【大会の基本情報】2023年の開催日程・会場は旭川と帯広
2023年大会の正式名称は「令和5年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会」。全国高等学校体育連盟と日本サッカー協会(JFA)などが主催し、北海道を舞台に男女それぞれの全国大会が行われた。
JFAの大会公式情報によると、全体の大会期間は2023年7月25日(火)から8月4日(金)まで。男子と女子では競技期間も開催自治体も異なっている。
男子・女子の大会日程

| 日程 | 男子 | 女子 |
|---|---|---|
| 7月25日 | ― | 開会式 |
| 7月26日 | ― | 1回戦 |
| 7月27日 | ― | 2回戦 |
| 7月28日 | 開会式 | ― |
| 7月29日 | 1回戦 | 準決勝 |
| 7月30日 | 2回戦 | 決勝 |
| 7月31日 | 3回戦 | ― |
| 8月1日 | 休養日 | ― |
| 8月2日 | 準々決勝 | ― |
| 8月3日 | 準決勝 | ― |
| 8月4日 | 決勝 | ― |
男子は7月29日から8月4日まで、女子は7月26日から30日まで競技が行われた。男子は全6試合を勝ち抜く形式で、女子は全4試合を勝ち抜いて優勝を争った。
この日程の違いは、男女の試合結果を調べる際に押さえておきたいポイントだ。JFAが7月1日に発表した組み合わせ情報にも、それぞれの競技日程が明記されている。
北海道の競技会場一覧

男子:北海道旭川市
男子競技は旭川市内の5会場で開催された。
- 花咲スポーツ公園陸上競技場
- カムイの杜公園多目的運動広場
- 東光スポーツ公園球技場
- 旭川実業高等学校
- 忠和公園多目的広場
決勝戦が行われたのは、花咲スポーツ公園陸上競技場。明秀日立と桐光学園が全国優勝を懸けて戦った舞台である。
女子:北海道帯広市・音更町
一方、女子競技は旭川市ではなく、帯広市と音更町を中心に開催された。
- 帯広の森陸上競技場
- 帯広の森球技場
- 音更町サッカー場(キックロスおとふけ)
女子決勝の会場は帯広の森陸上競技場。藤枝順心と聖和学園の対戦は、同会場で7月30日に行われた。
つまり「インターハイ2023のサッカーは旭川開催」という説明は男子には当てはまるが、女子まで含めると正確ではない。北海道内でも競技ごとに開催地が分かれていたことが、2023年大会の特徴だった。
以上はJFAの大会要項と組み合わせ発表に基づく情報である。
【出場校と組み合わせ】男子52校・女子16校が全国から集結

インターハイは、各都道府県の予選を勝ち抜いた代表校が全国一を争う大会だ。2023年の男子は52校、女子は16校が出場した。
男子サッカーの出場校52校
JFAの公式チーム紹介に掲載された出場校は次のとおり。開催地の北海道からは3校、神奈川県からは2校が出場した。
| 地域・都道府県 | 出場校 |
|---|---|
| 北海道 | 旭川実業、札幌創成、札幌第一 |
| 青森 | 青森山田 |
| 岩手 | 遠野 |
| 宮城 | 東北学院 |
| 秋田 | 明桜 |
| 山形 | 羽黒 |
| 福島 | 尚志 |
| 茨城 | 明秀日立 |
| 栃木 | 矢板中央 |
| 群馬 | 前橋育英 |
| 埼玉 | 武南 |
| 千葉 | 市立船橋 |
| 東京 | 國學院久我山、成立学園 |
| 神奈川 | 桐光学園、日大藤沢 |
| 山梨 | 山梨学院 |
| 新潟 | 帝京長岡 |
| 富山 | 富山第一 |
| 石川 | 金沢学院 |
| 福井 | 丸岡 |
| 長野 | 松商学園 |
| 静岡 | 静岡学園 |
| 愛知 | 東邦 |
| 三重 | 海星 |
| 岐阜 | 帝京大可児 |
| 滋賀 | 近江 |
| 京都 | 東山 |
| 大阪 | 金光大阪、関西大学第一 |
| 和歌山 | 初芝橋本 |
| 奈良 | 奈良育英 |
| 兵庫 | 神戸弘陵 |
| 鳥取 | 米子北 |
| 島根 | 立正大淞南 |
| 岡山 | 岡山学芸館 |
| 広島 | 広島国際学院 |
| 山口 | 高川学園 |
| 香川 | 高松北 |
| 徳島 | 徳島市立 |
| 愛媛 | 帝京第五 |
| 高知 | 高知 |
