ロンシャン競馬場はどこ?2026年最新情報・歴史・コース・アクセスを徹底解説
フランス競馬の聖地として世界中の競馬ファンに知られる「ロンシャン競馬場」。正式名称はパリロンシャン競馬場(Hippodrome de ParisLongchamp)で、毎年10月に開催される世界最高峰の競走「凱旋門賞」の舞台として知られている。1857年に開設された歴史ある競馬場でありながら、2018年には大規模な改修を終え、現代的なスタンドと伝統的な競馬文化が融合する施設へと生まれ変わった。
2026年11月現在、パリロンシャン競馬場では同年10月4日に第105回凱旋門賞が開催され、当日の馬場状態はフランス独自の区分で「BON SOUPLE」と発表された。競馬場はパリ16区のブローニュの森に位置し、地下鉄や路線バス、開催日限定の無料シャトルバスを利用してアクセスできる。所在地、歴史、コースの高低差、現地観戦の交通手段、2026年の最新情報まで詳しく整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 所在地:フランス・パリ16区のブローニュの森にある、1857年開設の歴史的競馬場。
- コースの特徴:右回りの芝コースで、凱旋門賞は芝2400メートル。上り坂、下り坂、フォルスストレート、533メートルの最終直線が特徴。
- アクセス:地下鉄M1・M10、路線バス241・244、トラムT2、開催日限定の無料シャトルバスが利用できる。
- 2026年の最新情報:10月4日の凱旋門賞当日は「BON SOUPLE(稍重)」を記録。優勝馬はダリズだった。
【ロンシャン競馬場はどこ?】パリ16区・ブローニュの森にある世界的競馬場

ロンシャン競馬場は、フランスの首都パリ西部に広がるブローニュの森(Bois de Boulogne)の中にある。行政区分ではパリ16区に位置し、セーヌ川にも近い緑豊かなエリアだ。
正式名称はパリロンシャン競馬場。所在地は「2 Route des Tribunes, 75016 Paris」で、パリ中心部からも比較的アクセスしやすい。
パリ中心部から約5キロの立地

JRAの公式競馬場紹介によると、競馬場はパリの象徴であるエトワール凱旋門から約5キロメートルの場所に位置している。ポルトマイヨー周辺から車を利用した場合、通常は10分程度が目安とされる。
敷地面積は約57ヘクタール。広大な緑地に囲まれた環境は、都市型競馬場とは異なる開放感を生み出している。
ブローニュの森は、パリ市民にとって散策やサイクリングなどを楽しむ身近なレクリエーション空間でもある。その中に国際的な競馬場が存在することが、パリロンシャンならではの魅力だ。
ロンシャン競馬場とパリロンシャン競馬場は同じ場所

検索すると「ロンシャン競馬場」と「パリロンシャン競馬場」という2種類の名称が見つかるが、基本的には同じ競馬場を指している。
以前はロンシャン競馬場という名称が一般的だった。2015年の凱旋門賞終了後に大規模改修が始まり、施設の刷新に合わせて正式名称もパリロンシャン競馬場へ変更された。
そのため、古い競馬資料や過去のレース映像ではロンシャン競馬場、現在のフランスギャロやJRAの案内ではパリロンシャン競馬場という表記が使われることがある。
名称が違っても、凱旋門賞が行われる伝統の競馬場という位置付けは変わらない。
【1857年開設の歴史】ロンシャン競馬場がフランス競馬の象徴になるまで
ロンシャン競馬場の歴史は19世紀にさかのぼる。JRAが公開するフランス競馬の歴史資料によれば、競馬場が誕生したのは1856年12月。そして、翌1857年4月に第1回ロンシャン競馬が開催された。
当時のパリでは、競馬はまだ誰もが気軽に楽しめる娯楽として定着していたわけではない。パリから北東約40キロ離れたシャンティイまで出向く必要があったことも、一般市民にとっての障壁だった。
パリ市内に近いロンシャンの誕生は、競馬を都市生活に結び付ける大きな転換点になった。開設後は多くの観客が訪れ、競馬観戦そのものが社交や休日の楽しみとして発展していった。
ロンシャン競馬場の主な歴史と転換点
| 年代 | 出来事 | 競馬場への影響 |
|---|---|---|
| 1856年12月 | ロンシャン競馬場が誕生 | パリ近郊に新しい競馬の拠点が成立 |
| 1857年4月 | 第1回ロンシャン競馬を開催 | 大勢の観客を集め、競馬文化が広がる |
