【転倒の経緯】2024年10月6日、仙洞御所で起きた骨折事故

目次

上皇后美智子さまが転倒されたのは、2024年10月6日の夕方です。場所は、上皇ご夫妻のお住まいである東京都港区の仙洞御所でした。

宮内庁が翌7日に公表した説明によると、上皇后さまは仙洞御所内で転倒され、右脚に強い痛みが残ったため、東京大学医学部附属病院で検査を受けられました。その結果、右大腿骨上部の骨折と診断されています。

転倒後、右脚の痛みが強かったことから、侍医らの判断で車椅子を使用され、病院で詳しい検査を受けられました。

当時、上皇さまも近くにいらっしゃったと報道されています。上皇さまは7日夕方、東大病院を訪問され、美智子さまとともに検査結果について説明を受けられました。

右大腿骨上部骨折とはどのようなけがなのか

上皇后美智子さま骨折

右大腿骨上部とは、太ももの骨のうち、股関節に近い部分を指します。

大腿骨は人体の中でも大きな骨で、立つ、歩く、座るといった日常動作を支える重要な役割を担っています。その上部を骨折すると、歩行や体重をかける動作に影響が出るため、手術後のリハビリが重要になります。

特に高齢者の場合、骨折によって活動量が減ると、脚の筋力や全身の体力が低下する可能性があります。

美智子さまの場合も、手術だけで治療が完結したわけではありません。退院後も継続的なリハビリに取り組まれたことが、その後の回復につながりました。

なお、転倒した具体的な原因や、御所内のどの場所で転倒されたのかについて、詳細な説明は公表されていません。

【手術と退院】東京大学医学部附属病院での治療とリハビリ

上皇后美智子さま骨折

2024年10月8日、美智子さまは東京大学医学部附属病院で右大腿骨上部の骨折手術を受けられました。

宮内庁は同日、手術が無事に終了したと発表しています。

当初は、術後の経過を確認しながら1週間から2週間程度入院される見込みでした。

手術後は、病院でリハビリにも取り組まれました。報道によると、10月9日には、けがをしていない左脚を動かす訓練などが始められています。

骨折した脚だけでなく、全身の筋力を維持することも、再び歩けるようになるための大切な過程でした。

10月13日に退院、仙洞御所での生活へ

上皇后美智子さま骨折

手術から5日後の10月13日午後2時ごろ、美智子さまは東大病院を退院され、仙洞御所に戻られました。

宮内庁の公式発表では、手術後の経過は順調で、今後は仙洞御所でリハビリテーションに取り組まれる予定と説明されています。

宮内庁は、入院中の検査や手術、看護、リハビリに携わった病院関係者に対し、美智子さまが感謝の気持ちを示されたことも伝えています。

退院は治療の終了というより、日常生活への復帰に向けた新しい段階の始まりでした。

ご自宅でのリハビリを続けながら、少しずつ歩行能力を取り戻していかれたのです。

【骨折から現在までの年表】杖なし歩行と2025年の回復報告

美智子さまの骨折後の経過を振り返ると、2024年末から2025年にかけて、歩行能力が着実に回復していったことが分かります。

特に注目されるのは、2024年12月には杖を使わずに歩けるまでになり、2025年10月には宮内庁が骨折前に近い状態まで回復されたと公表したことです。

時期 出来事・関係機関 公表された内容
2024年10月6日 仙洞御所 夕方に転倒。右脚に強い痛みが残る
2024年10月7日 東京大学医学部附属病院 右大腿骨上部骨折と診断され入院
2024年10月8日 東大病院・宮内庁 骨折手術が無事終了
2024年10月13日 宮内庁 経過順調で退院。仙洞御所でリハビリへ
2024年12月 上皇職側近の説明 杖を使わずに歩けるまで回復
2025年1月 新年行事・新年一般参賀 杖を使わずに出席
2025年10月20日 宮内庁・91歳の誕生日 大腿骨のけがは、ほぼ骨折前の状態まで回復
2026年10月20日 宮内庁・92歳の誕生日 散策を継続。歩行距離は以前より短縮

