青葉賞の過去10年を徹底解剖!2026年の結果・歴代優勝馬・配当と傾向

目次

青葉賞の過去の結果を調べる際に押さえておきたいのは、過去10年の優勝馬と着順、馬券の払戻金、そして東京競馬場の芝2400mで生まれてきたレース傾向だ。2026年4月25日に開催された第33回青葉賞(GⅡ)では、武豊騎手が騎乗した4番人気ゴーイントゥスカイが優勝。勝ちタイムは2分23秒0で、2020年のオーソリティが記録したレースレコードに並ぶ好時計だった。

青葉賞は日本ダービーと同じ東京芝2400mで行われる重要なトライアル競走であり、過去にはシンボリクリスエスやゼンノロブロイ、フェノーメノなど、後にGⅠ戦線で活躍する名馬も勝ち馬に名を連ねている。一方、青葉賞の勝ち馬が日本ダービーを制していないという歴史的なジンクスも存在する。2026年11月時点の最新結果まで振り返り、枠順、脚質、騎手、調教師、種牡馬、出走間隔などのデータから、次回の予想にも役立つポイントを整理する。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 過去10年の優勝馬:2017年から2026年までの勝ち馬、上位3頭、勝ち時計を一覧で確認できる。
  • レース傾向:1番人気の複勝率は80.0%。差し馬の好走率や枠順、騎手、血統、出走間隔にも特徴がある。
  • 日本ダービーとの関係:青葉賞の1・2着馬には優先出走権が与えられるが、青葉賞勝ち馬からダービー馬はまだ誕生していない。

【青葉賞過去10年の結果】2017年から2026年までの歴代優勝馬を総まとめ

青葉賞過去

青葉賞は毎年4月下旬から5月上旬に東京競馬場で開催される3歳馬限定のGⅡ競走だ。日本ダービーへの優先出走権を懸けた一戦であり、春のクラシック戦線を占う重要なレースとして位置付けられている。

2026年までの過去10回を振り返ると、優勝馬はアドミラブル、ゴーフォザサミット、リオンリオン、オーソリティ、ワンダフルタウン、プラダリア、スキルヴィング、シュガークン、エネルジコ、ゴーイントゥスカイの10頭だ。

2026年の青葉賞はゴーイントゥスカイが優勝

青葉賞過去

2026年4月25日の東京11Rで行われた第33回青葉賞は、18頭立て、芝2400m、良馬場で施行された。

勝利したのは、武豊騎手が騎乗した4番人気のゴーイントゥスカイ。2着には3番人気タイダルロック、3着には1番人気ブラックオリンピアが入った。

ゴーイントゥスカイの勝ちタイムは2分23秒0。2着タイダルロックとの着差は3/4馬身だった。ゴーイントゥスカイは道中で中団に位置し、最後の直線で末脚を発揮して先頭に立った。

また、ゴーイントゥスカイは父コントレイルの産駒。コントレイルにとって、産駒によるJRA重賞初勝利という血統面でも注目すべき結果となった。

2017年から2026年までの歴代優勝馬

青葉賞過去
  • 2026年:ゴーイントゥスカイ(武豊)
  • 2025年:エネルジコ(C.ルメール)
  • 2024年:シュガークン(武豊)
  • 2023年:スキルヴィング(C.ルメール)
  • 2022年:プラダリア(池添謙一)
  • 2021年:ワンダフルタウン(和田竜二)
  • 2020年:オーソリティ(L.ヒューイットソン)
  • 2019年:リオンリオン(横山典弘)
  • 2018年:ゴーフォザサミット(蛯名正義)
  • 2017年:アドミラブル(M.デムーロ)

この10年間では、C.ルメール騎手が2勝、武豊騎手も2勝を挙げている。特に2023年のスキルヴィング、2025年のエネルジコを勝利に導いたルメール騎手と、2024年のシュガークン、2026年のゴーイントゥスカイを勝利に導いた武豊騎手の存在は目立つ。

