【結論】2026年WBCはニッポン放送で聴けた!侍ジャパン全試合の中継体制

目次

答えは「YES」です。ニッポン放送は2026年3月6日から、侍ジャパンが出場する試合を実況生中継しました。

【検証資料 1】wbc ラジオ中継ニッポン放送の当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

制作を担当したのは、プロ野球中継で知られる「ニッポン放送ショウアップナイター」。同局は過去5大会すべてのWBCを中継しており、2026年大会でも6大会連続となる中継を実施しました。

特に注目されたのが、全国のラジオ局を結ぶネットワークです。ニッポン放送をキーステーションとして、全国30局で生中継する体制が発表されました。東京に住んでいなくても、地域によっては普段聴いている地元のラジオ局で侍ジャパンの戦いを楽しめたのです。

ただし、ここでいう「全試合」とは、WBC本大会の全47試合ではなく、侍ジャパンが出場する全試合を意味します。この違いは、視聴方法を選ぶうえで押さえておきたいポイントです。

Netflix独占配信とラジオ中継は両立していた

wbc ラジオ中継ニッポン放送

2026年大会で大きく変わったのが、テレビと動画配信の関係です。

Netflixは2025年8月、WBCIとの独占パートナーシップを発表。2026年大会の全47試合を、日本国内でライブおよびオンデマンド配信しました。

その結果、本大会の試合については地上波・BS・CSでのテレビ中継がなく、Netflixが映像視聴の中心となりました。一方、ラジオではニッポン放送が侍ジャパンの試合を生中継。映像を見られない人にも試合の展開を届けました。

つまり、Netflix独占配信だからといって、ラジオまで聴けなくなったわけではありません。テレビとラジオでは楽しみ方が異なり、2026年大会では両方の視聴手段が存在していました。

【東京プール】ニッポン放送のWBC放送日程と開始時間一覧

wbc ラジオ中継ニッポン放送

侍ジャパンが1次ラウンドを戦ったのは、東京ドームで開催されたPOOL C(東京プール)です。

日本の試合は2026年3月6日から10日までの4試合。いずれも試合開始は日本時間19時でしたが、ニッポン放送のラジオ放送開始時刻は試合ごとに異なっていました。

ニッポン放送の公式中継情報に掲載された放送日程と出演者をまとめると、次のとおりです。

2026年WBC・ニッポン放送の実際の中継スケジュール

放送日 対戦カード 開始時刻 解説・実況 3月6日(金) 日本-チャイニーズ・タイペイ 18:30 里崎智也・AKI猪瀬/大泉健斗 3月7日(土) 日本-韓国 18:00 内川聖一・AKI猪瀬/清水久嗣 3月8日(日) 日本-オーストラリア 19:00 谷繁元信・AKI猪瀬/洗川雄司 3月10日(火) 日本-チェコ 18:30 小笠原道大・AKI猪瀬/煙山光紀 3月15日(日) 日本-ベネズエラ(準々決勝) 10:00 里崎智也・AKI猪瀬/師岡正雄

※開始時刻は日本時間。左から解説者、実況アナウンサー。ニッポン放送公式中継情報を基に整理。

東京プールの放送時間で注意したいこと

wbc ラジオ中継ニッポン放送

最初の試合となった3月6日のチャイニーズ・タイペイ戦は、ラジオが18時30分にスタート。翌7日の韓国戦では18時から放送が始まりました。

一方、3月8日のオーストラリア戦は19時開始。試合開始とラジオの放送開始が同じ時刻でした。

そのため、過去の放送予定を調べる場合は、試合開始時刻とラジオの番組開始時刻を混同しないことが大切です。放送局によっても番組編成が異なるため、各局の番組表を確認する必要があります。

侍ジャパンは東京プールを4連勝で突破

日本代表は東京プールでチャイニーズ・タイペイ、韓国、オーストラリア、チェコに勝利。4戦全勝で準々決勝に進出しました。

準々決勝は3月15日、アメリカ・マイアミのローンデポ・パークで行われたベネズエラ戦です。日本は一時リードを奪ったものの、最終的には5対8で敗れ、準決勝進出を逃しました。

ニッポン放送が当初予定していた準決勝・決勝の侍ジャパン出場試合も、日本の敗退によって実施されませんでした。したがって、2026年大会で実際にニッポン放送が中継した侍ジャパンの試合は、東京プール4試合と準々決勝の計5試合です。

【全国30局】ニッポン放送のWBCラジオ中継ネットワークとは?