| 1865年 | パリ大賞典が創設 | 国際的な競馬開催地として存在感を高める |
| 1920年 | 第1回凱旋門賞を開催 | 世界最高峰の芝2400メートル競走の舞台となる |
| 2015年秋 | 大規模改修工事に着手 | スタンドやパドックなど施設の刷新が始まる |
| 2018年4月 | 改修後の競馬場が再オープン | パリロンシャン競馬場として新たな時代へ |
| 2026年10月4日 | 第105回凱旋門賞を開催 | ダリズが前年に続いて優勝 |
この歴史で特に重要なのが、1920年に創設された凱旋門賞だ。第一次世界大戦後のフランス競馬を象徴する国際競走として誕生し、世界各国の有力馬が集うレースへと成長した。
日本競馬との関係も深い。1969年にはスピードシンボリが初挑戦し、その後もエルコンドルパサー、ナカヤマフェスタ、オルフェーヴルなど日本を代表する競走馬が挑戦してきた。
JRAの2026年版凱旋門賞情報では、日本馬の過去最高成績は2着。エルコンドルパサー、ナカヤマフェスタ、オルフェーヴルがそれぞれ歴史的な挑戦を残している。
2018年の改修で何が変わったのか
2015年秋から進められた改修工事には約1億4000万ユーロが投じられた。スタンド、パドック、検量室などが刷新され、競馬観戦の快適性と施設の機能性が向上した。
新しいメインスタンドを設計したのは、フランス人建築家のドミニク・ペロー氏。黄金色を基調としたモダンなデザインと、上部が突き出した独特のフォルムが特徴だ。
France Galopの公式施設紹介でも、2018年4月に改修後の競馬場が再オープンしたことが紹介されている。伝統を維持しながら、国際的なスポーツイベントに対応する施設へ進化したのである。
【コース特徴を徹底解説】凱旋門賞2400メートルはなぜ難しいのか
パリロンシャン競馬場の大きな特徴は、単純な平坦コースではないことだ。起伏に富んだ芝コースと、複数の発走地点を備えた複雑なレイアウトが、競走馬と騎手に高い対応力を要求する。
5種類の芝コースを備える右回りの競馬場
JRAの競馬場・コース紹介によると、パリロンシャン競馬場には以下の5種類のコースが設けられている。
- 外回りコース:1周2750メートル
- 中回りコース:1周2500メートル
- 小回りコース:1周2150メートル
- 直線コース:1000メートル
- 1400メートルコース:第3コーナー付近の引き込み線からスタートするコース
すべて芝を使用する右回りのコースであり、競走距離やレースの性質に応じて使い分けられる。
凱旋門賞の舞台となる芝2400メートル
凱旋門賞は外回りの芝2400メートルで行われる。最大の特徴は、レース中に複数の起伏を通過しなければならない点にある。
スタート地点は、スタンドから見て左奥にある風車付近。発走直後の約400メートルは平坦だが、その後の向こう正面では上り坂が続く。
JRAのコース解説では、この上り坂の最大斜度は2.4%。約600メートルにわたって上り、その後は3コーナーを過ぎて下り坂に転じる。
特に注目したいのが、1000メートル地点から1600メートル地点付近までの区間だ。約600メートル進む間に10メートル下る設計になっている。
フォルスストレートと最後の533メートル
ロンシャン競馬場を象徴するコース構造が「フォルスストレート(Faux Straight)」だ。日本語では「偽りの直線」と呼ばれる。
下り坂を通過した後、競走馬は約250メートルのこの区間を走る。しかし、ここはゴールまで続く本当の直線ではない。
騎手にとって難しいのは、馬の勢いが増しやすい下り坂からフォルスストレートへ移る過程で、どこまで脚を使うかを判断しなければならないことだ。早く仕掛けすぎれば最後の直線で余力を失い、待ちすぎれば先行馬との差を詰められない。
そして、最後に待ち受けるのが533メートルの平坦な直線である。
東京競馬場の直線とほぼ同じ長さだが、そこに至るまでに上り坂と下り坂を経験している点が異なる。単純な瞬発力だけではなく、長く脚を使える持久力や道中の折り合いが勝敗を左右する。
オープンストレッチも重要なポイント
2018年の改修後に導入された設備の一つが「オープンストレッチ」だ。
これは通常のゴールから約450メートル手前に設置される仮柵の仕組みで、直線の内側に追加の走路を確保する役割を持つ。
馬群が密集して進路を失う状況を減らし、後方に位置する馬にも進路を確保しやすくする狙いがある。ただし、開催日によって使用の有無は異なる。
