ブラジル男子バレー2026最新メンバーは?VNL9位の課題とロス五輪出場権を徹底解説

目次

ブラジル男子バレーボール代表は、2026年に大きな転換期を迎えている。ベルナルド・レゼンデ(ベルナルジーニョ)監督のもと、ダルラン・ソウザ、アドリアーノ・シャビエル、リカルド・ルカレッリらを中心に新たなチームづくりを進めてきた。ところが、2026年のバレーボール・ネーションズリーグ(VNL)では予選ラウンド9位に終わり、ファイナル進出を逃している。

一方、9月の南米選手権ではアルゼンチンを破って優勝し、34回目の大陸王者に輝いた。この結果、ロサンゼルス五輪2028の出場権も獲得。さらに10月時点のFIVB世界ランキングでは6位につけている。VNLの9位と世界ランキング6位、そして南米選手権優勝。この3つの結果を並べると、現在のブラジル代表が抱える実力と課題が見えてくる。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 2026年最新メンバー:ベルナルジーニョ監督が率い、ダルラン、アドリアーノ、ルカレッリ、カショパらが中心を担う。
  • 国際大会の成績:VNLは9位でファイナル進出を逃したが、南米選手権では5戦全勝・全試合ストレート勝ちで優勝。
  • 五輪と世界ランキング:2026年9月にLA28出場権を獲得。10月15日時点のFIVB世界ランキングは6位。

【2026年最新】ブラジル男子バレー代表のメンバーと注目選手

バレーボールブラジル男子

2026年のブラジル男子代表を理解するうえで押さえておきたいのが、選手層の再編と世代交代だ。長年チームを支えたベテラン選手が代表を離れる一方、若手や中堅選手が国際大会で存在感を強めている。

ブラジルバレーボール連盟(CBV)が2026年9月14日に発表した南米選手権の最終登録メンバーは14人。ポジション別に見ると、セッター2人、オポジット2人、アウトサイドヒッター5人、ミドルブロッカー3人、リベロ2人という構成だった。

2026年南米選手権の代表メンバー14人

バレーボールブラジル男子
  • セッター:フェルナンド・カショパ、マテウス・ブラジリア
  • オポジット:ダルラン・ソウザ、ブライアン
  • アウトサイドヒッター:リカルド・ルカレッリ、アドリアーノ・シャビエル、エンリケ・オノラト、アルトゥール・ベント、ルーカス・ベルクマン
  • ミドルブロッカー:フラビオ、ジャドソン、マテウス・ピンタ
  • リベロ:マイキ、ドウグラス・プレーザ

なお、CBVは5月のVNLに向けて30人の登録選手も発表している。大会ごとに登録枠や最終メンバーは異なるため、30人の候補リストと南米選手権の14人を混同しないことが大切だ。

2026年に注目したい5人の主力選手

バレーボールブラジル男子

ダルラン・ソウザは、ブラジルの得点力を象徴するオポジットだ。力強いスパイクとサーブを武器に、重要な場面で得点を生み出す。2026年9月の南米選手権ではアルゼンチンとの優勝を懸けた一戦で23得点を記録し、試合最多得点者となった。

アドリアーノ・シャビエルは、アウトサイドヒッターとして攻撃とレセプションの両面を支える存在だ。2026年南米選手権では大会ベストアウトサイドヒッターの一人に選ばれた。VNLでも中国戦でチーム最多得点を挙げるなど、得点源として成長を示している。

リカルド・ルカレッリは、経験と技術を兼ね備えたベテランのアウトサイドヒッター。2026年の南米選手権ではキャプテンを務め、大会MVPを獲得した。攻撃力だけでなく、チームをまとめるリーダーシップも現在のブラジル代表に欠かせない。

フェルナンド・カショパは、攻撃を組み立てるセッターだ。複数のアタッカーを生かすトスワークが持ち味で、南米選手権ではベストセッターに選出された。

フラビオは、ミドルブロッカーとしてネット際の守備と速攻を担当する。ブロックだけでなく、中央から相手の守備を揺さぶる役割も重要だ。南米選手権では大会ベストミドルブロッカーに選ばれている。

