次回WBCはいつ?2029年・2030年開催の可能性と日程・開催地の最新情報を徹底解説
2026年11月現在、野球の世界一を決める国際大会「WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)」の次回大会は、2029年または2030年の開催が有力視されています。2026年大会終了後、MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーが次回大会について言及し、3年または4年周期での開催が適切との考えを示しました。
ただし、次回大会の正式な開催年、具体的な開催日程、開催地はまだ確定していません。2028年ロサンゼルス五輪との日程調整や、MLBシーズン中に大会を開催する可能性も関係しています。2026年大会でベネズエラが初優勝を飾ったことを踏まえ、侍ジャパンの次回大会への展望も気になるところです。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】 - 次回WBCは2029年または2030年が有力。 MLBコミッショナーのロブ・マンフレッドが両方の可能性に言及。 - 開催日程・開催地は未発表。 2028年ロサンゼルス五輪との兼ね合いが判断材料になる。 - 2026年大会はベネズエラが初優勝。 日本は準々決勝で敗退し、次回大会での巻き返しが期待される。 - WBCには3年・4年周期の開催実績がある。 次回の開催間隔はまだ決まっていない。 - ボクシングのWBCとは別組織・別競技。 同じ略称でも大会の意味は異なる。
【結論】次回WBCはいつ?2029年と2030年のどちらが有力なのか

次回のワールド・ベースボール・クラシックは、2029年または2030年に開催される見通しです。
2026年3月18日(日本時間)に2026年大会が終了した後、MLBコミッショナーのロブ・マンフレッドがAP通信のインタビューで次回大会の開催時期について説明しました。
MLBコミッショナーが示した2029年・2030年の可能性

マンフレッドは次回大会について、2029年と2030年のどちらにするかが検討事項であると説明しています。
発言の趣旨は次のとおりです。
2029年にするか、2030年にするかという問題だ。大会には3年または4年の開催周期が適切だと考えている。
これは次回大会の開催年を正式決定したという意味ではありません。
2026年から3年後の2029年、あるいは4年後の2030年という2つの選択肢が示された段階です。
また、開催時期についても従来の春季キャンプ期間から変更する可能性が議論されています。
AP通信の2026年3月18日付報道では、2026年大会の観客動員や視聴者数が過去最高水準に達したことも紹介されました。大会の国際的な存在感が高まるなか、MLB側も今後の開催方法を検討している状況です。
2026年11月現在の正式発表状況

次回大会について、現時点で確認できる情報を整理すると以下のとおりです。
- 開催候補年:2029年または2030年
- 正式な開催年:未確定
- 開催日:未発表
- 開催月:未確定
- 開催都市:未発表
- 開催球場:未発表
- 出場国・予選方式:未発表
- 大会形式:未確定
2026年10月時点の海外報道でも、次回大会の開催日程や開催地は発表されていないと整理されています。MLB公式の大会履歴にも、現時点では2026年大会までの情報が掲載されています。
したがって、現段階では「次回WBCは2030年開催」と断定するよりも、2029年・2030年のいずれかが有力候補と理解するのが正確です。
【2026年大会を振り返る】WBCの歴代開催年と優勝国
次回大会の開催時期を理解するには、これまでのWBCの開催周期を振り返る必要があります。
WBCは2006年に始まった国際野球大会です。各国・地域の代表チームが参加し、野球の世界一を争います。
WBC歴代開催年と優勝国一覧
これまでの大会は次の6回です。
| 開催年 | 優勝国 | 決勝の主な結果 |
|---|---|---|
| 2006年 | 日本 | キューバに10対6 |
| 2009年 | 日本 | 韓国に5対3 |
| 2013年 | ドミニカ共和国 | プエルトリコに3対0 |
| 2017年 | アメリカ | プエルトリコに8対0 |
| 2023年 | 日本 | アメリカに3対2 |
| 2026年 | ベネズエラ | アメリカに3対2 |
2006年と2009年は日本が連覇を達成しました。
2013年にはドミニカ共和国、2017年にはアメリカが優勝し、2023年には日本が再び世界一に返り咲いています。
2021年に予定されていた大会は新型コロナウイルスの影響で延期され、2023年に開催されました。
2026年大会は、2023年大会から3年後の開催となりました。
2026年WBCの結果はベネズエラが初優勝
ベネズエラ
3-2
決勝:対アメリカ
ベネズエラが9回に勝ち越し、国として初めてWBCを制覇。
2026年大会の決勝は、米国現地時間3月17日にマイアミのローンデポ・パークで開催されました。
ベネズエラはアメリカを3対2で破り、初のWBC優勝を達成。9回にエウヘニオ・スアレスが勝ち越しとなる適時二塁打を放ったことが、勝負を決める大きなポイントになりました。
大会MVPにはベネズエラのマイケル・ガルシアが選出されています。
2026年大会は47試合で約162万人の観客を集め、2023年大会の観客動員記録を約24%上回りました。大会の成長が次回の開催周期を考えるうえで重要な背景になっています。
【2029年と2030年を比較】次回WBCの開催周期はどうなる?
