ソフトバンク投手一覧2026最新版|背番号・投打・支配下と育成の全貌

目次

2026年の福岡ソフトバンクホークスは、リーグ3連覇を達成し、10月28日の日本シリーズ第4戦で横浜DeNAベイスターズを4対2で破った。シリーズ4連勝で、2年連続13度目の日本一に輝いている。その強さを支えたのが、リバン・モイネロ、上沢直之、大津友久らの先発陣と、杉山一樹、松本裕樹を中心とする救援陣だ。

2026年11月1日時点でソフトバンクの投手陣を確認するなら、背番号や投打だけでなく、支配下登録と育成選手の区別、シーズン中の登録変更にも注目したい。この記事では、NPBの2026年度選手一覧・選手登録公示・公式成績、球団公式選手名鑑をもとに、支配下投手と育成投手の顔ぶれ、先発ローテーション、中継ぎ、抑え、歴代エースとの関係まで整理する。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 2026年の投手陣:シーズン終了時点で支配下投手39名、育成投手23名を確認できる。
  • 主力投手:モイネロ、上沢直之、大津亮介、前田悠伍、松本晴、杉山一樹らが2026年の陣容を形成した。
  • 抑えの中心:杉山一樹が35セーブを記録し、最多セーブ投手賞を獲得した。
  • 有原航平の所属:2026年はソフトバンクではなく、北海道日本ハムファイターズに所属している。
  • 育成から支配下へ:大竹風雅、藤原大翔、アルメンタ、張峻瑋らがシーズン中に支配下登録へ移行した。

【2026年最新】ソフトバンク投手一覧!背番号・投打・選手名鑑

ソフトバンク投手一覧

2026年度のNPB選手一覧を基準にすると、福岡ソフトバンクホークスには多彩な投手が在籍している。経験豊富な外国人投手、国内FAや移籍で加入した選手、生え抜きの主力、若手の成長株がそろい、選手層の厚さが特徴だ。

以下は、2026年シーズン終了時点の支配下投手と育成投手を整理した一覧である。投打の表記は、右投右打なら「右・右」、左投左打なら「左・左」とした。なお、シーズン途中に他球団へ移籍した選手は現所属の一覧から除いている。NPBの年度別選手一覧と球団公式名鑑を照合した内容だ。

支配下登録投手一覧(背番号・投打)

ソフトバンク投手一覧

2026年シーズン終了時点の現所属支配下投手は39名。背番号順に紹介する。

  • 背番号2:カーター・スチュワート・ジュニア(右投右打)
  • 背番号10:上沢直之(右投右打)
  • 背番号11:津森宥紀(右投右打)
  • 背番号13:稲川竜汰(右投右打)
  • 背番号14:ジャクソン・ラトリッジ(右投右打)
  • 背番号16:東浜巨(右投右打)
  • 背番号17:張峻瑋(右投右打)
  • 背番号18:徐若熙(右投右打)
  • 背番号19:大津亮介(右投左打)
  • 背番号20:村上泰斗(右投両打)
  • 背番号22:藤原大翔(右投右打)
  • 背番号26:鈴木豪太(右投右打)
  • 背番号27:岩井俊介(右投右打)
  • 背番号28:安德駿(右投右打)
  • 背番号29:大江竜聖(左投左打)
  • 背番号30:中村稔弥(左投左打)
  • 背番号34:アレクサンダー・アルメンタ(左投左打)
  • 背番号35:リバン・モイネロ(左投左打)
  • 背番号40:杉山一樹(右投右打)
  • 背番号41:前田悠伍(左投左打)
  • 背番号42:伊藤優輔(右投右打)
  • 背番号43:北斗(右投右打)
  • 背番号47:大関友久(左投左打)
  • 背番号48:藤井皓哉(右投左打)
  • 背番号49:松本晴(左投左打)
  • 背番号50:相良雅斗(右投右打)
  • 背番号51:前田純(左投左打)
  • 背番号53:大山凌(右投右打)
  • 背番号54:ロベルト・オスナ(右投右打)
  • 背番号58:木村大成(左投左打)
  • 背番号59:大竹風雅(右投左打)
  • 背番号60:大野稼頭央(左投左打)
  • 背番号63:ダーウィンゾン・ヘルナンデス(左投左打)
  • 背番号64:上茶谷大河(右投右打)
  • 背番号66:松本裕樹(右投左打)
  • 背番号68:木村光(右投左打)
  • 背番号69:岩崎峻典(右投右打)
  • 背番号85:ルイス・ロドリゲス(右投右打)
  • 背番号95:小林樹斗(右投右打)

