【2026年の巨人スタメン一覧】今季の基本オーダーと開幕メンバー
2026年の巨人は、シーズン序盤と中盤以降で上位打線の並びが変化した。特に注目されたのが、浦田俊輔と松本剛の1、2番コンビ、泉口友汰の3番起用、そしてダルベックの4番固定だ。
2026年開幕戦のスターティングメンバー
3月27日の阪神戦で発表された開幕スタメンは次の9人だった。
1. 1番(左翼):T.キャベッジ
2. 2番(中堅):松本剛
3. 3番(遊撃):泉口友汰
4. 4番(一塁):B.ダルベック
5. 5番(捕手):岸田行倫
6. 6番(右翼):中山礼都
7. 7番(三塁):坂本勇人
8. 8番(二塁):浦田俊輔
9. 9番(投手):竹丸和幸
出典:スポニチアネックス、my favorite giantsの2026年開幕戦記録
開幕戦は巨人が阪神に3対1で勝利した。ドラフト1位の竹丸和幸が開幕投手を務め、坂本勇人は自身18度目の開幕スタメンとなった。
前年の2025年開幕戦と比較すると、顔ぶれは大きく変わっている。2026年の開幕スタメンで前年と同じだった野手はキャベッジと坂本の2人。新外国人ダルベックや松本剛、浦田俊輔らが加わり、新しい打線の形が示された。
2026年シーズンで最も多かったスタメンの組み合わせ

シーズン全体を集計すると、最も多く採用された同一の野手配置は次の形だった。
- 1番(中堅):松本剛
- 2番(遊撃):泉口友汰
- 3番(左翼):丸佳浩
- 4番(一塁):B.ダルベック
- 5番(捕手):大城卓三
- 6番(二塁):吉川尚輝
- 7番(三塁):リチャード
- 8番(右翼):平山功太
- 9番:投手
この組み合わせの採用は2試合だった。
ここで注目したいのは、年間を通じて最も多かった組み合わせでさえ2試合にとどまったことだ。Baseball Chronicleの集計では、2026年の巨人は打順と守備位置を含むスタメンの組み合わせが全134通りに達している。
つまり、主力選手はある程度固定されていても、9人全体を同じ形で使い続けたわけではない。相手投手や選手のコンディション、守備の組み合わせに応じて調整する運用だった。
【巨人打順一覧】2026年の選手起用回数をランキングで比較

2026年の公式戦143試合を対象に、打順別の先発起用回数を確認すると、各ポジションの役割が明確になる。
特に目立つのは、ダルベックが4番で119試合に先発したことだ。ほかの打順では複数選手の入れ替わりが見られた一方、4番は比較的安定していた。
打順ごとの最多スタメン選手
以下は、Baseball Chronicleの2026年打順別スタメン集計による最多起用選手と回数だ。
| 打順 | 最多起用選手 | スタメン回数 |
|---|---|---|
| 1番 | 浦田俊輔 | 73試合 |
| 2番 | 松本剛 | 60試合 |
| 3番 | 泉口友汰 | 76試合 |
| 4番 | B.ダルベック | 119試合 |
| 5番 | 大城卓三 | 72試合 |
| 6番 | T.キャベッジ | 26試合 |
| 7番 | 佐々木俊輔 | 20試合 |
| 8番 | 浦田俊輔 | 24試合 |
| 9番 | 投手 | 134試合 |
集計対象:2026年レギュラーシーズン。9番は投手の打順での先発出場数。出典:Baseball Chronicle。
この数字から読み取れるポイントは3つある。
1番は浦田俊輔が最多。 73試合で先発し、走力を生かす上位打線の選択肢として存在感を示した。
3番は泉口友汰が最多。 76試合で先発し、攻撃のつなぎ役として起用された。打順だけでなく遊撃守備でもチームの中心だった。
4番はダルベックが突出。 119試合という数字は、143試合の約83%に相当する。シーズンを通じた中心打者としての役割が数字に表れている。
なお、別の集計サービスでは一部の打順の起用数に差が見られる。集計対象やデータ更新の違いが考えられるため、ここでは各打順の合計が143試合になるBaseball Chronicleの集計を基準としている。
【巨人守備位置一覧】捕手・内野手・外野手の起用回数
スタメンを分析するときは、打順だけでなく守備位置も確認したい。