| 福岡 | 東福岡 |
| 佐賀 | 佐賀東 |
| 長崎 | 国見 |
| 熊本 | 大津 |
| 大分 | 中津東 |
| 宮崎 | 宮崎日大 |
| 鹿児島 | 神村学園 |
| 沖縄 | 西原 |
青森山田、静岡学園、前橋育英、尚志、米子北、市立船橋、東福岡など、高校サッカーを代表する実力校がそろった。
とりわけ注目を集めたのは、神奈川県から出場した桐光学園と日大藤沢の2校、そして茨城県代表の明秀日立だった。結果的に、この3校のうち2校がベスト4に進出している。
女子サッカーの出場校16校
女子は全国16校によるトーナメント。男子に比べて出場校数は少ないものの、各地域の有力校が集まった。
- 北海道:北海道文教大学附属、北海道大谷室蘭
- 岩手:専修大学北上
- 宮城:聖和学園
- 茨城:鹿島学園
- 神奈川:星槎国際湘南
- 山梨:日本航空
- 福井:福井工業大学附属福井
- 静岡:藤枝順心
- 愛知:聖カピタニオ女子
- 大阪:大阪学芸
- 兵庫:日ノ本学園
- 岡山:作陽学園
- 徳島:鳴門渦潮
- 福岡:東海大学付属福岡
- 熊本:秀岳館
藤枝順心、聖和学園、星槎国際湘南、福井工大福井など、全国大会での実績を持つチームが優勝候補として名を連ねた。
出場校と代表地域は、JFAの公式チーム紹介に掲載されている。
【男子の全結果】明秀日立が強豪撃破から初優勝まで駆け上がる
男子大会最大のニュースは、茨城県代表・明秀日立高校の初優勝だった。
明秀日立は全国大会で静岡学園、関西大学第一、青森山田、高知、日大藤沢という強豪を次々と破り、決勝へ進出。最後は神奈川県代表の桐光学園とのPK戦を制した。
明秀日立の優勝までの全6試合
| ラウンド | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 1回戦 | 静岡学園 | 2-1 |
| 2回戦 | 関西大学第一 | 2-0 |
| 3回戦 | 青森山田 | 1-0 |
| 準々決勝 | 高知 | 1-0 |
| 準決勝 | 日大藤沢 | 3-1 |
| 決勝 | 桐光学園 | 2-2(PK7-6) |
この勝ち上がりで特に注目したいのは、3回戦の青森山田戦だ。
青森山田は高校年代の全国大会で実績を重ねてきた名門。明秀日立はこの一戦を1-0で勝ち切った。続く準々決勝でも高知を1-0で退け、守備の安定感を示した。
準決勝では日大藤沢を3-1で撃破。初の決勝進出を決めた。
桐光学園も決勝まで4試合を勝ち抜く
一方の桐光学園も、非常に厳しい組み合わせを勝ち抜いた。
- 2回戦:成立学園に3-1で勝利
- 3回戦:帝京大可児に3-1で勝利
- 準々決勝:尚志に1-0で勝利
- 準決勝:国見に0-0、PK戦5-4で勝利
特に準決勝の国見戦は、延長戦を含めてもゴールが生まれず、PK戦で決着した。桐光学園はこの接戦を乗り越えて決勝に進んだ。
準々決勝では尚志、準決勝では国見という全国大会の実績を持つチームを破っており、決勝進出は決して偶然ではなかった。
ここまでの結果は大会のトーナメント記録と高校サッカー専門メディアの試合記録で確認できる。
決勝は2-2からPK戦へ!柴田健成が前半2得点
2023年8月4日、12時キックオフ。花咲スポーツ公園陸上競技場で行われた決勝のカードは、桐光学園対明秀日立だった。
試合は序盤から動いた。
- 前半11分:明秀日立の柴田健成が先制ゴール。
- 前半19分:柴田健成が再び得点し、明秀日立が2-0とリード。
- 前半32分:桐光学園の宮下拓弥がゴールを決めて1点差。
- 後半51分:桐光学園の松田悠世が同点ゴール。
明秀日立が2点を先行したものの、桐光学園が後半に追いついた。試合は2-2のまま延長戦に突入する。
延長前半、延長後半ともに得点はなく、勝敗はPK戦に委ねられた。
男子決勝 最終スコア
桐光学園
2
神奈川県
明秀日立
2
茨城県
PK 6-7
明秀日立がPK戦を制して初優勝
PK戦では両校とも5人ずつが成功し、サドンデスに突入。7人目の勝負で明秀日立が成功した一方、桐光学園のキックをGK重松陽がセーブした。
この結果、明秀日立がPK戦を7-6で制し、インターハイ初優勝を達成した。
JFAの公式試合記録でも、2-2、PK6-7という結果が掲載されている。なお、PKスコアは桐光学園側から見た場合が6、明秀日立側が7となる。