【検証資料 1】バレーボールブラジル男子の当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

【監督体制】ベルナルド・レゼンデ監督とブルーノ・レゼンデの現在

2026年のブラジル男子代表を率いるのは、ベルナルド・レゼンデ監督だ。愛称のベルナルジーニョ(Bernardinho)としても知られ、ブラジルバレーの黄金時代を築いた名将である。

ベルナルジーニョは1994~2000年にも男子代表を指揮し、2001年から2016年まで再び監督を務めた。その後、2023年シーズン終了後にレナン・ダル・ゾット監督が退任したことを受け、男子代表の指揮官に復帰している。

パリ五輪後も続くベルナルジーニョ体制

2024年9月、ブラジルバレーボール連盟はベルナルジーニョ監督との契約をロサンゼルス五輪2028まで延長したと発表した。シニア代表監督だけでなく、男子代表全体のテクニカルコーディネーターも兼任し、若年層の育成にも関わる体制となっている。

ベルナルジーニョの指導実績は非常に大きい。2001~2016年の男子代表監督時代には、アテネ2004とリオ2016の五輪金メダル、北京2008とロンドン2012の銀メダルを獲得。世界選手権でも3度の優勝に導いた。

さらに1994~2000年の指揮時代には、アトランタ1996とシドニー2000で銅メダルを獲得している。長期的なチームづくりと、勝負どころでの選手起用に定評のある指導者だ。

ブルーノ・レゼンデは2026年の代表メンバーなのか

ここで注意したいのが、ブルーノ・レゼンデとベルナルド・レゼンデ監督は別人だという点だ。

ブルーノ・レゼンデは、長年ブラジル代表の司令塔を務めた名セッター。2013年から代表キャプテンを務め、リオ2016五輪では金メダル獲得に貢献した。

しかし、ブルーノは2024年8月のパリ五輪でアメリカに敗れて準々決勝敗退となった後、代表引退を表明している。そのため、2026年の代表14人には含まれていない。

現在のセッター陣はカショパとマテウス・ブラジリアが中心だ。ブルーノの経験を受け継ぎながら、新しい攻撃スタイルを構築することがベルナルジーニョ体制の重要なテーマとなっている。

【選手・ポジション相関表】2026年ブラジル代表14人の役割一覧

ブラジル代表の特徴は、特定のスター選手だけに攻撃を依存しない選手構成にある。セッターが攻撃を組み立て、オポジットが得点を重ね、アウトサイドヒッターが攻守両面を支える。さらにミドルブロッカーとリベロが守備の安定性を高める。

2026年南米選手権の14人をポジション別に整理すると、次のようになる。

ポジション 代表選手 主な役割・注目ポイント
セッター フェルナンド・カショパ、マテウス・ブラジリア 攻撃の司令塔。カショパは南米選手権ベストセッター。
オポジット ダルラン・ソウザ、ブライアン 決定力を担うポジション。ダルランは大会ベストオポジット。
アウトサイドヒッター リカルド・ルカレッリ、アドリアーノ・シャビエル、エンリケ・オノラト、アルトゥール・ベント、ルーカス・ベルクマン 攻撃とサーブレシーブを担当。ルカレッリは大会MVP、アドリアーノはベストアウトサイドヒッター。
ミドルブロッカー フラビオ、ジャドソン、マテウス・ピンタ ブロックとクイック攻撃を担当。フラビオが大会ベストミドルブロッカーに選出。
リベロ マイキ、ドウグラス・プレーザ サーブレシーブとディグを担当し、守備から攻撃への切り替えを支える。

特に注目したいのは、ルカレッリとダルランの組み合わせだ。ルカレッリが攻守の安定性とリーダーシップを提供し、ダルランが高い得点力で攻撃を牽引する。

また、アドリアーノやオノラト、ベルクマンといったアウトサイドヒッターの選択肢が複数あることで、相手のサーブやブロックの傾向に応じた戦術変更も可能になる。

【検証資料 2】バレーボールブラジル男子の活動歴およびメディア掲載記録(出典:Yahoo!ニュース)

