大阪花火大会2022の開催状況を総整理!淀川・天神祭・PLの違いを2026年視点で徹底解説
2022年の大阪では、新型コロナウイルスの影響で中止が続いていた花火大会が徐々に復活しました。しかし、すべての大会が開催されたわけではありません。8月27日の第34回なにわ淀川花火大会は3年ぶりに復活した一方、天神祭奉納花火と教祖祭PL花火芸術は中止となりました。
さらに、7月30日の天保山手持ち花火大会や、11月5日の大阪湾りんくう芸術花火2022など、大阪府内では地域ごとに特色の異なるイベントも開催されました。2026年の視点から当時の公式発表や開催記録を振り返り、開催日、打ち上げ時間、会場・アクセス、中止理由を整理します。
📌 この記事の重要ポイントまとめ
- なにわ淀川花火大会: 2022年8月27日、3年ぶりに開催。打ち上げ時間は19時30分~20時30分。
- 天神祭・PL花火: 天神祭奉納花火は中止、PL花火も3年連続で中止。
- 秋の花火: 11月5日に大阪湾りんくう芸術花火2022を開催。
- 地域イベント: 7月30日の天保山手持ち花火大会、9月4日の水都くらわんか花火大会も開催。
- 中止の背景: 新型コロナウイルスの感染状況と、大規模イベントの安全な運営が大きな課題だった。
【結論】大阪の花火大会2022は全面中止ではなかった!開催と中止が分かれた理由

2022年の大阪の花火大会を振り返ると、特徴的なのは「大会ごとに開催判断が分かれたこと」です。
2020年と2021年は、新型コロナウイルスの感染拡大によって多くの花火大会が中止になりました。2022年は感染対策を講じながら再開する大会が出てきたものの、従来どおりの規模で開催することが難しいイベントも残っていました。
その象徴が、なにわ淀川花火大会と天神祭奉納花火の違いです。
なにわ淀川花火大会は、感染予防を徹底して8月27日の開催を決定。一方、天神祭では祭礼そのものの一部が再開されたものの、船渡御と奉納花火は見送られました。
つまり、2022年は大阪の花火文化が一斉に復活した年ではなく、感染対策や運営体制に応じて段階的な再開が進んだ年だったのです。
この状況は全国的な傾向とも一致しています。
一般社団法人日本イベント産業振興協会(JACE)の2022年イベント産業規模推計によると、全国の花火大会関連産業の規模は102億円。前年比150%まで回復した一方、2019年比では22.7%にとどまりました。
イベント全体が回復に向かう中でも、花火大会の復旧には時間がかかっていたことが数字から分かります。
【8月27日】第34回なにわ淀川花火大会が3年ぶりに復活!

2022年の大阪花火大会を代表する出来事が、8月27日(土)の第34回なにわ淀川花火大会です。
2020年と2021年は新型コロナウイルスの影響で開催できませんでしたが、2022年に3年ぶりの復活を果たしました。
大会公式サイトは2022年5月18日付のお知らせで、8月27日の開催予定を発表。感染予防を徹底し、安全な大会を実施できるよう準備を進めることを明らかにしていました。
大阪の夏の風物詩が戻ってくるという点で、特別な意味を持つ大会でした。
なにわ淀川花火大会2022の開催概要

第34回なにわ淀川花火大会
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2022年8月27日(土) |
| 打ち上げ時間 | 19:30~20:30 |
| 会場 | 淀川河川敷 |
| 打ち上げ場所 | 新御堂筋淀川鉄橋付近から下流方面 |
| 大会テーマ | ~Re:start~ |
| 開催回数 | 第34回 |
| 2022年の開催 | 3年ぶりの開催 |
出典:大会公式プログラム、開催告知。
打ち上げ時間は19時30分から20時30分まで
なにわ淀川花火大会2022の打ち上げ開始は、19時30分。約60分間にわたる花火ショーとして構成されました。
大会公式プログラムには、次のような演出が掲載されています。
- 19:30 オープニング「開幕のファンファーレ」
- 19:43 SMILE ~笑顔満開~
- 19:57 Peace ~大阪から平和を叫ぼう~
- 20:11 LIFE ~いのち輝く未来へ~
- 20:23 グランドフィナーレ
音楽と花火を組み合わせた演出が特徴で、YOASOBIの「群青」、ONE OK ROCKの「Renegades」、Mr.Childrenの「HANABI」などが使用楽曲として紹介されていました。
特に注目したいのは、単純に花火を打ち上げるだけではなく、音楽やテーマに合わせて一つのショーとして構成していた点です。
3年ぶりの開催を象徴するテーマ「Re:start」には、再出発への思いが込められていました。
会場は淀川河川敷!最寄り駅とアクセス
主な観覧エリアは、淀川河川敷の十三・塚本側です。
代表的なアクセスは次のとおりです。
- 阪急電鉄「十三駅」から徒歩約15分
- JR神戸線「塚本駅」から徒歩約15分
会場周辺では交通規制が実施され、駅や河川敷への移動にも時間がかかります。
また、会場周辺には一般向けの駐車場・駐輪場がなく、公共交通機関の利用が基本でした。
大会公式案内でも、最寄り駅周辺の混雑や退場時の混雑について注意が呼びかけられています。
【中止の実態】天神祭奉納花火とPL花火はなぜ開催されなかった?
