【甲子園2023の日程一覧】開幕から決勝までの全スケジュール

目次

第105回全国高等学校野球選手権記念大会は、2023年8月6日(日)に開幕しました。

当初は8月22日までの開催を想定した日程でしたが、8月15日の台風7号による全試合中止を受け、決勝は8月23日(水)に変更されました。

日本高等学校野球連盟が公表した大会日程をもとに、各日の試合開始時刻と開催内容をまとめます。

2023年8月の大会日程・試合開始時間

甲子園スケジュール 2023
日付 試合区分 第1試合開始 当日の内容
8月6日(日)1回戦10:39開会式9:00、3試合
8月7日(月)1回戦8:014試合
8月8日(火)1回戦8:014試合
8月9日(水)1回戦8:004試合
8月10日(木)1・2回戦8:003試合
8月11日(金)2回戦8:024試合
8月12日(土)2回戦8:024試合
8月13日(日)2回戦8:014試合
8月14日(月)2回戦8:013試合
8月15日(火)3回戦予定中止台風7号接近で全4試合中止
8月16日(水)3回戦8:004試合
8月17日(木)3回戦8:024試合
8月18日(金)休養日―試合なし
8月19日(土)準々決勝8:014試合
8月20日(日)休養日―試合なし
8月21日(月)準決勝9:022試合
8月22日(火)休養日―試合なし
8月23日(水)決勝14:00閉会式17:11開始

出典:日本高等学校野球連盟「第105回全国高等学校野球選手権記念大会 大会日程」。記載時刻は各日の第1試合の公式開始時刻です。

試合開始時間は毎日同じではない

甲子園スケジュール 2023

2023年大会では、基本的に朝8時前後から第1試合が始まりました。

ただし、開幕日は開会式が午前9時から行われたため、第1試合は10時39分開始です。また、準決勝は午前9時02分、決勝は午後2時開始と、終盤になるにつれて試合開始時刻が変わっています。

特に注意したいのは、大会日程に記載された開始時刻と、すべての試合が同じ時間間隔で始まるわけではないという点です。

前の試合の延長や試合進行などによって、実際の開始時刻が前後することもあります。過去の試合を調べる場合は、予定時刻だけでなく公式の試合記録を確認するのが確実です。

【甲子園2023の休養日】8月18日・20日・22日の3日間

甲子園スケジュール 2023

2023年大会では、選手のコンディションを考慮し、休養日が3日設けられました。

その日付は次のとおりです。

- 8月18日(金):3回戦終了後の休養日
- 8月20日(日):準々決勝終了後の休養日
- 8月22日(火):準決勝終了後の休養日

これは大会開催要項に定められた休養日の考え方に沿ったものです。

特に準々決勝から準決勝までの間に1日、準決勝から決勝までの間にも1日が確保されています。

高校野球では、投手の連投や選手の疲労が大会運営上の大きな課題になります。夏の甲子園は厳しい暑さの中で開催されるため、休養日の存在は選手の体調管理に直結します。

2023年大会では、台風による1日の順延が発生した後も、8月18日・20日・22日の3日間の休養日は維持されました。

2023年8月15日はなぜ中止になった?

大会日程を大きく変えたのが、8月15日の台風7号です。

大会本部は8月14日、台風接近による悪天候が予想されたことから、翌15日に予定されていた3回戦4試合の中止を発表しました。

中止の理由は、単に試合ができないという天候面だけではありません。選手や大会関係者の安全、全国から訪れる応援団の移動なども考慮されました。

当時の報道によると、大会本部は安全確保を重視して判断しています。

「選手、関係者の安全や応援団の移動などを考慮しました」

【検証資料 1】甲子園スケジュール 2023の当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

この中止によって、15日に予定されていた4試合は16日に順延されました。

対象となった対戦カードは次の4試合です。

- 創成館(長崎)対沖縄尚学(沖縄)
- 広陵(広島)対慶応(神奈川)
- 文星芸大付(栃木)対八戸学院光星(青森)
- 専大松戸(千葉)対土浦日大(茨城)

なかでも注目されたのが、広陵対慶応です。実際には8月16日に行われ、慶応が6対3で勝利しました。

15日の中止は今大会初の全試合中止となり、最終的に決勝は当初の想定より1日遅い8月23日に開催されました。

【甲子園2023の出場校一覧】全国49代表校と組み合わせ

第105回大会には、全国47都道府県から49校が出場しました。

北海道と東京都はそれぞれ2代表制だったため、都道府県数よりも代表校数が2校多くなっています。

2023年8月3日には組み合わせ抽選会が行われ、各校の初戦の相手と試合日程が決定しました。

49代表校を地方別に紹介

北海道・東北

- 北北海道:クラーク記念国際
- 南北海道:北海
- 青森:八戸学院光星
- 岩手:花巻東
- 秋田:明桜
- 山形:日大山形
- 宮城:仙台育英
- 福島:聖光学院

関東

- 茨城:土浦日大
- 栃木:文星芸大付
- 群馬:前橋商
- 埼玉:浦和学院
- 千葉:専大松戸
- 東東京:共栄学園
- 西東京:日大三
- 神奈川:慶応
- 山梨:東海大甲府

