シリウスステークス過去10年を徹底分析!歴代優勝馬と阪神ダート2000mの傾向

目次

シリウスステークスは、JRAが秋に開催するダート中距離のGIII競走です。3歳以上の馬が出走するハンデキャップ重賞であり、実績上位馬だけでなく、軽ハンデを生かした伏兵の好走も見られます。2026年は9月26日に阪神競馬場のダート2000mで開催され、ヴァルツァーシャルが優勝しました。

過去10年の結果を振り返ると、人気別成績だけでは見抜けない波乱の要素や、開催場による傾向の違いが浮かび上がります。特に2020~2022年と2024年は中京ダート1900mで施行されており、阪神ダート2000mの適性を分析する際には区別が必要です。歴代優勝馬、3着以内馬の人気・馬番・通過順・上がり3ハロン・血統・騎手・前走・斤量を整理し、2027年以降の予想にも役立つポイントを解説します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

- 過去10年の優勝馬: 2026年は5番人気ヴァルツァーシャルが勝利。2025年は8番人気ホウオウルーレットが優勝している。
- 人気・枠順・脚質: 1~5番人気が中心ながら伏兵も台頭。阪神開催では中団から末脚を伸ばす馬にも注目したい。
- 予想の重要ポイント: 阪神と中京の開催条件を分け、前走の格、ハンデ、4コーナーの位置取り、上がり3ハロンを総合的に判断する。

【基本情報】シリウスステークスとは?2026年の最新結果も紹介

シリウスステークス過去

シリウスステークスは、日本中央競馬会(JRA)が施行するダートのGIII競走です。

競走名の「シリウス」は、おおいぬ座のアルファ星に由来します。太陽を除く恒星の中で地球から最も明るく見える星として知られ、中国では「天狼星」とも呼ばれています。

レースの基本情報は次のとおりです。

項目 内容
競走名 シリウスステークス
格付け GIII
主催 JRA
出走条件 3歳以上
競走条件 オープン・ハンデ
2026年の開催日 9月26日
2026年の開催場 阪神競馬場
2026年の距離 ダート2000m
正賞 地方競馬全国協会理事長賞

2026年シリウスステークスの結果

シリウスステークス過去

2026年・確定結果

2026年9月26日の第30回シリウスステークスは、阪神競馬場のダート2000mで16頭によって争われました。



1着:ヴァルツァーシャル

5番人気

シリウスステークス過去

斎藤新騎手・58.5kg
勝ち時計:2分05秒3/上がり36.4秒


2着:ルシュヴァルドール

13番人気


坂井瑠星騎手・57.0kg
勝ち馬との差:クビ


3着:マイノワール

7番人気


浜中俊騎手・55.0kg
勝ち馬との差:クビ


2026年は13番人気のルシュヴァルドールが2着に入り、人気薄の激走が配当を押し上げました。3連単は69万9560円。ハンデ戦らしい波乱の決着です。

また、勝ったヴァルツァーシャルは58.5kgを背負いながら勝利しました。軽ハンデ馬だけを狙えばよいわけではないことを示す結果でもあります。

【歴代優勝馬】シリウスステークス過去10年の3着以内馬一覧

2026年を基準にした直近10回は、2017~2026年です。

この期間の優勝馬を見ると、メイショウスミトモ、オメガパフューム、カフェファラオ、ハギノアレグリアスなど、個性の異なるダートの実力馬が並びます。

特に注目したいのが、2023年と2024年に連続優勝したハギノアレグリアスです。異なる競馬場で行われた2年のシリウスステークスを制しており、長く安定した競走能力を示しました。