2022年の大阪花火大会を調べる際、特に混同されやすいのが天神祭奉納花火と教祖祭PL花火芸術です。
どちらも大阪を代表する夏の風物詩ですが、2022年は開催されませんでした。
ただし、両者の事情には違いがあります。
1.天神祭奉納花火2022は中止
天神祭は毎年7月24日の宵宮祭と25日の本宮祭を中心に行われる、大阪を代表する伝統行事です。
2022年は祭礼の一部が3年ぶりに再開されました。
大阪天満宮が2022年9月2日に掲載した公式報告によると、7月24日の宵宮祭と25日の本宮祭が行われ、陸渡御も3年ぶりに斎行されました。
しかし、船渡御と奉納花火は新型コロナウイルスの影響で中止となっています。
ここで注意したいのは、天神祭そのものが全面中止だったわけではないことです。
陸渡御などの祭礼は実施されましたが、大川を船団が進む船渡御と、夜空を彩る奉納花火は見送られました。
2022年の天神祭は、伝統行事の再開と感染対策の両立が模索された年だったといえます。
2.教祖祭PL花火芸術2022も3年連続で中止
大阪府富田林市で毎年8月1日に行われてきた教祖祭PL花火芸術も、2022年は開催されませんでした。
PL花火芸術は、パーフェクト リバティー教団の教祖祭に関連する花火行事です。1953年に始まり、大阪の夏を代表するイベントとして長く親しまれてきました。
2022年の8月1日開催分は中止となり、2020年、2021年に続く3年連続の中止となりました。
2022年当時もコロナ禍が続いていたことが背景にあります。ただし、天神祭のように主催者の公式報告で中止理由が明示されているケースとは異なり、PL花火については個別の判断理由を詳細に説明する公表資料が限られています。
富田林市も後年の市民意見への回答で、PL花火が長年にわたって市の風物詩となり、多くの人が訪れる行事だったことに触れています。
単なる一夜のイベントではなく、地域の夏の記憶や観光にも関わっていたことが分かります。
2022年の中止理由を整理
大阪の花火大会が中止になった背景には、主に次のような事情がありました。
- 新型コロナウイルスの感染拡大への懸念
- 大人数が集まるイベントでの感染防止対策
- 来場者の安全確保や会場運営上の課題
- 交通規制や警備など、大規模イベントに必要な運営体制
特に2022年は、1~3月に第6波、7~9月に第7波が発生した年です。
日本イベント産業振興協会の分析でも、2022年は花火大会の開催数や規模が回復し始めた一方、感染への懸念から中止や規模縮小が続いたとされています。
【開催日・会場比較】大阪の花火大会2022年の主要イベント一覧
ここまで紹介した大会に加え、2022年には大阪府内の複数地域で花火イベントが開催されました。
開催日と開催状況を一覧にすると、夏だけでなく秋にも花火を楽しめる機会があったことが分かります。
※開催時間は各イベントの当時の案内に基づきます。天神祭は祭礼自体が行われ、奉納花火のみ中止となりました。
この一覧から読み取れるのは、2022年の大阪では花火大会の開催が夏の一時期に集中していたわけではないことです。
特に11月のりんくう芸術花火は、夏の伝統的な花火大会とは異なるスタイルで開催されました。
【11月5日】大阪湾りんくう芸術花火2022は秋の注目イベント
2022年11月5日(土)には、大阪湾りんくう芸術花火2022が開催されました。
会場は大阪府泉佐野市のりんくう公園マーブルビーチです。
大阪湾を背景に、花火と音楽を組み合わせた演出が行われました。
大阪湾りんくう芸術花火開催委員会は、2022年9月9日のプレスリリースで、芸術花火シリーズの大阪での3年ぶりの復活開催を発表しています。
60分間ノンストップの音楽花火
この大会の最大の特徴は、花火と音楽を緻密に同期させる演出です。
公式発表によると、花火が打ち上がってから開いて消えるまでの動きを計算し、1秒の30分の1単位でプログラムを組み立てる方式が採用されていました。
約60分間にわたって音楽と花火が連動するため、従来の花火大会とは異なるエンターテインメント性があります。
