【大会全体】2026年のVNLは男女で異なる開催日程、18か国が参加

目次

2026年大会は国際バレーボール連盟(FIVB)が主催し、男女それぞれ18チームが参加した。大会は予選ラウンドとファイナルラウンドの2段階で構成され、予選では各チームが12試合を戦う。

予選終了後、開催国と予選上位7チームの計8チームがファイナルラウンドに進出。準々決勝から決勝までのノックアウト方式で優勝を争った。

男女別の開催日程

- 男子予選ラウンド:6月10日~7月19日
- 男子ファイナルラウンド:7月29日~8月2日、中国・寧波北侖
- 女子予選ラウンド:6月3日~7月12日
- 女子ファイナルラウンド:7月22日~26日、中国・マカオ

男子は中国、フランス、ポーランド、スロベニア、セルビア、アメリカ、日本など複数の開催地を巡った。女子もカナダ、ブラジル、中国、トルコ、フィリピン、タイ、日本などで予選を実施した。

男女の大会期間は一部重なっているものの、決勝ラウンドの開催時期は異なる。女子は7月26日に全日程を終え、男子は8月2日に最終順位が確定した。

男女の優勝国・決勝結果・日本の順位を比較

バレーボールネーションズリーグ2026 結果

2026年大会の主要な結果を整理すると、次のようになる。

比較項目 男子 女子 優勝 ポーランド トルコ 準優勝 アメリカ ブラジル 3位 スロベニア イタリア 決勝スコア ポーランド 3-2 アメリカ トルコ 3-1 ブラジル 日本代表の順位 4位 7位 MVP トマシュ・フォルナル メリッサ・バルガス

この比較から見えてくるのは、男女ともに欧州勢が優勝した一方、日本代表は男子がメダルまであと一歩、女子は準々決勝で敗退したという違いだ。

【男子結果】ポーランドがアメリカとの決勝を制して大会連覇

バレーボールネーションズリーグ2026 結果

男子優勝:ポーランド

男子決勝は2026年8月2日、中国・寧波北侖で開催された。

対戦カードはポーランド対アメリカ。両国の実力が拮抗するなか、ポーランドが最終セットを制して3対2で勝利した。

男子決勝のセット別スコア

セット ポーランド アメリカ
第1セット 25 21
第2セット 23 25
第3セット 25 27
第4セット 25 23
第5セット 15 10
最終結果 3 2

第1セットを取ったポーランドに対し、アメリカは第2、第3セットを連取。ポーランドはセットカウント1対2と追い込まれた。

しかし、第4セットを25対23で取り返すと、最終セットではサーブとブロックで主導権を握り、15対10で試合を締めくくった。

FIVBの公式大会レポートによると、ポーランドはブロックポイントで12対8、サービスエースで8対4とアメリカを上回った。相手の攻撃を止めるネット際の守備とサーブの精度が、優勝を引き寄せる要因になった。

ポーランドは2025年に続く連覇

ポーランドは2023年、2025年に続いて2026年も優勝。VNLで通算3度目の男子タイトルを獲得した。

大会MVPにはアウトサイドヒッターのトマシュ・フォルナルが選ばれた。

フォルナルは決勝で15得点を記録し、サーブでも5本のエースを決めた。攻守両面で優勝に貢献した選手として、大会を象徴する存在となった。

男子ファイナルラウンドの主要結果

ラウンド 対戦 結果
準々決勝 日本-中国 日本 3-1
準々決勝 アメリカ-イタリア アメリカ 3-0
準々決勝 スロベニア-トルコ スロベニア 3-0
準々決勝 ポーランド-ウクライナ ポーランド 3-1
準決勝 日本-アメリカ アメリカ 3-2
準決勝 スロベニア-ポーランド ポーランド 3-0
3位決定戦 日本-スロベニア スロベニア 3-1
決勝 ポーランド-アメリカ ポーランド 3-2