なお、背番号39の尾形崇斗は2026年5月13日に横浜DeNAベイスターズへ移籍した。シーズン中の在籍選手をまとめた資料では名前が掲載される場合があるが、シーズン終了時のソフトバンク所属投手とは区別する必要がある。

育成投手一覧(背番号・投打)

ソフトバンク投手一覧

ソフトバンクは育成選手の獲得とファームでの育成にも力を入れている。2026年度の育成選手登録は球団全体で48名。シーズン終了時点のNPB選手一覧に掲載されている育成投手は23名だ。

  • 背番号120:長谷川威展(左投左打)
  • 背番号126:宮里優吾(右投右打)
  • 背番号128:河野伸一朗(左投左打)
  • 背番号132:川口冬弥(右投右打)
  • 背番号134:村田賢一(右投右打)
  • 背番号137:津嘉山憲志郎(右投右打)
  • 背番号138:相原雄太(右投右打)
  • 背番号139:井﨑燦志郎(右投右打)
  • 背番号140:岡田皓一朗(右投右打)
  • 背番号141:澤柳亮太郎(右投右打)
  • 背番号145:ハモンド(右投右打)
  • 背番号146:大矢琉晟(右投左打)
  • 背番号148:山崎琢磨(右投左打)
  • 背番号149:熊谷太雅(左投左打)
  • 背番号152:塩士暖(右投右打)
  • 背番号155:長﨑蓮汰(右投右打)
  • 背番号157:田上奏大(右投左打)
  • 背番号160:長水啓眞(左投左打)
  • 背番号161:内野海斗(右投右打)
  • 背番号162:岡植純平(右投右打)
  • 背番号163:佐々木明都(右投右打)
  • 背番号169:飛田悠成(右投左打)
  • 背番号176:ダリオ・サルディ(左投左打)

育成投手は、支配下登録への昇格を目指しながらファームで経験を積む立場にある。背番号100番台の選手が多いものの、背番号だけで能力や将来性を判断することはできない。

特に注目したいのは、2026年に育成から支配下へ移行した選手が複数いることだ。育成選手の名前を確認するときは、年度初めの一覧だけでなく、シーズン中のNPB公示も合わせて確認したい。

出典:NPB「2026年度選手一覧」「2026年度育成選手登録」、福岡ソフトバンクホークス公式選手名鑑・登録情報。

【検証資料 1】ソフトバンク投手一覧の当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

【登録制度を解説】支配下投手と育成投手は何が違う?

ソフトバンクの投手一覧を調べる際に混同しやすいのが、支配下登録と育成選手登録の違いだ。どちらも球団に所属するプロ野球選手だが、契約上の区分や公式戦への出場資格が異なる。

支配下登録は公式戦出場を目指す基本的な契約区分

支配下選手は、NPBの支配下選手登録を受けた選手である。一般に一軍・二軍の公式戦出場を目指す契約区分で、球団が定める支配下登録枠の対象になる。

背番号は原則として00番から99番までの範囲で付与される。ソフトバンクではモイネロの35番、杉山一樹の40番、上沢直之の10番などが代表例だ。

育成選手は将来の支配下昇格を目指す

育成選手は、支配下選手とは別の契約区分で登録される。背番号は一般的に3桁で、ファームでの実戦経験や技術向上を通じて支配下登録を目指す。

ただし、育成契約だからといって実力が不足しているとは限らない。故障からの復帰、投球フォームの再構築、外国人選手の適応期間など、育成契約となる背景はさまざまだ。

支配下登録への移行は、球団による登録手続きとNPBの公示によって確認できる。単に一軍の練習に参加したことや、ファームで好成績を残したことだけで支配下選手になるわけではない。