2017~2026年の3着以内馬とレース内容

以下は、JRAの競走成績を基に整理した直近10回の一覧です。

「4角」は4コーナー通過順位、「上がり」は最後の600mに相当する上がり3ハロンの推定タイムを示しています。

年・コース 1着 2着 3着 2026 阪神 ヴァルツァーシャル
5人気・11番
4角8・36.4秒
ルシュヴァルドール
13人気・9番
4角2・37.0秒
マイノワール
7人気・12番
4角8・36.4秒
2025 阪神 ホウオウルーレット
8人気・13番
4角11・36.4秒
サイモンザナドゥ
9人気・8番
4角5・36.7秒
ジューンアヲニヨシ
4人気・3番
4角1・37.2秒
2024 中京 ハギノアレグリアス
5人気・1番
4角5・36.4秒
オメガギネス
1人気・2番
4角2・36.9秒
フタイテンロック
13人気・6番
4角6・37.0秒
2023 阪神 ハギノアレグリアス
1人気・14番
4角6・36.9秒
アイコンテーラー
2人気・7番
4角1・37.6秒
ヴァンヤール
3人気・3番
4角3・37.9秒
2022 中京 ジュンライトボルト
4人気・9番
4角7・37.6秒
ハピ
2人気・8番
4角8・37.6秒
オーヴェルニュ
7人気・3番
4角4・38.3秒
2021 中京 サンライズホープ
4人気・8番
4角2・37.9秒
ウェスタールンド
5人気・11番
4角15・36.4秒
ブルベアイリーデ
2人気・2番
4角3・38.2秒
2020 中京 カフェファラオ
1人気・15番
4角8・36.9秒
サクラアリュール
7人気・2番
4角2・37.0秒
エイコーン
9人気・3番
4角9・37.0秒
2019 阪神 ロードゴラッソ
6人気・6番
4角1・36.4秒
アングライフェン
7人気・8番
4角5・36.2秒
メイショウワザシ
5人気・12番
4角2・37.1秒
2018 阪神 オメガパフューム
2人気・3番
4角6・35.9秒
ウェスタールンド
7人気・16番
4角15・35.1秒
サンライズソア
3人気・14番
4角1・36.8秒
2017 阪神 メイショウスミトモ
11人気・4番
4角7・36.8秒
ドラゴンバローズ
5人気・5番
4角2・37.6秒
ピオネロ
3人気・13番
4角3・37.6秒

出典:JRA公開競走成績を基にした過去結果の整理。人気は単勝人気、通過順位は4コーナーの位置。

歴代優勝馬から見える3つの特徴

1. 連覇を達成したハギノアレグリアス

2023年は阪神、2024年は中京で勝利しました。同馬の父はキズナ。異なるコース条件でも能力を発揮した点は、歴代優勝馬の中でも注目されます。

2. 伏兵の勝利も珍しくない

2017年のメイショウスミトモは11番人気、2019年のロードゴラッソは6番人気、2025年のホウオウルーレットは8番人気でした。

2026年も5番人気のヴァルツァーシャルが優勝しています。上位人気だけで組み立てると、好配当の機会を逃す可能性があります。

3. 4コーナーの位置取りは一様ではない

2019年のロードゴラッソは4コーナー先頭から勝ちましたが、2025年のホウオウルーレットは11番手、2026年のヴァルツァーシャルは8番手から勝利しました。

先行力だけでなく、展開に応じて長く脚を使える能力も評価したいところです。

【人気・枠順別成績】好走しやすい馬番と人気の傾向

シリウスステークスの予想で最初に確認したいのが、単勝人気と枠順です。

ただし、ここでは集計期間を区別する必要があります。人気別の成績は、JRAが2026年の開催前に公表した2016~2025年の過去10年データを使用します。直近10回の2017~2026年の結果一覧とは1年ずれるため、数値を混同しないようにします。

人気別成績:1番人気だけを信用するのは危険

JRA公式の2016~2025年集計では、単勝人気別の成績は次のとおりです。

人気 1着-2着-3着-着外 3着内率
1番人気 3-1-0-6 40.0%
2番人気 1-3-1-5 50.0%
3番人気 0-0-3-7 30.0%
4番人気 2-0-2-6 40.0%
5番人気 1-2-1-6 40.0%
6~9番人気 2-4-2-32 20.0%
10番人気以下 1-0-1-56 3.4%

最も注目したいのは、過去10年の3着以内馬30頭中20頭が5番人気以内だった点です。

つまり、基本的には上位人気を重視するのが合理的です。

一方で、1番人気の勝率は30%にとどまり、3着内率も40%。2番人気の3着内率50%を下回っています。

6~9番人気も3着以内に8頭が入っており、相手候補として無視できません。

ただし、10番人気以下の3着内率は3.4%です。大穴を広く買うよりも、前走成績やコース適性など、好走を裏付ける材料のある馬を選ぶ方が現実的です。

枠順別成績:阪神開催では7枠が好成績

枠順については、阪神ダート2000mで行われた2016・2017・2018・2019・2023・2025年の6回に限定した集計が参考になります。

枠番 出走数 勝利数 3着以内 複勝率
1枠 8 1 1 12.5%
2枠 8 2 2 25.0%
3枠 11 0 3 27.3%
4枠 11 1 1 9.1%
5枠 11 0 3 27.3%
6枠 12 0 0 0.0%
7枠 12 0 5 41.7%
8枠 12 2 3 25.0%

