2026年WBC予選結果を総まとめ!台北・ツーソン全試合スコアと通過4カ国を徹底解説
2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する20カ国が決まるまでには、2025年に行われた2つの予選大会が大きな役割を果たした。台湾・台北で開催された予選ではニカラグアとチャイニーズ・タイペイが、米国アリゾナ州ツーソンで開催された予選ではコロンビアとブラジルが出場権を獲得している。
特に注目されたのは、チャイニーズ・タイペイが初戦でスペインに12対5と敗れながらも、最終的に6対3で雪辱を果たした展開だ。また、ツーソンではブラジルがドイツとの最終決戦を6対4で制し、2013年以来となるWBC出場を決めた。MLB公式の大会記録を基に、予選の日程、全試合スコア、最終順位、4カ国の通過経緯を整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】 - 予選通過4カ国: ニカラグア、チャイニーズ・タイペイ、コロンビア、ブラジル。 - 台北予選: 2025年2月21日~25日開催。ニカラグアが3戦全勝で首位通過し、チャイニーズ・タイペイがスペインとの決定戦を制した。 - ツーソン予選: 2025年3月2日~6日開催。コロンビアが3戦全勝で通過し、ブラジルがドイツとの決定戦に勝利した。 - 2026年大会: 予選通過4カ国を含む計20カ国が出場した。
【2026年WBC予選結果】出場権を獲得した4カ国はどこ?

2026年WBCの予選結果を最初に整理すると、出場権を獲得したのは次の4カ国だ。
1. ニカラグア
2. チャイニーズ・タイペイ
3. コロンビア
4. ブラジル
2025年の予選は、台北とツーソンの2会場に分かれて実施された。それぞれ4カ国が参加し、各大会で2つの出場枠を争った。
台北ではニカラグアが圧倒的な安定感を見せて1位通過。もう1枠は、チャイニーズ・タイペイとスペインの直接対決で決まった。
一方、ツーソンではコロンビアが無敗で予選を突破。残る1枠をめぐってブラジルとドイツが対戦し、ブラジルが勝利した。
| 開催地 | 予選通過国 | 通過の決め手 |
|---|---|---|
| 台北 | ニカラグア | 予選リーグ3戦全勝 |
| 台北 | チャイニーズ・タイペイ | スペインとの決定戦に6対3で勝利 |
| ツーソン | コロンビア | 予選リーグ3戦全勝 |
| ツーソン | ブラジル | ドイツとの決定戦に6対4で勝利 |
MLB公式発表でも、この4カ国が2026年大会への出場権を獲得したことが確認できる。
【台北予選結果】ニカラグアが全勝、台湾はスペインとの決戦を制す

台北予選は、2025年2月21日から25日まで台湾の台北ドームで開催された。
参加したのは、開催国チャイニーズ・タイペイ、ニカラグア、スペイン、南アフリカの4カ国。最初に総当たり戦を行い、1位が自動的に出場権を獲得する方式だった。
2位と3位は決定戦に進み、勝者が残りの出場枠を手にする。
ニカラグアは3戦全勝で文句なしの通過

ニカラグアは初戦で南アフリカに2対1で勝利。延長10回までもつれ込む接戦を制し、勢いをつけた。
続くスペイン戦も2対1で勝利。さらにチャイニーズ・タイペイとの試合では6対0の完封勝ちを収め、予選リーグを3戦全勝で終えた。
開催国を相手に6点差で勝利したことは、台北予選の大きなトピックだった。
ニカラグアは3勝0敗で1位となり、決定戦を待たずに2026年WBCへの出場を確定させた。
チャイニーズ・タイペイは初戦の大敗から巻き返し
もう一つの注目チームがチャイニーズ・タイペイだった。
同国代表は2024年のプレミア12で初優勝を果たし、世界ランキングでも高い評価を受けていた。しかし、WBC予選の初戦ではスペインに5対12で敗れる波乱のスタートとなった。
その後、南アフリカには9対1で勝利したものの、ニカラグアには0対6で完敗。総当たり戦を1勝2敗で終え、2位・3位決定戦に進むことになった。
相手は初戦で敗れたスペインだった。