2026年に支配下登録へ昇格した主な投手

2026年のソフトバンクでは、育成選手から支配下選手への移行が相次いだ。NPBの公示に記録された主な変更は次のとおりだ。

  • 4月18日:大竹風雅が支配下登録。背番号59。
  • 5月8日:藤原大翔が支配下登録。背番号22。
  • 5月25日:アレクサンダー・アルメンタが支配下登録。背番号34。
  • 7月2日:北斗が支配下登録。背番号43。
  • 7月30日:張峻瑋が支配下登録。背番号17。
  • 7月30日:ルイス・ロドリゲスが支配下登録。背番号85。
  • 7月30日:小林樹斗が支配下登録。背番号95。

また、ジャクソン・ラトリッジも7月30日に支配下登録された。こうした変更を見ると、2026年のソフトバンクがシーズン中も投手陣の選択肢を広げていたことが分かる。

一方、尾形崇斗は5月13日にDeNAへ移籍している。登録情報は選手の加入だけでなく、移籍や登録抹消も含めて追うことが大切だ。

出典:NPB「2026年度支配下選手登録」「2026年度育成選手登録」「新規支配下選手登録」。

【先発ローテーション】2026年のソフトバンクを支えた先発投手

2026年のソフトバンク投手陣で大きな特徴となったのが、先発投手の選択肢の多さだ。従来からの実績を持つ投手に加え、若い前田悠伍や松本晴、大津亮介らが先発として結果を残した。

先発ローテーションを確認するときは、開幕時点の予想だけでなく、シーズン終了時の登板数、先発数、勝敗、防御率を見る必要がある。2026年のNPB公式個人成績から、主な先発投手の実績を紹介する。

上沢直之|安定感と奪三振力を備える右腕

背番号10の上沢直之は、2026年のソフトバンク先発陣を支えた中心選手の一人だ。

2026年の公式戦成績は22試合登板、10勝4敗、防御率2.39、135回1/3、129奪三振。奪三振129はチーム最多で、パ・リーグの奪三振ランキングでも上位に入った。

大きな特徴は、長いイニングを投げながら三振も奪える点にある。シーズンを通して先発22試合を務めたことは、ローテーションの安定性を考えるうえでも重要な実績だ。

2026年の日本シリーズ第1戦でも先発を務め、延長11回までもつれた試合の勝利に貢献した。

大津亮介|防御率と勝利数で存在感を示す

背番号19の大津亮介は、2026年のソフトバンク先発陣で特に安定した成績を残した投手だ。

公式戦では22試合に先発して12勝5敗、防御率2.68、144回1/3を記録。チーム内の防御率トップとなり、勝率も.706だった。

先発投手に求められるのは、単発の好投だけではない。シーズンを通じてローテーションを守り、試合を作り続けることが重要になる。大津は登板数、投球回、勝利数の面でチームの柱となった。

松本晴|左腕の先発として12勝を記録

背番号49の松本晴も、2026年に大きく存在感を高めた投手だ。

公式戦成績は22試合登板、12勝3敗、防御率2.66、125回1/3、126奪三振。勝利数と奪三振数の両面で優秀な数字を残した。

大津と同じ12勝を挙げながら、異なる投球スタイルの左腕としてローテーションを支えた点が特徴だ。上沢、大津、松本晴という異なるタイプの先発投手を組み合わせられることは、対戦相手にとっても攻略を難しくする要素になる。

前田悠伍|若手左腕から先発の柱へ

背番号41の前田悠伍は、2026年の若手投手陣を象徴する存在となった。

シーズン成績は19試合登板、12勝1敗、防御率2.10、111回2/3。勝率.923という数字も目を引く。

若手投手が先発として年間を通じて結果を残すことは、チームの将来に直結する。ベテランや外国人投手への依存度を下げ、長期的に安定した投手陣を作るためにも、前田の成長は大きな意味を持つ。

モイネロと大関友久|実績と2026年の成績を分けて見る

リバン・モイネロは背番号35の左腕で、ソフトバンクの投手陣を代表する存在だ。2024年には先発投手として25試合に登板して11勝を挙げ、2025年も12勝、防御率1.46を記録した。

2026年の公式戦成績は7試合登板、6勝1敗、防御率0.76、47回1/3。登板数こそ限られたものの、投球内容の質は非常に高かった。2026年の数字を評価するときは、0.76という防御率だけでなく、登板数や投球回も合わせて見る必要がある。

一方、背番号47の大関友久は左投左打の先発候補で、2023年には開幕投手を務めた経験を持つ。2025年は24試合で13勝5敗、防御率1.66という好成績を残した。

