ラストオーダーは英語で何と言う?last callとの違いと接客例文を徹底解説
「ラストオーダーは英語で何と言う?」「last orderとlast callは同じ意味?」と疑問に思ったことはありませんか。飲食店で外国人のお客様に注文を促すときや、海外旅行先のレストランで注文可能な時間を確認するとき、知っておきたいのがラストオーダーに関する英語表現です。基本的には、イギリスでは「last orders」、アメリカでは特にバーの場面で「last call」がよく使われます。レストランでは「Last call for food」や「We're taking last orders now」など、状況に応じた言い換えも自然です。
ただし、日本語の「ラストオーダー」をそのまま英語に置き換えるだけでは、意図が十分に伝わらない場合があります。注文を促すのか、注文の締め切りを知らせるのか、閉店時間を確認するのかによって適切な表現は異なります。2026年現在も使える基本表現から、レストラン・バーの接客英語、看板の表記、実践的な会話例まで詳しく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 基本表現:イギリスでは「last orders」、アメリカのバーでは「last call」が一般的。
- 接客表現:「We're taking last orders now.」なら、ただいまラストオーダーを受け付けていると自然に伝えられる。
- 使い分け:ラストオーダーと閉店時間は別物。「closing time」は店舗そのものの閉店時刻を指す。
【まず結論】ラストオーダーは英語で何と言う?基本表現とlast orderの意味
ラストオーダーを英語で表現する場合、代表的なのは「last order」「last orders」「last call」です。ただし、地域や飲食店の種類によって自然な言い方が変わります。
日本語のラストオーダーに近い意味を持つ英語表現を覚えるなら、まず次の3つを押さえておきましょう。
- Last order:最後の注文、最終注文。
- Last orders:イギリス英語で、閉店前に注文できる最後の機会。
- Last call:特に北米のバーなどで使われる最後の注文機会の案内。
「last order」の意味は、文字どおり最後の注文です。個々の注文や注文の締め切りを表す文脈で理解できます。ただし、英語圏の飲食店でラストオーダーを案内する際は、単数形の「Last Order」だけにこだわる必要はありません。
例えば、イギリスのパブでは「Last orders, please!」という呼びかけが使われます。一方、アメリカのバーでは「Last call!」という表現がよく知られています。
接客で実際に使うなら、次の文章が便利です。
- We're taking last orders now.(ただいまラストオーダーを承っております)
- It's time for last orders.(ラストオーダーのお時間です)
- Last call for food.(お食事のラストオーダーです)
- Last call for drinks.(お飲み物のラストオーダーです)
特に「Last call for food」と「Last call for drinks」は、注文対象を明確にできる点がメリットです。料理と飲み物で受付終了時刻が違う店舗でも使いやすい表現です。
【徹底比較】last orderとlast callの違いは?レストランとバーでの使い分け

「last order」と「last call」は、どちらも最後の注文機会に関係する表現ですが、英語圏での使われ方には地域差があります。
オックスフォード現代英英辞典では「last orders」をイギリス英語の表現として説明し、「last call」は特に北米英語で使われる表現として紹介しています。どちらもパブやバーが閉店する前に飲み物を購入できる最後の機会を意味します。
つまり、意味が完全に異なるというより、地域的な言葉の選択と使用場面の違いが大きいのです。
| 英語表現 | 主な使用地域・場面 | 意味・ニュアンス | 使用例 |
|---|---|---|---|
| Last order | 一般的な注文の説明 | 最後の注文、最終注文 | We take the last order at 9 p.m. |
| Last orders | イギリスのパブ・バー | 最後に注文できる機会 | Last orders, please! |
| Last call | アメリカ・カナダのバー | 最後の注文を促す呼びかけ | Last call for drinks! |
| Last call for food | レストラン | 料理の注文受付終了前の案内 | Last call for food! |
| Closing time | レストラン・店舗全般 | 店舗が営業を終了する時刻 | Our closing time is 11 p.m. |
レストランではlast call for foodが便利

アメリカのレストランで料理の注文を締め切ることを伝えたい場合、「Last call for food!」が分かりやすい表現です。
例えば、次のように使えます。
- Last call for food!(お食事のラストオーダーです)
- We're taking our final food orders now.(ただいまお食事の最終注文を承っております)
- The kitchen will close in 15 minutes.(厨房は15分後に営業を終了します)
最後の文章は、料理の注文受付が終了することを直接伝えるというより、厨房の営業終了時刻を知らせる表現です。注文を締め切る時刻と厨房が営業を終了する時刻が同じとは限らないため、実際の運用に合わせて使い分けましょう。
バーではlast callが定番
バーでお客様に最後のドリンクを注文してもらう場合は、「Last call!」や「Last call for drinks!」が自然です。
例えば、スタッフがお客様に最後の一杯を確認するなら、次のように伝えられます。
- Last call! Would you like another drink?(ラストコールです。もう一杯いかがですか?)
