【群馬県高校野球の日程・組み合わせ】夏と秋のトーナメントを整理
2026年の群馬県大会を追ううえで押さえておきたいのが、夏季大会と秋季大会では開催時期も大会の位置づけも異なる点だ。
夏は全国高校野球選手権大会の群馬県代表を決める予選。秋は翌春の選抜高校野球大会につながる関東地区大会への出場権を争う予選となる。
2026年夏季大会の日程と大会規模

第108回全国高等学校野球選手権群馬大会の主な日程は次のとおり。
- 抽選日:2026年6月17日
- 大会開幕:2026年7月4日
- 準々決勝:7月21日・22日
- 準決勝:7月24日
- 決勝:7月26日
- 参加チーム数:59チーム
決勝は当初の大会日程に記載された終了予定日とは異なる7月26日に実施された。実際の試合結果を追う際は、予定表だけでなく確定した試合日を確認する必要がある。
組み合わせでは、健大高崎、前橋商、前橋育英、桐生第一、樹徳などの強豪校が注目された。準々決勝から上位校同士の対戦が続き、準決勝では健大高崎と前橋育英、前橋商と桐生第一が対戦した。
2026年秋季群馬県大会の日程

秋季大会は9月5日に開幕し、9月29日に全日程を終えた。
- 大会期間:2026年9月5日~9月29日
- 参加チーム数:57チーム
- 準々決勝:9月19日・20日
- 準決勝:9月27日
- 決勝・3位決定戦:9月29日
秋季大会では、健大高崎、樹徳、桐生第一が特に存在感を示した。前橋育英も準決勝まで勝ち進み、群馬県内の有力校が上位を占めた。
なお、秋季大会の優勝校だけでなく、準優勝校と3位校も関東大会に進出する。2026年は健大高崎、樹徳、桐生第一の3校が群馬県代表として秋季関東大会に出場した。
【注目5校の戦績比較】健大高崎・前橋商・樹徳・桐生第一・前橋育英

2026年の群馬県大会を理解するには、優勝した健大高崎だけでなく、決勝や準決勝で対戦した学校の成績も確認したい。
ここでは5校の夏季・秋季大会の結果を比較する。
健大高崎|春・夏・秋の県大会で優勝
2026年の健大高崎は、夏と秋だけでなく春季群馬県大会でも優勝している。
5月3日の春季大会決勝では前橋商を17-4で下した。さらに夏の選手権群馬大会決勝では5-4、秋季大会では3回戦で前橋商を5-4で破っている。
同じ前橋商との対戦でも、春は大差、夏は接戦、秋は僅差という異なる展開になった。
こうした結果からは、健大高崎がシーズンを通じて安定した勝負強さを発揮したことが分かる。
前橋商|夏の決勝進出と健大高崎との接戦
前橋商は夏の群馬大会で決勝まで進出した。
準々決勝では利根商を10-1、準決勝では桐生第一を4-1で破り、強豪校を相手に勝ち上がった。
決勝では健大高崎に5-4で惜敗したものの、終盤まで優勝の可能性を残す試合を展開。9回には1点差まで詰め寄った。
秋季大会では3回戦で健大高崎と再び対戦し、こちらも4-5で敗れている。春の決勝、夏の決勝、秋の3回戦と、2026年は健大高崎との対戦がシーズンを象徴するカードとなった。
樹徳|秋季大会で準優勝に躍進
樹徳は夏季大会では準々決勝で桐生第一に4-5で敗れたが、秋季大会では決勝まで進出した。
秋は初戦の前橋東戦を8-1で勝ち上がり、3回戦では桐生工を2-1で撃破。準々決勝で関東学園大付を5-0、準決勝で前橋育英を7-0と、着実に勝ち上がった。
健大高崎との決勝では3-2と惜敗したものの、夏から秋にかけて順位を大きく上げた学校として注目できる。
桐生第一|夏の4強、秋は県3位
桐生第一は夏の大会で準々決勝の樹徳戦を5-4で制し、準決勝に進出した。
準決勝では前橋商に1-4で敗れたが、秋季大会でも上位進出を果たした。秋の準決勝では健大高崎に0-11で敗れたものの、3位決定戦では前橋育英に11-8で勝利した。
秋季関東大会への出場権を獲得した点も、2026年の桐生第一の大きな成果だ。
前橋育英|夏秋ともに上位進出