2024年12月には杖なしで歩行

2024年12月19日、テレビ朝日などは、上皇后さまが杖を使わずに歩けるまで回復されたと報じました。

側近の説明によると、12月に入ってからは、朝に仙洞御所内を歩き、夕方には上皇さまと一緒に赤坂御用地を散策されていたとのことです。

リハビリを兼ねた散策が、少しずつ日常生活に戻るための習慣になっていたことがうかがえます。

2025年1月には新年一般参賀にも出席

2025年1月1日の新年行事と、翌2日の新年一般参賀にも出席されました。

宮内庁の2025年10月20日付の近況報告では、退院後、仙洞御所で毎日リハビリテーション訓練に励まれたことが説明されています。

そして、同年10月20日に91歳の誕生日を迎えられた際には、次のように発表されました。

現在、大腿骨のお怪我は、ほぼ骨折前の状態まで回復されました。

これは、宮内庁が公表した回復状況を示す重要な説明です。

2024年10月の骨折から約1年を経て、けがそのものについては、ほぼ元の状態に戻られたと評価されていたことが分かります。

【2026年10月の現在】92歳の美智子さまの歩行・散策・健康状態

2026年10月20日、上皇后美智子さまは92歳の誕生日を迎えられました。

この日に宮内庁が発表した近況によると、体調に大きな変化はなく、上皇さまとともに静かで穏やかな日々を過ごされています。

一方で、高齢に伴う体力の低下があり、以前より疲れやすくなっていることも説明されています。

現在も上皇さまと散策を続けられている

2026年の宮内庁発表では、筋力低下を防ぐための日課として、上皇さまと一緒に御殿内を歩き、軽い運動をされていることが紹介されています。

また、赤坂御用地や御所のお庭での散策も続けられています。

散策中には、土筆を摘まれたり、満開の桜や梅を眺められたり、季節の草花を楽しまれたりしているとのことです。

2026年5月には上皇さまと葉山御用邸に滞在され、散策や居合わせた人々との交流も楽しまれました。

ただし、2026年の発表では、散策時に歩かれる距離が次第に短くなっていることも明らかにされています。

したがって、2026年現在の歩行状況は、骨折前と完全に同じ活動量に戻ったという意味ではありません。

骨折後の回復を経て歩行を続けられている一方、92歳という年齢に伴う体力面の変化も表れているという状況です。

BNP値と深部静脈血栓症について

2026年10月の宮内庁発表では、骨折以外の健康状態についても説明がありました。

特に注目されるのが、次の2点です。

- BNP値:心不全の診断指標となる数値が正常値を超える状態が続いている。
- 深部静脈血栓症:引き続き経過観察中。

BNPは心臓への負担や心機能の状態を把握する際に用いられる指標です。数値が正常範囲を超えていることは経過観察上の重要な情報ですが、それだけで現在の心臓の状態をすべて判断できるわけではありません。

また、深部静脈血栓症についても継続的な観察が必要とされています。

こうした健康面への配慮を続けながら、上皇さまと一緒に歩く習慣や軽い運動を維持されていることが、2026年の近況から読み取れます。

【誤解しやすいポイント】骨折の回復と現在の体力低下は別の問題

上皇后さまの骨折について、特に整理しておきたいのは、骨折そのものの回復状況と、92歳を迎えられた現在の全身状態を混同しないことです。

2025年10月の宮内庁発表では、大腿骨のけがはほぼ骨折前の状態まで回復したと説明されました。

一方、2026年10月の近況では、高齢による体力低下や疲れやすさ、散策距離の短縮が伝えられています。

これは必ずしも骨折が再発したり、手術の結果が悪化したりしたことを意味しません。

よくある3つの疑問を整理

疑問1:2026年になって骨折が再発したのか?

2026年10月の宮内庁発表には、骨折の再発や再手術に関する記載はありません。現在の歩行距離が短くなっているという説明も、主に高齢に伴う体力低下に関連づけられています。

疑問2:現在も杖を使って歩いているのか?