- This is your last chance to order drinks.(お飲み物をご注文いただける最後の機会です)
- Would you like one more before we close?(閉店前にもう一杯いかがですか?)
バーでは注文の締め切りを知らせるだけでなく、最後の一杯を選んでもらう接客も大切です。「Would you like another drink?」のような質問を添えると、押しつけがましくない自然な案内になります。
【接客英語の実践編】ラストオーダーで注文を促す自然なフレーズ10選
飲食店のスタッフにとって、ラストオーダーの案内は単に注文を締め切る作業ではありません。お客様が注文を決める時間を確保しながら、営業終了の予定を丁寧に伝える必要があります。
ここでは、レストラン英語の接客フレーズを中心に、実際の会話で使いやすい表現を紹介します。
1. ただいまラストオーダーです
We're taking last orders now.
「ただいま最後のご注文を承っております」という意味です。お客様に注文を促す際に使いやすい表現です。
もう少し丁寧に伝えるなら、次のように言えます。
Excuse me, we're taking last orders now. Would you like anything else?
(失礼いたします。ただいまラストオーダーのお時間ですが、ほかに何かご注文はございますか?)
2. まもなくラストオーダーになります
Last call for food will be in 10 minutes.
(お食事のラストオーダーは10分後です)
時間を具体的に伝えることで、お客様も追加注文を検討しやすくなります。
また、次の表現も使えます。
We'll be taking our last orders in about 10 minutes.
(あと10分ほどでラストオーダーとなります)
3. ほかにご注文はございますか?
Would you like anything else?
(ほかに何かご注文はございますか?)
ラストオーダーの接客で非常に使いやすい表現です。短く自然で、料理や飲み物の追加注文を確認できます。
もう少し丁寧にするなら、次の表現もおすすめです。
Would you like to order anything else before we close?
(閉店前にほかに何かご注文なさいますか?)
4. ご注文はお決まりですか?
Are you ready to order?
(ご注文はお決まりですか?)
これはラストオーダーに限らず、通常のレストラン接客でも使われる基本表現です。
まだメニューを見ているお客様に対して、少し柔らかく尋ねるなら次の言い方もあります。
Have you decided what you'd like?
(何をご注文になるかお決まりになりましたか?)
5. ご注文は以上ですか?
Would that be all?
(ご注文は以上でよろしいでしょうか?)
注文を受けたあと、内容を確定するための丁寧な表現です。
ほかにも、次のような言い方があります。
- Is that everything?(ご注文は以上でしょうか?)
- Anything else?(ほかに何かございますか?)
- Will there be anything else?(ほかにご注文はございますか?)
「Are you ready to order?」は注文を始める準備ができたか確認する言葉で、「Would that be all?」は注文がすべて終わったか確認する言葉です。似ているようで使用するタイミングが異なります。
6. お飲み物のラストオーダーです
Last call for drinks!
(お飲み物のラストオーダーです)
バーや居酒屋、ドリンクの注文を別に受け付けているレストランで便利です。
7. 料理のラストオーダーは終了しました
We're no longer taking food orders.
(料理の注文受付は終了しました)
料理だけが注文できなくなった場合に適しています。ドリンクの注文は引き続き受け付けている場合にも、誤解を避けられます。
8. 申し訳ありませんが、注文受付は終了しました
I'm sorry, but we're not taking any more orders tonight.
(申し訳ございませんが、本日の注文受付は終了しました)
受付終了後にお客様から注文を希望された場合の丁寧な返答です。
9. 閉店前に最後のご注文をお伺いします
May I take your final order before we close?
(閉店前に最後のご注文をお伺いしてもよろしいでしょうか?)
少しフォーマルな印象があり、落ち着いたレストランやホテルの飲食施設でも使いやすい表現です。
10. もう一杯いかがですか?
Would you like one more drink?
(もう一杯いかがですか?)
バーでのラストコールに適した自然な声かけです。お客様に選択してもらう形なので、柔らかい接客になります。
【旅行・日常会話】ラストオーダーは何時ですか?英語で尋ねる例文
海外のレストランでは、営業時間と料理の注文受付終了時刻が異なることがあります。閉店時間だけを確認しても、食事を注文できるかどうかまでは分からない場合があります。
そのため、何時まで注文できるのかを直接尋ねる表現を覚えておくと便利です。
ラストオーダーは何時ですか?
