【歴代対戦成績】日本代表と韓国代表はどちらが勝ち越している?

目次

現在のランキングでは日本が優位だが、歴史を振り返ると韓国が長く主導権を握ってきた。

日韓戦の始まりは、1954年のFIFAワールドカップ予選にさかのぼる。アジアを代表するライバルとして、両国はワールドカップ予選、アジアカップ、東アジア選手権、国際親善試合などで対戦を重ねてきた。

通算成績には集計方法による違いがある

韓国対日本サッカー

日韓戦の歴代勝敗記録を調べる際に注意したいのが、日本サッカー協会(JFA)と韓国サッカー協会(KFA)の集計基準の違いだ。

2025年7月15日の試合前、JFAの集計では日本の15勝23分40敗、78試合。一方、KFAの集計では日本の16勝23分42敗、81試合だった。

この違いは、1967年のアジアカップ予選、1988年のアジアカップ、1998年のアジア大会という3試合の扱いによるもの。日本側は若手主体のチームで臨んだ試合をAマッチとして数えていないが、韓国側は対戦記録に含めている。

2025年の日本の勝利を加えると、次のようになる。

- JFA基準:79試合、日本16勝23分40敗
- KFA基準:82試合、日本17勝23分42敗

したがって、どちらの集計方法を採用しても、通算では韓国が勝ち越している。

近年の日韓戦の主な結果

韓国対日本サッカー

直近の対戦を時系列で振り返ると、2017年までは韓国が圧倒した試合もあったが、2021年以降は日本が流れを変えている。

- 2017年12月16日:日本1-4韓国
EAFF E-1選手権。韓国がアウェーで4得点を奪う大勝を収めた。

- 2019年12月18日:韓国1-0日本
EAFF E-1選手権。韓国がホームで勝利した。

- 2021年3月25日:日本3-0韓国
横浜で開催された国際親善試合。日本が3得点を挙げて完勝した。

- 2022年7月27日:日本3-0韓国
EAFF E-1選手権。日本が再び3点差で勝利した。

- 2025年7月15日:韓国0-1日本
EAFF E-1選手権。ジャーメイン良のゴールで日本が勝利した。

注目すべきは、日本が2021年、2022年、2025年と韓国に3連勝していることだ。

通算成績では韓国が優位である一方、直近の対戦では日本が結果を残している。歴史的な勝敗記録と現在のチーム状態を分けて評価する必要がある。

【2025年7月15日】EAFF E-1選手権の韓国0-1日本を詳しく検証

韓国対日本サッカー

直近の日韓戦となった2025年7月15日の試合は、単なる親善試合以上の意味を持つ大会最終戦だった。

開催地は韓国の龍仁ミル・スタジアム。日本と韓国はともに大会2連勝で最終戦を迎えており、優勝を懸けた直接対決となった。


EAFF E-1選手権2025・男子最終戦


韓国


0




2025年7月15日

1-0


日本勝利


日本


1



決勝ゴール:ジャーメイン良(前半8分)

会場:龍仁ミル・スタジアム/観客数:18,418人

前半8分、ジャーメイン良が先制

試合開始直後は韓国が攻勢に出た。

前半7分、韓国のナ・サンホが左サイドから突破してシュートを放ったが、ボールはポストに直撃。日本にとっては失点を免れる大きな場面だった。

その直後、日本が反撃する。

左サイドから相馬勇紀がクロスを供給し、ジャーメイン良が難しい体勢から左足のボレーシュートを決めた。

これが前半8分の先制ゴールとなった。

日本はその後も攻撃の機会を作り、1点をリードして前半を終えた。

後半は韓国の攻勢、日本は守備で耐える

後半に入ると韓国が前への圧力を強めた。

日本は押し込まれる時間が増え、攻撃に転じても決定機を十分に作れない展開となった。

韓国はクロスやセットプレーを利用しながら同点を狙ったが、日本のGK大迫敬介が好セーブを見せる。終盤の韓国の攻撃も、最終ラインを中心に跳ね返した。

試合はそのまま1-0で終了。

日本は3連勝で勝ち点9を獲得し、大会連覇と通算3度目の優勝を達成した。韓国は2勝1敗の勝ち点6で準優勝となった。

この試合をフル代表の実力差と考えてよいのか

ここには重要な背景がある。

2025年のEAFF E-1選手権はFIFAの公式国際試合カレンダーに含まれていなかった。そのため、所属クラブには選手を代表チームに送り出す義務がなかった。

実際、日本はJ1リーグ所属選手で構成され、韓国もKリーグ所属選手を中心に、日本のJ1リーグでプレーする3選手を加えた編成だった。欧州でプレーする両国の主力選手は、この大会の男子代表には招集されていない。

その意味で、この試合は国内組を中心とした選手層や戦術の完成度を測る材料として価値がある。ただし、両国の海外組を含むベストメンバー同士の実力を完全に比較する試合ではなかった。