さらに、海上から花火を打ち上げることで、海面に映る光も見どころとなっていました。
大阪ベイ経済新聞の開催告知でも、全国20社の花火師が参加する予定であることや、海上演出の特徴が紹介されています。
開催日時・会場・アクセス
大阪湾りんくう芸術花火2022
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2022年11月5日(土) |
| 開場 | 15:00 |
| 開演・花火開始 | 17:45 |
| 会場 | りんくう公園マーブルビーチ |
| 所在地 | 大阪府泉佐野市りんくう往来南 |
| 観覧方法 | 有料指定席 |
| 演出 | 音楽と花火のシンクロ |
アクセスは、南海空港線またはJR関西空港線の「りんくうタウン駅」が便利です。
りんくう公園の案内では、駅から公園方面へ徒歩でアクセスできます。イベント会場のマーブルビーチまでは、当日の案内に従って移動する必要があります。
また、2022年のチケット案内では、マーブルビーチサイドやアウトレットサイドの観覧席が販売されていました。全席有料で、席種によって料金が異なっていました。
【地域の花火大会】天保山・水都くらわんかも2022年に復活
大阪の花火大会2022を振り返るうえで、見逃せないのが地域住民や地元団体が中心となって運営したイベントです。
大規模な大会だけではなく、地域に根差した花火イベントも再開していました。
天保山手持ち花火大会2022は7月30日に開催
2022年7月30日(土)には、大阪市港区の天保山公園西口特設会場で天保山手持ち花火大会が開催されました。
このイベントは天保山商店会が運営する地域密着型の催しです。
一般的な大規模花火大会とは異なり、参加者自身が指定された手持ち花火を購入して楽しむスタイルが特徴でした。
大阪ベイ経済新聞の事前報道によると、主な内容は次のとおりです。
- 17時からステージイベント
- 18時から手持ち花火
- 20時30分から仕掛け花火
- 約300本、合計約2,100発の仕掛け花火
2022年は3年ぶりの開催となりました。
ただし、開催後には予想を超える来場者と花火の購入希望者が集まり、参加用の花火が早い時間に品切れになったことが主催者から報告されています。
天保山商店会は公式ページで、来場者への感謝とともに、十分な数量を用意できなかったことについて謝罪しました。
この出来事は、コロナ禍を経て地域イベントへの需要が戻っていたことを示す一例です。
水都くらわんか花火大会は9月4日に初開催
2022年9月4日(日)には、第1回水都くらわんか花火大会が開催されました。
会場は次の2か所です。
- 枚方会場:淀川河川公園枚方地区
- 高槻会場:淀川河川公園大塚地区
打ち上げ開始は19時30分。昼から夜にかけてイベントも実施されました。
この大会は、枚方市や高槻市にゆかりのある地域イベントとして誕生しました。
大会公式の歴史紹介によると、2020年と2021年は新型コロナウイルスの影響で関連イベントが中止されていましたが、2022年に水都くらわんか花火大会として第1回を開催。
枚方・高槻の2会場を使い、交通規制を伴う大会としてスタートしています。
地域の子どもたちの出生数を花火の打ち上げ数に結びつけるという、地域性の強い企画も特徴です。
タルイサザンビーチ花火ショーも開催
2022年8月27日と28日には、泉南市のSENNAN LONG PARK(泉南ロングパーク)で大阪泉州夏祭り2022が開催されました。
そのプログラムの一つがタルイサザンビーチ花火ショーです。
音楽フェスなどと組み合わせたイベントで、従来型の花火大会とは異なる楽しみ方を提供していました。
泉南市のイベント情報にも、3年ぶりの大阪泉州夏祭りと花火ショーについて記録されています。
【プロの結論】大阪花火2022から分かる開催再開の条件とイベントの変化
2022年の大阪の花火大会を振り返ると、単純に「開催されたか」「中止になったか」だけでは見えない違いがあります。
重要なのは、花火大会ごとに主催者、会場、運営体制、観覧方法が異なっていたことです。