男子最終順位一覧

日本バレーボール協会(JVA)が公表した大会結果を順位順に整理すると、以下の通り。

1. ポーランド
2. アメリカ
3. スロベニア
4. 日本
5. イタリア
6. トルコ
7. ウクライナ
8. 中国
9. ブルガリア
10. ブラジル
11. フランス
12. セルビア
13. ドイツ
14. ベルギー
15. イラン
16. アルゼンチン
17. キューバ
18. カナダ

【女子結果】トルコがブラジルを3-1で破り2度目の優勝

女子優勝:トルコ

女子決勝は2026年7月26日、中国・マカオで行われた。

対戦したのはトルコとブラジル。両チームとも攻撃力に優れた強豪で、優勝を懸けた一戦は第1セットから接戦となった。

結果はトルコが3対1で勝利。第1セットを落とした後に3セットを連取し、逆転で優勝を決めた。

女子決勝のセット別スコア

セット トルコ ブラジル
第1セット 23 25
第2セット 25 23
第3セット 26 24
第4セット 25 21
最終結果 3 1

第3セットが勝負の分岐点となった。

24対24のデュースからトルコが競り勝ち、セットカウント2対1と逆転。第4セットでも攻撃の勢いを維持し、25対21で優勝を決めた。

メリッサ・バルガスが歴史的な33得点


大会MVP

33得点


女子決勝の個人最多得点

トルコの優勝を語るうえで欠かせないのが、オポジットのメリッサ・バルガスだ。

FIVBの公式レポートによると、バルガスは決勝で33得点を記録。内訳はスパイク27点、サービスエース3点、ブロック3点だった。

この33得点は、男女を通じたVNL決勝の1試合最多得点記録となった。大会MVPにも選ばれ、優勝と個人タイトルの両方を手にしている。

トルコにとって今回の優勝は2023年以来、2度目のVNL制覇。ブラジルは過去に続いて銀メダルとなり、悲願の初優勝には届かなかった。

女子ファイナルラウンドの主要結果

ラウンド 対戦 結果
準々決勝 イタリア-オランダ イタリア 3-0
準々決勝 ブラジル-日本 ブラジル 3-1
準々決勝 トルコ-カナダ トルコ 3-1
準々決勝 アメリカ-中国 中国 3-2
準決勝 ブラジル-イタリア ブラジル 3-2
準決勝 中国-トルコ トルコ 3-0
3位決定戦 中国-イタリア イタリア 3-1
決勝 トルコ-ブラジル トルコ 3-1

女子最終順位一覧

JVA公表の大会最終順位は以下の通り。

1. トルコ
2. ブラジル
3. イタリア
4. 中国
5. アメリカ
6. カナダ
7. 日本
8. オランダ
9. ポーランド
10. チェコ
11. セルビア
12. ドイツ
13. ベルギー
14. タイ
15. ドミニカ共和国
16. ウクライナ
17. フランス
18. ブルガリア