【2026年最新戦績】日本代表と韓国代表のワールドカップ結果を比較

2026年の両国を評価するうえで、大きな判断材料となるのが北中米で開催されたFIFAワールドカップだ。

48か国が参加した今大会では、日本と韓国の成績に明確な違いが生まれた。

日本代表は決勝トーナメント進出

SAMURAI BLUEはグループステージで以下の結果を残した。

- 6月15日:オランダと2-2で引き分け
- 6月21日:チュニジアに4-0で勝利
- 6月26日:スウェーデンと1-1で引き分け

1勝2分け、勝ち点5でグループステージを突破した。

続くラウンド32ではブラジルと対戦。日本は1-2で敗れ、ベスト16進出には届かなかったものの、決勝トーナメントまで勝ち進んだ。

グループステージでチュニジアから4得点を奪ったことや、オランダ、スウェーデンに対して引き分けたことは、日本代表の国際競争力を示す結果となった。

韓国代表はグループステージで敗退

韓国代表はグループAで戦った。

- 6月12日:チェコに2-1で勝利
- 6月19日:メキシコに0-1で敗北
- 6月25日:南アフリカに0-1で敗北

1勝2敗、勝ち点3でグループ3位となった。

2026年大会では各グループ上位2チームに加え、3位のうち成績上位8チームもラウンド32に進出できた。しかし、韓国はこの条件を満たせず、グループステージで大会を終えた。

韓国サッカー協会の公式発表でも、チェコ戦の勝利後にメキシコ、南アフリカに連敗したことが敗退の経緯として記録されている。

2026年9~10月の代表戦績にも注目

ワールドカップ終了後の両国は、次の大会を見据えた強化試合に取り組んでいる。

日本代表の主な試合結果

- 9月24日:ウルグアイに3-1で勝利
- 9月28日:ベネズエラに2-1で勝利
- 10月1日:エクアドルと0-0。PK戦5-4で勝利
- 10月5日:ニュージーランドに2-1で勝利

日本は4試合を無敗で終え、キリンカップサッカー2026を制した。

韓国代表の主な試合結果

- 9月24日:エクアドルに3-0で勝利
- 9月28日:ウルグアイに1-4で敗北
- 10月2日:ベネズエラと0-0で引き分け
- 10月6日:ウズベキスタンに2-0で勝利

韓国はこの4試合を2勝1分け1敗で終えている。

特に10月6日のウズベキスタン戦では、ソン・フンミンが前半6分に直接フリーキックを決め、代表通算59ゴールを達成した。

これにより、58得点だったチャ・ボムグンを上回り、韓国代表のAマッチ歴代最多得点記録を更新した。

【注目選手を比較】日本代表と韓国代表の勝敗を左右するキーマン

日韓戦の面白さは、チーム全体の戦術だけでなく、個々の選手が試合の流れを変えるところにもある。

2026年の代表活動から、両国で特に注目したい選手を整理する。

日本代表の注目選手


攻撃の組み立てとフィニッシュの両方に関われる選手。2026年10月のニュージーランド戦でも得点を記録した。サイドから中央に入る動きが攻撃の選択肢を広げる。


ゴール前でのポジショニングと得点感覚が持ち味。2026年10月のニュージーランド戦で得点し、前線の選択肢として存在感を示した。


ドリブルによる局面打開が武器。相手の守備ブロックを崩す能力があり、サイドから攻撃のテンポを変えられる存在だ。

韓国代表の注目選手


韓国代表の象徴的な攻撃選手。2026年10月には代表通算59得点を記録し、歴代最多得点者となった。得点力だけでなく、前線からの推進力も大きな武器。


左足の技術とパスセンスに優れる攻撃的選手。中盤と前線をつなぎ、狭いスペースでもチャンスを作れる。


対人守備とフィジカルの強さを持つセンターバック。相手の前線を抑え、守備ラインを安定させる役割を担う。

戦術面では何が勝敗を分けるのか

両国を比較する場合、次の3点が重要になる。

1. 中盤でのボール保持

日本は複数の選手が連動してパスコースを作り、ボールを動かすことに強みを持つ。韓国が前線から激しくプレスをかけた場合、中盤で落ち着いてボールを保持できるかが鍵になる。

2. カウンターへの対応

韓国の前線にはスピードと突破力を持つ選手がいる。日本が攻撃に人数をかけた際、ボールを失った直後の守備対応が重要になる。

3. セットプレーと空中戦

韓国はフィジカルの強さを生かした攻撃を得意とする。2025年E-1選手権の試合終盤でも、日本は韓国のパワープレーに対応する必要があった。高さと競り合いへの準備は、次回対戦でも重要なポイントになる。

