【2026年の準々決勝全8試合】春・夏の組み合わせと試合開始時間
2026年の春夏大会では、それぞれ準々決勝4試合が実施された。春は3月27日(金)、夏は8月18日(火)。いずれも阪神甲子園球場で行われ、各大会のベスト8からベスト4が決定した。
日本高等学校野球連盟の公式試合結果と大会日程に基づく、全8試合の一覧は次のとおりだ。開始時間は実際の試合開始時刻を掲載している。
出典:日本高等学校野球連盟の2026年春・夏公式試合結果。
この一覧からも分かるように、春は4試合中3試合が1点差。夏も4試合中2試合が完封勝利で、最後の試合は延長戦までもつれ込んだ。
単純な得点差だけでは、試合の緊張感や勝負の難しさを測れない一日だった。
【春のセンバツ2026】智辯学園の8点差逆転と準々決勝の勝負どころ

第98回選抜高等学校野球大会の準々決勝は、3月27日に開催された。
春の4試合で特に大きな話題となったのが、奈良県代表の智辯学園と埼玉県代表の花咲徳栄の対戦だ。
智辯学園12-8花咲徳栄:0対8からの歴史的逆転

この試合は、智辯学園が2回表終了時点で0対8と大きくリードを許す展開から始まった。
しかし、智辯学園は2回裏から反撃。3回に3点、4回に2点を追加して追い上げ、5回には逆転に成功した。
さらに6回にも3点を加え、最終スコアは12対8。
序盤の8点差をひっくり返し、4点差で勝利するという劇的な展開だった。
日刊スポーツなどの報道によると、この8点差逆転は春夏を通じた甲子園大会で最大得点差の逆転タイ記録。センバツでは史上初の8点差逆転勝利となった。
これにより智辯学園は、2016年の優勝以来となる春の4強入りを果たした。
中京大中京2-1八戸学院光星:序盤の1点を守り切る