【日本代表の順位】男子4位・女子7位、明暗を分けた決勝ラウンド

2026年大会の日本代表は、男子が予選ラウンドで圧倒的な強さを見せた一方、ファイナルラウンドではメダルを逃した。

女子は予選を勝ち抜いてファイナルラウンドに進出したものの、準々決勝でブラジルに敗れた。

男女それぞれの結果を詳しく見ていこう。

男子日本代表:予選12戦全勝から最終4位へ

男子日本代表は予選ラウンドで12戦全勝。勝ち点30を獲得し、18チーム中1位でファイナルラウンドに進出した。

この成績は、ポーランドやスロベニアといった強豪を上回るものだった。予選の段階では優勝候補の一角として存在感を示していた。

準々決勝では開催国の中国と対戦。第1セットを23対25で落としたものの、第2セット以降を立て直し、3対1で勝利した。

セット別スコアは次の通り。

- 第1セット:23-25
- 第2セット:25-23
- 第3セット:25-16
- 第4セット:25-23

準決勝ではアメリカと対戦した。

第2、第3セットを連取した日本はセットカウント2対1とリード。しかし、アメリカが第4セットを取り返し、最終セットも15対13で制した。

準決勝敗退

日本 2-3 アメリカ

- 第1セット:19-25
- 第2セット:25-23
- 第3セット:25-20
- 第4セット:19-25
- 第5セット:13-15

その後の3位決定戦ではスロベニアと対戦。第2セットを28対26で奪うなど粘りを見せたが、最終的には1対3で敗れた。

日本 1-3 スロベニア

- 第1セット:21-25
- 第2セット:28-26
- 第3セット:22-25
- 第4セット:22-25

結果は4位。予選を全勝で終えながら、最後の2試合で連敗するという悔しい結末になった。

女子日本代表:ブラジルに敗れて最終7位

女子日本代表は予選ラウンドを8勝4敗で終え、ファイナルラウンドに進出した。

準々決勝の相手はブラジル。世界トップクラスの攻撃力を持つ強豪との対戦だった。

第1セットは26対24で日本が先取。幸先のよいスタートを切ったものの、ブラジルが第2セットから攻撃の精度を高め、3セットを連取した。

日本 1-3 ブラジル

- 第1セット:26-24
- 第2セット:22-25
- 第3セット:16-25
- 第4セット:20-25

第1セットを取った日本だったが、その後はブラジルの攻撃を止めきれず、準決勝進出を逃した。

最終順位は7位。優勝したトルコや準優勝のブラジル、3位のイタリアとは異なる結果になった。

女子は予選で8勝を挙げていただけに、ファイナルラウンドでの一発勝負の難しさが浮き彫りになった。

男女の日本代表の結果から見える違い

男子は予選1位から4位、女子は予選8勝4敗から最終7位という結果だった。

両チームに共通するのは、ファイナルラウンドで強豪国との対戦が続き、短期決戦で勝ち切る難しさに直面した点だ。

特に男子は、予選12連勝という実績があっても、準決勝と3位決定戦で結果を残せなかった。

予選での安定感と、メダルを懸けた試合での勝負強さは別の評価軸として考える必要がある。

【石川祐希・髙橋藍】VNL2026の個人成績と注目ポイント

日本男子代表の中心選手として注目されたのが、キャプテンの石川祐希とアウトサイドヒッターの髙橋藍だ。

JVAの登録情報でも両選手は代表メンバーとして掲載され、ファイナルラウンドの戦いに参加している。

髙橋藍はファイナルラウンド54得点



54得点


ファイナルラウンド得点ランキング4位

Volleyball Worldの公式統計では、髙橋藍はファイナルラウンドで54得点を記録した。

内訳は次の通り。

- アタック:49得点
- ブロック:2得点
- サーブ:3得点

得点ランキングでは全体4位。さらにディグでは27本を記録し、レシーブでも14本の成功数をマークした。

攻撃だけでなく、守備面でも日本の戦いを支えたことが数字から読み取れる。

石川祐希はファイナルラウンド25得点



25得点


ファイナルラウンド得点ランキング11位タイ

石川祐希はファイナルラウンドで25得点を記録した。

内訳はアタック23点、ブロック2点。サーブポイントは0点だった。

髙橋藍と比較すると得点数には差があるが、アウトサイドヒッターとして攻撃とレシーブの両面を担う役割は変わらない。キャプテンとしてチームをまとめる立場も含め、日本代表に欠かせない選手の一人だった。

2026年の公式個人成績比較

選手 ファイナルラウンド得点 アタック ブロック サーブ
髙橋藍 54 49 2 3
石川祐希 25 23 2 0

なお、この数字は予選ラウンドを含む大会全体の総得点ではなく、ファイナルラウンドの公式統計だ。

選手個人の評価を行う場合は、出場試合数や攻撃成功率、レシーブ、ブロックなども合わせて見ることが大切になる。

【VNL2026全日程・結果】予選ラウンドからファイナルまで

2026年大会の全日程を確認する際は、男女のスケジュールを分けて把握すると分かりやすい。

男子の全体日程

期間 ラウンド 開催地
6月10日~14日 第1週予選 オタワ・ブラジリア・臨沂
6月24日~28日 第2週予選 オルレアン・グリヴィツェ・リュブリャナ
7月15日~19日 第3週予選 ベオグラード・シカゴ・大阪
7月29日~8月2日 ファイナル 寧波北侖