明秀日立が勝てた理由は組織的な守備と速攻
この大会の明秀日立を語るうえで欠かせないのが、チーム全体で守備を行い、ボールを奪ってから素早く攻撃するスタイルだ。
JFAの大会後インタビューで、MF吉田裕哉は、チームの特徴について全員で守備をしてボールを奪い、ショートカウンターにつなげる戦い方を挙げている。
また、萬場努監督も前線から積極的にプレッシャーをかけることがチームらしさだと振り返った。
「前半立ち上がりから、前から行くという明秀日立らしさが出て良かったと思います。」
これは決勝での2得点にも表れていた。柴田健成の連続ゴールで早い時間帯に主導権を握り、相手に追いつかれてからも最後まで勝利を諦めなかった。
明秀日立の優勝は、個人の得点力だけではなく、チーム全体で共有された戦術と、それを実行する選手たちの結束が生んだ結果だった。
【女子の全結果】藤枝順心が聖和学園を3-0で下して全国制覇
女子の2023年インターハイを制したのは、静岡県代表の藤枝順心高校だった。
決勝の相手は宮城県代表の聖和学園。7月30日に帯広の森陸上競技場で行われた試合で、藤枝順心が3-0の完勝を収めた。
藤枝順心にとっては、2016年以来となる7年ぶり2回目のインターハイ優勝だった。
藤枝順心の優勝までの試合結果
| ラウンド | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 1回戦 | 大阪学芸 | 1-1(PK5-4) |
| 準々決勝 | 東海大福岡 | 6-0 |
| 準決勝 | 星槎国際湘南 | 2-2(PK4-2) |
| 決勝 | 聖和学園 | 3-0 |
初戦から決して簡単な戦いではなかった。
1回戦の大阪学芸戦は1-1で終了。PK戦を5-4で制して勝ち上がった。準々決勝では東海大福岡を6-0で破り、準決勝では星槎国際湘南と2-2で引き分けた後、PK戦を4-2で制して決勝に進出した。
準決勝でもPK戦を経験しており、藤枝順心は接戦を勝ち切る力を見せていた。
女子の準決勝・決勝結果
| 試合 | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| 準決勝 | 藤枝順心-星槎国際湘南 | 2-2(PK4-2) |
| 準決勝 | 福井工大福井-聖和学園 | 1-1(PK3-4) |
| 決勝 | 藤枝順心-聖和学園 | 3-0 |
もう一方の準決勝では、聖和学園が福井工業大学附属福井高校と対戦。1-1からPK戦を3-4で制して決勝に進んだ。
決勝は、PK戦を経験して勝ち上がった両校の対戦ではなく、最後まで勝ち上がったチーム同士の実力勝負となった。
決勝の得点者は辻澤亜唯・高岡澪・久保田真生
藤枝順心は試合開始から攻撃の手を緩めなかった。
- 前半3分:辻澤亜唯が先制。
- 前半14分:高岡澪が追加点。
- 後半61分:久保田真生が3点目。
前半だけで2点を奪い、試合を優位に進めた。後半にも久保田真生がゴールを決め、3-0で勝利を確定させた。
この試合では、攻撃の中心となった辻澤、高岡、久保田の3選手がそれぞれ得点を記録。特定の選手だけに依存しない攻撃力を示した。
JFAの公式発表によると、女子の最終順位は以下のとおり。
- 優勝:藤枝順心高校(静岡)
- 準優勝:聖和学園高校(宮城)
- 第3位:星槎国際高校湘南(神奈川)
- 第3位:福井工業大学附属福井高校(福井)
- フェアプレー賞:聖和学園高校
大会後、中村翔監督は、5日間で4試合という厳しい日程を勝ち抜いた理由について、相手の状況に合わせて試合を進められたことを挙げている。
対戦相手に応じて戦い方を調整できる柔軟性が、藤枝順心の優勝を支えた大きな要素だった。
【2023年の優秀選手】男女それぞれの注目選手と歴代優勝校
インターハイでは優勝校だけでなく、各ポジションで活躍した選手も表彰される。2023年大会では、男子31名、女子17名が優秀選手に選ばれた。
男子の優秀選手31名
JFAが公表した男子の優秀選手は以下の31名。優勝した明秀日立と準優勝の桐光学園から、それぞれ7名が選出された。
| 所属校 | 選出選手 |
|---|---|
| 明秀日立 | 山本凌、大原大和、長谷川幸蔵、吉田裕哉、石橋鞘、熊﨑瑛太、根岸隼 |
