【決勝速報】日本対イランのスコアは1-3!金メダルを逃した一戦を振り返る
2026年10月3日、岡崎中央総合公園総合体育館で行われた男子バレーボール決勝。日本は大会4連覇を狙うイランと対戦しました。
試合結果は次のとおりです。
2026年10月3日・決勝
日本
1
イラン
3

| セット | 日本 | イラン |
|---|---|---|
| 第1セット | 26 | 28 |
| 第2セット | 25 | 19 |
| 第3セット | 21 | 25 |
| 第4セット | 24 | 26 |
| 最終結果 | 1 | 3 |
出典:日本バレーボール協会の公式試合結果
第1セット:26-28で惜しくも先取を許す

日本は序盤、イランに先行される展開となりました。
甲斐優斗選手のサービスエースなどで追い付き、試合中盤以降も粘り強く対応。21-21まで持ち込みましたが、終盤のサーブミスが響き、26-28でセットを落としました。
第2セット:西川馨太郎のブロックで流れを引き戻す
第2セットは9-9から西川馨太郎選手が2連続ブロックを決め、日本が11-9とリードします。
さらに西山大翔選手のサービスエースなどで得点を重ね、19-14までリードを拡大。最後は西川選手のクイックが決まり、25-19でセットを奪い返しました。
第3セット:イランの先行を止められず
第3セットはイランが主導権を握りました。
途中出場した高橋慶帆選手が相手スパイクに対してワンタッチを取るなど、流れを変えるプレーを見せます。
しかし、イランの優勢は変わらず。終盤に甲斐選手、西山選手、河東祐大選手を戻して反撃を試みましたが、21-25でセットを失いました。
第4セット:24-24まで追い付くも最後の2点が遠かった
最も悔しさが残るのが第4セットです。
日本はイランのブロックに苦しみ、12-17と5点差をつけられました。
そこから大塚達宣選手のサービスエース、バックアタックなどで反撃。西山選手と西本圭吾選手のブロックも決まり、最後は大塚選手のスパイクで24-24に追い付きます。
しかし、イランが次のポイントを奪い、最後は日本のスパイクがアウト。24-26で試合終了となりました。
日本バレーボール協会の試合報告でも、第4セットの終盤に日本が追い上げた経緯が詳しく紹介されています。
決勝のポイントは、接戦をセット終盤で勝ち切る力の差でした。
日本は第1セットと第4セットでデュースに持ち込みながら、いずれも最後のポイントを取り切れませんでした。イランの守備力やブロックへの対応に加え、サーブミスやスパイクの精度が勝敗を左右した試合でした。
【準々決勝から決勝まで】日本代表の全試合結果と勝ち上がりを時系列で整理
日本は予選ラウンドを3戦全勝で突破し、決勝トーナメントでもカタール、中国を撃破しました。
ここでは、日本代表の大会全体の戦いを時系列で振り返ります。
出典:日本バレーボール協会の大会公式記録。
日本対カタール準々決勝は3-0の完勝
10月1日の準々決勝で、日本はカタールにセットカウント3-0で勝利しました。
各セットの結果は以下のとおりです。
- 第1セット:25-14
- 第2セット:25-13
- 第3セット:25-12
西山大翔選手のスパイク、大塚達宣選手のサーブ、甲斐優斗選手のバックアタックなどが機能しました。
第2セットでは後藤陸翔選手や高橋慶帆選手も起用され、途中出場の選手が得点に絡んだ点も見逃せません。
第3セットでは河東祐大選手のトスワークも安定し、日本は最後まで優位に試合を進めました。
日本バレーボール協会の公式報告によると、この勝利によって日本は準決勝進出を決めています。
日本対中国準決勝は15-13の大接戦
10月2日の準決勝は、今大会の日本代表にとって最大級の難関でした。
中国に第1セットを23-25で奪われた日本は、第2セットを25-22、第3セットを25-18で連取します。
ところが、第4セットは中国のブロックと日本のサーブの乱れに苦しみ、19-25で落としました。
勝負は最終第5セットへ。
11-11の同点から甲斐優斗選手のサーブで得点を奪い、13-12とリードします。最後は高橋慶帆選手のブロックが決まり、15-13で勝利しました。
セットカウント3-2。日本はフルセットの激闘を制し、イランとの決勝に駒を進めました。