【VNL2026は9位】FIVB世界ランキング6位との違いと成績を検証

2026年のブラジル男子代表を語るうえで、最も議論を呼ぶのがVNLの9位という結果だ。五輪3度の金メダルを誇る強豪が、なぜファイナル進出を逃したのか。

VNL2026の最終成績は7勝5敗・19ポイント

2026年7月19日、ブラジルは予選ラウンド最終戦で中国を3対0で破った。しかし、すでに上位8チームへの進出が不可能となっており、最終順位は9位だった。

Volleyball Worldの最終順位によると、ブラジルの成績は次のとおりだ。

  • 試合数:12試合
  • 勝利:7試合
  • 敗戦:5試合
  • 獲得ポイント:19ポイント
  • 獲得セット:23
  • 失セット:21
  • 最終順位:9位

見逃せないのは、8位ブルガリアも7勝5敗だったことだ。ブルガリアは20ポイント、ブラジルは19ポイント。つまり、勝敗数が同じでも勝ち点で1ポイント届かなかった。

VNLは勝敗だけでなく、フルセットでの勝敗によっても勝ち点が変わる。接戦を勝ち切れるかどうかが、最終順位を大きく左右する仕組みだ。

ブラジルは初週に好調な戦いを見せたものの、第2週のスロベニア戦ではストレート負けを喫するなど、予選全体を通じて安定した結果を積み上げられなかった。

10月時点のFIVB世界ランキングは6位

一方、FIVB世界ランキングではブラジルは上位を維持している。2026年10月15日時点のランキングデータでは、ブラジルは6位、333.79ポイントだった。

上位にはポーランド、イタリア、ロシア、アメリカ、日本が並び、ブラジルはその次につけている。

VNL9位と世界ランキング6位は矛盾する数字ではない。VNLの順位はその大会の予選成績を示すものだが、FIVB世界ランキングはVNLだけでなく、五輪、世界選手権、大陸選手権など、複数の公式大会の結果を反映する動的なポイント制度で算出される。

つまり、VNLで苦戦したからといって、ブラジルが世界6位相当の実力を一気に失ったわけではない。南米選手権での優勝など、その後の国際大会の結果も評価に反映される。

ランキングを見る際は、順位だけでなく基準日と対象大会を確認することが重要だ。

【南米選手権2026優勝】アルゼンチン撃破でロサンゼルス五輪2028出場権を獲得

VNLの悔しさを払拭する結果となったのが、2026年9月15日から20日までブラジルのリオデジャネイロで開催された南米選手権だ。

この大会はブラジル、アルゼンチン、チリ、コロンビア、ベネズエラ、ボリビアの6か国による総当たり方式で行われ、優勝国にはロサンゼルス五輪2028の出場枠が与えられた。

5戦全勝、1セットも落とさない圧倒的な優勝

ブラジルは大会を通じて5試合すべてに勝利。しかも、1セットも落とさない完全優勝を達成した。

特に重要だったのが、9月20日に行われたアルゼンチンとの対戦だ。2023年大会ではアルゼンチンに優勝を譲っていたブラジルにとって、南米のライバルを相手に王座を取り戻す意味の大きい試合だった。

試合結果は次のとおり。

  • 第1セット:25対20
  • 第2セット:25対23
  • 第3セット:25対20
  • 試合結果:ブラジル3対0アルゼンチン

CBVの公式発表によると、会場となったマラカナンジーニョには11,968人が集まった。ブラジルは攻撃得点で47対38、ブロック得点で7対2とアルゼンチンを上回っている。