【検証資料 1】青葉賞過去の当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

【青葉賞過去10年の配当・払戻金】3連単10万円超の波乱も発生

青葉賞の馬券を検討するうえで、優勝馬だけでなく配当の振れ幅も見逃せない。過去10年の3連単を見ると、3,370円の堅い決着から10万円を超える高配当まで、年によって大きな違いが生じている。

過去10年の3連単払戻金一覧

  • 2026年:16→7→4、17,700円
  • 2025年:10→9→4、3,370円
  • 2024年:7→15→16、38,360円
  • 2023年:11→4→2、37,200円
  • 2022年:3→7→12、26,680円
  • 2021年:2→10→7、22,870円
  • 2020年:3→7→1、14,870円
  • 2019年:2→3→5、42,980円
  • 2018年:9→15→10、101,530円
  • 2017年:10→9→6、8,440円

※金額は各年の3連単100円当たりの払戻金。矢印は1着・2着・3着の馬番を示す。

最も高い配当は2018年の101,530円

過去10年で最も高い3連単配当となったのは2018年の101,530円。6番人気ゴーフォザサミットが勝利し、7番人気エタリオウが2着、1番人気スーパーフェザーが3着に入った。

上位人気だけで決着するという見方を覆した結果であり、青葉賞では中位人気の馬が上位に食い込む可能性も考慮する必要がある。

2019年も5番人気リオンリオンが優勝し、3連単は42,980円。2023年には11番人気ティムールが3着に入り、37,200円の配当となった。

最も低い配当は2025年の3,370円

一方、2025年は1番人気エネルジコ、2番人気ファイアンクランツ、4番人気ゲルチュタールの順に入線。3連単は3,370円だった。

2026年は4番人気ゴーイントゥスカイが勝利し、3番人気タイダルロック、1番人気ブラックオリンピアが続いた。3連単は17,700円で、極端な大波乱ではないものの、1番人気が勝ち切れなかった。

過去10年の配当から読み取れるのは、青葉賞が毎年大荒れするレースでも、人気馬だけを買えば十分なレースでもないということだ。特に4〜6番人気の馬には注意を払いたい。

【青葉賞歴代着順・騎手・調教師】2017〜2026年の上位馬を比較

ここでは各年の1〜3着馬に加え、優勝騎手、優勝調教師、勝ち時計、3連単払戻金をまとめた。青葉賞の歴代着順を確認する際は、勝ち馬だけでなく、2着馬や3着馬の人気、騎手との組み合わせにも注目したい。

年 1着・勝ち時計 2着 3着 優勝騎手・調教師 3連単
2026 ゴーイントゥスカイ
2:23.0(4人気)
タイダルロック ブラックオリンピア 武豊・上原佑紀 17,700円
2025 エネルジコ
2:24.8(1人気)
ファイアンクランツ ゲルチュタール ルメール・高柳瑞樹 3,370円
2024 シュガークン
2:24.2(2人気)
ショウナンラプンタ デュアルウィルダー 武豊・清水久詞 38,360円
2023 スキルヴィング
2:23.9(1人気)
ハーツコンチェルト ティムール ルメール・木村哲也 37,200円
2022 プラダリア
2:24.2(4人気)
ロードレゼル エターナルビクトリ 池添謙一・池添学 26,680円
2021 ワンダフルタウン
2:25.2(3人気)
キングストンボーイ レッドヴェロシティ 和田竜二・高橋義忠 22,870円
2020 オーソリティ
2:23.0(3人気)
ヴァルコス フィリオアレグロ ヒューイットソン・木村哲也 14,870円
2019 リオンリオン
2:25.0(5人気)
ランフォザローゼス ピースワンパラディ 横山典弘・松永幹夫 42,980円
2018 ゴーフォザサミット
2:24.4(6人気)
エタリオウ スーパーフェザー 蛯名正義・藤沢和雄 101,530円
2017 アドミラブル
2:23.6(1人気)
ベストアプローチ アドマイヤウイナー M.デムーロ・音無秀孝 8,440円