北信越

- 新潟:東京学館新潟
- 長野:上田西
- 富山:富山商
- 石川:星稜
- 福井:北陸

東海

- 静岡:浜松開誠館
- 愛知:愛工大名電
- 岐阜:大垣日大
- 三重:いなべ総合

近畿

- 滋賀:近江
- 京都:立命館宇治
- 大阪:履正社
- 兵庫:社
- 奈良:智弁学園
- 和歌山:市立和歌山

中国

- 岡山:おかやま山陽
- 広島:広陵
- 鳥取:鳥取商
- 島根:立正大淞南
- 山口:宇部鴻城

四国

- 香川:英明
- 徳島:徳島商
- 愛媛:川之江
- 高知:高知中央

九州・沖縄

- 福岡:九州国際大付
- 佐賀:鳥栖工
- 長崎:創成館
- 熊本:東海大熊本星翔
- 大分:明豊
- 宮崎:宮崎学園
- 鹿児島:神村学園
- 沖縄:沖縄尚学

以上が2023年夏の甲子園に出場した49代表校です。

初出場は6校

この大会では、6校が夏の甲子園に初出場しました。

- 共栄学園(東東京)
- 東京学館新潟(新潟)
- 浜松開誠館(静岡)
- 高知中央(高知)
- 鳥栖工(佐賀)
- 宮崎学園(宮崎)

初出場校にとっては、全国の舞台そのものが大きな挑戦でした。

一方、仙台育英や広陵、履正社、星稜など、過去に全国大会で実績を残してきた学校も出場。経験豊富な強豪校と初出場校が同じトーナメントに並ぶ構図も、2023年大会の見どころでした。

甲子園2023のトーナメント表を勝ち上がりから整理

49校によるトーナメントは、試合を重ねるごとに出場校が絞られていきました。

準々決勝に進出したのは次の8校です。

- 慶応(神奈川)
- 沖縄尚学(沖縄)
- 土浦日大(茨城)
- 八戸学院光星(青森)
- 神村学園(鹿児島)
- おかやま山陽(岡山)
- 仙台育英(宮城)
- 花巻東(岩手)

準々決勝の結果、慶応・土浦日大・神村学園・仙台育英の4校が準決勝へ進出しました。

この4校のうち、決勝に駒を進めたのは慶応と仙台育英です。

【甲子園2023準々決勝・準決勝】ベスト4から決勝までの試合結果

大会終盤の注目は、8月19日の準々決勝と8月21日の準決勝です。

ここでは、最終的に決勝へ進出した2校がどのように勝ち上がったのかを振り返ります。

8月19日・準々決勝の結果

準々決勝では、以下の4試合が行われました。

対戦カード 試合結果
慶応-沖縄尚学 7-2
土浦日大-八戸学院光星 9-2
神村学園-おかやま山陽 6-0
仙台育英-花巻東 9-4

慶応は沖縄尚学を相手に7得点を挙げ、準決勝に進出しました。

土浦日大も八戸学院光星を相手に9得点を記録。神村学園はおかやま山陽を完封し、仙台育英は花巻東を破って4強入りを決めています。

8月21日・準決勝の結果

準決勝は2試合でした。

対戦カード 試合結果
仙台育英-神村学園 6-2
慶応-土浦日大 2-0

第1試合では、前年優勝校の仙台育英が神村学園を6対2で下しました。

仙台育英は2022年大会の優勝校であり、東北勢として初めて夏の甲子園を制したチームです。2023年は連覇を目指して決勝に進みました。

第2試合では、慶応が土浦日大を2対0で破っています。

慶応は得点を重ねるだけでなく、相手打線を無失点に抑える試合運びを見せました。この勝利によって、決勝進出が決定します。

こうして、神奈川代表の慶応と宮城代表の仙台育英による決勝戦が実現しました。

【慶応対仙台育英の決勝】8対2で107年ぶりの優勝

2023年大会優勝校:慶応

8-2


慶応(神奈川)対仙台育英(宮城)

2023年8月23日、午後2時から行われた決勝戦。

対戦したのは、夏の大会連覇を目指す仙台育英と、1916年以来の優勝を狙う慶応でした。

試合は慶応の先頭打者、丸田湊斗選手の一発から始まります。

丸田湊斗の先頭打者ホームランで試合が動く

慶応は1回表、1番打者の丸田湊斗選手が先頭打者本塁打を放ち、先制に成功しました。

夏の甲子園決勝における先頭打者本塁打は史上初の記録です。

さらに慶応はこの回に追加点を挙げ、2対0とリード。2回にも丸田選手の適時打で1点を追加しました。

仙台育英も2回、3回に1点ずつ返し、試合は3対2の接戦となります。

しかし、5回表に試合の流れが大きく変わりました。

5回の一挙5得点が勝負を決めた

慶応は5回表、福井直睦選手の適時二塁打などで攻撃をつなぎ、打者一巡の猛攻を展開しました。

相手の失策も絡み、この回に一挙5得点。

スコアは8対2となり、慶応が大きくリードします。

その後、仙台育英は追加点を挙げることができず、慶応がリードを守り切りました。

最終スコアは次のとおりです。

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
慶応 2 1 0 0 5 0 0 0 0 8
仙台育英 0 1 1 0 0 0 0 0 0 2

慶応が8対2で勝利し、全国の頂点に立ちました。

慶応の107年ぶり優勝とは?