前橋育英は夏の準決勝で健大高崎に0-2で敗れた。秋季大会では準々決勝で利根商を4-2で下したが、準決勝では樹徳に0-7で敗退した。
3位決定戦でも桐生第一に8-11で敗れ、最終順位は4位となった。
夏と秋の両大会で上位に進んだことは、群馬県の強豪校としての競争力を示す結果である。
【群馬県高校野球の歴代優勝校】健大高崎・前橋育英・樹徳の勢力図
群馬県の高校野球では、健大高崎、前橋育英、桐生第一、前橋商、樹徳などが夏の大会で優勝争いを繰り広げてきた。
日刊スポーツが掲載する過去20年の群馬大会成績を振り返ると、近年は健大高崎と前橋育英が複数回優勝している。
過去20年間の主な夏季大会優勝校
- 2026年:健大高崎
- 2025年:健大高崎
- 2024年:健大高崎
- 2023年:前橋商
- 2022年:樹徳
- 2021年:前橋育英
- 2020年:桐生第一(代替大会)
- 2019年:前橋育英
- 2018年:前橋育英
- 2017年:前橋育英
- 2016年:前橋育英
- 2015年:健大高崎
- 2014年:健大高崎
- 2013年:前橋育英
- 2012年:高崎商
- 2011年:健大高崎
- 2010年:前橋商
- 2009年:東農大二
- 2008年:桐生第一
- 2007年:前橋商
- 2006年:桐生第一
※2020年は新型コロナウイルスの影響で全国高校野球選手権大会が中止となり、記載した優勝校は代替大会の成績。
健大高崎は3年連続の夏の群馬大会優勝
2024年、2025年、2026年と、健大高崎は夏の群馬大会で3連覇を達成した。
2026年の優勝は、同校にとって夏の甲子園出場6度目となる節目でもあった。
一方、前橋育英は2013年、2016年、2017年、2018年、2019年、2021年などに優勝。樹徳は2022年、前橋商は2023年に県大会を制している。
群馬県の高校野球は、一つの学校が常に優勝する構図ではない。複数の強豪校が世代交代を繰り返しながら、県内の代表争いを続けている。
群馬県代表の甲子園出場校と2026年の結果
2026年夏の群馬県代表は健大高崎だった。
全国大会では県大会での勢いを維持し、決勝まで勝ち進んだ。8月22日の決勝では智弁和歌山と対戦し、3-4で惜敗。初の夏の甲子園優勝には届かなかったものの、全国準優勝という結果を残した。
TBS NEWS DIGの報道では、健大高崎は8回に主将の石田雄星の2ランホームランで逆転したが、その裏に同点とされ、最後は勝ち越しを許したと伝えられている。
群馬県大会優勝から甲子園決勝進出まで、2026年の健大高崎は全国レベルでも存在感を示した。
【2026年秋季関東大会の最新結果】群馬県勢3校の戦い
2026年11月1日時点で、群馬県大会の優勝校だけでなく、その後の秋季関東大会の結果も判明している。
秋季群馬県大会から関東大会に進出したのは、次の3校だった。
- 健大高崎:群馬県1位
- 樹徳:群馬県2位
- 桐生第一:群馬県3位
第79回秋季関東地区高等学校野球大会は10月17日から27日まで群馬県内で開催された。
健大高崎は関東大会準優勝
健大高崎は準々決勝で霞ヶ浦を7-0で下し、準決勝では慶應義塾に5-4で勝利した。
しかし、10月27日の決勝では横浜と対戦し、6-10で敗れた。
群馬県大会では夏秋連覇を達成し、関東大会でも準優勝。県内だけでなく関東全体でも上位の実力を示した。
樹徳と桐生第一の関東大会結果
樹徳は10月18日の1回戦で作新学院に3-2で勝利したが、準々決勝では横浜に2-9で敗れた。
桐生第一は10月18日の1回戦で水城と対戦し、1-2で惜敗した。
3校の結果を総合すると、健大高崎が関東大会決勝まで進出し、樹徳も1勝を挙げた。桐生第一は初戦で敗れたものの、群馬県3位として関東の舞台を経験した。
【プロの結論】2026年の群馬県大会から見える強豪校の実力
2026年の高校野球群馬県大会を振り返ると、最も大きな成果を残したのは健大高崎だった。
