【審査方法を徹底解説】M-1審査員は何を基準に点数を付ける?
M-1の審査員を理解するには、決勝の採点システムを知っておく必要があります。
公式サイトに記載されている基本的な審査基準は、「とにかくおもしろい漫才」です。細かな評価項目ごとの配点や、審査員を選ぶ具体的な基準は公表されていません。
ファーストラウンドは100点満点の合計点

決勝では、まずファーストラウンドが行われます。
各審査員が出場コンビのネタを100点満点で採点し、その合計点で順位を決定。上位3組が最終決戦に進みます。
9人体制なら満点は900点です。
この段階では、単純な順位だけでなく、各審査員がどのコンビを高く評価したかも注目されます。
最終決戦は審査員の投票で優勝が決まる

最終決戦では、審査方式が変わります。
ファーストラウンドのように点数を付けるのではなく、審査員が最も面白かったと思う1組に投票します。最多票を獲得したコンビが優勝です。
2025年大会は、この仕組みが分かりやすく表れた大会でした。
M-1グランプリ2025の決勝結果
ファーストラウンド1位
エバース870点

ファーストラウンド2位
たくろう861点
最終決戦・優勝
たくろう8票
9人中8人の支持を獲得
つまり、ファーストラウンドで最高得点を獲得したエバースが、そのまま優勝するわけではありません。
最終決戦では新しいネタが披露され、改めて審査員の評価が行われます。
M-1は1本目のネタの完成度だけでなく、2本目でも観客と審査員を納得させられるかが勝負を分ける大会なのです。
敗者復活戦の審査員とは別制度
もう一つ注意したいのが、決勝審査員と敗者復活戦の審査員の違いです。
2025年の敗者復活戦では、次の5人が芸人審査員を担当しました。
- 井口浩之(ウエストランド)
- 久保田かずのぶ(とろサーモン)
- 野田クリスタル(マヂカルラブリー)
- ユースケ(ダイアン)
- 渡辺隆(錦鯉)
敗者復活戦では観客による審査と芸人審査員による最終投票を組み合わせ、決勝へ進む1組を選出する仕組みでした。
決勝の9人と敗者復活戦の5人は、役割も選考方法も異なります。両者を混同しないことが大切です。
【炎上・噂の真相】松本人志の不在とネットの反応を検証
M-1審査員をめぐるニュースでは、採点への賛否だけでなく、審査員の人選そのものも話題になります。
特に注目されてきたのが、松本人志の不在、若手・中堅芸人の起用、そして点数の付け方です。
松本人志はなぜ審査員にいない?
松本人志は、M-1の歴代審査員の中でも象徴的な存在です。
2001年から長年にわたって審査を担当してきましたが、2024年大会では審査員から外れました。
さらに2025年大会でも名前はありませんでした。
スポーツニッポンなどの報道でも、2023年大会まで審査員を務めていた松本が2024年、2025年と続けて不在だったことが取り上げられています。
ただし、ここで区別しておきたいのは次の3点です。
| 話題 | 確認できる状況 |
|---|---|
| 2023年までの出演 | 決勝審査員として参加 |
| 2024・2025年 | 2大会連続で審査員に不在 |
| 2026年の復帰 | 公式発表なし |
松本人志の不在をめぐっては、さまざまな憶測が見られます。しかし、2026年大会への復帰が決定したという公式情報はありません。
したがって、復帰決定説や永久に降板したという断定的な情報には注意が必要です。
オードリー若林とNON STYLE石田が外れた理由
2025年の審査員発表では、前年に参加したオードリー・若林正恭とNON STYLE・石田明がメンバーから外れました。
代わりに加わったのが、後藤輝基と駒場孝です。
この変更に対して、J-CASTニュースは、若林の不参加を惜しむSNSの反応を報道しました。
特に、2024年に初めて審査員を務めた若林の評価やコメントをもう一度見たかったという声が紹介されています。
ここで重要なのは、審査員の交代が必ずしも評価の低下や問題行動を意味するわけではないことです。
毎年同じメンバーを固定するのではなく、異なる芸人に審査の機会が回ることも大会の特徴といえます。
2025年の採点は炎上した?めぞんの評価をめぐる議論
2025年大会終了後、ネット上で議論になったテーマの一つが、めぞんの採点でした。
めぞんはファーストラウンドで820点、10組中10位という結果でした。
一部の視聴者からは、ネタを高く評価する声と、点数が低すぎるのではないかという疑問が上がりました。
一方で、ネタの展開や後半部分の構成を考慮すれば妥当な採点だったという意見も見られました。
ライブドアニュースが配信した報道でも、めぞんの評価をめぐる賛否や審査員の年齢構成に関する議論が取り上げられています。
また、ヤーレンズの楢原真樹は、審査員の点数をめぐってネット上で争いが起きている状況について、ラジオ番組で苦言を呈したとENCOUNTが報じています。
この一連の出来事から分かるのは、採点への不満と審査員個人への攻撃は別の問題だということです。