2024年12月には杖なしで歩けるまで回復したことが報道されています。2025年10月にも骨折前に近い状態まで回復したと発表されました。ただし、2026年10月の近況発表では、現在の杖の使用状況について具体的な説明はありません。

疑問3:骨折後のリハビリは現在も続いているのか?

2025年には毎日のリハビリ訓練が公表されていました。2026年には筋力低下防止のための歩行や軽い運動が日課として紹介されています。現在の運動は、日常生活の身体機能を維持する取り組みとして理解できます。

【プロの結論】注目すべきは骨折の完治だけでなく、その後の生活の質

今回の経過で注目したいのは、手術の成功だけではありません。

2024年10月の骨折後、退院してからも毎日リハビリを続け、杖なしで歩けるまで回復し、2025年には新年一般参賀にも出席されました。

その後、宮内庁が骨折前に近い状態まで回復したと説明したことは、治療後の経過を考えるうえで大きな節目です。

一方、2026年は散策距離が短くなり、疲れやすさも公表されています。

高齢者の骨折では、骨の状態だけでなく、歩行能力、筋力、日常生活への復帰、再転倒の予防などを総合的に見る必要があります。

美智子さまの近況についても、骨折後の回復と、その後の年齢に伴う体力の変化を分けて捉えることが大切です。

【上皇后美智子さまの骨折】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:上皇后美智子さまはいつ骨折されたのですか?

2024年10月6日の夕方、仙洞御所内で転倒されました。翌7日に東京大学医学部附属病院で右大腿骨上部の骨折と診断されています。

Q2:上皇后さまはどこの病院で手術を受けられましたか?

東京都文京区にある東京大学医学部附属病院です。2024年10月8日に手術を受けられ、同月13日に退院されました。

Q3:美智子さまの骨折は現在完治していますか?

2025年10月の宮内庁発表では、大腿骨のけがはほぼ骨折前の状態まで回復したと説明されています。2026年10月にも歩行や散策を続けられています。

Q4:2026年現在も散策されているのですか?

はい。上皇さまと一緒に御殿内を歩いたり、赤坂御用地や御所のお庭を散策されたりしています。ただし、以前より歩行距離は短くなっています。

Q5:2026年現在の美智子さまの年齢は?

2026年10月20日に92歳の誕生日を迎えられました。宮内庁は、体調に大きな変化はない一方、高齢による体力低下や疲れやすさについても公表しています。

まとめ:上皇后美智子さまの骨折後の回復と2026年の近況

上皇后美智子さまの骨折は、2024年10月6日に仙洞御所で転倒されたことによる右大腿骨上部のけがでした。

翌7日に東京大学医学部附属病院で診断され、8日に手術を受け、13日に退院。その後は仙洞御所でリハビリに取り組まれました。

2024年12月には杖なしで歩けるまで回復し、2025年10月には宮内庁から、骨折前にほぼ近い状態まで回復したと発表されています。

そして2026年10月20日、92歳の誕生日を迎えられた現在も、上皇さまと散策や軽い運動を続けられています。

ただし、以前より疲れやすくなり、歩行距離も短くなっているほか、BNP値や深部静脈血栓症については経過観察が続いています。

骨折後の回復は順調に進み、現在は日常的な歩行や散策を続けられている一方、年齢に伴う体力面への配慮も必要な状態です。

今後も注目したいのは、骨折の再発といった未確認の情報ではなく、宮内庁が公表する歩行や日常生活、健康状態の変化です。上皇さまと穏やかな時間を過ごされる日々が続くことが、多くの人々の関心を集めています。

主な根拠資料

- 宮内庁「上皇后陛下のご手術について」「上皇后陛下のご退院について」(2024年10月)
- 宮内庁「上皇后陛下のご近況について」(2025年10月20日)
- 宮内庁「上皇后陛下のご近況について」(2026年10月20日)
- テレビ朝日による2024年12月の歩行回復に関する報道