慶応の夏の甲子園優勝は、1916年の第2回大会以来、実に107年ぶりでした。

ただし、歴史的な背景として押さえておきたいのが、1916年当時の出場校名です。

前回優勝したのは、現在の慶應義塾高等学校につながる慶應義塾普通部でした。当時は東京代表として出場しており、2023年の神奈川県代表としての優勝とは出場時の区分が異なります。

慶應義塾の公式記録でも、今回の優勝は第2回大会以来2度目と紹介されています。

また、仙台育英は前年の2022年大会を制していました。2023年は史上7校目となる夏の大会連覇を狙っていましたが、決勝で敗れています。

つまり、2023年の決勝は単なる優勝争いではなく、107年ぶりの歴史的な優勝と、前年王者による連覇への挑戦がぶつかった試合でした。

【プロの結論】甲子園スケジュール2023で押さえるべき3つのポイント

2023年の夏の甲子園を振り返ると、日程と結果を理解するうえで重要なポイントが3つあります。

1.8月23日が実際の決勝日

2023年大会について、8月22日を決勝日として紹介する古い予定表や事前記事が残っている場合があります。

しかし、8月15日の台風による全試合中止を受け、決勝は8月23日に実施されました。

したがって、実際の大会結果や優勝校を調べる際には、8月23日が正しい決勝日です。

2.休養日は中止日とは別に設けられていた

8月15日の中止と、8月18日・20日・22日の休養日は意味が異なります。

- 8月15日:台風接近による予定試合の中止
- 8月18日:大会運営上の休養日
- 8月20日:準々決勝後の休養日
- 8月22日:準決勝後の休養日

この違いを把握すると、当時の日程変更を正確に理解できます。

3.慶応の優勝は記録と歴史の両面で特別だった

慶応は、決勝で仙台育英に8対2で勝利しました。

1916年の第2回大会以来107年ぶりの優勝であり、夏の大会の長い歴史の中でも大きな節目となりました。

また、丸田湊斗選手の決勝先頭打者本塁打や、5回の一挙5得点など、試合内容にも印象的な記録が残っています。

日程だけを確認するなら8月6日から23日までを押さえれば十分ですが、大会の価値まで理解するなら、台風による順延、休養日の配置、決勝の歴史的背景まで把握しておくと、より立体的に振り返れます。

【甲子園スケジュール2023】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2023年の夏の甲子園はいつ開幕しましたか?

A1:2023年8月6日(日)です。第105回全国高等学校野球選手権記念大会として阪神甲子園球場で開幕し、開会式は午前9時、第1試合は午前10時39分に始まりました。

Q2:2023年の甲子園決勝は何月何日でしたか?

A2:2023年8月23日(水)です。当初の想定より1日遅くなりました。決勝は午後2時に始まり、慶応が仙台育英を8対2で破りました。

Q3:2023年8月15日の甲子園はなぜ中止になったのですか?

A3:台風7号の接近により、悪天候が予想されたためです。選手や関係者、応援団の安全を考慮し、予定されていた3回戦4試合がすべて中止となり、翌16日に順延されました。

Q4:2023年の甲子園の休養日はいつでしたか?

A4:8月18日(金)、8月20日(日)、8月22日(火)の3日間です。準々決勝や準決勝の後に選手が休めるよう設定されていました。

Q5:2023年の高校野球の優勝校はどこですか?

A5:神奈川県代表の慶応です。決勝で宮城県代表の仙台育英を8対2で破り、1916年の第2回大会以来107年ぶり2度目の夏の甲子園優勝を果たしました。

まとめ:甲子園2023は8月23日の慶応優勝で幕を閉じた

第105回全国高等学校野球選手権記念大会は、2023年8月6日に開幕し、8月23日の決勝で幕を閉じました。

8月15日の台風7号による全4試合の中止という日程変更がありながら、3日間の休養日を確保して大会が進行。準々決勝、準決勝を勝ち抜いた慶応と仙台育英が最後の舞台で対戦しました。

決勝では丸田湊斗選手の先頭打者本塁打や5回の5得点が試合を動かし、慶応が8対2で勝利。107年ぶりの夏の全国制覇という歴史的な結果を残しました。

2026年に2023年大会の記録を調べる場合は、開幕日が8月6日、実際の決勝日が8月23日であること、休養日が18日・20日・22日だったこと、そして優勝校が慶応だったことを押さえておけば、主要な大会情報を正確に把握できます。

日程の確認だけでなく、台風による順延と試合結果を合わせて振り返ることで、2023年夏の甲子園がどのような経過をたどって歴史的なフィナーレを迎えたのかが見えてきます。