同じ選手でも、打順を変えながら守備位置を固定するケースと、複数ポジションを担当するケースがある。2026年の巨人では、泉口友汰の遊撃、大城卓三の捕手、浦田俊輔の二塁が特に目立った。
守備位置別の先発起用数
| 守備位置 | 主な選手と先発回数 | 起用傾向 |
|---|---|---|
| 捕手 | 大城卓三86、岸田行倫46 | 2人が中心 |
| 一塁手 | ダルベック89、増田陸39 | ダルベックが最多 |
| 二塁手 | 浦田俊輔86、吉川尚輝47 | 浦田が最多 |
| 三塁手 | ダルベック41、坂本勇人38、石塚裕惺28 | 複数選手で競争 |
| 遊撃手 | 泉口友汰122、浦田俊輔11 | 泉口が中心 |
| 左翼手 | 松本剛55、キャベッジ44 | 主力2人が中心 |
| 中堅手 | キャベッジ47、佐々木俊輔47、松本剛40 | 3人で分担 |
| 右翼手 | 中山礼都31、平山功太28、佐々木俊輔27 | 入れ替わりが多い |
出典:Baseball Chronicle「2026年 守備位置別スタメン」。各ポジションの先発出場数。
捕手は大城卓三と岸田行倫が中心
捕手として86試合に先発。5番での起用も72試合と最多だった。2026年の打撃成績は打率.260、10本塁打、43打点。
捕手として46試合に先発。5番で24試合起用され、開幕戦のマスクも任された。2026年は58試合出場、打率.239、4本塁打、15打点だった。
大城と岸田の2人だけで捕手の先発出場132試合を占める。残りは山瀬慎之助、小林誠司、甲斐拓也らが担当した。
開幕戦の捕手は岸田だったが、シーズン全体では大城の先発数が上回っている。開幕時の序列と年間を通した起用状況は、必ずしも同じではない。
内野は泉口と浦田が重要な存在に
遊撃手では泉口友汰が122試合で先発。二塁手では浦田俊輔が86試合、吉川尚輝が47試合だった。
この2つのポジションは、攻守のバランスを考えるうえで重要な組み合わせとなった。
一方、三塁はダルベック、坂本、石塚裕惺ら複数の選手が担当。ダルベックは一塁だけでなく三塁でも41試合に先発しており、内野の配置に柔軟性をもたらした。
外野は固定せず複数選手を活用
外野では、左翼の松本剛が55試合、中堅のキャベッジと佐々木俊輔がそれぞれ47試合、右翼の中山礼都が31試合で最多だった。
中堅はキャベッジ、佐々木、松本の3人が競合する形となり、右翼も平山功太や佐々木らが出場機会を得た。
外野の起用は、打順だけでは判断できない。相手投手との相性や守備力、選手の状態などを踏まえて見る必要がある。
【読売ジャイアンツ試合別スタメン】開幕からシーズン終盤までの変化
巨人の試合別スタメンを時系列で追うと、シーズン中にどのような変化が起きたのかが分かる。
ここでは、特徴が表れた代表的な試合を取り上げる。
3月27日:阪神との開幕戦
開幕戦はキャベッジ、松本、泉口、ダルベック、岸田という並びだった。
開幕時点ではキャベッジが1番を担当し、松本が2番。浦田は8番で起用された。
4月4日:浦田が1番に入る
横浜DeNA戦では、浦田が1番に入り、キャベッジが2番に移動した。
この時点で、開幕時とは異なる上位打線の組み合わせが試されていた。浦田の出塁と走力を生かす配置が増え、後の1、2番コンビにつながっていく。
5月26日:交流戦で泉口が1番
セ・パ交流戦では、泉口を1番に配置した試合もあった。
この日の打順は次の通り。
- 1番:泉口友汰
- 2番:浦田俊輔
- 3番:吉川尚輝
- 4番:ダルベック
- 5番:大城卓三
- 6番:キャベッジ
- 7番:浅野翔吾
- 8番:佐々木俊輔
- 9番:則本昂大
上位打線を組み替えても、ダルベックを4番に置く形は維持されていた。
6月から7月:浦田と松本の1、2番コンビ
この時期の大きな変化が、浦田と松本の並びだった。
日刊スポーツの2026年7月17日付報道によると、橋上監督代行は6月9日の楽天戦で初めて浦田を1番、松本を2番に配置した。
この組み合わせは7月5日の中日戦まで、1試合を除いて継続。その後、7月7日の阪神戦では松本を1番、浦田を2番に入れ替えた。
