【結論】チェンソーマンは週刊少年ジャンプから少年ジャンプ+へ移籍した作品

目次

『チェンソーマン』は、最初から少年ジャンプ+で連載されていた漫画ではない。藤本タツキが描く本作は、まず『週刊少年ジャンプ』で第一部を連載し、その完結後に『少年ジャンプ+』へ掲載媒体を移して第二部をスタートさせた。

【検証資料 1】チェンソー マンジャンプの当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

この経緯を押さえると、「チェンソーマンはジャンプ作品なのか」という疑問への答えは明確になる。どちらも集英社が展開する少年ジャンプブランドの媒体であり、第一部と第二部で連載先が異なるだけだ。

集英社の少年ジャンプ公式作品紹介には、作者名として藤本タツキ、連載開始時期として2019年1号が記載されている。また、同ページは『ファイアパンチ』の作者が週刊少年ジャンプに初登場した作品として紹介している。

つまり、本作は藤本タツキが『ファイアパンチ』で注目を集めた後、週刊少年ジャンプ本誌に進出した代表作の一つであり、その後デジタル媒体である少年ジャンプ+に活動の場を移した作品でもある。

【連載年表】2019年1号から2026年の全24巻完結まで

チェンソー マンジャンプ

連載の流れを正確に理解するには、雑誌での連載開始日と、少年ジャンプ+で各話が公開された日付を区別する必要がある。

特に第1話の公開日と2019年1号の発売日は異なる。公式サイトに掲載された作品情報と、各エピソードの配信記録を整理すると、次のようになる。

時期 出来事 媒体・補足 2018年12月3日 2019年1号で連載開始 週刊少年ジャンプ 2019年4月8日 第1話「犬とチェンソー」がジャンプ+で公開 第一部・公安編 2020年12月14日 週刊少年ジャンプ2021年2号で第一部完結 全97話 2022年7月13日 第二部の連載開始 少年ジャンプ+・第98話から 2025年10月1日 第二部・第216話「憧れの」公開 少年ジャンプ+ 2026年3月25日 第232話「ありがとうチェンソーマン」公開 第二部完結 2026年6月4日 単行本第24巻発売 シリーズ最終巻

この年表で注目したいのは、第一部の連載開始が2018年12月である一方、掲載号の表記は2019年1号となっている点だ。雑誌の号数と実際の発売年が一致しないため、検索結果によって2018年開始と2019年開始の両方が表示される。

集英社の公式紹介に記載されている連載開始表記は2019年1号。一方、2018年12月3日は同号の実際の発売日である。どちらかが間違っているわけではない。

また、第一部の最終回は週刊少年ジャンプ2021年2号に掲載された第97話「愛・ラブ・チェンソー」。少年ジャンプ+のエピソードページでは、同話が2021年3月22日付で掲載されている。これは雑誌での最終回掲載と、デジタル版のエピソード公開記録が異なるためだ。

【掲載媒体の違い】週刊少年ジャンプと少年ジャンプ+は何が違う?

チェンソー マンジャンプ

『チェンソーマン』の掲載媒体を理解するうえで重要なのが、『週刊少年ジャンプ』と『少年ジャンプ+』の違いだ。

両者は同じ集英社の少年ジャンプブランドに属しているが、読者への届け方や媒体の性格が異なる。

週刊少年ジャンプは紙の週刊漫画誌を中心とする媒体

チェンソー マンジャンプ

『週刊少年ジャンプ』は、毎週発売される漫画雑誌だ。複数の連載作品が一冊にまとまり、読者は同じ号でさまざまな作品を楽しめる。

『チェンソーマン』第一部は、この週刊連載の枠組みでスタートした。デンジ、ポチタ、マキマ、早川アキ、パワーといった主要キャラクターを登場させ、公安のデビルハンターたちを中心とする物語を展開した。

少年ジャンプ+はデジタル配信を中心とする漫画プラットフォーム

一方の『少年ジャンプ+』は、スマートフォンやパソコンから漫画を読める集英社のデジタル漫画サービスだ。

第二部は2022年7月13日に同サービスでスタートし、第98話から物語が再開した。主人公デンジを引き継ぎながら、三鷹アサや戦争の悪魔ヨルなど、新たな人物と視点を加えて物語の幅を広げている。

この移行は、出版社が変わったわけでも、少年ジャンプブランドから離れたわけでもない。連載を掲載する媒体が、週刊漫画誌からデジタルプラットフォームへ変わったということだ。