審査結果について議論することは大会の楽しみ方の一つですが、点数の違いだけで審査員の人格や能力を決めつけることは、健全な批評とはいえません。
ネットの反応から見える3つの論点
これまでの報道を整理すると、審査員に対するネットの反応には、大きく3つの傾向があります。
1. 人選への期待と惜別:新しい審査員の加入を歓迎する一方、前年の審査員が外れたことを残念に思う声。
2. 採点への疑問:自分が面白いと感じたコンビと審査員の点数が異なる場合に生まれる議論。
3. 講評への評価:点数の根拠を具体的に説明できる審査員を支持する反応。
駒場の初審査に対する好意的な反応や、若林の不在を惜しむ声は、審査員に対する視聴者の関心が単なる点数だけにとどまらないことを示しています。
【プロの結論】2026年のM-1審査員を見るときに注目すべきポイント
M-1の審査員を評価するとき、最も重要なのは有名かどうかではありません。
漫才のどこを評価しているのか、どのような視点で点数を付けているのか、そして異なるタイプの漫才をどう評価しているのかが重要です。
1. 漫才の専門性と審査経験
M-1の審査員には、歴代王者や決勝経験者が多く名を連ねています。
実際に大舞台を経験した芸人であれば、ネタの構成、ボケとツッコミの関係、テンポ、会場の空気など、さまざまな観点から漫才を捉えられます。
ただし、優勝経験があるからといって、すべてのネタを正確に評価できるわけではありません。
2. 評価の多様性
M-1には、しゃべくり漫才、コント漫才、独特な設定を使う漫才など、さまざまなスタイルがあります。
特定の芸風に偏った評価にならないよう、異なる経験や個性を持つ審査員がそろうことには意味があります。
2025年の9人も、異なる世代や芸歴を持つ漫才師で構成されていました。
3. 点数だけでなく講評にも注目する
視聴者が審査を理解するためには、点数だけを見ても十分ではありません。
例えば、95点と92点の違いがあった場合、その3点差にどのような評価が込められているのかを考える必要があります。
- ネタの構成が優れていたのか
- 笑いの量や質が高かったのか
- 独創性が評価されたのか
- 後半に失速があったのか
- コンビの個性が十分に生かされていたのか
こうした観点から審査員の講評を聞くと、漫才そのものをより深く楽しめます。
4. 2026年の人選で見るべきこと
2026年大会では、次の点に注目すると審査体制の変化を理解しやすくなります。
- 2025年の9人体制が継続されるか
- 礼二や塙宣之などの常連が続投するか
- 新たなM-1王者や決勝経験者が加わるか
- 女性漫才師を含む多様な視点が維持されるか
- 採点の理由を説明する講評が充実するか
ただし、これらは今後の発表を見るための判断材料であり、2026年の人選を予告するものではありません。
【エムワン審査員に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:M-1グランプリ2026の審査員は誰ですか?
2026年11月1日時点では、決勝審査員の公式発表はありません。2025年の審査員は9人でしたが、2026年も同じ顔ぶれになるとは限りません。
Q2:M-1の審査員を最も多く務めたのは誰ですか?
歴代最多は松本人志の17回です。2位は中川家・礼二の11回で、2015年から2025年まで連続して担当しています。
Q3:2025年のM-1審査員は誰でしたか?
中川家・礼二、かまいたち・山内健司、ナイツ・塙宣之、博多華丸・大吉・博多大吉、笑い飯・哲夫、アンタッチャブル・柴田英嗣、ミルクボーイ・駒場孝、フットボールアワー・後藤輝基、海原ともこの9人です。
Q4:松本人志は2026年の審査員に復帰しますか?
現時点で復帰を示す公式発表はありません。2024年と2025年の決勝審査員には参加していません。
Q5:M-1の審査員は何人ですか?
大会によって異なります。2016年は5人、2017~2023年は7人、2024年と2025年は9人でした。2026年の人数は未発表です。
まとめ:M-1審査員2026の最新ニュースと今後の注目点
M-1グランプリの審査員は、大会の歴史とともに変化してきました。
松本人志が17回という最多担当記録を持ち、中川家・礼二が11大会連続で審査を担当。2024年からは9人体制となり、2025年には後藤輝基と駒場孝が新たに加わりました。
一方、審査員の人選や採点については毎年さまざまな意見が生まれます。若林正恭の不在を惜しむ声や、めぞんの採点をめぐる議論なども、その関心の高さを示す出来事でした。
2026年11月1日現在、決勝審査員はまだ未発表です。
過去の実績だけでなく、新たな審査員が加わる可能性にも注目したいところです。
今年は過去最多の12,663組がエントリーした大会。漫才師たちの戦いとともに、誰が審査席に座り、どのような評価を示すのかにも注目が集まります。
2026年の正式発表後は、審査員の顔ぶれだけでなく、歴代メンバーとの違いや採点傾向まで確認することが、M-1をより深く楽しむポイントになります。