2026年の凱旋門賞当日については、France Galopの事前案内でゴール前450メートル地点に幅6メートルのカットアウェイを設けることが発表されていた。
つまり、ロンシャン競馬場は単に距離や高低差だけで評価できない。コース取りや仮柵の位置まで含めて、レースの展開を考える必要がある競馬場なのだ。
【アクセス方法】地下鉄M1・M10と無料シャトルバスを使うのが便利
ロンシャン競馬場へ初めて向かう人が注意したいのが、地下鉄の駅から競馬場までの距離だ。市内の地下鉄駅を降りればすぐ目の前にスタンドがある、という立地ではない。
France Galopの公式アクセス案内では、地下鉄M1とM10、路線バス241・244、トラムT2、イベント開催時の無料シャトルバスが案内されている。
地下鉄M10・Porte d'Auteuil駅から向かう方法
地下鉄を利用する場合、代表的な乗車駅の一つがメトロ10号線のPorte d'Auteuil駅だ。
凱旋門賞などの主要開催日には、Porte d'Auteuilから競馬場まで無料シャトルバスが運行される場合がある。徒歩での移動に不安がある人や、現地の交通事情に詳しくない旅行者には利用しやすい方法だ。
地下鉄M1・Porte Maillot駅から向かう方法
もう一つの主要なアクセス拠点は、地下鉄1号線のPorte Maillot駅である。
こちらもイベント開催日に無料シャトルバスが設定される。地下鉄1号線はパリ中心部の主要エリアを通るため、市内観光と競馬観戦を組み合わせる場合にも便利だ。
地下鉄M8・M10という情報には注意
ロンシャン競馬場へのアクセスを調べると、地下鉄M8とM10を利用するという案内が見つかることがある。
しかし、France Galopの公式アクセス案内で競馬場周辺の地下鉄駅として挙げられているのはM1のPorte Maillot駅とM10のPorte d'Auteuil駅であり、M8は主要な直接アクセス駅として掲載されていない。
そのため、M8とM10を基本ルートとして覚えるよりも、M1・M10とシャトルバスを軸に経路を組み立てる方が確実だ。
バス241・244とトラムT2も選択肢
地下鉄以外では、路線バス241・244が利用できる。また、トラムT2のSuresnes Longchamp駅も周辺の交通拠点として案内されている。
France Galopが案内する交通手段をまとめると次のとおりだ。
- 地下鉄M1:Porte Maillot駅
- 地下鉄M10:Porte d'Auteuil駅
- 路線バス:241・244
- トラム:T2・Suresnes Longchamp駅
- 無料シャトル:Porte Maillot・Porte d'Auteuilから競馬場まで。対象イベント・運行時間は開催日ごとに確認が必要
特に凱旋門賞ウィークエンドなどの大規模開催では、シャトルバスの運行時間や乗り場が通常開催日と異なる場合がある。帰りの便も含め、France Galopの当該イベント案内で事前確認しておきたい。
なお、車で向かう場合の公式住所は「2 Route des Tribunes, 75016 Paris」。開催日には駐車場の混雑や利用条件にも注意が必要だ。
【2026年最新情報】ロンシャン競馬場の現在と馬場状態BON SOUPLE
2026年11月現在、パリロンシャン競馬場はフランスを代表する平地競馬の開催拠点として運営されている。
2026年の大きな話題は、10月3日・4日に行われた凱旋門賞ウィークエンドだ。世界各国の有力馬が集まり、10月4日には第105回凱旋門賞が開催された。
2026年10月4日の馬場状態はBON SOUPLE
2026年10月4日、凱旋門賞当日のパリロンシャン競馬場は晴天に恵まれた。
JRAの現地情報として伝えられた午前9時30分の馬場発表は「BON SOUPLE」。ペネトロメーターの計測値は3.4で、前日から大きな変化はなかった。
この発表は、同日の現地取材を行ったRacing Postの報道とも整合している。同紙も公式発表の馬場状態をBON SOUPLE、計測値を3.4と伝えていた。
日本の競馬ファンにとって重要なのは、このフランス独自の表現をJRA基準に置き換えることだ。
フランスの馬場状態10区分とJRAの対応
フランスでは、芝の馬場状態をペネトロメーターなどによる計測に基づいて10段階に分類する。日本の「良・稍重・重・不良」という4段階とは仕組みが異なる。