なぜ第二部はジャンプ+に移ったのか

第二部の掲載先が少年ジャンプ+になったことは公式発表で明らかになっている。ただし、媒体変更の理由を単純に「過激な描写が週刊少年ジャンプでは掲載できなかったから」と説明するのは適切ではない。

連載先の変更という事実と、その背景にある編集上の判断は別の問題だからだ。

デジタル媒体には、アプリを通じて読者へ直接エピソードを届けられる利点がある。作品単位で読者がアクセスしやすく、既存の雑誌の読書習慣とは異なる接点をつくれることも特徴だ。

実際、第二部の開始時には第98話が少年ジャンプ+で公開され、第一部の過去エピソードも同サービスで読める形が案内された。シリーズを継続して追う読者にとって、第一部から第二部へ移る導線が用意されたのである。

したがって、掲載媒体の変更を打ち切りや降格と捉えるのではなく、作品の続編を別の配信環境で展開するための連載形態の変更として理解するのが正確だ。

【第1話・第216話】ジャンプ+で読めるエピソードと完結状況を検証

検索時に混乱しやすいのが、少年ジャンプ+に掲載されている第1話と第216話の位置づけだ。

どちらも公式エピソードページが存在するが、掲載された時期も物語上の役割も異なる。

第1話「犬とチェンソー」はデンジとポチタの出会いを描く

第一部の第1話のタイトルは「犬とチェンソー」。少年ジャンプ+の公式ページでは、2019年4月8日付で公開されている。

主人公のデンジは、悪魔のポチタと一緒にデビルハンターとして働く貧しい少年だ。父親の残した借金を抱え、生活のために悪魔を狩る仕事を続けている。

ところが、残忍な裏切りによって彼の日常は一変する。命を失いかけたデンジはポチタと契約し、悪魔の力をその身に宿したチェンソーマンとして生まれ変わる。

第1話は、デンジとポチタの関係、主人公の置かれた境遇、そして作品全体を象徴する変身の仕組みをまとめて提示する導入部分だ。

なお、ジャンプ+での第1話の公開日は2019年4月8日だが、これは週刊少年ジャンプでの連載開始日ではない。雑誌での初掲載は2018年12月発売の2019年1号である。

第216話「憧れの」は2025年10月公開の第二部エピソード

第216話の正式なタイトルは「憧れの」。少年ジャンプ+の公式エピソードページによると、公開日は2025年10月1日だ。

このエピソードは第二部に属しており、第一部の続編として展開される戦争の悪魔をめぐる物語の途中に位置する。

集英社の単行本第23巻の収録話一覧にも第216話が掲載されている。同巻には第211話から第222話までが収録されており、第216話がシリーズ全体の最終回ではないことも確認できる。

ここが検索上の大きな誤解につながりやすい。少年ジャンプ+で第216話の作品ページを見つけても、それを最新話や最終話と判断してはいけない。

本当の最終回は第232話「ありがとうチェンソーマン」

第二部の最終話は、2026年3月25日に公開された第232話「ありがとうチェンソーマン」である。

少年ジャンプ+の公式ページでは、第二部に「完結済み」の表示があり、第232話が最終話として掲載されている。集英社の単行本第24巻にも同話が収録された。

つまり、検索キーワードに含まれる第216話は第二部の途中のエピソードであり、2026年現在の完結地点は第232話だ。

【2026年最新情報】第二部完結・JC全24巻・アニメの展開

2026年11月現在、『チェンソーマン』の漫画本編は第一部・第二部ともに完結している。

単行本はジャンプコミックス全24巻。第一部の物語は第11巻まで、第二部の物語は第12巻から第24巻までに収録されている。

単行本第24巻は2026年6月4日発売

集英社の書誌情報によると、最終巻となる『チェンソーマン』第24巻は2026年6月4日に発売された。

主な書誌情報は次のとおり。

- 著者:藤本タツキ
- 出版社:集英社
- レーベル:ジャンプコミックス
- 発売日:2026年6月4日
- 価格:572円(税込)
- 判型:新書判
- ページ数:176ページ
- ISBN:978-4-08-885051-1

第24巻には第223話から第232話までを収録。最終話「ありがとうチェンソーマン」でシリーズの物語を締めくくる。

集英社の公式書誌では、作品紹介にも完結巻であることが示されている。したがって、2026年11月時点で漫画の続刊を待つ状態ではない。

2026年も続くアニメ・映画関連の展開

漫画本編が完結した後も、作品を取り巻くメディア展開は続いている。

2025年12月には、TVアニメ『チェンソーマン 刺客篇』の制作決定が集英社の公式発表で告知された。さらに2026年6月19日には、アニメ公式サイトで最新ティザーPVが公開されている。

