル
3位:トルコ
4位:アメリカ
5位:ポーランド
6位:日本
7位:中国
日本はアジア勢では中国を上回る位置にいるものの、世界ランキング上位のイタリア、ブラジル、トルコとの差は小さくない。
アジア大会で準優勝したことは評価できるが、世界ランキング6位という数字だけで世界トップとの差が埋まったと判断することはできない。
2027年女子ワールドカップの組み合わせが決定
2026年10月26日、FIVBは2027年女子ワールドカップの組み合わせ抽選を実施した。
日本はF組に入り、ロシア、アルゼンチン、ブルガリアと対戦することが決まった。
大会は2027年8月20日から9月5日まで、アメリカとカナダで開催される。
予選ラウンドは4チームによる総当たり戦で、各組の上位2チームがラウンド16に進出する。
日本は2026年女子アジア選手権で3位に入ったことで、このワールドカップへの出場権を確保した。
さらに、2027年大会ではロサンゼルス2028オリンピックの出場権も懸かっている。すでに出場権を獲得した国を除く上位3チームがオリンピックへの切符を手にする仕組みだ。
アジア選手権で直接出場権を獲得できなかった日本にとって、2027年ワールドカップは極めて重要な大会となる。
2026年の結果から見える3つの課題
今後、日本代表が世界の強豪と対等に戦うためには、次の3点が重要になる。
1. 高さとパワーへの対応
ブラジル、トルコ、中国など、強力なアタッカーとブロックを持つチームに対して、守備から攻撃へ切り替える能力を高める必要がある。
2. 選手層の拡大
石川、佐藤、和田らの主力選手だけでなく、若手選手が国際大会で経験を積み、安定して得点できるようになることが求められる。
3. 終盤の勝負強さ
アジア選手権のタイ戦やアジア大会の中国戦のように、強豪との試合では終盤の数点が勝敗を左右する。接戦でミスを減らし、最後まで攻撃を組み立てる力が必要だ。
【女子バレー日本代表】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年度の女子バレー日本代表は何人ですか?
A1:JVAが発表した2026年度の登録メンバーは37人です。初選出は14人で、アウトサイドヒッター、ミドルブロッカー、セッター、リベロの4ポジションで構成されています。ただし、大会ごとの出場メンバーは別途選抜されます。
Q2:女子バレー日本代表のVNL2026の最終順位は何位ですか?
A2:7位です。日本は予選ラウンドを8勝4敗で突破しましたが、7月22日の準々決勝でブラジルに1-3で敗れました。
Q3:2026年女子アジア選手権の日本の順位は?
A3:3位です。準決勝でタイに敗れた後、3位決定戦でイランに3-0で勝利し、銅メダルを獲得しました。
Q4:2026年アジア競技大会の女子日本代表は何位でしたか?
A4:準優勝です。準決勝で韓国に3-0で勝利しましたが、決勝では中国に0-3で敗れました。
Q5:2026年の女子日本代表の監督は誰ですか?
A5:フェルハト・アクバシュ監督です。2025年度から女子日本代表を指揮しており、2026年度も続投しています。
Q6:2026年の女子バレー日本代表のキャプテンは誰ですか?
A6:年度を通じた代表活動では石川真佑がキャプテンを務めました。ただし、アジア競技大会では別の12人編成となり、関菜々巳がキャプテンを担当しました。
Q7:女子バレー日本代表の世界ランキングは何位ですか?
A7:2026年10月13日時点で6位、337.16ポイントです。FIVBが公表するシニア女子の世界ランキングに基づく順位です。
まとめ:女子バレー日本代表は2027年の世界大会へ
2026年の女子バレー日本代表は、VNL7位、女子アジア選手権3位、アジア競技大会準優勝という成績を残した。
アジア選手権では優勝を逃してロサンゼルス2028オリンピックの直接出場権を獲得できなかった一方、銅メダルによって2027年女子ワールドカップへの出場権を確保した。
石川真佑、佐藤淑乃、和田由紀子といった主力選手に加え、大友美空(大会記録上の旧表記は秋本美空)など若い選手の成長も今後の注目材料となる。
アクバシュ監督のもとで進められてきたチームづくりは、これから世界ランキング上位国との対戦で真価が問われる。
2027年ワールドカップではロシア、アルゼンチン、ブルガリアと同組。予選突破だけでなく、ロサンゼルス2028オリンピックの出場権獲得も視野に入れた戦いとなる。
2026年の女子日本代表を評価する際のポイントは、メダルの数だけではない。大会ごとの選手起用、若手の成長、強豪国との接戦で見えた課題を合わせて見ることが、チームの現在地を正しく理解する判断基準となる。
主な根拠資料:
- 日本バレーボール協会・2026年度女子日本代表登録メンバー、監督・スタッフ情報。
- 日本バレーボール協会・VNL2026公式最終順位、試合結果。
- 日本バレーボール協会・アジア競技大会公式結果、JOC・女子アジア選手権結果。
- FIVB・2026年10月13日世界ランキング、2027年女子ワールドカップ組み合わせ。
- 日本バレーボール協会・2024年パリ五輪代表記録、2025年度代表情報。