※人気は優勝馬の単勝人気。着順・優勝騎手・調教師・タイムは各年のレース成績に基づく。配当は3連単100円当たり。

歴代優勝馬に見る共通点と世代交代

2017年のアドミラブルから2020年のオーソリティまでは、将来の重賞戦線を担う素質馬が勝ち馬に名を連ねた。2021年以降もワンダフルタウン、プラダリア、スキルヴィング、シュガークン、エネルジコと、クラシック路線や中長距離路線で注目を集める馬が続いている。

また、2026年のゴーイントゥスカイは、父コントレイルという新しい世代の血統背景を持つ勝ち馬だ。ディープインパクト系の血統が再び青葉賞を制したことは、過去の種牡馬別成績と照らしても興味深い。

【検証資料 2】青葉賞過去の活動歴およびメディア掲載記録(出典:Yahoo!ニュース)

【東京競馬場芝2400mの傾向】枠順・脚質・性齢・人気をデータで分析

青葉賞の舞台は東京競馬場の芝2400m。日本ダービーやジャパンカップと同じ距離であり、単純なスピードだけではなく、長距離を走り切るスタミナ、直線での加速力、最後まで脚を持続させる能力が求められる。

東京芝2400mは長い直線と坂が特徴

JRAのコース紹介によると、東京芝コースの直線距離は525.9m、高低差は2.7m。芝2400mは左回りで、スタンド前からスタートし、コースをほぼ1周するレイアウトとなっている。

最初の1コーナーまでには約350mの距離があり、序盤のポジション争いの後、バックストレッチから3コーナーにかけて緩やかな起伏を越える。最後の直線では上り坂が待ち受け、その後も約300mの平坦区間が続く。

この構造から、直線だけで一気に伸びる瞬発力に加え、坂を越えた後にもスピードを維持できる持続力が重要になる。東京芝2400mへの適性を判断するには、過去の距離実績だけでなく、長い直線でどのような脚を使ったかを確認したい。

枠順別成績は4枠・5枠が比較的安定

2017〜2026年の10開催、158出走を集計したUMASCOPEのデータでは、枠順によって一定の成績差が見られる。

  • 1枠:2勝、3着内率18.8%
  • 2枠:1勝、3着内率23.5%
  • 3枠:1勝、3着内率16.7%
  • 4枠:1勝、3着内率27.8%
  • 5枠:1勝、3着内率25.0%
  • 6枠:1勝、3着内率10.0%
  • 7枠:2勝、3着内率20.8%
  • 8枠:1勝、3着内率12.0%

3着内率では4枠が27.8%で最上位。5枠も25.0%と比較的安定している。一方、8枠は12.0%にとどまる。

ただし、1枠は2勝を挙げており、内枠が一律に不利というわけではない。8枠からも勝ち馬が出ている。枠順だけで評価を決めず、馬場状態、脚質、先行馬の数、道中の進路取りを合わせて考えることが大切だ。

脚質別成績は差し馬が優勢

青葉賞の過去10年では、差し馬が好成績を残している。UMASCOPEの集計では、脚質別の成績は次のとおりだ。

  • 差し:6勝・2着3回・3着7回、3着内率23.9%
  • 先行:1勝・2着4回・3着1回、3着内率17.6%
  • 追い込み:2勝・2着3回・3着2回、3着内率14.9%
  • 逃げ:1勝・3着内率10.0%

差し馬は10年間で6勝。長い直線を持つ東京競馬場らしく、道中で脚を温存して最後に伸びるタイプが結果を残している。

ただし、先行馬も1勝しており、2着4回と一定の好走実績がある。極端な追い込み一辺倒よりも、直線でスムーズに加速できる位置を確保できるかが重要だ。

2026年もこの特徴が表れた。優勝したゴーイントゥスカイは4コーナー7番手、2着タイダルロックは10番手付近から伸びた。一方、3着ブラックオリンピアは4コーナー4番手で運んでいる。差しだけでなく、好位から脚を使える馬にも注目したい。