ただし、2026年は10試合登板、3勝4敗、防御率5.34という結果だった。前年の実績と当年の成績には差がある。大関を評価する際は、過去の好成績だけでなく、2026年の登板状況も考慮したい。

2026年の実際の先発陣は、固定された名前だけで構成されていたわけではない。先発数や投球回を見ると、大津、上沢、松本晴、前田悠伍が年間を通じて大きな役割を担ったことが分かる。

出典:NPB「2026年度福岡ソフトバンクホークス個人投手成績」、各選手の個人年度別成績。

【検証資料 2】ソフトバンク投手一覧の活動歴およびメディア掲載記録(出典:Yahoo!ニュース)

【中継ぎ・抑え投手一覧】杉山一樹と松本裕樹が支える救援陣

先発陣と並んで2026年のソフトバンクを支えたのが、厚みのある救援投手陣だ。試合終盤を任される抑えと、その前をつなぐ中継ぎでは求められる役割が異なる。

杉山一樹|35セーブで最多セーブ投手賞

背番号40の杉山一樹は、2026年のソフトバンクの抑えを担った右腕だ。

公式戦では55試合に登板し、35セーブ、防御率3.23、80奪三振を記録した。35セーブはパ・リーグ最多で、マチャド、横山陸人と並んで最多セーブ投手賞を獲得。2年連続2度目の受賞となった。

抑え投手の評価では、防御率だけでなく、セーブ数、登板数、奪三振数、接戦での登板機会などを総合的に見る必要がある。杉山は2026年のソフトバンクで最後を任される投手として、明確な実績を残した。

松本裕樹|救援陣の中心となるセットアッパー

背番号66の松本裕樹は、2026年の中継ぎ陣を代表する投手だ。

シーズン成績は58試合登板、4勝5敗4セーブ、32ホールド、防御率2.22。ホールドポイントは36で、チーム内の救援貢献度を示す数字でもトップクラスだった。

杉山が抑えを担う一方、松本裕樹はその前の重要な局面を任される役割を果たした。登板数58はチーム投手陣で最多。年間を通じて救援陣の稼働を支えた存在だ。

津森宥紀・ヘルナンデス・オスナの役割

背番号11の津森宥紀は、51試合に登板して防御率1.50、20ホールドを記録した。安定した救援成績を残し、終盤の継投を支えた。

背番号63のダーウィンゾン・ヘルナンデスは、45試合登板、防御率1.48、18ホールド。左腕の救援投手として、打者の左右や試合状況に応じた起用ができる選択肢となった。

背番号54のロベルト・オスナは46試合登板、防御率2.58、23ホールドを記録。2026年はセーブ0であり、杉山とは異なる救援の役割を担った。

このほか、鈴木豪太、木村光、伊藤優輔、上茶谷大河らも救援や複数イニングの登板で存在感を示した。投手陣の強さは、抑え一人の能力だけではなく、試合終盤までつなぐ複数の選手によって成立している。

出典:NPB「2026年度個人投手成績」「2026年度パシフィック・リーグ表彰選手」。

【投手の関係性を比較】2026年の主力投手と役割・成績一覧

ソフトバンクの投手陣を理解するには、個々の選手の成績だけでなく、チーム内でどのような役割を担っているのかを整理すると分かりやすい。

以下は、2026年のNPB公式成績を基準にした主要投手の比較だ。先発、救援、抑えという役割の違いに加え、前年までの実績や2026年の数字も確認できる。

投手名・背番号 主な役割 2026年の主な成績 チーム内での位置づけ
モイネロ・35 先発左腕 7試合、6勝1敗、防御率0.76 実績と高い投球能力を持つ主力
上沢直之・10 先発右腕 22試合、10勝4敗、防御率2.39 奪三振129で先発の柱
大津亮介・19 先発右腕 22試合、12勝5敗、防御率2.68 チームの防御率トップ
松本晴・49 先発左腕 22試合、12勝3敗、防御率2.66 先発陣の勝利数を支えた
前田悠伍・41 先発左腕 19試合、12勝1敗、防御率2.10 若手先発陣の中心
大関友久・47 先発候補 10試合、3勝4敗、防御率5.34 過去の実績を持つ左腕
杉山一樹・40 抑え 55試合、35セーブ、防御率3.23 最多セーブ投手賞を獲得
松本裕樹・66 中継ぎ 58試合、32ホールド、防御率2.22 救援陣最多の登板数
津森宥紀・11 中継ぎ 51試合、20ホールド、防御率1.50 安定した救援を担う
有原航平・17(旧背番号) 2026年は日本ハム所属 ソフトバンクの2026年成績なし 2025年までの元主力投手