次回大会を考えるうえで注目したいのが、2029年と2030年の違いです。
両者の差は単純に1年間だけではありません。2028年に開催されるロサンゼルス五輪との間隔や、MLBの年間スケジュールにも影響します。
2029年開催と2030年開催の比較
2029年開催のメリットと課題
2029年開催のメリットは、2026年大会から3年という比較的短い間隔で、国際大会としての盛り上がりを維持できることです。
一方で、2028年7月にはロサンゼルス五輪の野球競技が予定されています。
五輪の翌春にWBCを開催する場合、選手のコンディション調整や各国代表チームの編成など、日程面での負担が考えられます。
マンフレッド自身も、2028年7月の五輪から2029年春までの間隔が短いことを検討材料として挙げています。
2030年開催のメリットと課題
2030年開催の場合、2026年から4年周期となります。
これは2026年大会の前に行われた2023年大会からの3年周期とは異なりますが、過去のWBCでも4年周期で開催された実績があります。
2028年五輪との間隔を広げられるため、選手の準備や国際大会の年間スケジュールを調整しやすくなる可能性があります。
ただし、開催間隔を延ばすことには、ファンが次の大会を待つ期間が長くなるという課題もあります。
2030年は4年周期を採用する場合の自然な候補ですが、開催年として正式決定したわけではありません。
【2028年ロサンゼルス五輪が鍵】WBCの開催日程が変わる可能性
次回WBCの開催時期を左右する大きな要素が、2028年ロサンゼルス五輪です。
野球は2028年のロサンゼルス五輪で実施される予定で、競技会場はドジャー・スタジアム、開催予定期間は7月13日から19日です。
MLBのトップ選手は五輪に参加するのか
これまでのオリンピック野球では、MLBの現役スター選手が十分に参加できる環境が整っていませんでした。
しかし、ロサンゼルス五輪ではMLB選手の参加が実現する可能性があります。
マンフレッドは2026年2月、選手会との調整が必要であるとしながらも、MLB選手の五輪参加について前向きな姿勢を示しました。
一方、2026年7月のスポーツビジネス専門メディアなどの報道では、MLBと選手会の間で選手の参加義務、保険、宿泊施設、待遇などをめぐる調整が課題になっていると伝えられています。
つまり、五輪でMLBのスター選手がどこまで参加できるかは、次回WBCのスケジュールを考えるうえでも重要なポイントです。
WBCを3月からシーズン中に変更する可能性
もう一つ注目したいのが、WBCの開催時期そのものを変更する構想です。
従来のWBCは、MLBのレギュラーシーズン開幕前となる春季キャンプ期間に開催されてきました。
この方式には課題があります。
- MLB球団が投手の登板数や投球数を制限する場合がある。
- 選手のコンディション調整が優先される。
- 球団側の判断によって代表参加が制限されることがある。
- 大会期間中でも所属球団への復帰を優先する選手がいる。
2026年3月、マンフレッドは将来的にシーズン中の国際大会を検討する可能性に言及しました。
また、FOXとのオールスターゲーム放送契約が2028年まで続くことも説明しています。
シーズン中の開催が実現すれば、各国がより多くのトップ選手を招集できる可能性があります。
ただし、これは検討段階の構想であり、次回大会から実施されると決まったわけではありません。
【侍ジャパンは次回大会でどうなる?】出場国・予選の仕組み
日本の野球ファンにとって、次回大会で最も気になるのは侍ジャパンの動向でしょう。
2026年大会では、日本は準々決勝でベネズエラと対戦しました。
2026年大会の侍ジャパンは準々決勝で敗退
侍ジャパン
5-8
準々決勝・対ベネズエラ
東京での1次ラウンドを突破したものの、ベネズエラに敗れて大会を終えた。
日本は1次ラウンドで台湾、韓国、オーストラリア、チェコと対戦し、準々決勝に進出しました。
しかし、ベネズエラとの試合では5対8で敗退。2023年大会の優勝チームとして臨んだ2026年大会は、ベスト4進出を逃す結果となりました。
次回大会に向けては、代表選手の選考やMLB所属選手の参加状況、投手陣の起用方法などが注目されます。
ただし、次回の侍ジャパンのメンバーや具体的な大会日程は、まだ発表されていません。
WBCの出場国はどうやって決まる?