人気別成績は1番人気の信頼度が高い

青葉賞の過去10年で1番人気は3勝・2着2回・3着3回。10頭中8頭が3着以内に入っており、複勝率は80.0%に達する。

2番人気は1勝、2着3回で複勝率40.0%。3番人気も2勝を挙げている。さらに4〜6番人気のグループは4勝、3着内率33.3%と健闘している。

一方、10番人気以下の馬は68頭中3着が1回だけで、勝利はない。2018年のような高配当が生まれることはあるものの、極端な人気薄を無条件で評価するのは合理的ではない。

性齢別成績は3歳牡馬が中心

青葉賞は3歳馬限定戦のため、年齢別の比較対象は実質的に存在しない。2017〜2026年の過去10開催では、3着以内に入った30頭はすべて牡馬だった。

牝馬の出走や好走例を一般化するよりも、まずは3歳牡馬の成長度、2400mへの距離適性、春の時期における完成度を重視したい。

【青葉賞の騎手・調教師・種牡馬・出走間隔】好走条件をさらに深掘り

枠順や脚質だけでは、青葉賞の傾向を十分に把握できない。騎手のコース取り、調教師の仕上げ方、血統背景、前走からの間隔も重要な判断材料となる。

騎手別成績は武豊・ルメールが2勝

2017〜2026年の騎手別成績では、C.ルメール騎手と武豊騎手がそれぞれ2勝を記録している。

  • C.ルメール:2勝・2着2回・3着0回、6回騎乗で3着内率66.7%
  • 武豊:2勝・2着0回・3着1回、3回騎乗で3着内率100.0%
  • M.デムーロ:1勝・3着1回、7回騎乗
  • 三浦皇成:2着2回・3着1回、7回騎乗

武豊騎手は2024年のシュガークン、2026年のゴーイントゥスカイで勝利。ルメール騎手は2023年のスキルヴィング、2025年のエネルジコを勝利に導いた。

騎手成績を見る際に注意したいのは、騎乗回数の違いだ。武豊騎手の3着内率100%は優秀だが、対象は3回。騎手の実績は有力な判断材料になる一方、騎乗馬の能力や当日の状態も考慮する必要がある。

調教師別成績は木村哲也厩舎が2勝

調教師別では、木村哲也調教師が過去10年で2勝を挙げている。2020年のオーソリティと2023年のスキルヴィングが同厩舎の勝ち馬だ。

主な調教師の成績は次のとおり。

  • 木村哲也:2勝・3着1回、6頭出走で3着内率50.0%
  • 藤沢和雄:1勝・2着2回、4頭出走で3着内率75.0%
  • 松永幹夫:1勝
  • 音無秀孝:1勝
  • 清水久詞:1勝

2024年のシュガークンを管理した清水久詞調教師、2025年のエネルジコを管理した高柳瑞樹調教師、2026年のゴーイントゥスカイを管理した上原佑紀調教師も、それぞれ青葉賞の勝ち馬を送り出している。

藤沢和雄調教師の数字は過去の実績であり、現役の調教師としての比較ではない。調教師別成績は、現在の所属馬の状態や過去の東京芝2400mでの実績と合わせて活用したい。

種牡馬別成績はディープインパクト系や中長距離型に注目

青葉賞は芝2400mという距離のため、血統面ではスタミナと瞬発力のバランスが注目される。

過去10年の種牡馬別成績では、以下の父を持つ馬が複数の勝利を記録している。

  • ディープインパクト:2勝・2着1回・3着2回
  • ドゥラメンテ:2勝・2着2回
  • ルーラーシップ:2勝・3着1回
  • ハーツクライ:1勝・2着1回
  • キタサンブラック:1勝・3着1回
  • コントレイル:1勝
  • オルフェーヴル:1勝