2025年2月25日の決定戦で、チャイニーズ・タイペイは6対3で勝利。初戦の雪辱を果たし、最後の出場枠を獲得した。
MLB公式の試合レポートでも、開催国がスペインを退けて2026年大会への切符をつかんだ経緯が詳しく報じられている。
【ツーソン予選結果】コロンビアが3戦全勝、ブラジルが最後の1枠を獲得
ツーソン予選は、2025年3月2日から6日まで米国アリゾナ州のキノ・スポーツコンプレックスにあるベテランズ・メモリアル・スタジアムで開催された。
参加国はブラジル、中国、コロンビア、ドイツの4カ国。台北予選と同じく、総当たり戦の結果を基に1位が自動通過し、2位と3位が残る出場枠を争った。
コロンビアは攻守で安定し、無敗で突破
コロンビアは初戦でブラジルを5対0で破り、好スタートを切った。
次の中国戦でも8対1と快勝。最後のドイツ戦は10対0で制し、3試合すべてで勝利を収めた。
特に中国戦とドイツ戦では失点を抑えながら得点を重ね、投打のバランスの良さを示した。
結果は3勝0敗。コロンビアは1位通過を決め、決定戦を経ることなく2026年大会への出場権を獲得した。
ブラジルはドイツとの最終決戦で6対4の勝利
ブラジルは初戦でコロンビアに0対5で敗れ、苦しいスタートとなった。
しかし、続くドイツ戦を9対7で制すると、中国戦でも12対2と大勝。2勝1敗で総当たり戦を終え、ドイツとの2位・3位決定戦に進んだ。
決定戦は2025年3月6日に行われ、ブラジルが6対4で勝利した。
この勝利によって、ブラジルは2026年WBCの最後の出場枠を獲得。2013年以来、久しぶりの本大会復帰を決めた。
MLB公式の大会レポートによれば、ベテランのレオナルド・レジナットは決定戦で打点を記録し、ブラジルの勝利に貢献した。ブラジルにとって、単なる予選突破以上の意味を持つ一戦だった。
【WBC予選全試合スコア】台北・ツーソンの勝敗表を一覧で紹介
ここでは、2025年に実施された台北予選とツーソン予選の全14試合をまとめる。
スコアはMLB公式の2025年WBC予選記録に基づいている。延長戦や7回終了の試合についても、公式記録に沿って整理した。
台北予選の全試合結果
| 試合 | 対戦カード | スコア | 試合区分 |
|---|---|---|---|
| 1 | 南アフリカ-ニカラグア | 1-2 | 総当たり戦・延長10回 |
| 2 | スペイン-台湾 | 12-5 | 総当たり戦 |
| 3 | スペイン-ニカラグア | 1-2 | 総当たり戦・延長10回 |
| 4 | 台湾-南アフリカ | 9-1 | 総当たり戦 |
| 5 | 南アフリカ-スペイン | 1-9 | 総当たり戦 |
| 6 | ニカラグア-台湾 | 6-0 | 総当たり戦 |
| 7 | 台湾-スペイン | 6-3 | 2位・3位決定戦 |
ツーソン予選の全試合結果
| 試合 | 対戦カード | スコア | 試合区分 |
|---|---|---|---|
| 1 | 中国-ドイツ | 2-12 | 総当たり戦・7回終了 |
| 2 | ブラジル-コロンビア | 0-5 | 総当たり戦 |
| 3 | ブラジル-ドイツ | 9-7 | 総当たり戦 |
| 4 | コロンビア-中国 | 8-1 | 総当たり戦 |
| 5 | 中国-ブラジル | 2-12 | 総当たり戦・7回終了 |
| 6 | ドイツ-コロンビア | 0-10 | 総当たり戦・7回終了 |
| 7 | ドイツ-ブラジル | 4-6 | 2位・3位決定戦 |
※試合スコアは勝者側を先に表記。台湾はチャイニーズ・タイペイを指す。延長回数・試合終了回は公式試合記録に基づく。
この一覧から分かるのは、予選突破チームの決まり方が会場によって異なるわけではないものの、通過までの道のりには大きな違いがあったことだ。
ニカラグアとコロンビアは総当たり戦で1位を獲得。一方、チャイニーズ・タイペイとブラジルは、いずれも最終決定戦で勝利して出場権を獲得している。
【WBC予選方式と最終順位】総当たり戦だけでは決まらない仕組み
2025年のWBC予選を理解するうえで押さえておきたいのが、総当たり戦と2位・3位決定戦を組み合わせた独特の方式だ。