| 桐光学園 | 渡辺勇樹、平田翔之介、小西碧波、松田悠世、齋藤俊輔、羽田野紘矢、宮下拓弥 |
| 国見 | 松本優星、平田大耀、中山葵 |
| 日大藤沢 | 尾野優日、宮﨑達也、安場壮志朗、山上大智 |
| 尚志 | 高瀬大也、安斎悠人、桜松駿 |
| 矢板中央 | 井上拓実 |
| 市立船橋 | 太田隼剛、峯野倖 |
| 高知 | 森紺、門田翔平 |
| 高川学園 | 山本吟侍 |
| 青森山田 | 山本虎 |
特に注目したいのは、決勝で2得点を記録した柴田健成のチームメートである熊﨑瑛太や石橋鞘、そして決勝で2得点を挙げた柴田とともに攻撃を支えた選手たちだ。
また、桐光学園からはGK渡辺勇樹やMF松田悠世、FW宮下拓弥などが選出された。決勝でゴールを決めた2選手も優秀選手に名を連ねている。
なお、JFAの公表する優秀選手は大会全体の評価によるものであり、決勝の得点数だけで決まる賞ではない。
女子の優秀選手17名
女子では17名が選ばれた。優勝した藤枝順心からは5名が選出されている。
| ポジション | 選手名・所属校 |
|---|---|
| GK | 菊地優杏(藤枝順心)、内海佑南(星槎国際湘南) |
| DF | 大川和流(藤枝順心)、佐々木はるか(聖和学園)、神野真凜(福井工大福井)、白井心葉(大阪学芸) |
| MF | 下吉優衣(藤枝順心)、植本愛実(藤枝順心)、久保田真生(藤枝順心)、本田悠良(聖和学園)、河合結月(福井工大福井)、菊山裕衣(大阪学芸) |
| FW | 米村歩夏(聖和学園)、中島咲友菜(星槎国際湘南)、国吉花吏埜(星槎国際湘南)、秋田萌絵(福井工大福井)、オーライリー詩奈(聖カピタニオ) |
藤枝順心からはGK菊地優杏、DF大川和流、MF下吉優衣、植本愛実、久保田真生が選出された。
決勝で得点を挙げた久保田真生は、チームのキャプテンとしても大会を支えた選手だ。得点だけではなく、中盤での役割やチーム全体への貢献も評価された。
インターハイの歴代優勝校と2023年大会の位置付け
男子のインターハイサッカーは、1966年から歴史を重ねてきた大会だ。2023年の明秀日立優勝は、長年の歴史に新たな優勝校が加わった出来事だった。
JFAの歴代優勝チーム記録をたどると、男子では次のような学校が夏の全国制覇を果たしている。
| 年度 | 優勝校 |
|---|---|
| 2014年 | 東福岡 |
| 2015年 | 東福岡 |
| 2016年 | 市立船橋 |
| 2017年 | 流通経済大学付属柏 |
| 2018年 | 山梨学院 |
| 2019年 | 桐光学園 |
| 2020年 | 大会中止 |
| 2021年 | 青森山田 |
| 2022年 | 前橋育英 |
| 2023年 | 明秀日立 |
| 2024年 | 昌平 |
特に2019年の桐光学園、2021年の青森山田、2022年の前橋育英は、2023年大会を振り返るうえで押さえておきたい優勝校だ。
女子では2016年に藤枝順心が優勝。2017年は日ノ本学園、2018年は常盤木学園、2019年は十文字、2021年は神村学園、2022年は大商学園が優勝している。
2023年の藤枝順心は、2016年以来の夏の全国制覇を果たしたことになる。女子サッカーの強豪としての実績を、再び全国の舞台で示した。
なお、2023年の明秀日立と藤枝順心の優勝は、冬に開催される全国高等学校サッカー選手権大会とは別の記録である。夏のインターハイと冬の選手権は、それぞれ独立した大会として結果を確認する必要がある。
【プロの結論】2023年大会が高校サッカーに残したもの
2023年のインターハイは、男子と女子で異なる形の優勝ドラマが生まれた大会だった。
男子の明秀日立は、全国的な知名度や過去の優勝実績だけでは測れないチームの強さを示した。青森山田、日大藤沢といった強豪を破り、最後は桐光学園とのPK戦を制した。
その背景にあったのは、全員で守り、ボールを奪って速攻につなげるという明確なチーム戦術だった。
女子の藤枝順心は、対戦相手に応じた試合運びと、複数の選手が得点に絡む攻撃力を見せた。初戦のPK戦、準決勝のPK戦を乗り越え、決勝では3-0の勝利を収めた。