春季大会、夏季大会、秋季大会で優勝し、夏の甲子園では準優勝。秋季関東大会でも決勝に進出した。
ただし、群馬県の高校野球を健大高崎一校の成績だけで評価するのは適切ではない。
注目すべきは勝ち上がり方と大会ごとの成長
2026年の各校の戦績には、それぞれ異なる特徴がある。
健大高崎は接戦を勝ち切る力。
夏の決勝では前橋商に5-4、秋の決勝では樹徳に3-2で勝利した。大量得点だけに頼らず、競った試合で結果を出している。
前橋商は夏の勝負強さ。
準々決勝で10-1、準決勝で4-1と勝ち上がり、決勝でも最後まで健大高崎を苦しめた。
樹徳は秋季大会での躍進。
夏の準々決勝敗退から秋の準優勝へと順位を上げ、準決勝では前橋育英に7-0で勝利した。
桐生第一は年間を通した上位進出。
夏のベスト4に続き、秋は県3位となり、関東大会への出場権を得た。
このように、同じ強豪校でも夏と秋では戦績が異なる。大会単位の順位だけでなく、対戦相手や得点差、次の大会での成績まで見ることが、チームの実力を正しく把握するポイントとなる。
群馬県大会の結果をチェックするときの判断基準
高校野球の試合結果を比較するときは、次の3点を意識したい。
1. 大会の種類を確認する: 夏季大会は甲子園出場を決める予選、秋季大会は翌春の選抜につながる関東大会の予選である。
2. 勝ち上がりの内容を見る: 決勝の結果だけでなく、準々決勝・準決勝の対戦相手とスコアも確認する。
3. 県大会後の結果も追う: 関東大会や甲子園での成績を確認すれば、県内での順位と全国・広域での競争力を区別できる。
県大会の優勝だけを知りたい読者には決勝結果が重要だが、翌年のセンバツや次の夏の勢力図まで予想したい読者には、秋季大会と関東大会の結果も欠かせない。
高校野球群馬県大会に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の夏の群馬県大会で優勝した高校はどこ?
A1:健大高崎です。7月26日の決勝で前橋商を5-4で破り、3年連続6度目の夏の甲子園出場を決めました。
Q2:2026年秋季群馬県大会の優勝校は?
A2:健大高崎です。9月29日の決勝で樹徳に3-2で勝利しました。準優勝は樹徳、3位は桐生第一です。
Q3:2026年の群馬県大会で健大高崎と前橋商は何度対戦した?
A3:春季決勝、夏季決勝、秋季3回戦の3度です。結果は春が健大高崎17-4前橋商、夏が健大高崎5-4前橋商、秋が健大高崎5-4前橋商でした。
Q4:2026年の群馬県代表は甲子園でどこまで勝ち進んだ?
A4:健大高崎が夏の甲子園決勝に進出しました。8月22日の決勝で智弁和歌山に3-4で敗れ、準優勝となりました。
Q5:秋季群馬県大会の上位校は関東大会に出場できる?
A5:2026年は健大高崎、樹徳、桐生第一の3校が関東大会に出場しました。健大高崎は関東大会でも決勝に進出し、横浜に6-10で敗れて準優勝でした。
まとめ:2026年は健大高崎が群馬県の高校野球をリード
2026年の高校野球群馬県大会は、健大高崎が夏季・秋季の両大会で優勝する結果となった。
夏は前橋商との決勝を5-4で制し、3年連続6度目の甲子園出場を達成。甲子園でも決勝に進み、全国準優勝を記録した。
秋は樹徳との決勝を3-2で制覇。準決勝では桐生第一を11-0で下し、県内の強さを示した。その後の秋季関東大会でも準優勝し、2026年を通して安定した成績を残している。
一方、前橋商、樹徳、桐生第一、前橋育英も大会の上位争いに加わり、群馬県の高校野球の層の厚さを印象づけた。
2026年の群馬県大会を象徴するのは健大高崎の夏秋連覇だが、次のシーズンの勢力図を考えるうえでは、樹徳の秋の躍進や前橋商の夏の準優勝も見逃せない。
今後の群馬県高校野球では、健大高崎の連覇継続に加え、各強豪校がどのように戦力を整え、次の大会で巻き返すかが注目される。2026年の結果は、来季の群馬県大会を展望するうえでも重要な記録となった。