単純に4カ国の勝率だけで出場国が決まるわけではない。
予選の基本ルール
各予選大会には4カ国が参加し、まず全チームがそれぞれ3試合の総当たり戦を行う。
その後、次のルールで出場国が決定する。
1. 総当たり戦の1位は、そのままWBC本大会への出場権を獲得する。
2. 総当たり戦の2位と3位が直接対決する。
3. その決定戦の勝者が、もう1つの出場枠を獲得する。
4. 総当たり戦4位のチームは予選敗退となる。
この仕組みでは、総当たり戦で1位になることが最も確実な突破方法だ。ただし、2位と3位にも直接対決で巻き返す機会が残されている。
WBC予選の公式最終順位
MLB公式が掲載する最終順位は以下のとおり。
台北予選
| 最終順位 | 国・地域 | 勝敗 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 1位 | ニカラグア | 3勝0敗 | 通過 |
| 2位 | チャイニーズ・タイペイ | 2勝2敗 | 通過 |
| 3位 | スペイン | 2勝2敗 | 敗退 |
| 4位 | 南アフリカ | 0勝3敗 | 敗退 |
ツーソン予選
| 最終順位 | 国・地域 | 勝敗 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 1位 | コロンビア | 3勝0敗 | 通過 |
| 2位 | ブラジル | 3勝1敗 | 通過 |
| 3位 | ドイツ | 1勝3敗 | 敗退 |
| 4位 | 中国 | 0勝3敗 | 敗退 |
ここで注意したいのは、公式の最終成績には決定戦の結果も反映されていることだ。
例えば台北予選では、チャイニーズ・タイペイとスペインがともに2勝2敗となっている。しかし、両チームの2勝2敗は同じ内容ではない。
チャイニーズ・タイペイは総当たり戦で1勝2敗だったものの、決定戦でスペインを破って2位に入った。スペインは総当たり戦で2位となりながら、決定戦で敗れて3位となった。
ブラジルも同様に、総当たり戦の2位・3位決定戦でドイツを破った結果、最終成績3勝1敗で2位に入っている。
つまり、最終順位を確認するときは勝敗数だけでなく、決定戦の勝者も確認する必要がある。 これが2025年WBC予選の勝敗表を正しく読むポイントだ。
【2026年WBC出場国一覧】予選通過4カ国を含む全20チーム
2026年WBCは、2025年の予選を突破した4カ国と、2023年大会で出場条件を満たした16カ国を合わせた、計20カ国で開催された。
MLB公式の2026年大会チーム一覧に掲載されている出場国は次のとおりだ。
2026年WBC出場20カ国
| No. | 国・地域 | 出場区分 |
|---|---|---|
| 1 | オーストラリア | 既存出場枠 |
| 2 | ブラジル | 2025年予選通過 |
| 3 | カナダ | 既存出場枠 |
| 4 | チャイニーズ・タイペイ | 2025年予選通過 |
| 5 | コロンビア | 2025年予選通過 |
| 6 | キューバ | 既存出場枠 |
| 7 | チェコ | 既存出場枠 |
| 8 | ドミニカ共和国 | 既存出場枠 |
| 9 | イギリス | 既存出場枠 |
| 10 | イスラエル | 既存出場枠 |
| 11 | イタリア | 既存出場枠 |
| 12 | 日本 | 既存出場枠 |
| 13 | 韓国 | 既存出場枠 |
| 14 | メキシコ | 既存出場枠 |
| 15 | オランダ | 既存出場枠 |
| 16 | ニカラグア | 2025年予選通過 |
| 17 | パナマ | 既存出場枠 |
| 18 | プエルトリコ | 既存出場枠 |
| 19 | アメリカ | 既存出場枠 |
| 20 | ベネズエラ | 既存出場枠 |
2026年大会は3月5日から17日まで開催された。予選を突破した4カ国も、それぞれ本大会の代表チームとして世界の強豪と対戦する機会を得た。
予選突破4カ国の本大会出場にはどんな意味があった?