橋上監督代行が説明した起用の判断材料は、単純な左右の相性だけではない。相手投手の特徴や過去の対戦履歴も考慮し、2人のうちどちらが1番に適しているかを判断していた。
さらに7月20日の広島戦では、9連戦中の疲労を考慮して浦田と松本をともにベンチスタートとした。
この一連の起用は、上位打線の固定と選手のコンディション管理が両立されていたことを示す。
9月29日:終盤に見られた代表的なオーダー
シーズン終盤の広島戦では、次の打順が組まれた。
1. 松本剛(中堅)
2. 泉口友汰(遊撃)
3. 丸佳浩(左翼)
4. ダルベック(一塁)
5. 大城卓三(捕手)
6. 吉川尚輝(二塁)
7. リチャード(三塁)
8. 平山功太(右翼)
9. 戸郷翔征(投手)
このオーダーは、シーズンで最も多く採用された野手の配置と一致している。
10月10日・11日:クライマックスシリーズ
ポストシーズンでは、レギュラーシーズンとは異なる打順も採用された。
10月10日のDeNA戦では吉川が1番、松本が2番、泉口が3番。翌11日も上位3人は同じだったが、ダルベックと大城の打順が入れ替わり、6番にダルベックが入った。
NPB公式記録では、巨人は10月10日に1対2、11日に1対4で敗戦。ファーストステージで敗退し、2026年の全日程を終了した。
【主力選手の起用傾向】浦田俊輔・松本剛・泉口友汰・ダルベックを分析
打順別の起用数だけでなく、選手のシーズン成績を組み合わせると、巨人打線の役割分担がより明確になる。
浦田俊輔:1番と二塁を中心に活躍
- 1番での先発:73試合
- 8番での先発:24試合
- 二塁手での先発:86試合
- 遊撃手での先発:11試合
- 2026年打率:.271
- 盗塁:36
浦田の特徴は、走力を生かした攻撃参加だ。NPB公式成績では36盗塁を記録している。
1番での起用が最も多かったものの、8番での先発も24試合あった。打順が固定されていないことからも、チームが状況に応じて配置を変えていたことが分かる。
松本剛:上位打線を支えた安定した出場機会
- 2番での先発:60試合
- 1番での先発:15試合
- 左翼手での先発:55試合
- 中堅手での先発:40試合
- 打率:.274
- 盗塁:17
2026年は130試合に出場。打率.274、115安打を記録した。
浦田と並んだ上位打線では、出塁や走塁だけでなく、攻撃を継続させる役割も担った。
1番と2番を入れ替える起用があったことは、松本の打撃力を生かしながら相手投手に対応するための工夫だった。
泉口友汰:遊撃の中心で3番を担当
- 3番での先発:76試合
- 遊撃手での先発:122試合
- 打率:.264
- 本塁打:8
- 打点:49
泉口は2026年の巨人における遊撃の中心選手だった。
遊撃手として122試合に先発した数字は、守備面での信頼を示している。打撃面でも規定打席に到達し、120安打を記録した。
3番での起用が最多だったことからも、単なる守備要員ではなく、攻撃の中核として扱われていたことがうかがえる。
ダルベック:119試合で4番に先発
- 4番での先発:119試合
- 一塁手での先発:89試合
- 三塁手での先発:41試合
- 打率:.252
- 本塁打:25
- 打点:81
ダルベックは2026年の巨人打線を象徴する存在だった。
4番で119試合に先発し、25本塁打、81打点を記録。長打力を期待される中軸打者として、シーズンを通じて起用された。
また、三塁でも41試合に先発している点は見逃せない。ダルベックを一塁に固定するだけでなく、ほかの内野手との組み合わせを考慮した配置も行われていた。
大城卓三と岸田行倫:捕手の使い分け
大城は捕手86試合、岸田は46試合の先発だった。
大城は打率.260、10本塁打、43打点。岸田は打率.239、4本塁打、15打点を記録している。
開幕戦では岸田が先発マスクを任された一方、年間を通じた捕手の先発数では大城が上回った。
捕手の起用は打撃成績だけで判断できない。投手との相性、リード、守備面、連戦中の負担なども関係する。両者の数字は、チームが複数の捕手を活用していたことを示している。
【巨人スタメン歴代比較】2025年から2026年に何が変わった?
