カブス日本人選手は誰?2026年成績と鈴木誠也・今永昇太のFA、歴代10人の足跡を徹底解説

目次

2026年11月現在、シカゴ・カブスに所属した日本人選手の中で、今シーズンの中心を担ったのは鈴木誠也と今永昇太の2人だ。鈴木は打率.270、26本塁打、86打点を記録し、今永は32試合に先発して11勝10敗、防御率3.77という成績を残した。2人はともに2026年シーズン終了後にフリーエージェント(FA)となり、2027年の所属先が注目されている。

カブスには福留孝介、ダルビッシュ有、上原浩治、藤川球児ら、これまで多くの日本人選手が在籍してきた。短期間のメジャー出場にとどまった選手から、チームの中心として活躍した選手まで、その足跡はさまざまだ。ここでは2026年の最新成績、FAの状況、歴代選手の在籍年を時系列で整理する。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

- 2026年の日本人選手は鈴木誠也と今永昇太の2人。 打者と先発投手として、それぞれ異なる役割を担った。
- 鈴木は打率.270、26本塁打、86打点。今永は11勝、防御率3.77、174奪三振を記録した。
- 2人とも2026年終了後にFA市場へ。2027年の契約先は、11月1日時点で確定していない。
- カブスの日本出身選手は、福留孝介から鈴木、今永まで計10人。
- ダルビッシュ有は2018~2020年、福留孝介は2008~2011年に在籍した。

【2026年最新】カブスの日本人選手は鈴木誠也と今永昇太

カブス日本人

2026年シーズンのカブスで日本人選手としてプレーしたのは、外野手の鈴木誠也と左腕投手の今永昇太だ。

2人はともに日本プロ野球で実績を積み、MLBに移籍した選手だが、カブスでの役割は大きく異なる。

鈴木誠也:打線の中軸を担う右の強打者

カブス日本人

鈴木誠也は2022年3月、広島東洋カープからカブスと5年総額8500万ドルの契約を結んでMLBに挑戦した。

メジャー1年目から打線の重要な戦力となり、長打力と出塁能力を兼ね備えた外野手として存在感を示してきた。

2026年のレギュラーシーズン成績は次のとおり。

- 打率:.270
- 安打:147
- 本塁打:26
- 打点:86
- 出塁率:.368
- 長打率:.473
- OPS:.841
- 四球:81

特に注目したいのは、打率だけでなく出塁率と長打率も高い水準を維持したことだ。

OPS.841は、出塁と長打の両面でチームに貢献したことを示す数字である。26本塁打、86打点という結果も、中心打者としての役割を裏付けている。

さらにMLB.comの2026年10月10日付の記事では、鈴木の守備改善も取り上げられた。Statcastの指標ではFielding Run Valueがプラス8、Outs Above Averageがプラス5となっている。

打撃だけでなく守備面でも評価を高めたことは、FA市場での価値を考えるうえでも見逃せない。

今永昇太:先発ローテーションを支えた左腕

カブス日本人

今永昇太は2024年1月にカブスと契約し、同年4月1日にメジャーデビューした。

NPBでは横浜DeNAベイスターズのエースとして活躍。2023年のワールド・ベースボール・クラシックでは日本代表の一員として優勝に貢献した。

MLBでも1年目から高い適応力を見せ、2024年は15勝3敗、防御率2.91を記録。オールスターにも選出された。

2026年は次の成績でレギュラーシーズンを終えている。

- 登板:32試合
- 先発:32試合
- 勝敗:11勝10敗
- 防御率:3.77
- 投球回:174回1/3
- 奪三振:174
- 与四球:37
- WHIP:1.10

174回1/3を投げたことは、先発投手としての稼働力を示す重要な材料だ。奪三振174に対して与四球37という数字からも、制球力を武器とする投球スタイルがうかがえる。

一方、被本塁打は35本。MLB.comの10月30日付記事では、リーグ全体でも2番目に多い水準だったと報じられている。

防御率3.77だけで評価するのではなく、投球回、奪三振、与四球、被本塁打を合わせて判断する必要があるシーズンだった。

【2026年成績比較】鈴木誠也と今永昇太は何が違った?

