【通算対戦成績】アストロズが歴史的には大きくリード
2026年の直接対決だけを見ると、両チームの実力は拮抗しているように映る。しかし、長期的な対戦記録ではアストロズが明確に優位だ。
Statheadの2004~2026年のレギュラーシーズン対戦データでは、通算239試合の結果は次のとおりとなっている。
| 比較項目 | エンゼルス | アストロズ |
|---|---|---|
| 通算勝利 | 94 | 145 |
| 通算敗戦 | 145 | 94 |
| 勝率 | .393 | .607 |
| 通算得点 | 976 | 1,209 |
| 通算安打 | 1,871 | 2,130 |
| 通算本塁打 | 250 | 324 |
アストロズは勝利数で51勝上回り、勝率も6割を超えている。得点、安打、本塁打の各指標でもアストロズが優勢だ。
2026年の6勝7敗は歴史的な劣勢を覆したのか

2026年だけを切り取ると、エンゼルスはアストロズに対して6勝7敗。通算成績ほど大きな差はない。
さらに興味深いのが得点数だ。2026年の13試合で、エンゼルスは合計75得点、アストロズは53得点を記録している。
つまり、エンゼルスは年間の総得点で22点上回りながら、試合数では1勝負け越した。
8月20日の18対3だけで15点の得失点差を稼いでいるため、この1試合が年間の得点差を大きく押し上げたことが分かる。
18対3を除いた残り12試合でも、エンゼルスは57得点、アストロズは50得点。得点数ではエンゼルスが上回っていたが、勝敗では5勝7敗だった。
ここから分かるのは、野球では総得点が多いことと、シリーズを制することは必ずしも一致しないという事実だ。接戦を落とさず、得点を勝利に結びつける能力が、年間の対戦成績を左右する。
【両チームの力関係】アメリカンリーグ西地区で何が起きていたのか
2026年の対戦成績を正しく評価するには、アメリカンリーグ西地区全体の順位も確認する必要がある。
MLB公式のレギュラーシーズン最終順位によると、アストロズは81勝81敗で地区1位。対するエンゼルスは62勝100敗で地区5位だった。両チームの年間勝利数には19勝の開きがある。
2026年最終成績の比較

| 項目 | エンゼルス | アストロズ |
|---|---|---|
| レギュラーシーズン勝利 | 62 | 81 |
| 敗戦 | 100 | 81 |
| 勝率 | .383 | .500 |
| 地区順位 | 5位 | 1位 |
| 得失点差 | -97 | -32 |
この数字からは、シーズン全体ではアストロズが安定した成績を残したことが読み取れる。
ただし、アストロズも81勝81敗で勝率5割。圧倒的な強さで地区を制したわけではない。エンゼルスも直接対決では6勝を挙げており、特定のカードでは十分に競争力を発揮していた。
なぜ直接対決では接戦になったのか
注目したいのは、年間成績と直接対決の違いだ。
アストロズはシーズン全体でエンゼルスを大きく上回った。一方、13試合の直接対決では7勝6敗という僅差だった。
この差は、チーム全体のシーズン成績と、特定の相手との相性を分けて考える必要性を示している。
例えば、エンゼルスはアストロズの本拠地で行われた7試合で4勝3敗と勝ち越した。一方、自らの本拠地では6試合で2勝4敗と負け越している。
本拠地で勝ち切れなかった点は、エンゼルスにとって改善すべき材料だろう。
反対にアストロズは、自らの本拠地で優位に試合を進めた一方、エンゼル・スタジアムでは3連戦を含めて苦戦する場面もあった。
年間成績ではアストロズ、直接対決の得点力ではエンゼルスにも強みがあった。 この二つを混同しないことが、2026年の力関係を理解するポイントだ。
【2027年の試合日程】次のエンゼルス対アストロズはいつ?
