【大谷翔平・マイク・トラウト】2022年の個人成績を徹底比較

目次

エンゼルスの2022年を語るうえで、大谷翔平とマイク・トラウトの活躍は外せません。

チームは負け越したものの、2人はそれぞれ際立った数字を残しました。特に大谷は投打両面で歴史的なシーズンを送り、トラウトも故障による欠場がありながら40本塁打を記録しています。

大谷翔平:15勝・34本塁打の歴史的シーズン

エンゼルス試合日程 2022


投打二刀流で活躍

15勝9敗

エンゼルス試合日程 2022

投手成績・防御率2.33

2022年の大谷は、打者として157試合に出場し、投手として28試合に先発しました。

打者成績
- 打率:.273
- 本塁打:34本
- 打点:95
- 安打:160本
- 盗塁:11
- OPS:.875

投手成績
- 勝敗:15勝9敗
- 防御率:2.33
- 投球回:166回
- 奪三振:219
- 先発登板:28試合

MLB公式の2022年シーズン総括によると、大谷は同一シーズンに10勝以上と30本以上の本塁打を達成したMLB史上初の選手となりました。また、打者と投手の両方でリーグの主要成績ランキングに入るという歴史的な記録も残しています。

特に注目したいのが、6月21日のロイヤルズ戦です。

大谷はこの試合で8打点を記録。日本出身選手によるMLBの1試合最多打点記録を更新しました。翌22日には投手として13奪三振を記録し、2試合連続で異なる役割から歴史的な記録を残しています。

さらに、9月14日から10月3日まで18試合連続安打を記録。チームの順位争いが厳しくなるシーズン終盤にも、打者として高いパフォーマンスを維持しました。

マイク・トラウト:119試合で40本塁打

エンゼルス試合日程 2022


40本塁打達成

40本


119試合で記録した本塁打数

トラウトは肋骨の負傷などによって出場試合数が119試合にとどまりましたが、打撃面では圧倒的な数字を残しました。

- 打率:.283
- 本塁打:40本
- 打点:80
- 安打:124本
- 出塁率:.369
- 長打率:.630
- OPS:.999

さらに、9月4~12日には球団記録となる7試合連続本塁打を達成しました。アナハイムの本拠地でも5試合連続で本塁打を放ち、球場記録に並んでいます。

2022年のシルバースラッガー賞も受賞し、通算9度目の受賞となりました。ア・リーグMVP投票でも8位に入っています。

個人成績とチーム成績が一致しなかった理由

大谷とトラウトの数字だけを見ると、エンゼルスが勝ち越していても不思議ではありません。

しかし、野球は個人の成績だけでは勝敗が決まりません。

2人が優れた成績を残しても、ほかの打者が得点機会を生かせなければ勝利につながりません。投手陣についても、先発投手の好投を救援陣や打線が支えられなければ、接戦を落とすことになります。

2022年のエンゼルスは、まさにこのチーム全体のバランスに課題を抱えていました。

【73勝89敗の理由】ア・リーグ西地区順位とシーズン失速の背景

2022年のエンゼルスは、開幕直後から5月中旬にかけて好調でした。

5月15日時点では24勝13敗で、勝率5割を11ゲーム上回る成績を記録。地区優勝争いにも加わっていました。

ところが、5月下旬から状況が一変します。

2022年アメリカンリーグ西地区の最終順位

MLB公式の2022年レギュラーシーズン最終順位は次のとおりです。

- 1位:ヒューストン・アストロズ 106勝56敗
- 2位:シアトル・マリナーズ 90勝72敗
- 3位:ロサンゼルス・エンゼルス 73勝89敗
- 4位:テキサス・レンジャーズ 68勝94敗
- 5位:オークランド・アスレチックス 60勝102敗

エンゼルスは首位アストロズから33ゲーム差、2位マリナーズから17ゲーム差でシーズンを終えました。ワイルドカード争いでも13ゲーム差がついています。

5月25日からの14連敗が転換点

2022年のエンゼルスを大きく後退させたのが、5月25日から始まった14連敗です。

対戦相手にはレンジャーズ、ブルージェイズ、ヤンキース、フィリーズ、レッドソックスなどの強豪が含まれていました。

この間、6月7日にはジョー・マドン監督が解任され、フィル・ネビン三塁ベースコーチが暫定監督に就任しました。

マドン監督の解任は、12連敗中の出来事です。球団が期待していたシーズン序盤の勢いが失われ、チーム再建に向けて指揮体制の変更が必要だと判断されたことが背景にありました。

さらに、MLB公式のシーズン総括によると、5月25日から6月15日までの成績は2勝18敗。トロント、ニューヨーク、フィラデルフィア、ボストン、ニューヨーク・メッツ、ドジャースといった相手に苦戦しました。