両国の実力差を考えるなら、スター選手の知名度や海外クラブでの所属先だけではなく、控え選手を含む選手層、守備の連動性、試合終盤の対応力まで見る必要がある。

【次回の日韓戦はいつ?】2026年11月以降の対戦日程

日韓戦の次回開催を待っているファンにとって、最も気になるのが新しい試合日程だ。

2026年11月2日時点では、日本代表と韓国代表の次回対戦日は公式発表されていない。

両国とも11月の国際Aマッチ期間に試合を予定しているが、対戦相手は異なる。

日本代表の11月試合日程

日本サッカー協会(JFA)が公表しているSAMURAI BLUEの予定は次のとおり。

- 11月14日:ブラジル代表
- 11月17日:パラグアイ代表

会場はいずれもシンガポール・ナショナルスタジアム。日本は南米の強豪との対戦を通じて、国際舞台での競争力を試すことになる。

韓国代表の11月試合日程

韓国サッカー協会(KFA)は、11月の中東遠征2試合を発表している。

- 11月13日:サウジアラビア代表
- 11月17日:カタール代表

両試合ともカタールのドーハで開催予定。2027年アジアカップを見据えた強化試合となる。

韓国は2026年9~10月にロベルト・モレノ暫定監督の下で4試合を戦っており、11月の活動もチームの組み合わせや戦術を確認する機会となる。

次回の日韓戦が実現する可能性は?

今後の日韓戦の開催機会として考えられるのは、EAFF E-1選手権や国際親善試合、アジアカップなどだ。

特にE-1選手権は東アジアの代表チームが対戦する大会であり、日韓戦が実現する可能性のある舞台の一つとなる。

ただし、次回大会の開催日や対戦カードは、公式発表を確認する必要がある。

FIFA男子ランキングについては、次回の公式更新予定日が2026年11月18日となっている。11月の代表戦を終えた両国の評価がどう変化するかも注目したい。

【韓国対日本サッカー】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:韓国と日本のサッカーはどちらが強い?

日本が現在の総合評価では優位に立っている。2026年10月7日のFIFAランキングは日本17位、韓国32位。ワールドカップでも日本はラウンド32に進出した。ただし、歴代対戦成績では韓国が勝ち越しており、直接対決での優劣は別の問題だ。

Q2:韓国対日本の直近の試合結果は?

2025年7月15日のEAFF E-1選手権で、日本が韓国に1-0で勝利した。前半8分にジャーメイン良が決勝ゴールを記録している。

Q3:日本代表と韓国代表の通算対戦成績は?

集計基準によって異なる。2025年7月15日の試合後、JFA基準では日本16勝23分40敗の79試合、KFA基準では日本17勝23分42敗の82試合となる。どちらの基準でも韓国が勝ち越している。

Q4:2026年のワールドカップでは日本と韓国はどこまで進んだ?

日本はグループステージを突破してラウンド32に進出し、ブラジルに1-2で敗れた。韓国はグループAで1勝2敗の3位となり、決勝トーナメントに進出できなかった。

Q5:韓国と日本の次の試合はいつ?

2026年11月2日時点で次回の日韓戦は未発表。日本は11月14日にブラジル、17日にパラグアイと対戦予定。韓国は11月13日にサウジアラビア、17日にカタールと対戦予定だ。

Q6:FIFAランキングの次回発表はいつ?

2026年11月18日が次回の公式更新予定日。日本と韓国の11月の試合結果が、その後の順位に反映される。

まとめ:韓国対日本サッカーの現在地と今後の勝敗を読むポイント

2026年11月現在、日本代表はFIFAランキング17位、韓国代表は32位。ワールドカップの結果や直近の国際試合を比較しても、日本が一歩リードしている。

一方で、日韓戦の歴代対戦成績では韓国が大きく勝ち越している。ソン・フンミンやイ・ガンインらを擁する韓国の攻撃力も健在であり、ランキングだけで次回対戦の勝者を決めることはできない。

今回の比較から見えてくるポイントは3つある。

1. 歴史的な優位性は韓国、現在の国際評価は日本。 通算記録と最新ランキングでは異なる結論が出ている。
2. 日本の強みは選手層と組織力。 2026年ワールドカップでの決勝トーナメント進出や、複数の強豪国との対戦結果がその裏付けとなる。
3. 韓国の強みは個人能力と勝負強さ。 ソン・フンミンの代表最多得点記録や、攻撃陣の突破力は引き続き脅威となる。

【プロの結論】

現在の日本と韓国を比較するなら、日本が総合的なチーム力で優位に立っているという評価が妥当だ。ただし、日韓戦は歴代のライバル関係、選手選考、開催地、試合の重要度によって展開が変わる特殊な対戦でもある。

次回の日韓戦を予測する際には、FIFAランキングだけでなく、海外組の招集状況、直近の代表戦績、監督の戦術、負傷者の有無まで確認したい。

2025年の1-0という結果は日本の現在地を示す重要な勝利だった。次の直接対決で日本が連勝を伸ばすのか、それとも韓国が歴史的な強さを取り戻すのか。2027年アジアカップを見据えた両国の強化にも注目が集まる。