特に、甲斐選手のサーブと高橋選手の最後のブロックは、決勝進出を決める重要なプレーでした。
【男子バレーボール日本代表メンバー】ロラン・ティリ監督率いる12選手
2026年愛知・名古屋アジア大会の男子日本代表は、経験のある選手と若手を組み合わせた12人で構成されました。
監督はフランス出身のロラン・ティリ氏です。
日本バレーボール協会が公表した登録メンバーは以下のとおりです。所属クラブは大会登録時の情報です。
アウトサイドヒッター(OH)
大塚達宣
パワーバレー・ミラノ(イタリア)
攻守の両面でチームを支えた経験者。
新井雄大
広島サンダーズ
甲斐優斗
大阪ブルテオン
200cmの長身を生かした攻撃とサーブが持ち味。
後藤陸翔
東京グレートベアーズ
オポジット(OP)
西山大翔
大阪ブルテオン
決勝でもスパイクやサービスエースで活躍。
高橋慶帆
ジェイテクトSTINGS愛知
ミドルブロッカー(MB)
西本圭吾
広島サンダーズ
麻野堅斗
早稲田大学4年
207cmの長身を持つミドルブロッカー。
西川馨太郎
大阪ブルテオン
決勝では連続ブロックとクイックで得点。
セッター(S)
河東祐大
ジェイテクトSTINGS愛知
下川諒
サントリーサンバーズ大阪
リベロ(L)
高橋和幸
ジェイテクトSTINGS愛知
守備とレシーブを担うリベロ。
監督:ロラン・ティリ
今大会の日本代表は若手の成長が大きなテーマ
今回のメンバー構成で目立ったのは、2000年代生まれの選手が多く起用された点です。
甲斐優斗選手、西山大翔選手、高橋慶帆選手らは、今後の男子日本代表を支える存在として注目されています。
一方、大塚達宣選手のような経験豊富な選手が攻守でチームを支え、若手が力を発揮しやすい環境を作っていました。
中日新聞の大会報道では、ティリ監督が選手たちの成長と大会で得た経験について、次のように振り返ったと伝えられています。
「メンバーみんなが戦いの中で学びがあり、美しい色のメダルになった」
ロラン・ティリ監督のコメントとして中日新聞が報道
銀メダルという結果だけでなく、若手が国際舞台で経験を積んだことも、この大会の大きな成果です。
【イラン男子代表とパキスタン男子代表】優勝・銅メダルを獲得した強豪国の実力
今回の大会で日本とともに注目を集めたのが、イランとパキスタンです。
イラン男子代表は大会4連覇を達成
イランは日本との決勝に進むまでに、準々決勝で韓国を3-2、準決勝でパキスタンを3-0で破りました。
決勝では日本を1-3で下し、優勝を決めています。
試合前のFIVB世界ランキングは日本が5位、イランが19位でした。ランキング上では日本が上回っていたものの、イランは大会を通じて勝負強さを発揮しました。
パキスタン男子代表は64年ぶりの銅メダル
パキスタンも今大会の注目チームです。
日本は予選ラウンドでパキスタンに3-0で勝利しました。しかし、パキスタンはその後も勝ち進み、準決勝ではイランに敗れたものの、3位決定戦で中国を破りました。
準決勝の結果は次のとおりです。
- パキスタン 0-3 イラン
- 第1セット:13-25
- 第2セット:15-25
- 第3セット:11-25
そして10月3日の3位決定戦では、中国に3-0で勝利。
セットスコアは25-18、25-16、25-18でした。
この銅メダルは、パキスタンにとって1962年大会以来、実に64年ぶりの獲得と報じられています。
注目したいのは、日本が予選で勝ったパキスタンが最終的に3位になったことです。
予選ラウンドでの直接対決だけでは、大会全体の実力や最終順位を判断できません。トーナメント後半でのコンディション、対戦相手との相性、試合ごとの修正力が結果を大きく左右します。
【男子バレー最終順位】イランが優勝、日本2位、パキスタン3位
2026年10月3日に全日程が終了し、参加16チームの最終順位が確定しました。
大会最終順位・トップ3
1位
イラン
金メダル・4連覇
2位
日本
銀メダル
3位
パキスタン
銅メダル
全16チームの最終順位
| 順位 | 国・地域 |
|---|---|
| 1位 | イラン |
| 2位 | 日本 |
| 3位 | パキスタン |
| 4位 | 中国 |
| 5位 | タイ |
| 6位 | インド |
| 7位 | 韓国 |
| 8位 | カタール |
| 9位 | チャイニーズタイペイ |