投手陣よりも打線の得点力に課題

興味深いのは、2022年のエンゼルスが投手力で大きく崩れたチームではなかったことです。

MLB公式のシーズン分析によると、チーム防御率は3.77でメジャー全体9位タイでした。

一方、総得点は623点で、メジャー全体の下位に位置する6番目に少ない数字でした。

つまり、投手陣が一定の水準を維持していた一方、打線が継続的に得点を生み出す力を欠いていたのです。

また、アンソニー・レンドンが6月に手首の手術を受け、三塁の攻撃力を補う選手層にも問題が生じました。大谷やトラウトが調子を落としたときに、ほかの選手が得点力を補いきれなかったことも課題として挙げられています。

この数字を踏まえると、73勝89敗という成績は、スター選手の個人成績だけでは説明できないチーム全体の戦力バランスの問題を示していたと分かります。

【エンゼルス試合開始時間】2022年の試合を日本時間に換算する方法

日本からエンゼルスの試合をチェックする場合、注意したいのが現地時間と日本時間の時差です。

エンゼル・スタジアムがあるアナハイムは、2022年のレギュラーシーズン中、主に米国太平洋夏時間(PDT)を採用していました。

日本時間との時差は16時間です。

例えば、ホームゲームが現地時間の午後7時7分開始なら、日本時間では翌日の午前11時7分となります。

アナハイム現地時間 日本時間
午後1時7分 翌日午前5時7分
午後4時7分 翌日午前8時7分
午後6時38分 翌日午前10時38分
午後7時7分 翌日午前11時7分

これは時差を使った換算例であり、すべての試合が同じ時間に開始されるわけではありません。

また、敵地での試合では開催都市のタイムゾーンに合わせる必要があります。ニューヨークやボストンなど東海岸の球場では、アナハイムとは時差が異なります。

2021年8月の当初の日程発表時点でも、エンゼルスは試合開始時間を後日発表すると案内していました。日付だけで開始時間を判断せず、個別の試合記録を確認することが大切です。

【エンゼルス試合日程2022】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:エンゼルスの2022年開幕戦はいつ、どこと対戦しましたか?

2022年4月7日です。当初は3月31日にアスレチックスとの敵地開幕戦が予定されていましたが、MLBのロックアウトによる日程変更で延期されました。実際の開幕戦は本拠地でのヒューストン・アストロズ戦となり、1対3で敗れています。

Q2:2022年のドジャースとのフリーウェイシリーズはいつでしたか?

6月14・15日にドジャー・スタジアム、7月15・16日にエンゼル・スタジアムで開催されました。合計4試合でエンゼルスは全敗し、4試合のスコアは0対2、1対4、1対9、1対7でした。

Q3:エンゼルスの2022年の最終順位と成績は?

全162試合を戦い、73勝89敗、勝率.451でアメリカンリーグ西地区3位でした。首位のアストロズは106勝56敗、2位のマリナーズは90勝72敗でした。エンゼルスはポストシーズン進出を逃しています。

まとめ:2022年の日程変更と73勝89敗から見えるもの

2022年のロサンゼルス・エンゼルスは、MLBのロックアウトによって開幕が3月31日から4月7日に延期されるという異例のシーズンを迎えました。

開幕戦はヒューストン・アストロズとのホームゲームに変更され、延期されたアスレチックス戦やマリナーズ戦は、シーズン途中のダブルヘッダーなどで消化されています。

シーズンの重要なポイントを整理すると、次のようになります。

- 開幕戦:4月7日、アストロズ戦で1対3の敗戦
- フリーウェイシリーズ:ドジャースに4戦全敗
- 大谷翔平:15勝9敗、防御率2.33、34本塁打
- マイク・トラウト:119試合で40本塁打
- 最終戦:10月5日、アスレチックスに2対3で敗戦
- 最終成績:73勝89敗、ア・リーグ西地区3位

2022年のエンゼルスを評価するとき、注目すべきなのは大谷とトラウトの個人成績と、チーム全体の勝敗が必ずしも一致しなかった点です。

投手陣は防御率でメジャー上位に入り、大谷は二刀流で歴史的な記録を樹立しました。それでも打線の得点力や選手層の不足、シーズン途中の14連敗を克服できず、勝ち越しには届きませんでした。

2022年は、大谷翔平とマイク・トラウトの個人記録が際立つ一方、エンゼルスというチームの課題も鮮明になったシーズンだったのです。

2026年に当時の試合日程や結果を調べる際は、当初発表された3月31日開幕の予定表ではなく、4月7日開幕・10月5日終了となった改訂後の確定日程を基準にすることが、正確な試合記録をたどるポイントです。