ダルランは23得点を挙げ、攻撃の中心として活躍。ルカレッリは大会MVPに選ばれ、カショパ、アドリアーノ、フラビオ、ダルランもそれぞれ個人賞を獲得した。

34回目の南米王者とLA28出場権

今回の優勝はブラジルにとって34回目の南米選手権制覇となった。大会36回のうち34回で優勝しており、南米における圧倒的な実績を改めて証明した。

そして最大の成果が、ロサンゼルス五輪2028への直接出場権獲得だ。

ブラジル男子代表は、バレーボールが五輪競技となった1964年の東京大会以来、五輪出場を続けている。今回の予選突破により、LA28は17大会連続の出場となる。

さらに、南米選手権の上位3チームには2027年FIVB男子バレーボールワールドカップの出場枠も与えられた。ブラジルは優勝によって、こちらの出場権も確保している。

VNLでファイナル進出を逃したチームが、わずか約2か月後の大陸選手権で全勝優勝を果たした。この変化は、チームの立て直しという観点からも大きな意味を持つ。

【検証資料 3】バレーボールブラジル男子に関する近況・インタビュー報道記録(出典:Yahoo!ニュース)

【ブラジル男子バレーの強さ】歴代成績・戦術・世界トップ国との実力比較

ブラジル男子バレーが長年にわたって世界の強豪であり続ける理由は、単純な攻撃力だけではない。サーブ、ブロック、レシーブ、トランジション攻撃を組み合わせた総合力にある。

歴代成績から見る世界屈指の実績

ブラジル男子代表の歴史を振り返ると、五輪と世界選手権の双方で際立った実績を残している。

  • 五輪金メダル:1992年バルセロナ、2004年アテネ、2016年リオデジャネイロ
  • 五輪銀メダル:1984年ロサンゼルス、2008年北京、2012年ロンドン
  • 世界選手権優勝:2002年、2006年、2010年
  • 南米選手権優勝:2026年大会で通算34回目

特に2002年、2006年、2010年の世界選手権3連覇は、ブラジル男子バレーの黄金時代を象徴する記録だ。

その時代にはジバ、ジルベルト・ゴドイ・フィリョ(ジバ)、リカルド、セルジオといった選手たちが活躍し、ブラジル独自の攻撃的なスタイルを世界に印象づけた。

その後もルカレッリ、ブルーノ、ルーカス・サートカンプらが代表を支え、現在はダルランやアドリアーノといった選手が次の時代を担っている。

ブラジル男子代表が強い3つの理由

1つ目は、サーブから始まる守備戦術だ。

強力なサーブで相手のレセプションを崩し、攻撃の選択肢を限定する。そこにブロックを合わせ、後方のディグにつなげる。2026年のアルゼンチン戦でも、ルカレッリはサーブで圧力をかけることが機能したと試合後に説明している。

2つ目は、攻撃の選択肢が多いことだ。

ダルランの高い決定力に加え、ルカレッリやアドリアーノなど複数のアウトサイドヒッターが攻撃に参加する。中央のクイック攻撃も組み合わせることで、相手ブロックが一人のアタッカーだけに集中しにくい。

3つ目は、選手育成と国際経験の蓄積だ。

ベルナルジーニョ監督はシニア代表だけでなく、若年層を含む男子代表全体の技術的な強化にも関わっている。経験豊富な選手と新世代を組み合わせることで、長期的な競争力を維持しようとしている。

ポーランド・イタリア・日本との比較で見える課題

2026年10月時点の世界ランキングでは、ブラジルの上にはポーランド、イタリア、ロシア、アメリカ、日本が位置している。

ポーランドは高い打点と強力なサーブを生かした攻撃力、イタリアは技術と組織的な攻撃の完成度、日本は守備やレシーブから素早く攻撃へ移行する能力が特徴的だ。

ブラジルもこれらの強豪と競えるだけの個人能力とチーム経験を持っているが、2026年VNLの結果からは、長い予選期間を通じて勝ち点を安定して積み上げることが課題として浮かぶ。

特に重要なのは、接戦での勝ち切り方だ。VNLではブルガリアと同じ7勝5敗だったにもかかわらず、勝ち点で1ポイント下回った。トップレベルでは、わずかなセット差や試合終盤の判断が最終順位を変える。

一方、南米選手権ではアルゼンチンを3対0で破り、ブロックでも攻撃でも優位に立った。対戦相手のレベルや大会形式は異なるものの、ブラジルが本来持つ総合力を発揮できた結果といえる。