この比較から分かるのは、2026年のソフトバンクが先発と救援の双方に複数の実績ある投手を配置できていたことだ。

特に先発では、上沢、大津、松本晴、前田悠伍がそれぞれ年間を通じて結果を残した。一方、救援では杉山がセーブ、松本裕樹がホールドポイントで存在感を発揮している。

モイネロと大関については、過去の実績と2026年の登板状況を分けて考えることが重要だ。また、有原航平は2026年のソフトバンク所属選手ではないため、現役の投手一覧に含めないよう注意したい。

【検証資料 3】ソフトバンク投手一覧に関する近況・インタビュー報道記録(出典:ライブドアニュース)

【歴代エースを振り返る】ソフトバンク投手陣を築いた名投手たち

ソフトバンクの投手陣を語るうえでは、前身球団から続く歴史も欠かせない。ホークスには、長年にわたって先発の柱を担ってきた投手が数多くいる。

斉藤和巳|2000年代を代表するエース

斉藤和巳は、ホークスの歴史を代表する右腕の一人だ。2003年、2004年、2006年、2007年に開幕投手を務め、特に2006年は18勝を挙げて沢村賞など複数のタイトルを獲得した。

先発投手としての圧倒的な存在感は、後のホークス投手陣にも大きな影響を与えた。

杉内俊哉・和田毅|左腕エースの系譜

杉内俊哉と和田毅は、2000年代から2010年代にかけてホークスの先発を支えた左腕だ。

杉内は2008年、2010年の開幕投手を務め、和田は2005年、2009年、2011年、2017年に開幕投手を担当した。両投手はチームの先発陣における左腕の存在感を確立した。

攝津正・千賀滉大|時代をつないだ先発の柱

攝津正は2012年から2016年まで開幕投手を務めた。特に2012年は17勝を挙げ、沢村賞を獲得している。

その後は千賀滉大が2018年から2020年にかけて開幕投手を務め、球界を代表する右腕へと成長した。

こうした投手たちの系譜を見ると、ホークスが先発投手の育成と補強を組み合わせながら、時代ごとにエースを生み出してきたことが分かる。

大関友久・有原航平|2020年代のエース候補

大関友久は育成出身の左腕で、2023年の開幕投手を務めた。育成選手から支配下登録を経て先発の中心に成長した経歴は、ホークスの育成力を象徴する事例の一つだ。

有原航平は2023年から2025年までソフトバンクに所属し、2024年には開幕投手を担当した。2024年、2025年には2年連続で最多勝利投手賞を獲得している。

ただし、有原は2025年シーズン終了後に自由契約となり、2025年12月28日に北海道日本ハムファイターズへの入団合意が発表された。2026年の選手名鑑では日本ハム所属となっており、ソフトバンクの現役投手一覧とは別に扱う必要がある。

歴代の開幕投手を並べると、斉藤和巳、和田毅、杉内俊哉、攝津正、千賀滉大、東浜巨、大関友久、有原航平と、時代によってチームを代表する投手が交代してきたことが分かる。

出典:パ・リーグ公式メディア掲載の開幕投手記録、NPB個人年度別成績、北海道日本ハムファイターズの有原航平選手との契約発表。

【プロの結論】2026年のソフトバンク投手陣が強い理由

2026年のソフトバンク投手陣を分析すると、強さの理由は単に有名投手が多いことではない。先発のイニング消化能力、左腕と右腕のバランス、救援陣の役割分担、育成選手からの戦力補充という複数の要素が組み合わさっている。

1. 先発投手の複数人が年間を通じて結果を残した

大津亮介、上沢直之、松本晴が22試合ずつ先発し、前田悠伍も19試合に登板した。特定の一人に先発の負担を集中させず、複数の投手がローテーションを支えたことは大きい。