| 10位 | ベトナム |
| 11位 | カザフスタン |
| 12位 | インドネシア |
| 13位 | フィリピン |
| 14位 | キルギス |
| 15位 | ウズベキスタン |
| 16位 | ホンコンチャイナ |
出典:大会最終順位を伝えたバレーボールキングの報道。
中国は4位、韓国は7位
中国は日本との準決勝で敗れ、3位決定戦でもパキスタンに敗れて4位となりました。
韓国は準々決勝でイランに2-3で敗れ、最終的には7位決定戦でカタールに3-0で勝利して7位となっています。
アジアの男子バレーボールは、イラン、日本、中国、韓国だけでなく、パキスタンやタイなども上位を狙う競争の激しい状況です。
今回の結果は、アジア全体の勢力図を考えるうえでも興味深い大会となりました。
【アジア大会男子バレー試合日程と会場】愛知・名古屋大会の開催概要
第20回アジア競技大会の男子バレーボール競技は、2026年9月27日から10月3日までの7日間にわたって開催されました。
大会基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名 | 第20回アジア競技大会 |
| 開催年 | 2026年 |
| 開催期間 | 9月27日~10月3日 |
| 参加チーム | 16チーム |
| 開催地 | 愛知県 |
| 決勝 | 10月3日 |
| 優勝 | イラン |
| 日本の成績 | 準優勝 |
競技会場は岡崎と小牧の2施設
愛知県岡崎市
日本代表の準々決勝、準決勝、決勝などが行われた会場です。
愛知県小牧市
下位順位決定戦などが行われた大会会場です。
大会公式情報でも、この2施設が男子バレーボール競技の会場として案内されています。
日本代表の試合は、予選ラウンドから決勝まで夜の時間帯に組まれ、準々決勝、準決勝、決勝はいずれも19時20分開始でした。
愛知県内の複数会場を使用することで、上位進出チームの試合と順位決定戦を並行して開催する大会運営となりました。
【バレーボール男子アジア大会に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年の男子アジア大会で日本は優勝しましたか?
A1:いいえ。日本は10月3日の決勝でイランに1-3(26-28、25-19、21-25、24-26)で敗れ、準優勝でした。
Q2:日本対中国の準決勝の結果は?
A2:10月2日の準決勝で、日本は中国に3-2で勝利しました。最終第5セットは15-13という接戦でした。
Q3:2026年アジア大会の男子バレー優勝国と3位はどこですか?
A3:優勝はイラン、準優勝は日本、3位はパキスタンです。パキスタンは3位決定戦で中国を3-0で破りました。
Q4:男子日本代表の監督は誰でしたか?
A4:ロラン・ティリ監督です。12人の代表メンバーを率いて大会に臨みました。
Q5:男子バレーボール競技はどこで開催されましたか?
A5:岡崎中央総合公園総合体育館と小牧市スポーツ公園総合体育館の2会場です。
まとめ:日本の銀メダルは次世代の代表チームにつながる成果
2026年愛知・名古屋アジア大会の男子バレーボールは、イランの優勝、日本の準優勝、パキスタンの3位という結果で幕を閉じました。
日本代表は予選ラウンドを3戦全勝で突破。準々決勝ではカタールにストレート勝ちし、準決勝では中国とのフルセットの激闘を制しました。
決勝ではイランに1-3で敗れましたが、第1セットと第4セットはデュースに持ち込む接戦でした。
今回の大会から見えてきたポイントは3つあります。
- 日本の若手選手の成長: 甲斐優斗、西山大翔、高橋慶帆らが国際舞台で経験を積んだこと。
- イランの勝負強さ: 接戦のセットを取り切る力を示し、4連覇を達成したこと。
- アジアの勢力図の変化: パキスタンが64年ぶりの銅メダルを獲得し、上位争いに加わったこと。
中でも日本にとって、決勝で見せた粘りと若手の活躍は、今後の代表強化につながる重要な材料です。
金メダルには届かなかったものの、銀メダルという結果と大会で得た経験は決して小さくありません。
愛知・名古屋大会での悔しさを、次の国際大会、そして2028年ロサンゼルス五輪を見据えた成長につなげられるか。 今後の男子日本代表の戦いにも注目が集まります。