今回の予選通過は、各国の野球界にとっても大きな意味を持つ。
ニカラグアは台北予選で3戦全勝を達成し、実力で本大会への切符をつかんだ。コロンビアもツーソンで3戦全勝を記録し、安定した強さを証明した。
チャイニーズ・タイペイは初戦の大敗を乗り越え、開催国としての期待に応える形で通過。ブラジルはドイツとの最終決戦を制し、2013年以来のWBC復帰を実現した。
特にブラジルのケースは、予選が野球の国際的な普及に果たす役割を考えるうえでも興味深い。強豪国だけが本大会に出場するのではなく、予選を勝ち抜いた国にも世界大会で競争する機会が与えられるからだ。
【プロの結論】2025年WBC予選結果から読み解く4つのポイント
今回の予選結果を振り返ると、単なる勝敗以上に注目すべきポイントが4つある。
1. 1位通過と決定戦突破では道のりが違う
ニカラグアとコロンビアは、総当たり戦を3戦全勝で終えて自動通過した。
一方、チャイニーズ・タイペイとブラジルは総当たり戦で敗戦を経験しながら、決定戦で勝利して出場権を獲得した。
予選の順位だけでなく、最後の直接対決まで見なければ、実際の通過経緯は理解できない。
2. チャイニーズ・タイペイの逆転劇は予選方式の特徴を示した
世界的な評価が高かったチャイニーズ・タイペイも、初戦でスペインに大敗した。
それでも決定戦に進み、同じ相手を6対3で破ったことで本大会出場を実現している。
これは、総当たり戦での一度の敗戦が必ずしも予選敗退を意味しないという、WBC予選の特徴をよく表している。
3. ブラジルの復帰は南米野球にとって大きな成果
ブラジルはコロンビアに敗れた後、ドイツと中国を破って決定戦に進んだ。
そして最後の試合でドイツを6対4で下し、2013年以来となる本大会出場を決めた。
南米ではサッカーが大きな存在感を持つ一方、ブラジルの野球代表が国際大会で結果を残すことは、競技の認知度向上という点でも意義がある。
4. WBC予選結果を見るなら公式最終順位と試合結果をセットで確認する
予選情報を調べる際に、特に注意したいのが次の3点だ。
- 総当たり戦の順位と最終順位を混同しない。
- 2位・3位決定戦のスコアを確認する。
- 最終成績の勝敗数だけで通過国を判断しない。
検索結果によっては総当たり戦の途中順位と大会終了後の順位が混在する場合がある。
特に今回の台北予選は、チャイニーズ・タイペイとスペインがともに2勝2敗だったため、勝敗数だけを見ると通過の違いが分かりにくい。
予選結果を正確に把握するには、試合別スコア、公式最終順位、決定戦の結果という3つを照合することが最も確実だ。
【WBC予選結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年WBCの予選通過国4カ国はどこですか?
ニカラグア、チャイニーズ・タイペイ、コロンビア、ブラジルの4カ国です。台北予選から2カ国、ツーソン予選から2カ国が出場権を獲得しました。
Q2:2025年のWBC予選はいつ開催されましたか?
台北予選は2025年2月21日から25日まで、ツーソン予選は3月2日から6日まで開催されました。
Q3:チャイニーズ・タイペイはどのように予選を通過しましたか?
総当たり戦を1勝2敗で終えた後、2位・3位決定戦でスペインと対戦し、6対3で勝利しました。この結果、2026年WBCへの出場権を獲得しました。
Q4:ブラジルはどの国との決定戦に勝ちましたか?
ドイツです。2025年3月6日の決定戦で6対4と勝利し、2013年以来となるWBC本大会への出場を決めました。
Q5:WBC予選は総当たり戦だけで出場国が決まりますか?
いいえ。各予選では4カ国による総当たり戦を実施し、1位が自動通過します。2位と3位は決定戦を行い、その勝者がもう1つの出場枠を獲得する方式です。
Q6:2026年WBCには全部で何カ国が出場しましたか?
合計20カ国です。2023年大会からの出場枠を確保した16カ国と、2025年の予選を突破した4カ国で構成されました。
まとめ:2026年WBC予選は4カ国が勝ち抜き本大会へ
2025年に開催された2026年WBC予選では、台北とツーソンの2会場で合計14試合が行われ、ニカラグア、チャイニーズ・タイペイ、コロンビア、ブラジルの4カ国が出場権を獲得した。
台北ではニカラグアが3戦全勝で首位通過し、チャイニーズ・タイペイはスペインとの決定戦を6対3で制した。ツーソンではコロンビアが無敗で突破し、ブラジルがドイツとの最終決戦を6対4で勝ち抜いた。
今回の予選で特に覚えておきたいのは、総当たり戦の成績と最終順位が必ずしも一致しないことだ。2位・3位決定戦が出場国を左右するため、勝敗表だけでなく全試合のスコアまで確認することが大切になる。
2026年WBCの出場国を決めた2025年の予選は、各国の野球の実力だけでなく、国際大会に挑戦する機会の広がりを示す大会でもあった。4カ国がどのような道のりで本大会に進んだのかを知ることで、WBCの国際的な競争構造もより深く理解できる。