- TRES LEGER:非常に軽い状態
- LEGER:軽い状態
- BON LEGER:やや良好な状態
- BON:良好な状態
- BON SOUPLE:JRA基準で稍重
- SOUPLE:重に分類される範囲
- TRES SOUPLE:重に分類される範囲
- COLLANT:重に分類される範囲
- LOURD:不良に分類される範囲
- TRES LOURD:不良に分類される範囲
つまり、BON SOUPLEは日本の稍重に相当する。フランスの馬場発表を日本の競馬予想に取り入れる場合、この対応関係を把握しておくことが欠かせない。
なお、同じフランス語の表記でも、英国競馬の馬場表現とは完全に同じ意味ではない。日本の読者はJRAが公表する換算基準を優先して理解するのがよい。
馬場状態は開催前の予測と当日発表を分けて見る
France Galopは2026年9月26日の公式発表で、凱旋門賞ウィークエンドの馬場についてGOOD TO SOFTを予想していた。
一方、開催当日の10月4日朝にはBON SOUPLEが発表された。天候や散水、降雨量などの影響を受けるため、数日前の予測と当日の発表が必ずしも一致するわけではない。
France Galopは開催週に毎日、ペネトロメーターやGoingStickによる計測結果を基に馬場情報を更新する方針を示している。
日本からレースを予想する場合も、数日前の馬場予測だけで判断せず、現地時間の最新発表を確認することが大切だ。
2026年凱旋門賞はダリズが優勝
2026年10月4日の凱旋門賞では、フランス調教馬のダリズ(DARYZ)が優勝した。
JRAが公表した公式結果によると、ダリズはM・バルザローナ騎手とのコンビで2分27秒11を記録。前年2025年に続く勝利となった。
同馬はF・グラファール調教師の管理馬であり、2026年の凱旋門賞では連覇という歴史的な成果を残した。
この結果は、パリロンシャン競馬場が2026年も世界最高峰の芝中距離競走を支える舞台であり続けていることを象徴している。
【現地観戦ガイド】ロンシャン競馬場を楽しむための準備と注意点
ロンシャン競馬場は、競馬そのものだけでなく、建築や自然環境、パリの社交文化を含めて楽しめる場所だ。ただし、日本の競馬場と同じ感覚で訪れると、交通や入場方法で戸惑うことがある。
凱旋門賞当日は入場券と交通手段を早めに確保
凱旋門賞は世界中から競馬ファンが集まる国際イベントである。通常開催日と比較して来場者が多くなるため、入場券の種類や観戦エリアを事前に確認しておきたい。
France Galopの公式チケット案内では、一般入場、観戦エリア、特別なホスピタリティプランなどが用意されている。開催日によって販売内容や価格が異なるため、過去の開催日の料金をそのまま参考にするのは避けたい。
また、凱旋門賞当日は無料シャトルの利用者も多くなる。行きだけでなく、レース終了後にどの駅へ戻るのかまで計画しておくと移動がスムーズだ。
観戦で注目したい3つのポイント
1つ目は、パドックでの馬の様子。国際的な大レースでは、各国の有力馬が一堂に会する。馬体や歩様、落ち着きなど、レース前の状態を観察することも現地観戦の醍醐味だ。
2つ目は、コースの高低差。テレビ中継では伝わりにくいが、ロンシャンのコースは起伏に富んでいる。スタートから最後の直線まで、どの位置で各馬が動くのかを意識するとレースの見方が変わる。
3つ目は、改修されたメインスタンド。ドミニク・ペロー氏による建築デザインは、歴史ある競馬場のイメージを刷新したものだ。競馬だけでなく、施設そのものを見学する楽しみもある。
ロンシャン競馬場がおすすめの人・注意したい人
特におすすめできるのは、凱旋門賞を現地で観戦したい人、ヨーロッパの競馬文化に関心がある人、パリ観光とスポーツイベントを組み合わせたい人だ。
一方、パリ滞在時間が非常に短い人や、公共交通機関の乗り換え・シャトルバスの利用を避けたい人には、移動計画が負担になる可能性がある。
また、競馬場は常時一般観光施設として開放されているわけではない。レース開催日やイベントごとの一般入場条件を確認する必要がある。
競馬場を目的地にするなら、レースの開催日、チケット、交通機関、帰りの移動手段の4点を先に押さえておくことが現地観戦を成功させる基本だ。
【ロンシャン競馬場に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:ロンシャン競馬場はどこの国・都市にありますか?