2人の成績を比較すると、チームへの貢献方法が明確に分かれる。

比較項目 鈴木誠也 今永昇太
ポジション 外野手 投手
2026年出場 打席545 先発32試合
打率・防御率 打率.270 防御率3.77
本塁打 26本 被本塁打35本
打点・勝利 86打点 11勝10敗
主な指標 OPS .841 WHIP 1.10
その他 147安打 174回1/3、174奪三振
2027年の状況 FA FA

※鈴木は打撃成績、今永は投手成績。レギュラーシーズンの数字。

鈴木は長打力と出塁能力が評価材料

鈴木の2026年は、26本塁打と86打点が目を引く。

ただし、FA市場での評価は本塁打数だけでは決まらない。出塁率.368、OPS.841という数字に加え、守備力の改善も評価材料となる。

MLBで5シーズンを過ごした経験も大きい。異なる投手の球種や配球に対応しながら、継続して打撃成績を残してきた実績は、獲得を検討する球団にとって判断材料になる。

今永は投球回と被本塁打のバランスが焦点

今永の場合、2026年の評価はより複合的だ。

174回1/3を投げ、174三振を奪い、与四球を37に抑えた。先発投手としての安定感と制球力は評価できる。

一方、35本の被本塁打は明確な課題だ。

2027年以降も先発ローテーションの一角を任せられるかどうかは、長いイニングを投げられる能力だけでなく、長打をどれだけ抑えられるかが判断のポイントになる。

【歴代一覧】カブスに在籍した日本人選手10人と在籍年

カブスの日本人選手の歴史は2008年の福留孝介から始まる。

MLB.comが2025年に公開した日米球界の歴史を振り返る記事では、カブスでプレーした日本出身選手が紹介されている。2026年の鈴木と今永まで含めると、メジャーの公式戦に出場した選手は計10人となる。

カブス日本人選手の歴代一覧

選手名 在籍年 ポジション・主な実績
福留孝介 2008~2011年 外野手。MLBデビュー戦で同点3ラン
田口壮 2009年 外野手。6試合に出場
藤川球児 2013~2014年 投手。2シーズン在籍
高橋尚成 2013年 左投手。MLB最後の3試合に登板
和田毅 2014~2015年 左投手。21試合登板、20先発
川崎宗則 2016年 内野手。打率.333
上原浩治 2017年 投手。防御率3.98
ダルビッシュ有 2018~2020年 先発投手。2020年サイ・ヤング賞投票2位
鈴木誠也 2022~2026年 外野手。通算113本塁打
今永昇太 2024~2026年 左投手。2024年オールスター選出