特に前田悠伍が12勝を挙げたことは、将来の先発陣を考えるうえでも明るい材料となった。

2. 抑えと中継ぎの役割が明確だった

杉山一樹が35セーブを記録し、松本裕樹が32ホールドを挙げた。津森宥紀やヘルナンデスも安定した成績を残し、試合終盤の継投を支えた。

抑えだけに頼らず、複数の投手で終盤を組み立てられることは、長いシーズンを戦ううえで大きな強みになる。

3. 育成選手からの昇格が戦力の厚みにつながった

大竹風雅、藤原大翔、アルメンタ、北斗、張峻瑋、ロドリゲス、小林樹斗が2026年に支配下登録へ移行した。

育成選手を単にファームに置いておくのではなく、実戦での成長やチーム事情に応じて支配下へ昇格させる仕組みが機能している。選手層を厚くするうえで、こうした育成制度の活用は欠かせない。

4. 2026年の日本一が示した救援陣の総合力

2026年10月28日の日本シリーズ第4戦では、前田悠伍が先発し、鈴木豪太、ヘルナンデス、オスナ、松本裕樹、杉山一樹へとつなぐ継投が行われた。

前田は4回2/3を投げて2失点。後続の救援投手は残りの4回1/3を1安打無四死球でつなぎ、4対2の勝利を完成させた。

この試合は、先発投手が序盤から中盤を担い、複数の救援投手がそれぞれの役割を果たして勝ち切るという、ソフトバンク投手陣の強みが表れた試合だった。

レギュラーシーズンは91勝49敗3分、勝率.650でパ・リーグ1位。日本シリーズはDeNAに4勝0敗で、2年連続13度目の日本一となった。投手陣の層の厚さは、この結果を支えた大きな要因の一つだ。

出典:NPB「2026年度公式戦成績」「SMBC日本シリーズ2026試合結果」、福岡ソフトバンクホークス2026年10月28日付優勝発表。

【ソフトバンク投手一覧】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年のソフトバンクで抑えを務めた投手は誰ですか?
A1:杉山一樹です。背番号40の右腕で、2026年は55試合に登板して35セーブを記録。パ・リーグ最多セーブ投手賞を獲得しました。

Q2:ソフトバンクの支配下投手と育成投手の違いは何ですか?
A2:契約と選手登録の区分が異なります。支配下選手は支配下登録を受けた選手で、育成選手は別の契約区分で登録されます。育成選手が支配下へ移行するには、球団による登録手続きとNPBの公示が必要です。

Q3:有原航平は2026年もソフトバンクに所属していますか?
A3:いいえ。有原航平は2023年から2025年までソフトバンクに所属していましたが、2025年12月28日に北海道日本ハムファイターズとの入団合意が発表されました。2026年は日本ハムの投手としてプレーしています。

まとめ:ソフトバンク投手一覧2026の確認ポイントと今後の注目選手

2026年の福岡ソフトバンクホークスは、支配下投手と育成投手を合わせた厚い投手層を背景に、リーグ3連覇と2年連続13度目の日本一を達成した。

先発では上沢直之、大津亮介、松本晴、前田悠伍が結果を残し、モイネロも限られた登板機会で高い投球能力を示した。救援では杉山一樹が35セーブ、松本裕樹が32ホールドを記録し、津森宥紀やヘルナンデスらも重要な役割を果たした。

一方、大関友久のように過去の実績と当年の成績を分けて評価すべき選手もいる。また、有原航平のように以前はソフトバンクの主力だったものの、2026年には別球団に所属する選手もいるため、年度を確認することが欠かせない。

ソフトバンク投手一覧を調べる際は、次の3点を押さえておきたい。

  • 選手名鑑:背番号、投打、プロフィールを確認する。
  • NPB公示:支配下登録、育成からの昇格、移籍、登録抹消を確認する。
  • 公式成績:登板数、先発数、勝敗、防御率、セーブ、ホールドから実際の役割を判断する。

2027年以降の投手陣を見るうえでも、前田悠伍や松本晴らの先発としての成長、若手育成投手の支配下昇格、杉山一樹を中心とする救援陣の継続性は注目ポイントとなる。2026年の実績と最新の登録情報を基準にすれば、ソフトバンクの投手陣の現在地と次世代のエース候補をより正確に把握できる。