女子の全体日程

期間 ラウンド 開催地
6月3日~7日 第1週予選 ケベックシティ・ブラジリア・南京
6月17日~21日 第2週予選 アンカラ・パシグシティ・バンコク
7月8日~12日 第3週予選 ベオグラード・香港・大阪
7月22日~26日 ファイナル マカオ

大会結果を確認するときの3つのポイント

VNLの順位や成績を見る際には、次の3点を区別すると情報を正しく理解できる。

1.予選ラウンドの順位と大会最終順位は違う

予選1位は、そのまま大会優勝を意味しない。男子日本代表は12勝0敗で予選1位だったが、最終順位は4位だった。

2.開催国枠がある

ファイナルラウンドには開催国と予選上位7チームが出場する。開催国が予選上位に入らなかった場合でも、開催国枠によって決勝ラウンドに進出できる。

3.セットカウントだけでなくセットスコアも確認する

例えば男子日本代表のアメリカ戦は2対3だったが、第5セットは13対15という僅差だった。単純に敗戦という結果だけを見るより、どのセットで競り合ったかを確認することで試合内容を理解しやすくなる。

大会全体の最新記録は、FIVBのVolleyball World公式大会記録とJVAの男女別大会結果に掲載されている。特に日本代表の試合結果はJVAの公式記録で確認できる。

【よくある質問】バレーボールネーションズリーグ2026の結果

Q1:バレーボールネーションズリーグ2026の男子優勝国はどこ?

A1:ポーランドです。2026年8月2日の決勝でアメリカを3対2で破り、2025年大会に続く連覇を達成しました。

Q2:女子の優勝国と決勝スコアは?

A2:トルコが優勝しました。2026年7月26日の決勝でブラジルに3対1(23-25、25-23、26-24、25-21)で勝利しました。

Q3:日本代表の最終順位は何位?

A3:男子が4位、女子が7位です。男子は準決勝でアメリカ、3位決定戦でスロベニアに敗れました。女子は準々決勝でブラジルに1対3で敗退しました。

Q4:男子決勝でMVPに選ばれた選手は?

A4:ポーランドのトマシュ・フォルナルです。サーブでの活躍を含め、決勝でも15得点を記録しました。

Q5:女子決勝のMVPは誰?

A5:トルコのメリッサ・バルガスです。決勝で33得点を記録し、男女を通じたVNL決勝の1試合最多得点記録を樹立しました。

Q6:石川祐希と髙橋藍の成績は?

A6:ファイナルラウンドの公式得点記録では、髙橋藍が54得点、石川祐希が25得点でした。髙橋は同ラウンドの得点ランキング4位に入っています。

まとめ:VNL2026はポーランドとトルコが世界の頂点へ

2026年のバレーボールネーションズリーグは、男子がポーランド、女子がトルコの優勝で幕を閉じた。ポーランドはアメリカとの5セットに及ぶ決勝を制して連覇を達成。女子のトルコはブラジルを3対1で破り、メリッサ・バルガスの歴史的な33得点とともに2度目の優勝を飾った。

【検証資料 1】バレーボールネーションズリーグ2026 結果の当時の様子・関連報道写真(出典:getsuvolley.com)

日本代表は男子4位、女子7位という結果だった。男子は予選12戦全勝という圧倒的な成績を残しながら、準決勝と3位決定戦で敗退。女子も予選を突破したものの、準々決勝でブラジルの壁を越えられなかった。

今回の大会が示したのは、予選での勝利数だけでは世界の頂点に届かないという国際大会の厳しさだ。石川祐希、髙橋藍を中心とする男子日本代表、そして女子日本代表が今後どのように課題を修正し、次の国際大会につなげていくかが注目される。

2026年大会の最終結果を振り返るうえでは、優勝国だけでなく、日本代表の試合内容、個人成績、ファイナルラウンドの勝敗まで確認することが、次の大会をより深く楽しむポイントになる。