What time do you take last orders?
(ラストオーダーは何時ですか?)
イギリス英語を意識した自然な質問です。注文受付の時間を尋ねていることが明確に伝わります。
アメリカのバーなら、次の表現も使えます。
What time is last call?
(ラストコールは何時ですか?)
料理について聞きたい場合は、次の言い方が便利です。
What time is the last call for food?
(料理のラストオーダーは何時ですか?)
さらに、厨房の営業終了時刻を確認するなら、次のように尋ねられます。
What time does the kitchen close?
(厨房は何時に営業を終了しますか?)
まだ注文できますか?
Can I still place an order?
(まだ注文できますか?)
閉店間際にレストランへ入ったときなどに使える簡潔な表現です。
料理を注文したいことを明確にするなら、次の文章が適しています。
Can I still order food?
(まだ料理を注文できますか?)
注文受付はもう終了しましたか?
Have you stopped taking orders?
(注文受付はもう終了しましたか?)
受付終了のタイミングを確認する質問です。まだ注文できる余地があるかを尋ねたいときにも使えます。
閉店時間は何時ですか?
What time do you close?
(何時に閉店しますか?)
非常に使いやすい基本表現です。営業時間を尋ねるときは、これだけ覚えておいても役立ちます。
名詞の「closing time」を使うなら、次のように表現できます。
What is your closing time?
(閉店時間は何時ですか?)
ここで注意したいのは、「last call」と「closing time」は同じではないことです。ラストコールが終わっても、店内で飲食できる時間が残っていることがあります。注文可能な時間と退店する時間は、分けて確認するのが確実です。
【看板・メニュー表記】ラストオーダーを英語で表示する自然な書き方
外国人のお客様にも分かりやすい飲食店の看板を作るなら、短く、具体的で、時間と対象が明確な表現を選ぶことが大切です。
日本の飲食店で見かける「L.O.」という略記は、日本国内では馴染みがありますが、海外のお客様全員に意味が伝わるとは限りません。英語表記では、略語だけに頼らず、料理・飲み物・閉店時刻を具体的に示すと親切です。
レストランのラストオーダー看板
- Last Orders: 9:30 p.m.(最終注文受付:午後9時30分)
- Last Food Orders: 9:30 p.m.(料理の最終注文受付:午後9時30分)
- Last Call for Food: 9:30 p.m.(料理のラストコール:午後9時30分)
- Last Call for Drinks: 10:00 p.m.(飲み物のラストコール:午後10時)
イギリス向けなら「Last Orders」、北米のバーなら「Last Call for Drinks」が地域の言い方に合っています。
閉店時間を知らせる看板
- We Close at 11:00 p.m.(午後11時閉店)
- Closing Time: 11:00 p.m.(閉店時間:午後11時)
- Kitchen Closes at 9:30 p.m.(厨房の営業終了:午後9時30分)
- Bar Closes at 11:00 p.m.(バーの営業終了:午後11時)
厨房と店舗全体の営業時間が異なる場合は、両方を表示する方法がおすすめです。
例えば、次のような案内なら、お客様が注文できる時間と退店時刻を区別できます。
Last Food Orders: 9:30 p.m.
Last Drink Orders: 10:00 p.m.
Closing Time: 11:00 p.m.
(料理の最終注文:午後9時30分/飲み物の最終注文:午後10時/閉店:午後11時)
注文受付終了を伝える英語表現
オンライン注文やテイクアウトの受付終了を知らせる場合は、レストランのラストコールとは異なる表現も使えます。
- Orders are now closed.(注文受付は終了しました)
- Online ordering is now closed.(オンライン注文受付は終了しました)
- We're no longer accepting orders.(これ以上の注文は受け付けておりません)
- No more orders after 10 p.m.(午後10時以降は注文を受け付けません)
飲食店のスタッフが口頭で伝えるなら「We're no longer taking orders.」、看板や受付画面で簡潔に表示するなら「Orders are now closed.」が使いやすいでしょう。
【間違いやすい英語を検証】直訳を避ける自然な言い換えと会話例文
ラストオーダーの英語で注意したいのは、日本語の語順をそのまま英語に持ち込まないことです。単語の意味が分かっていても、実際の接客では不自然な表現になることがあります。
避けたい表現と自然な言い換え
- △ Last order time? → ○ What time do you take last orders?
- △ Now last order. → ○ We're taking last orders now.
- △ I want your last order. → ○ Would you like anything else before we close?