2026年大会でニッポン放送が力を入れたのが、全国規模のラジオネットワークです。

2026年2月1日に発表された公式情報によると、ニッポン放送をキーステーションとして、合計30局で全国生中継を実施する計画が組まれました。

ネットワークに参加した放送局は、ニッポン放送以外に次の29局です。

全国のネットワーク参加局

- 北海道・東北: STVラジオ、青森放送、IBC岩手放送、東北放送、秋田放送、ラジオ福島
- 関東・甲信越・北陸: 山梨放送、北日本放送、福井放送
- 東海: 静岡放送、東海ラジオ放送、岐阜放送
- 近畿: 京都放送、朝日放送ラジオ、MBSラジオ、ラジオ関西、和歌山放送
- 中国・四国: 山陰放送、RSK山陽放送、中国放送、山口放送、四国放送、西日本放送、南海放送
- 九州・沖縄: 九州朝日放送、長崎放送、熊本放送、南日本放送、ラジオ沖縄

この29局にキーステーションのニッポン放送を加えた30局体制です。

ただし、公式発表には「ネットワーク局数は試合日程により異なる」との注意書きがあります。つまり、30局すべてが毎試合必ず同じ編成で放送するという意味ではありません。

地方在住のリスナーにとって大きなメリットは、東京のニッポン放送を直接受信できなくても、ネットワークに参加する地元局を通じて同じ試合中継を楽しめることです。全国ネットワークという仕組みが、地域による聴取環境の違いを補っていました。

【radiko】WBCラジオ中継を無料で聴く方法とエリアフリーの注意点

スマートフォンやパソコンでWBCのラジオ中継を楽しむ方法として利用されたのが、ラジオ配信サービスのradiko(ラジコ)です。

radikoはインターネット経由でラジオ番組を聴けるサービス。専用ラジオがなくても、対応するスマートフォンやパソコンから放送を楽しめます。

1.radikoで無料聴取する方法

放送エリア内にいる場合は、基本的に無料で利用できます。

聴取の手順は次のとおりです。


スマートフォンにradikoアプリをインストールする。
アプリを起動し、ライブ放送または番組表を開く。
現在地の放送エリアで聴けるラジオ局を確認する。
ニッポン放送、またはWBC中継をネットする地元局を選択する。
再生ボタンを押して番組を聴く。

無料のライブ聴取では、原則として会員登録やログインも必要ありません。ただし、選べるのは現在いる地域の放送局です。

2.エリア外からニッポン放送を聴くには?

ここで注意したいのが、radikoのエリア制限です。

例えば、東京のニッポン放送を聴きたい人が大阪や福岡など、通常の配信エリア外にいる場合、無料のライブ機能ではニッポン放送を選択できません。

この問題を解決するのが、radikoプレミアムの「エリアフリー」機能です。


radikoプレミアム・エリアフリー

全国の放送局に対応
国内のどの地域からでも、対象となる全国のラジオ局を聴取できる有料機能です。

radiko公式ヘルプによると、エリアフリーを利用するには「エリアフリープラン」または「ダブルプラン」への登録が必要です。

ニッポン放送の公式案内では、エリアフリーの料金は月額385円(税込み)。アプリ内決済の場合は月額480円(税込み)と案内されています。料金は登録経路によって異なるため、申し込み画面で確認してください。

3.AM1242・FM93.0でも聴ける?

もちろん、インターネット配信だけが聴取方法ではありません。

ニッポン放送は、従来のAM放送に加え、ワイドFMでも放送しています。



AM放送

1242 kHz



FM放送

93.0 MHz



ニッポン放送の公式案内に掲載されている周波数です。

ワイドFMは、対応するFMラジオで受信できます。ニッポン放送のFM93.0MHzは、東京23区や埼玉・千葉・神奈川の主要都市と周辺地域などが主な受信エリアです。

AM1242kHzとFM93.0MHzのどちらも、受信できる地域であればラジオ本体を使って聴けます。建物内での受信環境などに応じて使い分けるのもよいでしょう。

4.過去のWBC中継をradikoで聴ける?

radikoには、放送終了後の番組を聴ける「タイムフリー」機能があります。

通常の無料タイムフリーは、過去7日以内に放送された番組が対象です。再生開始から24時間以内、合計3時間まで聴取できます。

有料のタイムフリー30では、過去30日以内の番組を時間制限なく聴けます。

ただし、2026年11月1日現在、3月に放送されたWBC中継は7日間・30日間の配信対象期間を過ぎています。そのため、通常のradikoタイムフリーやタイムフリー30で当時の試合を聴き直すことはできません。また、一部番組は配信対象外です。

【文化放送との違い】WBCラジオ中継はニッポン放送だけではなかった

2026年大会のラジオ中継を語るうえで、もう一つ押さえておきたいのが文化放送です。

文化放送もアメリカ・マイアミで開催される決勝トーナメントの試合を実況生中継しました。

ただし、ニッポン放送と文化放送では、中継の対象となる試合や編成に違いがありました。

ニッポン放送は侍ジャパンを中心に中継

ニッポン放送は、東京プールから侍ジャパンの試合を追いかける編成でした。

東京プールの4試合に加え、準々決勝も中継。日本代表が勝ち進んだ場合には、その後の準決勝や決勝も放送する予定でした。

しかし、日本は準々決勝でベネズエラに敗れたため、侍ジャパンの試合はそこで終了しました。

文化放送はアメリカラウンド3試合を担当

文化放送は2026年1月20日、準々決勝・準決勝・決勝の3試合を生中継すると発表しました。

実況を担当したのは、文化放送の斉藤一美アナウンサーです。2023年大会ではPrime VideoのWBC実況を担当した経験があり、今回はラジオという自身の主戦場で大会を伝えることになりました。