ただし、制作決定やティザーPVの公開と、実際の放送・公開日の決定は別だ。具体的な放送時期を確定情報として扱わないよう注意したい。

劇場版『チェンソーマン レゼ篇』も大きな話題を集めた。2026年の公式作品紹介では、興行収入108億円を突破した実績が紹介されている。さらに、2026年8月25日にはアニメ公式サイトから、同作のPrime Videoでの見放題独占配信が9月19日から始まると告知された。

同じ公式作品紹介では、コミックス全24巻のシリーズ累計発行部数が3,600万部を突破したことも紹介されている。漫画の完結後も、映像作品や関連企画を通じて作品に触れる機会は続いている。

2026年の状況を整理すると、漫画は完結済み、単行本は全24巻発売済み、アニメ『刺客篇』は制作が進められている段階という位置づけになる。

【チェンソーマンとジャンプ】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:チェンソーマンは週刊少年ジャンプの漫画ですか?

はい。第一部は『週刊少年ジャンプ』2019年1号から2021年2号まで連載されました。その後、第二部は『少年ジャンプ+』へ移籍して2022年7月13日から連載されました。

Q2:チェンソーマンの第一部は何話で完結しましたか?

第一部は全97話で完結しました。最終回のタイトルは「愛・ラブ・チェンソー」です。単行本では第11巻までに収録されています。

Q3:チェンソーマンの第1話は少年ジャンプ+で読めますか?

はい。少年ジャンプ+には第一部の第1話「犬とチェンソー」の公式エピソードページがあります。ただし、公開日として表示される2019年4月8日は、週刊少年ジャンプでの連載開始日とは異なります。

Q4:チェンソーマンの第216話は最終回ですか?

いいえ。第216話「憧れの」は2025年10月1日に公開された第二部のエピソードです。最終回は2026年3月25日公開の第232話「ありがとうチェンソーマン」です。

Q5:チェンソーマンは2026年現在も連載していますか?

いいえ。第二部は2026年3月25日に完結しました。現在は第一部と第二部を合わせて全24巻の単行本で読むことができます。

Q6:チェンソーマンの単行本は全何巻ですか?

全24巻です。第一部が1~11巻、第二部が12~24巻に収録されています。最終巻の第24巻は2026年6月4日に発売されました。

Q7:チェンソーマンのアニメ『刺客篇』は放送されていますか?

2026年11月時点では、制作決定と2026年6月の最新ティザーPV公開が確認できます。具体的な放送・公開日については、アニメ公式サイトの最新発表を確認する必要があります。

まとめ:チェンソーマンはジャンプ本誌からジャンプ+へ進み、全24巻で完結

『チェンソーマン』とジャンプの関係を理解するうえで、最も大切なのは第一部と第二部の掲載媒体を区別することだ。

藤本タツキの本作は、2019年1号の『週刊少年ジャンプ』で連載を開始した。第一部は全97話で完結し、その後2022年7月13日から『少年ジャンプ+』で第二部が始まった。

また、少年ジャンプ+の第1話ページは2019年4月8日付、第216話「憧れの」は2025年10月1日付で公開されている。第216話は最終回ではなく、2026年3月25日の第232話「ありがとうチェンソーマン」が第二部の最終話となった。

2026年11月現在の状況は次の3点に集約できる。

- 掲載媒体: 第一部は週刊少年ジャンプ、第二部は少年ジャンプ+。
- 漫画の完結状況: 2026年3月25日に第二部が完結。
- 単行本: 2026年6月4日発売の第24巻をもって全巻完結。

これから読み始める人は、単行本第1巻から順番に読むのが最も分かりやすい。第一部でデンジとポチタの関係や公安編の展開を理解してから第二部へ進めば、物語のつながりを自然に追える。

一方、アニメや劇場版を中心に楽しんでいる人は、漫画の完結状況と映像化の進行状況を分けて把握しておくとよい。漫画は全24巻で完結しているが、『刺客篇』をはじめとする映像展開には、今後も新たな発表が期待される。

「チェンソーマンはジャンプ作品なのか」という疑問への答えは、最後まで変わらない。週刊少年ジャンプから始まり、少年ジャンプ+で物語を完結させた、集英社の少年ジャンプを代表する作品の一つである。