2026年大会には、20か国・地域が参加しました。
基本的には前回大会の成績をもとに出場権を獲得するチームと、予選を勝ち抜いて出場するチームに分かれます。
2026年大会では、2023年大会の各プール上位4チームが自動的に出場権を獲得しました。
残る4枠は2025年に実施された予選で決定しています。
予選を勝ち抜いたのは次の4チームです。
- チャイニーズ・タイペイ
- ニカラグア
- コロンビア
- ブラジル
MLB公式の予選結果にも、これらのチームが2026年大会への出場権を獲得したことが記録されています。
次回大会については、参加国数や予選の開催時期、出場権の決定方式などが正式発表されるのを待つ必要があります。
【混同注意】野球のWBCとボクシングのWBCダイヤモンド王座は別物
「WBC」という言葉を検索すると、野球だけでなくボクシングの情報も表示されます。
これは、両者が同じ略称を使っているためです。
しかし、組織も競技も大会の仕組みも異なります。
野球のWBCとは?
World Baseball Classic
ワールド・ベースボール・クラシックの略称。
各国・地域の野球代表チームが世界一を争う国際大会です。
2006年に第1回大会が開催され、2026年までに6大会が実施されています。
日本、アメリカ、ベネズエラ、ドミニカ共和国など、世界各国の代表チームが参加します。
ボクシングのWBCダイヤモンド王座とは?
World Boxing Council
世界ボクシング評議会の略称。
世界のプロボクシングを統括する団体の一つです。
ボクシングのWBCダイヤモンド王座は、世界ボクシング評議会が2009年に創設した特別な王座です。
通常の世界王座とは異なり、特別な試合や優れた実績を持つエリートボクサーを評価するための称号として位置づけられています。
WBC公式の説明によると、ダイヤモンドベルトは2009年11月、マニー・パッキャオとミゲール・コットの試合を機に初めて授与されました。パッキャオがこの試合に勝利しています。
2つのWBCの違いを比較
| 比較項目 | 野球のWBC | ボクシングのWBC |
|---|---|---|
| 正式名称 | World Baseball Classic | World Boxing Council |
| 日本語名称 | ワールド・ベースボール・クラシック | 世界ボクシング評議会 |
| 競技 | 野球 | プロボクシング |
| 主な対象 | 国・地域の代表チーム | 個人のプロボクサー |
| 開催・運営の性質 | 国際野球大会 | ボクシング統括団体 |
| ダイヤモンド王座 | 該当なし | 2009年創設 |
野球のWBCの次回開催日程を調べたい場合は、「ワールド・ベースボール・クラシック」と検索すると情報を区別しやすくなります。
【WBCの次回開催に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:次回のWBCは2029年と2030年のどちらに開催されますか?
A1:2026年3月にMLBコミッショナーのロブ・マンフレッドが2029年または2030年の可能性に言及しました。2026年11月現在、正式な開催年は決定していません。
Q2:次回WBCの開催日程と開催地は決まっていますか?
A2:まだ決まっていません。開催都市や球場、具体的な日程も未発表です。2026年大会では東京、ヒューストン、マイアミ、サンフアンが開催地となりましたが、次回大会でも同じ都市が選ばれるとは限りません。
Q3:2028年ロサンゼルス五輪と次回WBCは関係がありますか?
A3:関係があります。マンフレッドは、2028年7月の五輪から2029年春までの期間が短いことを次回WBCの日程を決める際の検討材料として挙げています。
Q4:次回WBCも侍ジャパンは出場しますか?
A4:日本はWBCの主要参加国であり、2026年大会にも出場しています。ただし、次回大会の出場国や予選方式はまだ発表されていません。
Q5:WBCは毎年開催される大会ですか?
A5:いいえ。これまで2006年、2009年、2013年、2017年、2023年、2026年に開催されています。3年または4年程度の周期が中心ですが、新型コロナウイルスによる延期もあり、完全に固定された開催間隔ではありません。
Q6:ボクシングのWBCダイヤモンド王座と野球のWBCは同じ大会ですか?
A6:別物です。野球のWBCは国際野球大会、ボクシングのWBCは世界ボクシング評議会を指します。ダイヤモンド王座はボクシング側の特別な称号です。
まとめ:次回WBCは2029年・2030年が候補!正式発表に注目
2026年11月現在、次回のワールド・ベースボール・クラシックは、2029年または2030年の開催が有力視されています。
MLBコミッショナーのロブ・マンフレッドが3年または4年周期を適切とする考えを示したことで、次回大会の開催時期に注目が集まっています。
今後の判断に影響する主なポイントは次の3つです。
1. 2028年ロサンゼルス五輪との日程調整:五輪とWBCの間隔をどう確保するか。
2. MLB選手の参加環境:シーズン中の開催を含め、スター選手が参加しやすい仕組みを作れるか。
3. 大会運営と国際野球の普及:開催周期や開催都市、出場国の構成をどう設計するか。
2026年大会ではベネズエラが初優勝し、日本は準々決勝で敗退しました。次回大会では侍ジャパンの巻き返しと、新たな世界の強豪国の台頭にも期待が高まります。
現時点で「2030年開催決定」「東京開催決定」といった情報を確定事項として受け取るのは早計です。
次回WBCの正式な開催年・日程・開催地については、MLBおよびWBCの公式発表を確認することが、最新情報を正しく把握するポイントです。