この6回のデータでは、7枠の複勝率が41.7%で最も高く、8枠も2勝しています。

一方、6枠は12頭すべてが4着以下でした。

ただし、2026年には状況が変わりました。6枠11番のヴァルツァーシャルが優勝し、同じ6枠12番のマイノワールも3着に入っています。

過去の6枠の不振だけを根拠に評価を下げるのは危険です。

枠順は単独で有利不利を決める材料ではなく、馬の先行力、スタート、コース取りと合わせて判断するべき要素です。

【脚質・上がり3ハロン】阪神ダート2000mで差し馬が届く理由

シリウスステークスを分析するうえで、阪神競馬場のコース構造は欠かせません。

阪神ダート2000mは、JRAの競馬場の中でも特徴的な条件です。

JRA公式のコース紹介によると、阪神ダートコースは右回りで、1周距離は1517.6m、最後の直線は352.7m。ゴール前には高低差1.6mの上り坂があります。

さらに、ダート2000mは芝スタートです。

阪神ダート2000mの重要な特徴

- スタート直後は芝を走る区間がある。
- 1周するコースで、コーナーを4回通過する。
- 最後の直線は352.7m。
- ゴール前には1.6mの上り坂がある。
- スタミナと持続的な末脚が問われる。

JRA-VANのコース解説では、芝スタートによって前半のスピードが出やすく、道中でペースが落ち着いた後、終盤に加速する展開が特徴として挙げられています。

逃げ馬の成績は阪神ダート1800mよりも低くなる傾向があり、単純な逃げ切り狙いには注意が必要です。

脚質別に見る好走パターン

シリウスステークスでは、逃げ・先行・差し・追い込みのいずれかだけに絞るのは得策ではありません。

過去の結果を見ると、次のような違いがあります。

脚質・位置取り 代表的な好走例
逃げ・先行 2019年ロードゴラッソ、2021年サンライズホープ
好位 2024年ハギノアレグリアス
差し 2018年オメガパフューム、2026年ヴァルツァーシャル
後方からの追い込み 2025年ホウオウルーレット

特に2025年は、ホウオウルーレットが4コーナー11番手から差し切りました。

2026年もヴァルツァーシャルが4コーナー8番手から勝っています。

こうした近年の結果からは、先行馬だけでなく、中団から確実に脚を伸ばせる馬にも注目する価値があります。

上がり3ハロンは何秒が目安?

過去の勝ち馬の上がり3ハロンを見ると、36秒台の決着が目立ちます。

年 勝ち馬 上がり3F
2026 ヴァルツァーシャル 36.4秒
2025 ホウオウルーレット 36.4秒
2024 ハギノアレグリアス 36.4秒
2023 ハギノアレグリアス 36.9秒
2022 ジュンライトボルト 37.6秒
2021 サンライズホープ 37.9秒
2020 カフェファラオ 36.9秒
2019 ロードゴラッソ 36.4秒
2018 オメガパフューム 35.9秒
2017 メイショウスミトモ 36.8秒

2018年は不良馬場で35.9秒という速い上がりが記録されました。一方、2021年は37.9秒でも勝利しています。

ここから分かるのは、単純に36秒台前半を出せる馬を選べばよいわけではないということです。

重要なのは、当日の馬場状態やレースペースに対して、どの程度の末脚を使えるかという点です。

予想では、近3走の上がりタイムだけでなく、どの位置からその脚を使ったのかまで確認したいところです。

【血統・騎手・前走・斤量】好走馬に共通する条件を検証

シリウスステークスでは、血統、騎手、前走のレース内容、負担重量も見逃せません。

特にハンデ戦では、実績と斤量のバランスが着順を左右する可能性があります。

血統データ:キズナ産駒の連続優勝に注目

2017~2026年の歴代優勝馬の父を整理すると、次のようになります。

年 優勝馬 父
2026 ヴァルツァーシャル マクフィ
2025 ホウオウルーレット ロージズインメイ
2024 ハギノアレグリアス キズナ
2023 ハギノアレグリアス キズナ
2022 ジュンライトボルト キングカメハメハ
2021 サンライズホープ マジェスティックウォリアー
2020 カフェファラオ American Pharoah
2019 ロードゴラッソ ハーツクライ
2018 オメガパフューム スウェプトオーヴァーボード
2017 メイショウスミトモ ゴールドアリュール