解説には、前回大会で侍ジャパンの投手コーチを務めた吉井理人氏が起用されました。

日本が準々決勝で敗退した後も、文化放送は準決勝・決勝の中継を予定どおり実施する体制でした。この点が、侍ジャパンの出場試合を中心に編成したニッポン放送との大きな違いです。

Netflixとラジオ、それぞれの役割


Netflix

映像で試合を楽しみたい人向け。全47試合のライブ・オンデマンド配信。

ラジオ

移動中や仕事中でも楽しめる。実況と解説で試合展開を追える。

Netflixは選手の動き、守備位置、投球の映像、リプレーなどを確認できる点が強みです。

一方、ラジオは映像に目を奪われず、実況者の言葉を通じて試合の流れを追えることが魅力です。仕事や家事、運転中など、画面を見続けられない場面でも野球を楽しめます。

両者は単純な競争相手ではありません。映像でじっくり観戦する方法と、音声で試合を追い続ける方法という、それぞれ異なるニーズを満たしていました。

【プロの結論】WBCラジオ中継を選ぶ人が知っておきたい3つの判断基準

2026年大会の放送体制から見えてくるのは、ラジオがテレビの代わりというだけでなく、スポーツ観戦の自由度を広げるメディアとして機能していることです。

1.無料で聴きたいなら地元のネットワーク局を確認する

ニッポン放送の電波が届かない地域でも、全国ネットワークに参加するラジオ局が中継を放送していれば、地元のラジオやradikoの無料ライブ機能で聴けます。

必ずしも東京のニッポン放送を選ぶ必要はありません。まず自分の地域でWBC中継を編成する局があるか確認することが、無駄な有料登録を避ける近道です。

2.東京のニッポン放送にこだわるならエリアフリー

地元局の中継ではなく、ニッポン放送の実況・解説を聴きたい場合は、エリアフリーが選択肢になります。

特に東京以外に住んでいて、ニッポン放送の番組を普段から楽しんでいる人には便利な機能です。ただし、有料プランであることと、国内向けのサービスであることには注意が必要です。

3.試合の映像や細かいプレーを確認したいなら動画配信

ラジオでは、実況者の説明が中心となるため、選手の位置関係やプレーの映像そのものを確認することはできません。

投球フォーム、守備位置、走塁の細かな動きまで見たい場合は動画配信が向いています。反対に、試合の流れやスコアを追うことが目的ならラジオでも十分に楽しめます。

おすすめの使い分けは、映像を見られるときは動画配信、画面から離れるときはラジオという方法です。音声と映像を生活スタイルに合わせて選ぶことで、野球観戦の機会を広げられます。

【WBCラジオ中継とニッポン放送】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年のWBCはニッポン放送で全試合聴けましたか?
A1:侍ジャパンが出場する試合を実況生中継しました。ただし、大会全47試合ではありません。実際には東京プール4試合と準々決勝の計5試合が対象となりました。

Q2:WBCのラジオ中継は無料で聴けますか?
A2:放送エリア内であれば、通常のラジオ受信機やradikoの無料ライブ機能で聴けます。エリア外からニッポン放送を直接聴く場合は、有料のエリアフリー機能が必要です。

Q3:radikoのエリアフリーなら全国どこでも聴けますか?
A3:日本国内であれば、対応する有料プランに登録することで全国のラジオ局を聴取できます。通常の無料ライブ機能は現在地の放送エリアが対象です。

Q4:文化放送でもWBCのラジオ中継はありましたか?
A4:ありました。文化放送は2026年大会の準々決勝・準決勝・決勝を中継し、斉藤一美アナウンサーが実況を担当しました。

Q5:2026年WBCのラジオ中継を今からradikoで聴けますか?
A5:2026年11月1日現在、通常のタイムフリー(7日間)やタイムフリー30(30日間)の対象期間を過ぎています。そのため、radikoのこれらの機能では当時の中継を聴くことはできません。

まとめ:2026年WBCはニッポン放送と全国ネットワークが侍ジャパンを音声で届けた

2026年のWBCでは、ニッポン放送が侍ジャパンの全出場試合を対象に実況生中継を実施しました。全国30局のネットワークを活用し、東京だけでなく各地域のラジオリスナーにも試合の熱気を届けました。

東京プールの放送は3月6日から10日までの4試合。日本代表は4連勝で突破し、3月15日の準々決勝でベネズエラと対戦しましたが、5対8で敗退。ニッポン放送の侍ジャパン中継は計5試合となりました。

radikoは放送エリア内なら無料で利用でき、エリア外からニッポン放送を聴きたい場合は有料のエリアフリーが便利です。また、文化放送もアメリカラウンドの3試合を生中継し、ラジオでの観戦機会を広げました。

今回の大会で明らかになったのは、映像配信が主流になっても、ラジオには独自の価値があるということです。次回の国際大会でも、放送局のネットワーク、radikoの配信エリア、実況・解説の顔ぶれを事前に確認しておけば、自分に合った観戦方法を選びやすくなります。

試合を目で追う楽しさと、声で感じる臨場感。どちらも野球の魅力を支える大切な観戦スタイルです。