福留孝介:2008~2011年

カブスの日本人選手の歴史を語るうえで欠かせないのが福留孝介だ。

2008年3月31日の開幕戦でMLBデビューを果たし、9回に同点3ランを放った。鮮烈なスタートは、現地ファンにも強い印象を残した。

4シーズンで513試合に出場し、OPSは.772。ルーキーイヤーにはオールスターゲームにも選出されている。

田口壮:2009年

田口壮は2009年にカブスでプレーした。

出場は6試合と短期間だったが、セントルイス・カージナルスでの実績に続き、シカゴでもメジャーの舞台に立った選手だ。

カージナルス時代の印象が強いため、カブス在籍歴を知らないファンもいる。

藤川球児:2013~2014年

阪神タイガースで抑え投手として圧倒的な実績を築いた藤川球児は、2013年にカブスへ加入した。

しかし、右肘の故障によって2013年シーズンの大部分を離脱し、トミー・ジョン手術を受けた。

2014年に復帰したものの、MLBでの登板は2シーズン合計でも限られたものとなった。NPBで見せた圧倒的な投球を、メジャーで十分に再現することは難しかった。

高橋尚成:2013年

高橋尚成は2013年にマイナー契約でカブスの組織に加わり、メジャー昇格を果たした。

カブスでの登板は3試合。これがMLBでの最後の登板となった。

在籍期間や出場試合数は少ないものの、日本人選手のカブス史を整理する際には外せない存在だ。

和田毅:2014~2015年

和田毅は2014年から2015年にかけてカブスでプレーした。

2014年7月8日のレッズ戦でメジャーデビューを果たし、日本出身投手としてカブスで初めて先発登板した選手となった。

球団での成績は21試合登板、20先発、防御率3.36。故障によってMLBでのキャリアは短くなったが、健康な状態で登板した際には安定した投球を見せた。

川崎宗則:2016年

川崎宗則は2016年、カブスの一員として14試合に出場した。

打率は.333(21打数7安打)。出場機会は限られたが、2016年のワールドシリーズ制覇を経験し、チャンピオンリングも手にした。

ただし、ポストシーズンでの出場はなかった。優勝メンバーであることと、シリーズで実際にプレーしたことは区別して理解したい。

上原浩治:2017年

上原浩治は2017年にカブスへ加入した。

レッドソックス時代のワールドシリーズ制覇など、豊富なMLB経験を持つベテラン投手としてブルペンを支えた。

カブスでは49試合に登板し、3勝4敗、2セーブ、防御率3.98を記録。MLBでのキャリアをカブスで終えた選手でもある。

ダルビッシュ有:2018~2020年

日本人投手のカブス史で特に大きな実績を残したのがダルビッシュ有だ。

2018年に加入し、2020年まで在籍した。

カブスでの通算成績は51試合登板、15勝14敗、防御率3.60、371奪三振。

特筆すべきは2020年だ。短縮シーズンながら8勝3敗、防御率2.01を記録し、ナショナル・リーグのサイ・ヤング賞投票で2位に入った。

この年の活躍は、カブスでプレーした日本人投手の代表的な実績の一つとして記憶されている。

鈴木誠也・今永昇太:新しい日本人選手の時代

2022年に鈴木誠也、2024年に今永昇太が加入したことで、カブスは再び日本人選手が同時に在籍するチームとなった。

鈴木は長打力を持つ外野手、今永は制球力と奪三振能力を備えた先発左腕。異なる持ち味を持つ2人が同じチームで活躍したことは、近年のカブスの大きな特徴だった。

【2027年の焦点】鈴木誠也と今永昇太のFA去就はどうなる?

2026年シーズン終了後、カブスは2人の日本人選手をFA市場へ送り出すことになった。

ただし、FAになったことと他球団への移籍が決まったことは同じではない。両者の契約事情は異なるため、分けて考える必要がある。

鈴木誠也:5年契約満了で初めてのFA市場へ

鈴木は2022年3月に結んだ5年総額8500万ドルの契約を2026年シーズンで終えた。

MLB.comは2026年10月10日付の記事で、鈴木が契約満了後にFAとなる見通しを報じている。

同記事によると、鈴木はカブスで過ごした5年間について、チームメートやスタッフ、リグレー・フィールドのファンへの感謝を語った。

また、自身の去就については、次のような趣旨のコメントを残している。

「これからどうなるかは分からない」

初めて経験するFAについて、さまざまな手続きがあることにも触れていた。

鈴木はカブスで通算675試合に出場し、打率.269、113本塁打、382打点を記録した。5年間で積み上げた実績は、FA市場でも大きな評価材料になる。

2026年10月30日のMLB.comの記事では、鈴木は今オフの有力な打者の一人として紹介された。

カブス側が再契約を検討する可能性はあるが、他球団からの評価も含めて交渉の行方を見守る必要がある。

今永昇太:2026年の単年契約を終えてFAに

今永の契約は、鈴木とは異なる経緯をたどった。

2024年にカブスと契約した際は、複数年の契約オプションが組み込まれていた。

2025年シーズン終了後、球団側のオプションと今永自身の2026年契約オプションが行使されず、FAとなる機会が生まれた。

その後、カブスが提示した2026年の1年2202万5000ドルのクオリファイング・オファー(QO)を今永が受諾。これによって2026年もカブスでプレーすることになった。

そして2026年シーズンを終え、再びFA市場に入った。

MLB.comの10月30日付記事では、今永はカブスのFA選手として明確に名前が挙げられている。

2026年は32試合に先発し、174回1/3を投げて174奪三振、防御率3.77。先発投手として一定の実績を示した一方、35被本塁打という課題も残した。

今永の場合、次の契約では年齢、投球回、奪三振能力、被本塁打の多さなどを総合的に評価されることになる。

カブスは2人を引き留めるのか?

球団側の考えを読み解くうえで重要なのが、編成本部長ジェド・ホイヤーの発言だ。

MLB.comが10月10日付の記事で紹介したシーズン終了後の会見では、ホイヤーはチームの変化について次のように語った。

「全員を残すことはできない」

また、2027年はチームの顔ぶれが変わると説明している。

10月30日付のMLB.comの記事では、今永と鈴木を含む複数の主力選手がFAとなったことが報じられた。

鈴木については2026年11月2日が提示期限となる新たなQOの候補として名前が挙がっている。一方、今永は前年にQOを受諾しているため、今オフの再提示対象ではない。