最も目立つのは、キズナ産駒のハギノアレグリアスが2023年と2024年に連続優勝したことです。

ただし、10年間の勝ち馬を見ると、父の種類は幅広く分散しています。

特定の種牡馬だけが圧倒的に有利という構図ではありません。

血統を評価するときは、父の名前だけで判断するのではなく、母父も含めたダート適性や中距離での持続力を確認したいところです。

特に阪神ダート2000mでは、最後の直線の坂を克服するスタミナも重要な判断材料になります。

騎手別成績:岩田望来騎手の連続優勝

歴代優勝馬の騎手を見ると、2017年から2026年まで、勝ち星は比較的分散しています。

その中で目立つのが岩田望来騎手です。

- 2023年:ハギノアレグリアスで優勝
- 2024年:ハギノアレグリアスで優勝

同じ馬とのコンビで2年連続の勝利を達成しました。

そのほか、2018年は和田竜二騎手、2019年は藤岡佑介騎手、2020年はC.ルメール騎手、2021年は幸英明騎手、2022年は石川裕紀人騎手、2025年は岩田康誠騎手、2026年は斎藤新騎手が勝利しています。

騎手別成績を見る際には、勝利数だけでなく、騎乗回数と馬の脚質も確認する必要があります。

例えば、差し馬に乗る騎手であれば、道中で脚を温存して直線に向くタイミングが重要です。

阪神ダート2000mでは、4コーナーでの位置取りと仕掛けどころが結果に直結しやすいため、騎手と馬の相性も評価したいポイントです。

前走別成績:BSN賞と地方ダート重賞に注目

JRAが公表した2016~2025年の過去10年データでは、3着以内馬30頭のうち15頭が前走オープン特別組でした。

その中でもBSN賞からの出走馬は7頭と多く、注目すべきローテーションです。

前走別の成績は次のとおりです。

前走のクラス 1着-2着-3着-着外 3着内率
GII 0-0-0-2 0%
GIII 2-2-2-25 19.4%
オープン特別 4-5-6-67 18.3%
3勝クラス 0-3-1-10 28.6%
地方競馬のレース 4-0-1-12 29.4%
その他 0-0-0-2 0%