巨人のスタメンを歴代比較する際、まず注目したいのが2025年と2026年の主力選手の配置だ。
同じ集計サービスの打順別データを比較すると、1番から5番までの最多起用選手は次のように変化した。
| 打順 | 2025年最多起用 | 2026年最多起用 |
|---|---|---|
| 1番 | 丸佳浩(66試合) | 浦田俊輔(73試合) |
| 2番 | キャベッジ(39試合) | 松本剛(60試合) |
| 3番 | 吉川尚輝(66試合) | 泉口友汰(76試合) |
| 4番 | 岡本和真(66試合) | ダルベック(119試合) |
| 5番 | 岸田行倫(41試合) | 大城卓三(72試合) |
出典:NPBデータストアの2025年・2026年公式戦打順別集計。
変化のポイント1:上位打線の顔ぶれが一新
2025年は丸、キャベッジ、吉川が上位打線の中心だった。
2026年は浦田、松本、泉口が1番から3番の最多起用選手となった。特に浦田の1番起用は、2026年の特徴的な変化といえる。
変化のポイント2:4番の起用が安定
2025年の4番は岡本和真が最多66試合だった。
2026年はダルベックが119試合に先発。4番の起用回数が大きく増えた。
この変化は、2026年の巨人打線がダルベックを中心に構成されていたことを示す。
変化のポイント3:捕手の先発構成も変化
2025年は岸田行倫が5番で41試合起用され、捕手としてもチームの中心を担っていた。
2026年は大城卓三が5番で72試合、捕手で86試合の先発を記録。岸田も46試合の捕手先発を記録し、2人が重要な役割を分担した。
単純に前年のスタメンと比較するだけではなく、実際の先発回数や守備位置を組み合わせて確認することで、チーム編成の変化が見えてくる。
【プロの結論】2026年の巨人スタメンから分かる3つの特徴
2026年の読売ジャイアンツのスタメンを分析すると、チームの選手起用には大きく3つの特徴があった。
第一に、4番ダルベックを中心とした中軸の安定性。
119試合という4番での先発回数は、今季の打線におけるダルベックの重要性を端的に示している。25本塁打、81打点という成績も、中心打者としての役割を裏付ける。
第二に、浦田・松本・泉口を中心とした上位打線の形成。
浦田の走力、松本の安定した打撃、泉口の攻守両面での貢献が、2026年の上位打線を特徴づけた。
ただし、3人の順番が常に固定されていたわけではない。相手投手や対戦履歴を考慮した打順変更が行われていた。
第三に、守備位置の柔軟な運用。
大城と岸田の捕手起用、浦田と吉川の二塁起用、外野の複数選手による分担など、ポジションごとに選択肢が用意されていた。
2026年の巨人は、143試合で134通りのスタメン組み合わせを採用した。これは、主力を軸にしながらも固定メンバーだけに依存しない運用だったことを示している。
スタメンを評価するときは、次の3つを区別することが大切だ。
- 基本オーダーを知りたい場合: 打順別の最多起用回数を見る。
- 守備のレギュラーを知りたい場合: 守備位置別の先発回数を見る。
- 特定の試合を調べたい場合: 日付ごとの実際のスタメンと先発投手を確認する。
1試合だけのスタメンを見て選手の序列を判断するのは早い。年間の起用回数と試合ごとの変更を組み合わせることが、巨人の戦力構成を理解する近道となる。
【巨人スタメン一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月1日の巨人の今日のスタメンは?
2026年11月1日時点では、巨人のレギュラーシーズンとクライマックスシリーズはすでに終了している。レギュラーシーズン最終戦は10月3日、CSファーストステージは10月10日と11日に行われたため、本日の公式戦スタメン発表はない。
Q2:2026年の巨人で最も4番に起用された選手は誰?
B.ダルベックだ。2026年のレギュラーシーズンでは119試合で4番に先発した。シーズン成績は打率.252、25本塁打、81打点だった。
Q3:2026年の巨人で最も多くスタメン出場した捕手は誰?
大城卓三だ。捕手として86試合に先発した。岸田行倫も46試合で先発しており、2人を中心に捕手の起用が行われた。
まとめ:2026年の巨人スタメンは中軸の安定と柔軟な起用が特徴
2026年の読売ジャイアンツは、浦田俊輔、松本剛、泉口友汰を上位打線の中心に据え、ダルベックを4番に配置する形を基本として戦った。
年間の最多起用回数では、浦田が1番、松本が2番、泉口が3番、ダルベックが4番、大城が5番でそれぞれ最多となった。
守備面では、泉口の遊撃、大城の捕手、浦田の二塁での起用が目立った一方、外野や三塁では複数選手が出場機会を得ている。
2026年の最終成績は76勝64敗3分のセ・リーグ2位。CSファーストステージで敗退したものの、シーズンを通じて多様なスタメンを組み合わせたことは、今後のチーム編成を考えるうえでも重要な材料になる。
今後の巨人のスタメンを追う際は、単日の速報だけでなく、打順別起用回数、守備位置別の先発数、前年との比較を確認したい。これらを組み合わせれば、レギュラー争いや新しい打線の方向性をより正確に把握できる。