- △ What time close? → ○ What time do you close?
- △ Order is finished. → ○ We're no longer taking orders.
特に「I want your last order.」は、自分が注文を欲しがっているような響きになり、接客の意図が伝わりにくくなります。相手に注文を促すなら「Would you like anything else?」のほうが自然です。
また、「Last order time?」のような短い表現は、メモや看板の見出しとしてなら意図が推測できる場合がありますが、会話では疑問文にしたほうが明確です。
実践例文① レストランでのラストオーダー
Staff: Excuse me. We're taking last orders now. Would you like anything else?
(店員:失礼いたします。ただいまラストオーダーのお時間ですが、ほかに何かご注文はございますか?)
Customer: Yes, could I have one more coffee, please?
(客:はい、コーヒーをもう一杯いただけますか?)
Staff: Certainly. Anything else?
(店員:かしこまりました。ほかにはございますか?)
Customer: No, that's all. Thank you.
(客:いいえ、以上です。ありがとうございます)
実践例文② バーでのラストコール
Bartender: Last call for drinks! Would you like another beer?
(バーテンダー:ドリンクのラストコールです。ビールをもう一杯いかがですか?)
Customer: Yes, one more, please.
(客:はい、もう一杯お願いします)
Bartender: Sure. I'll get that for you.
(バーテンダー:かしこまりました。お持ちします)
実践例文③ ラストオーダー後に注文を希望された場合
Customer: Can I still order some food?
(客:まだ料理を注文できますか?)
Staff: I'm sorry, but we're no longer taking food orders. You can still order drinks, though.
(店員:申し訳ございません。料理の注文受付は終了しました。ただし、お飲み物は引き続きご注文いただけます)
Customer: Okay. Can I get another glass of water?
(客:分かりました。お水をもう一杯いただけますか?)
Staff: Of course.
(店員:もちろんです)
このように、受付終了の対象が料理だけなのか、すべての注文なのかを明確にすると、外国人のお客様との行き違いを防ぎやすくなります。
【ラストオーダーの英語】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ラストオーダーはlast orderとlast callのどちらが正しいですか?
A1:どちらも関連する意味で使われます。イギリスでは「last orders」、アメリカのバーでは「last call」が一般的です。レストランの料理については「Last call for food」のように対象を明確にする表現も便利です。
Q2:ラストオーダーは何時ですか?は英語で何と言いますか?
A2:「What time do you take last orders?」が使えます。アメリカのバーなら「What time is last call?」、料理の受付時間なら「What time is the last call for food?」も自然です。
Q3:ご注文は以上ですか?は英語で何と言いますか?
A3:「Would that be all?」または「Is that everything?」が適しています。追加注文を尋ねる場合は「Would you like anything else?」もよく使われます。
Q4:ラストオーダーと閉店時間は英語で同じですか?
A4:違います。ラストオーダーは最後に注文できる時間を指し、閉店時間は店舗が営業を終了する時刻です。閉店時間は「closing time」、ラストオーダーは「last orders」や「last call」などで表現します。
Q5:ラストオーダーが終了したことを英語で何と言いますか?
A5:「We're no longer taking orders.」が自然です。料理だけが終了した場合は「We're no longer taking food orders.」と伝えると、ドリンクなどの注文が可能かどうかも明確になります。
まとめ:ラストオーダーの英語は地域と接客場面で使い分けよう
ラストオーダーの英語表現は「last order」だけではありません。イギリスのパブでは「last orders」、アメリカのバーでは「last call」がよく使われ、レストランでは「Last call for food」などの自然な言い換えも役立ちます。
実際の接客で迷ったら、次の3つを優先して覚えておくと便利です。
- We're taking last orders now.:ただいまラストオーダーです。
- Would you like anything else?:ほかにご注文はございますか?
- We're no longer taking orders.:注文受付は終了しました。
また、海外旅行で注文可能な時間を知りたいときは「What time do you take last orders?」、閉店時間を確認したいときは「What time do you close?」と使い分けましょう。
大切なのは、単語を直訳することではなく、相手に何を伝えたいのかを明確にすることです。注文を促す、受付終了を知らせる、閉店時間を確認する。それぞれの目的に合った表現を選べば、レストランでもバーでも、自然で伝わりやすい英語のコミュニケーションができます。
2026年以降、外国人観光客への接客や海外での飲食店利用でも役立つよう、まずは「last orders」「last call」「closing time」の3つを使い分けられるようにしておきましょう。
主な言語資料: オックスフォード現代英英辞典、ケンブリッジ英英辞典の語義・用例を参照しています。