11月1日時点で、2人の2027年の所属先は確定していない。

今後の注目点は次の3つだ。

1. カブスが鈴木にQOを提示するか。
2. カブスが鈴木と今永の再契約に向けて具体的に動くか。
3. 他球団が2人にどのような契約条件を提示するか。

特定の球団への移籍が決まったわけではなく、現段階では契約交渉の行方が焦点となっている。

【誤解を解消】カブスの日本人選手を調べるときの注意点

「カブス日本人」という検索では、過去に所属した選手と現在の選手、さらに短期間だけメジャーで出場した選手が混同されることがある。

特に注意したいポイントは3つある。

田口壮はカージナルスだけでなくカブスにも在籍した

田口壮はセントルイス・カージナルスでの印象が強い選手だが、2009年にはカブスでもプレーしている。

ただし、カブスでの出場は6試合。長期間所属した選手と同じ感覚で経歴を紹介すると、在籍実態を誤解させる可能性がある。

高橋尚成はカブスで3試合に登板した

高橋尚成もカブスの歴代日本人選手に含まれる。

ただし、2013年の在籍は短く、メジャー公式戦での登板は3試合だった。

球団と契約したことだけでなく、実際にMLBの公式戦へ出場したかどうかが、歴代選手一覧を整理する際の基準になる。

2026年の日本人選手と2027年の所属選手は別

2026年シーズン中にカブスでプレーした日本人選手は鈴木と今永の2人。

しかし、シーズン終了後には両者ともFAとなった。

そのため、2026年の所属選手を紹介する場合は2人を挙げてよいが、2027年の現役カブス所属選手として確定的に紹介することはできない。

FAは移籍の決定ではなく、他球団を含めて契約先を選べる状態になったことを意味する。

【プロの結論】カブス日本人選手の歴史と2027年の注目点

カブスの日本人選手の歴史を振り返ると、福留孝介が2008年に切り開いた道を、田口壮、藤川球児、和田毅、ダルビッシュ有らがつないできたことが分かる。

そして鈴木誠也と今永昇太は、異なるポジションからチームの中核を担った。

今回の2人のFAを考える際、重要なのは単純な成績比較ではない。

鈴木は打率.270、26本塁打、86打点という打撃成績に加え、守備面でも改善を示した。長期的に打線の中心を任せられる選手としての評価が焦点になる。

一方、今永は174回1/3を投げられる稼働力と174奪三振という能力が魅力だ。被本塁打を減らせるかどうかが、次の契約での評価を左右する。

カブス側にとっても、2人の引き留めだけが選択肢ではない。2027年に向けた投手陣の再編や、野手陣の契約状況を含めたチーム全体の編成が必要になる。

鈴木と今永の去就は、日本人選手の個人キャリアだけでなく、カブスの2027年のチーム構成を占う重要なテーマだ。

カブス日本人選手に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年現在、カブスでプレーした日本人選手は誰ですか?

A1:2026年シーズンにプレーしたのは鈴木誠也と今永昇太の2人です。ただし、シーズン終了後に両者ともFAとなっています。

Q2:カブスで最初にプレーした日本人選手は誰ですか?

A2:福留孝介です。2008年に加入し、MLBデビュー戦で同点3ランを放ちました。2011年まで4シーズン在籍し、513試合に出場しています。

Q3:ダルビッシュ有はカブスに何年在籍しましたか?

A3:2018年から2020年までの3シーズンです。カブスでは通算15勝14敗、防御率3.60を記録し、2020年にはナショナル・リーグのサイ・ヤング賞投票で2位になりました。

Q4:鈴木誠也の2026年の成績は?

A4:打率.270、147安打、26本塁打、86打点、OPS.841です。出塁率.368、長打率.473も記録しました。

Q5:今永昇太の2026年の成績は?

A5:11勝10敗、防御率3.77、32試合先発、174回1/3、174奪三振です。与四球は37、WHIPは1.10でした。

Q6:鈴木誠也と今永昇太は2027年もカブスに残りますか?

A6:2026年11月1日時点では未確定です。2人ともFAとなっており、カブスとの再契約や他球団との契約が今後の焦点です。

Q7:カブスに在籍した日本人選手は全部で何人ですか?

A7:福留孝介、田口壮、藤川球児、高橋尚成、和田毅、川崎宗則、上原浩治、ダルビッシュ有、鈴木誠也、今永昇太の10人です。いずれもカブスでMLB公式戦に出場した日本出身選手です。

まとめ:カブス日本人選手の歴史は新たな転換点へ

2026年のカブスで活躍した日本人選手は鈴木誠也と今永昇太の2人だった。

鈴木は26本塁打、86打点、打率.270という打撃成績を残し、今永は11勝、防御率3.77、174奪三振で先発投手としての役割を果たした。

一方、シーズン終了後には2人ともFAとなり、2027年の契約先はまだ決まっていない。

歴代選手を振り返れば、福留孝介の2008年から始まり、ダルビッシュ有の2020年の活躍を経て、鈴木と今永へと続く日本人選手の歴史がある。

今後は2人の再契約や移籍先だけでなく、カブスがどのようなチーム編成を進めるかにも注目したい。日本人選手の新たな歴史がシカゴで続くのか、それとも別の球団で新章を迎えるのか。2027年シーズンに向けたFA市場が、その答えを左右する。

主な事実確認資料: MLB.comの2026年10月30日付FA報道、同10月10日付鈴木誠也の特集、MLB公式選手記録、歴代日本人選手の球団史。