2026年の直接対決は8月20日で終了した。次に注目されるのは2027年の対戦スケジュールだ。
MLBが公表している2027年のレギュラーシーズン日程では、両チームは複数回に分かれて対戦する予定となっている。
2027年の主な対戦予定
| 日程 | 開催地 | 対戦 |
|---|---|---|
| 4月19~21日 | エンゼル・スタジアム | エンゼルス対アストロズ |
| 4月26~28日 | ダイキン・パーク | アストロズ対エンゼルス |
| 9月13~16日 | ダイキン・パーク | アストロズ対エンゼルス |
| 9月24~26日 | エンゼル・スタジアム | エンゼルス対アストロズ |
※日程は公表済みの2027年シーズンスケジュールに基づく。試合開始時刻などは変更される可能性がある。
2027年の最初の対戦は、4月19日から21日までのエンゼル・スタジアムでの3連戦となる予定だ。
次戦で注目したい3つのポイント
1.エンゼルスの先発ローテーション
2026年の対戦では、接戦を落とす試合も少なくなかった。先発投手がどこまで長いイニングを投げられるかは、次のシリーズでも大きな焦点になる。
特に8月20日の試合では、グレイソン・ロドリゲスが7イニングを投げて試合を安定させた。打線の援護だけではなく、先発投手の安定感も勝利に直結する。
2.アストロズ打線への対応
アストロズは2026年の通算対戦成績で優位を保っている。シーズンを通じた得点力と長期的な実績を考えると、エンゼルス投手陣にとって引き続き難しい相手だ。
特に接戦での失点を抑えられるかが重要になる。
3.ザック・ネトを中心とする攻撃陣
2026年8月20日の18対3は、ネトの5安打7打点が象徴する試合だった。
ただし、1試合の記録だけで翌シーズンの打撃成績を予測することはできない。2027年はネト個人の調子に加え、打線全体で得点機会を生み出せるかに注目したい。
なお、2027年の具体的なスタメンや先発投手は、各試合が近づいてからの発表・予告を確認する必要がある。
【エンゼルス対アストロズ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のエンゼルス対アストロズはどちらが勝ち越しましたか?
A1:アストロズが7勝、エンゼルスが6勝で、アストロズが1勝差で勝ち越した。全13試合の対戦だった。
Q2:エンゼルス対アストロズの2026年最新スコアは何対何ですか?
A2:最後の直接対決となった2026年8月20日は、エンゼルスが18対3で勝利した。18安打を記録し、ザック・ネトが5安打7打点を挙げた。
Q3:エンゼルスとアストロズの通算対戦成績は?
A3:2026年終了時点のレギュラーシーズン通算成績は、エンゼルス94勝、アストロズ145勝。2004年から2026年までの239試合で、アストロズが大きくリードしている。
Q4:次のエンゼルス対アストロズはいつ開催されますか?
A4:2027年4月19日から21日まで、エンゼル・スタジアムで3連戦が予定されている。その後、4月26日から28日にはアストロズの本拠地で対戦する予定だ。
Q5:2026年8月20日の18対3で活躍した選手は誰ですか?
A5:エンゼルスのザック・ネトだ。6打数5安打7打点を記録し、MLB公式記録によると、球団史上初めて1試合5安打・7打点を達成した選手となった。
まとめ:2026年の1勝差が示した両チームの実力と次戦の見どころ
2026年のエンゼルス対アストロズは、アストロズが7勝6敗で勝ち越した。しかし、試合内容を詳しく見ると、エンゼルスにも得点力や爆発力で存在感を示した場面があった。
特に8月20日の18対3は、ザック・ネトの球団史に残る活躍とともに、2026年を代表する試合となった。
一方、通算成績はアストロズが145勝94敗と優勢。シーズン全体でもアストロズがアメリカンリーグ西地区1位、エンゼルスが5位という結果だった。
今後の対戦を評価する際には、次の3点を押さえておきたい。
- 直接対決の勝敗: 2026年はアストロズが1勝差で勝ち越し。
- 試合内容: エンゼルスは得点力で上回ったものの、勝利数では及ばなかった。
- 次の注目日程: 2027年4月19日からのエンゼル・スタジアムでの3連戦。
両チームの関係は、通算成績だけを見ればアストロズ優位だ。しかし、2026年の結果はエンゼルスにも十分な反撃の余地があることを示した。
次のシリーズでは、2026年の1勝差がどのように変化するのか。先発投手の出来、ネトを中心とした打線の得点力、そして接戦を制する勝負強さが見どころになる。