A1:フランスの首都パリにあります。パリ16区のブローニュの森に位置し、正式名称はパリロンシャン競馬場です。所在地は2 Route des Tribunes, 75016 Parisです。
Q2:ロンシャン競馬場へ行くには地下鉄何号線を利用すればよいですか?
A2:France Galopの公式案内では、地下鉄1号線のPorte Maillot駅と10号線のPorte d'Auteuil駅が周辺のアクセス駅として紹介されています。主要開催日には両駅から無料シャトルバスが運行される場合があります。M8は公式案内の主要アクセス路線には含まれていません。
Q3:ロンシャン競馬場の馬場状態BON SOUPLEは日本でいう何ですか?
A3:JRAの換算基準では「稍重」に相当します。フランスでは10段階の馬場区分が採用されており、BON SOUPLEはその中間付近の区分です。
Q4:ロンシャン競馬場はいつ開設されましたか?
A4:1856年12月に競馬場が誕生し、1857年4月に第1回ロンシャン競馬が開催されました。そのため、一般には1857年開設の競馬場として紹介されています。
Q5:凱旋門賞はロンシャン競馬場の何メートルのコースで行われますか?
A5:芝2400メートルの外回りコースで行われます。右回りで、上り坂、下り坂、約250メートルのフォルスストレートを経て、最後に533メートルの平坦な直線を走ります。
Q6:ロンシャン競馬場は2026年現在も営業していますか?
A6:はい。2026年もフランスの主要な平地競走の開催地として運営されています。同年10月3日・4日には凱旋門賞ウィークエンドが開催され、10月4日の凱旋門賞ではダリズが優勝しました。
まとめ:ロンシャン競馬場は歴史・コース・馬場を知ると観戦がさらに面白くなる
ロンシャン競馬場は、1857年に最初の競馬を開催したフランスを代表する歴史的競馬場だ。パリ16区のブローニュの森に位置し、1920年に創設された凱旋門賞の開催地として世界的な知名度を誇っている。
競馬場の魅力は、単なる伝統や建築の美しさだけではない。1周2750メートルの外回りをはじめとする5種類のコース、起伏のある芝2400メートルの凱旋門賞コース、そしてフォルスストレートから533メートルの最終直線へ続く独特の構造が、世界中の競走馬と騎手に挑戦を突き付けている。
2026年の凱旋門賞では、当日朝の馬場発表がBON SOUPLE(JRA基準の稍重)となり、ダリズが優勝した。こうした最新情報を追う際は、JRAの海外競馬情報とFrance Galopの公式発表を併せて確認することが有効だ。
【プロの結論】ロンシャン競馬場を理解するうえで押さえておきたいのは、「歴史」「コース形態」「当日の馬場状態」の3つである。歴史を知れば凱旋門賞の格式が分かり、コースを理解すれば各馬の戦術が見えてくる。そして馬場状態を確認すれば、同じ2400メートルでもレースの難しさが変化する理由を読み解ける。
現地観戦を計画する場合は、地下鉄M1・M10とシャトルバスを基本に、開催日ごとの交通・入場案内を確認したい。1857年から続くフランス競馬の伝統と、世界最高峰の競走が生み出す熱気。その両方を味わえることこそ、パリロンシャン競馬場が世界中の競馬ファンを惹き付ける理由である。
主な情報資料:日本中央競馬会(JRA)「パリロンシャン競馬場(競馬場・コース紹介)」「フランス競馬の概要」「フランス競馬のルール」「2026年凱旋門賞レース結果」、France Galop公式競馬場案内・2026年馬場発表、Racing Postの2026年10月4日現地報道。