ディープインパクト産駒は3着内率26.3%、ドゥラメンテ産駒とルーラーシップ産駒はともに33.3%。いずれも中長距離での適性を評価する際に参考になる血統だ。

特に2026年のゴーイントゥスカイはコントレイル産駒として初めてJRA重賞を制した。今後はコントレイルの産駒が東京芝2400mでどのような実績を積み重ねるかも興味深いポイントになる。

ただし、種牡馬別成績は出走頭数が限られる。1勝したという事実だけで、今後も同じ成績が続くと判断するのは早計だ。

出走間隔別成績は中10〜25週の馬が好成績

青葉賞では、前走からの間隔にも特徴がある。過去10年の出走間隔別成績を確認すると、特に中10〜25週のローテーションを取った馬が健闘している。

  • 中0週:0勝・3着以内なし
  • 中1〜2週:0勝・3着1回、3着内率8.3%
  • 中3〜5週:5勝・2着1回・3着4回、3着内率14.7%
  • 中6〜9週:1勝・2着7回・3着4回、3着内率24.0%
  • 中10〜25週:4勝・2着2回・3着1回、3着内率26.9%
  • 中26週以上:3着以内なし

中10〜25週のグループは26頭中7頭が3着以内に入り、勝率も15.4%と高い。一方、中3〜5週のグループは勝ち馬が5頭と最多で、出走数も68頭と比較的多い。

ここから分かるのは、休養期間の長さだけで一律に優劣を判断できないということだ。長期休養明けでも仕上がりが良ければ好走する可能性があり、短い間隔で使われている馬も実績次第では十分に評価できる。

前走2400m組と前走1着馬は注目材料

出走間隔に加え、前走の距離や着順も見逃せない。

前走2400mの馬は、過去10年で3勝・2着3回・3着3回。34頭中9頭が3着以内に入り、3着内率は26.5%となっている。

また、前走1着だった馬は7勝・2着3回・3着8回で、3着内率は26.5%。前走で勝ち切っていることに加え、そのレースでどのような末脚を使ったかも評価したい。

前走で2400mを経験していることは、青葉賞の距離への対応力を判断する材料になる。ただし、1800mや2000mから距離を延ばして好走した馬もいるため、前走距離だけで候補を絞り込む必要はない。

【検証資料 3】青葉賞過去に関する近況・インタビュー報道記録(出典:Yahoo!ニュース)

【青葉賞と日本ダービーの関係】勝ち馬が越えられない歴史的な壁

青葉賞を語るうえで避けて通れないのが、日本ダービーとの関係だ。両レースは同じ東京競馬場の芝2400mで開催されるため、青葉賞は日本ダービーへの重要なステップレースとなっている。

青葉賞の1着・2着馬にはダービー優先出走権

JRAの競走条件では、青葉賞の1着馬と2着馬に日本ダービーの優先出走権が与えられる。

1984年に日本ダービー指定オープンとして創設された青葉賞は、1994年にGⅢへ昇格し、2001年にはGⅡへ格上げされた。2010年には日本ダービーの優先出走権が上位2着までに変更され、現在の制度につながっている。

皐月賞を経由せずにダービーを目指す馬や、皐月賞で出走権を得られなかった馬にとって、青葉賞は最後の重要な機会の一つだ。

青葉賞の勝ち馬から日本ダービー馬は誕生していない

青葉賞には長年語り継がれているジンクスがある。それは、青葉賞の勝ち馬が日本ダービーを制していないことだ。

過去には、青葉賞を勝った後に日本ダービーで2着となった馬が複数存在する。

  • 1994年:エアダブリン
  • 2002年:シンボリクリスエス
  • 2003年:ゼンノロブロイ
  • 2006年:アドマイヤメイン
  • 2011年:ウインバリアシオン
  • 2012年:フェノーメノ

これらの馬はいずれも青葉賞を制した後、日本ダービーで2着に入った実績を持つ。シンボリクリスエスやゼンノロブロイ、フェノーメノは、その後のGⅠ戦線でも活躍した名馬だ。