両チームに共通しているのは、試合ごとの状況に対応しながら、最後まで自分たちのサッカーを貫いた点だ。
2023年大会を評価する3つの視点
1. 強豪校を倒すにはチームとしての完成度が必要
明秀日立の勝ち上がりは、全国大会での実績だけでは勝敗が決まらないことを示した。相手の個人能力が高くても、守備の連動や攻守の切り替えで対抗できる。
2. PK戦は大会の流れを変える重要な局面
男子決勝の明秀日立、女子の藤枝順心はいずれもPK戦を経験した。トーナメントでは、通常の試合時間で決着しない場合に備えた精神的な準備も欠かせない。
3. 男子と女子を分けて結果を確認する必要がある
出場校数、試合日程、競技会場、試合時間などが異なるため、男女をひとまとめにした情報では大会の全体像を把握しにくい。特に北海道開催という点だけで旭川市と帯広市を混同しないことが大切だ。
2026年に当時の大会を振り返る場合も、JFAの公式記録、出場校一覧、優秀選手発表を基準にすると、結果や選手名を正確に整理できる。
【高校サッカーインターハイ2023】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:高校サッカーインターハイ2023の男子優勝校はどこ?
A1:茨城県代表の明秀日立高校。2023年8月4日の決勝で桐光学園と2-2で引き分け、PK戦を7-6で制して大会初優勝を果たした。
Q2:高校サッカーインターハイ2023の女子優勝校は?
A2:静岡県代表の藤枝順心高校。7月30日の決勝で宮城県代表の聖和学園を3-0で下し、7年ぶり2回目の優勝を達成した。
Q3:男子決勝の桐光学園対明秀日立の結果は?
A3:2-2の同点で延長戦を終え、PK戦で明秀日立が7-6で勝利した。柴田健成が前半に2得点を挙げ、桐光学園は宮下拓弥と松田悠世のゴールで追いついた。
Q4:2023年のインターハイサッカーはいつ開催された?
A4:大会全体の期間は2023年7月25日から8月4日まで。男子競技は7月29日から8月4日、女子競技は7月26日から30日まで開催された。
Q5:男子・女子の大会会場はどこ?
A5:男子は北海道旭川市の花咲スポーツ公園陸上競技場など5会場。女子は帯広市の帯広の森陸上競技場、帯広の森球技場、音更町サッカー場などで開催された。
Q6:2023年のインターハイには何校が出場した?
A6:男子は52校、女子は16校。各都道府県の予選を勝ち抜いた代表校が全国優勝を争った。
Q7:2023年大会の優秀選手は何人?
A7:男子31名、女子17名。男子では明秀日立と桐光学園からそれぞれ7名、女子では藤枝順心から5名が選出された。
Q8:インターハイと全国高校サッカー選手権大会は同じ大会?
A8:別の大会。インターハイは夏に開催される全国高等学校総合体育大会のサッカー競技で、全国高校サッカー選手権大会は冬に開催される。優勝校や大会記録も別々に集計される。
まとめ:明秀日立と藤枝順心が刻んだ2023年の全国制覇
高校サッカーインターハイ2023は、男子の明秀日立高校と女子の藤枝順心高校が優勝した大会だった。
男子は桐光学園との決勝で2-2からPK戦に突入し、7-6で勝利。明秀日立にとって歴史的なインターハイ初優勝となった。
女子は藤枝順心が聖和学園を3-0で破り、7年ぶり2回目の優勝を達成。攻撃力と試合状況に応じた柔軟な戦い方が光った。
また、男子は旭川市、女子は帯広市を中心に開催されたこと、男子52校・女子16校が参加したことも2023年大会を理解するうえで重要なポイントだ。
優勝校だけでなく、準優勝の桐光学園と聖和学園、ベスト4に進出した国見、日大藤沢、星槎国際湘南、福井工大福井、そして優秀選手に選ばれた48名の活躍も、この大会の価値を物語っている。
2026年から振り返っても、明秀日立の初優勝と藤枝順心の復活優勝は、夏の高校サッカーを代表する印象的な記録として残っている。
主な参照資料:日本サッカー協会(JFA)「令和5年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会」公式大会記録、男女別チーム紹介・日程結果・歴代優勝チーム、2023年7月1日組み合わせ発表、2023年8月4日・7日大会結果発表。試合経過の補足には高校サッカードットコム、サッカーダイジェストWebの大会報道を参照。