例えば、なにわ淀川花火大会は民間主導の大規模イベントとして3年ぶりの開催を実現しました。
一方、天神祭は伝統的な祭礼の一部を再開しながら、船渡御と花火を中止するという判断を取りました。
天保山では地域住民主体の手作りイベントが復活し、りんくうでは音楽と花火を組み合わせた新しい演出が注目を集めました。
それぞれのイベントが異なる方法で再開を模索していたのです。
2022年の大阪花火を評価する3つの視点
1.大規模大会と地域イベントでは開催条件が異なる
大規模な花火大会では、警備、交通規制、観客誘導、観覧エリアの管理など、多くの準備が必要です。
一方、天保山のような地域イベントは規模が比較的小さいものの、参加者の予測や花火の在庫管理など、別の課題を抱えていました。
2.夏だけでなく秋にも花火の需要が広がった
11月5日のりんくう芸術花火は、花火を夏の風物詩だけに限定しないイベントの可能性を示しました。
音楽との同期や海面への反射など、会場の特徴を生かした演出によって、季節を問わず楽しめる花火ショーとして企画されていました。
3.開催情報は大会単位で確認する必要がある
同じ大阪府内でも、天神祭、PL花火、淀川花火では開催判断が異なりました。
「大阪の花火大会が中止」という大まかな情報だけでは、実際の開催状況を正確に把握できません。
2026年に過去の開催実績を調べる場合も、2022年の開催日と現在の開催予定を混同しないことが大切です。
【大阪花火2022】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:大阪の花火大会2022で3年ぶりに開催されたのはどこですか?
A1:代表的なのは、2022年8月27日に開催された第34回なにわ淀川花火大会です。また、7月30日の天保山手持ち花火大会や11月5日の大阪湾りんくう芸術花火2022なども開催されました。
Q2:なにわ淀川花火大会2022の打ち上げ時間は何時から何時までですか?
A2:2022年8月27日(土)の19時30分から20時30分までです。約60分間の音楽と花火を組み合わせたプログラムが実施されました。
Q3:天神祭奉納花火2022は開催されましたか?
A3:開催されませんでした。2022年の天神祭では陸渡御などの祭礼は再開されましたが、新型コロナウイルスの影響で船渡御と奉納花火は中止となりました。
Q4:PL花火芸術2022の開催日はいつでしたか?
A4:例年どおり8月1日が開催予定日でしたが、2022年は中止となりました。2020年、2021年に続く3年連続の中止でした。
Q5:大阪湾りんくう芸術花火2022はいつ、どこで開催されましたか?
A5:2022年11月5日(土)、大阪府泉佐野市のりんくう公園マーブルビーチで開催されました。花火開始は17時45分で、音楽と花火が連動する約60分間のショーでした。
Q6:2022年の大阪では花火大会がすべて中止になったのですか?
A6:いいえ。なにわ淀川花火大会、天保山手持ち花火大会、水都くらわんか花火大会、りんくう芸術花火などが開催されました。一方、天神祭奉納花火やPL花火芸術などは中止となっています。
まとめ:大阪の花火大会2022は3年ぶりの復活と新しい開催スタイルが共存した年
2022年の大阪では、長く中止されていた花火大会が少しずつ復活しました。
特に大きな出来事だったのは、8月27日の第34回なにわ淀川花火大会です。3年ぶりの開催となり、大阪の夏に再び大規模な花火ショーが戻ってきました。
一方、天神祭奉納花火と教祖祭PL花火芸術は中止。伝統行事や地域の風物詩であっても、感染状況や安全対策によって開催判断が分かれました。
さらに、11月5日の大阪湾りんくう芸術花火2022や、天保山・水都くらわんかの地域イベントなど、花火の楽しみ方にも広がりが見られました。
2022年は、大阪の花火文化が単純に元に戻った年ではなく、伝統を守りながら新しい開催スタイルへと移行し始めた転換点だったといえます。
2026年に大阪の花火大会の歴史や過去の開催状況を調べる際は、開催日だけでなく、主催者の発表、実際の開催内容、会場の違いまで確認すると、当時の状況をより正確に理解できます。