同じ距離、同じ競馬場で行われるレースでありながら、青葉賞からダービーの頂点に届かないという点は興味深い。

2026年のゴーイントゥスカイもダービーでは4着

2026年の日本ダービーは5月31日に開催され、ロブチェンが優勝した。青葉賞を制したゴーイントゥスカイも出走し、武豊騎手とのコンビで4着に入っている。

青葉賞では2分23秒0という好時計で勝利し、日本ダービーでも2分22秒8を記録した。結果は4着だったものの、本番でも上位争いに加わる走りを見せた。

2026年も青葉賞勝ち馬によるダービー制覇は実現せず、歴史的なジンクスは継続した。

【プロの結論】青葉賞の予想で重視したい3つの判断基準

青葉賞の過去データを実際の予想に活用するなら、次の3点を優先したい。

1. 東京芝2400mで末脚を持続できるか

差し馬の好走実績が目立つものの、単純に後方から運ぶ馬を選べばよいわけではない。直線の長さと坂を考慮し、最後まで脚を使える持続力を評価したい。前走の上がり3F順位や、長い直線での走り方も参考になる。

2. 前走の内容と距離適性が伴っているか

前走1着馬の3着内率は26.5%、前走2400m組も26.5%。着順だけでなく、相手関係や着差、距離延長への対応力を確認することが重要だ。

3. 人気や枠順を過信しないこと

1番人気の複勝率80.0%は信頼できる数字だが、勝率は30.0%にとどまる。4〜6番人気にも4勝の実績があり、上位人気の中から軸を検討しつつ、当日の馬場傾向や展開に合う馬を相手に加える考え方が有効だ。

また、騎手や調教師、種牡馬の成績は、出走数が少ない場合もある。数字の高さだけで判断せず、実際に騎乗する馬の能力や調教内容と組み合わせて評価する必要がある。

【青葉賞過去に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:青葉賞の過去10年で最も多く勝っている騎手は誰ですか?

A1:2017〜2026年ではC.ルメール騎手と武豊騎手がそれぞれ2勝で並んでいる。ルメール騎手はスキルヴィングやエネルジコ、武豊騎手はシュガークンやゴーイントゥスカイで優勝している。

Q2:青葉賞で最も高かった3連単の配当はいくらですか?

A2:2018年の101,530円が過去10年の最高配当。6番人気ゴーフォザサミット、7番人気エタリオウ、1番人気スーパーフェザーの順で決着した。

Q3:青葉賞の勝ち馬には日本ダービーの優先出走権がありますか?

A3:ある。青葉賞の1着馬と2着馬には日本ダービーの優先出走権が与えられる。ただし、青葉賞の勝ち馬から日本ダービーを制した馬は、2026年まで誕生していない。

まとめ:青葉賞の過去データから次回の予想につなげる

青葉賞の過去10年を振り返ると、2017年のアドミラブルから2026年のゴーイントゥスカイまで、将来の中長距離路線を担う実力馬が勝ち馬に名を連ねている。

過去10年のデータでは、1番人気の複勝率80.0%、差し馬の3着内率23.9%、4枠の3着内率27.8%などが特徴的だ。騎手では武豊騎手とC.ルメール騎手が2勝ずつ。種牡馬ではディープインパクト、ドゥラメンテ、ルーラーシップがそれぞれ複数の勝利を挙げている。

配当面では2018年の3連単101,530円という高配当がある一方、2025年は3,370円と堅い決着だった。人気だけでなく、脚質、距離適性、前走内容、出走間隔を総合的に判断することが重要だ。

そして、青葉賞と日本ダービーの関係は、今後も注目すべきテーマである。2026年のゴーイントゥスカイもダービー4着と健闘したが、勝ち馬からダービー馬はまだ誕生していない。

東京芝2400mという同じ舞台で行われる2つのレースだからこそ、青葉賞での勝ち方や末脚、道中の位置取りは日本ダービーを考えるうえでも参考になる。次回の青葉賞では、過去の数字を出発点に、当日の馬場状態や出走馬の成長度まで見極めたい。