特に地方競馬のダートグレード競走から参戦する馬は、3着内率29.4%と高い数値を記録しています。

JpnIからの参戦馬も3勝を挙げており、実績のある馬が能力を発揮するケースは少なくありません。

一方、3勝クラスからの昇級馬も3着内率28.6%です。

格上挑戦だからといって軽視するのではなく、前走でどのような内容の競馬をしたのかを確認することが大切です。

斤量・ハンデ傾向:軽量馬だけを狙わない

ハンデ戦では、斤量の軽い馬が有利だと考えがちです。

しかし、シリウスステークスの過去結果は、それほど単純ではありません。

代表的なのが次の2例です。

- 2024年: 13番人気のフタイテンロックが50kgで3着。
- 2026年: 58.5kgを背負ったヴァルツァーシャルが優勝。

2024年は軽量を生かした伏兵の好走がありましたが、2026年には重い斤量を背負った実績馬が勝利しました。

したがって、斤量だけで評価を決めるのは危険です。

注目したいのは、次の3点です。

1. これまでの重賞実績と負担重量のバランス。
2. 近3走での走破時計と着差。
3. 阪神ダート2000mに対応できるスタミナと持続力。

特に実績馬が重いハンデを背負う場合は、過去の好走時と今回の斤量を比較すると、能力を発揮できるか判断しやすくなります。

【プロの結論】シリウスステークスの過去データを予想に生かす方法

ここまでのデータを総合すると、シリウスステークスで重視したいのは、人気や枠順だけではなく、コース適性と前走内容の組み合わせです。

実際の予想では、次のような優先順位で馬を評価すると整理しやすくなります。

予想で重視したい5つのチェックポイント




1. 阪神ダート2000mへの適性
最重要

阪神での実績、坂への対応力、ダート中距離での持続力を確認する。


2. 近3走のレース内容

着順だけではなく、前走のクラス、通過順、着差、上がり3ハロンを比較する。


3. 人気とオッズのバランス

上位人気を基本にしながら、6~9番人気の中に実力に対して評価が低い馬がいないか探す。


4. ハンデと馬体の状態

斤量の増減だけでなく、近走のパフォーマンスと馬体重の変化を確認する。


5. 展開と騎手の判断

逃げ馬の数、先行争い、中団から動ける馬、騎手の仕掛けどころを考える。

過去データから考える狙い目

評価対象 判断のポイント
1~5番人気 軸候補として検討
6~9番人気 前走内容が良ければ相手候補
10番人気以下 実績や斤量など明確な根拠が必要
7・8枠 過去の阪神開催では好走例が多い
差し馬 上がり性能と位置取りを重視
先行馬 前半の展開と坂への対応力を確認
軽ハンデ馬 斤量だけでなく能力との比較が必要

特に注意したいのは、過去10年の統計をそのまま未来の結果に当てはめないことです。

2020~2022年と2024年は中京ダート1900mで行われました。阪神ダート2000mと同じ条件として単純に合算すると、枠順や脚質の傾向を読み違える可能性があります。

2027年以降の予想では、阪神開催の結果を中心にコース適性を評価し、全開催のデータで人気・前走・ハンデの傾向を補完する方法が有効です。

これがシリウスステークスの過去データを使ううえで、最も意識したい判断基準です。

【シリウスステークスの過去】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:シリウスステークスの過去10年で最も人気のある勝ち馬は?

A1:2017年のメイショウスミトモは11番人気で優勝しました。2025年にも8番人気のホウオウルーレットが勝利しています。上位人気が中心ではあるものの、伏兵の台頭にも注意が必要です。

Q2:シリウスステークスは逃げ馬と差し馬のどちらが有利?

A2:阪神ダート2000mでは、逃げ馬だけでなく差し馬にもチャンスがあります。2025年のホウオウルーレットは4コーナー11番手、2026年のヴァルツァーシャルは8番手から優勝しました。ペースと馬の末脚を重視することが大切です。

Q3:シリウスステークスの枠順で有利なのは何枠?

A3:2016~2025年の阪神開催6回では7枠の複勝率が41.7%でトップでした。ただし、2026年には6枠から1着馬と3着馬が出ています。枠順だけで有利不利を決めず、馬の能力や展開と合わせて評価しましょう。

Q4:シリウスステークスで注目したい前走は?

A4:BSN賞をはじめとするオープン特別組や、地方ダートグレード競走組が注目されます。特にJRA公式の過去10年集計では、地方競馬のレースから参戦した馬の3着内率が29.4%でした。

Q5:過去の結果を調べる際に注意することは?

A5:2020~2022年と2024年は中京ダート1900mで開催されています。阪神ダート2000mの傾向を調べる場合は、この4年間を別枠にして比較するのがおすすめです。

まとめ:シリウスステークスはコース適性と展開が攻略の鍵

シリウスステークスの過去10年を振り返ると、上位人気の安定感がある一方、2017年のメイショウスミトモや2025年のホウオウルーレットのような伏兵の優勝も確認できます。

2026年はヴァルツァーシャルが58.5kgを背負って勝利し、13番人気のルシュヴァルドールが2着に入りました。ハンデ戦ならではの難しさと、実績馬の底力が同時に表れた一戦でした。

今後の予想で特に重視したいポイントは次の4つです。

- 1~5番人気を基本にしつつ、中穴馬の実力も見極める。
- 阪神ダート2000mと中京ダート1900mの結果を区別する。
- 上がり3ハロンだけでなく、4コーナーの位置取りや展開も確認する。
- 血統、騎手、前走実績、斤量を総合的に評価する。

シリウスステークスは、単純な人気順や枠順だけでは攻略しにくいダート重賞です。過去の3着以内馬の共通点を把握し、当日の出走馬の状態や展開に照らし合わせることが、納得できる予想につながります。

2027年以降も、最新の出走表と過去の阪神開催データを組み合わせて分析することが、馬券検討の大きな手掛かりになるでしょう。