【2027~2028年の展望】ブラジル男子代表は再び五輪金メダルを狙えるか

ブラジルはすでにLA28の出場権を確保している。そのため、これからの国際大会では五輪予選突破ではなく、ロサンゼルスでメダルを争えるチームを完成させることが目標になる。

2027年ワールドカップが重要な試金石

次の重要大会は2027年にポーランドで開催予定のFIVB男子バレーボールワールドカップだ。ブラジルは南米選手権優勝によって出場権を獲得している。

この大会では、南米選手権で見せた攻守のバランスを世界の強豪相手にも再現できるかが注目される。

特にダルランの得点力、アドリアーノの攻守の安定性、ルカレッリのリーダーシップ、カショパのゲームメークは、今後のチームづくりを左右する要素となる。

ロス五輪までに解決したい3つの課題

第一の課題は、VNLのような長期リーグ戦で安定した勝ち点を獲得すること。第二は、ベテランと若手の役割分担を明確にし、負傷やコンディション変化にも対応できる選手層を整えることだ。

第三は、強豪国との試合で終盤の競り合いを制する勝負強さである。南米選手権のように圧倒できる試合だけでなく、相手のブロックやサーブに苦しむ展開でも得点を重ねられる必要がある。

ベルナルジーニョ監督が2028年まで指揮を執る体制は、こうした課題に継続して取り組むうえで大きな意味を持つ。

【バレーボールブラジル男子】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年のブラジル男子バレー代表メンバーは誰ですか?
A1:2026年9月の南米選手権最終登録メンバーは14人です。ダルラン・ソウザ、リカルド・ルカレッリ、アドリアーノ・シャビエル、フェルナンド・カショパ、フラビオらが選ばれました。監督はベルナルジーニョです。

Q2:ブラジル男子バレーはロサンゼルス五輪2028に出場できますか?
A2:出場が決定しています。2026年9月20日の南米選手権でアルゼンチンを3対0で破って優勝し、南米代表としての直接出場枠を獲得しました。

Q3:ブルーノ・レゼンデは2026年のブラジル代表にいますか?
A3:2026年の代表メンバーには含まれていません。ブルーノは2024年8月のパリ五輪後に代表引退を表明しています。2026年はカショパやマテウス・ブラジリアがセッターを務めています。

まとめ:【プロの結論】ブラジル男子バレーの実力はVNL順位だけでは判断できない

2026年のブラジル男子バレーは、VNL9位という結果だけを見ると苦戦したシーズンに映る。しかし、南米選手権では5戦全勝、全試合ストレート勝ちという圧倒的な成績を残し、34回目の大陸王者に輝いた。ロサンゼルス五輪2028の出場権もすでに確保している。

10月15日時点のFIVB世界ランキング6位という評価も、ブラジルが依然として世界トップクラスの実力を持つことを示している。

今後のブラジル代表を評価する際には、次の3つの基準を押さえておきたい。

  • 選手の成長:ダルラン、アドリアーノ、カショパらが国際大会でどこまで安定した結果を残せるか。
  • チームの完成度:ベルナルジーニョ監督のもとでサーブ、ブロック、レシーブ、攻撃の連係がどこまで成熟するか。
  • 世界大会での勝負強さ:2027年ワールドカップやVNLで、ポーランド、イタリア、日本などの強豪に対抗できるか。

ブラジルは過去に五輪金メダル3回、世界選手権3連覇という輝かしい歴史を築いてきた。ブルーノら黄金時代の主力が代表を離れた現在は、新しいスターと経験豊富な選手が融合する再構築の段階にある。

プロの視点から見れば、2026年のブラジル代表は「衰退した王者」ではなく、「世代交代を進めながら五輪への道筋を確保した再建途上の強豪」だ。VNL9位の課題を克服し、南米選手権で見せた完成度を世界大会でも発揮できるか。2028年のロサンゼルスで再び表彰台の頂点を狙えるかどうかは、これからの2年間のチームづくりにかかっている。

主な根拠資料: ブラジルバレーボール連盟(CBV)の公式登録・代表発表・大会結果、FIVB/Volleyball WorldのVNL順位・南米選手権・監督情報、FIVB世界ランキング資料、Olympediaの五輪記録。