第1試合では、中京大中京が八戸学院光星を2対1で下した。
中京大中京は初回に先制し、同点に追いつかれた後も5回に追加点を挙げた。
その後は八戸学院光星の反撃を封じ、1点差で逃げ切った。
大差の試合とは対照的に、少ない得点機会を確実に生かすことが勝敗を分けた一戦だった。
専大松戸2-1山梨学院:8回の勝ち越しが決定打
第3試合も1点差の接戦となった。
専大松戸は初回に先制したものの、山梨学院が2回に同点に追いついた。
その後は両校とも得点を許さない展開が続き、8回裏に専大松戸が勝ち越し。2対1で勝利を収めた。
大阪桐蔭4-3英明:終盤の勝負強さが光る
第4試合では大阪桐蔭と英明が対戦した。
英明は初回に2点を先制。大阪桐蔭も着実に追い上げ、6回に同点とした。
そして8回裏、大阪桐蔭が勝ち越し点を挙げて4対3で勝利。
最後まで競り合った試合を制し、3年ぶりの春4強入りを決めた。
春の準決勝・決勝の結果
準々決勝を勝ち抜いた4校は、3月29日の準決勝に進んだ。
- 智辯学園 2-1 中京大中京
- 大阪桐蔭 3-2 専大松戸
決勝では大阪桐蔭と智辯学園が対戦。大阪桐蔭が7対3で勝利し、4年ぶり5回目のセンバツ優勝を果たした。
つまり、準々決勝で8点差の大逆転を演じた智辯学園は決勝まで進んだものの、最後は大阪桐蔭が頂点に立った。
【夏の甲子園2026】8月18日の準々決勝と4校の勝ち上がり
第108回全国高等学校野球選手権大会では、8月18日に準々決勝4試合が行われた。
春とは異なり、夏は完封勝利や大量得点、延長タイブレークなど、試合ごとに異なる展開が見られた。
天理7-0三重:初戦から主導権を握った天理
第1試合では、奈良県代表の天理が三重を7対0で破った。
天理は2回に先制し、その後も追加点を重ねた。終盤にも得点を加え、三重に得点を許さないまま完封勝利。
序盤から試合の流れを握り、安定した試合運びでベスト4入りを決めた。
智辯和歌山11-3仙台育英:序盤の大量得点で圧倒
第2試合は智辯和歌山と仙台育英の強豪対決だった。
智辯和歌山は初回に5点を奪い、2回にも追加点。序盤から大量リードを築いた。
仙台育英も反撃したが、智辯和歌山の攻撃を止めることはできず、最終スコアは11対3。
智辯和歌山が8点差で勝利し、準決勝に進出した。
横浜6-0花巻東:投打がかみ合った完封勝利
第3試合では、神奈川県代表の横浜が岩手県代表の花巻東を6対0で破った。
横浜は初回に先制すると、4回と5回にも得点を重ねた。
9回にも追加点を挙げ、花巻東を無得点に抑えて試合終了。
攻撃面では着実に得点を積み上げ、守備面でも相手に得点機会を与えない内容だった。
健大高崎1-0有明:延長10回のサヨナラ決着
夏の準々決勝で最も緊張感の高い試合となったのが、健大高崎と有明の対戦だ。
両校は9回まで得点を挙げられず、0対0のまま延長タイブレークに突入した。
延長10回裏、健大高崎は1死二、三塁の好機を迎える。ここで石田雄星が二塁へのサヨナラ内野安打を放ち、1対0で決着した。
有明は最後まで粘り強く戦ったものの、あと一歩及ばなかった。
日刊スポーツの報道によると、この勝利で健大高崎は夏の甲子園では初めてのベスト4進出を決めた。
夏の準決勝・決勝の結果
8月20日に行われた準決勝では、次の結果となった。
- 智辯和歌山 7-1 横浜
- 健大高崎 1-0 天理
決勝に進んだのは智辯和歌山と健大高崎。
8月22日の決勝では、智辯和歌山が4対3で健大高崎を破り、5年ぶり4度目の夏の甲子園優勝を果たした。
春の大会に続いて智辯学園系列の学校名が注目を集めたが、夏の優勝校は和歌山県の智辯和歌山だった。両校は別の高校であり、混同しないようにしたい。
【準々決勝から決勝まで】2026年のトーナメント表と勝ち上がり校を整理
準々決勝の結果だけを見ても、各校がその後どこまで勝ち進んだのかは分からない。
そこで、春と夏の準決勝以降の対戦関係を整理する。
春のセンバツ:大阪桐蔭が優勝
第98回選抜高等学校野球大会
準々決勝(3月27日)
準決勝(3月29日)
決勝(3月31日)大阪桐蔭 7-3 智辯学園
優勝:大阪桐蔭
夏の選手権:智辯和歌山が優勝
第108回全国高等学校野球選手権大会
準々決勝(8月18日)
準決勝(8月20日)
決勝(8月22日)智辯和歌山 4-3 健大高崎
優勝:智辯和歌山
この2つのトーナメントを比較すると、春は大阪桐蔭が接戦を勝ち抜き、夏は智辯和歌山が強力打線を武器に優勝したことが分かる。
また、春の準々決勝を勝ち上がった智辯学園は決勝まで進み、夏の準々決勝を勝ち上がった智辯和歌山も決勝まで進出した。
準々決勝の勝利は、単なるベスト4入りではなく、優勝争いの流れを大きく左右する結果となった。
【甲子園の準々決勝・歴代記録】2026年に生まれた記録的な試合
甲子園の準々決勝は、8校が4校に絞られる重要な局面だ。
特に2026年は、春と夏で異なる歴史的な試合が生まれた。
8点差逆転は甲子園史上最大タイ記録
智辯学園が花咲徳栄に勝利した12対8の試合は、単なる逆転勝利ではない。
2回表終了時点で0対8だった試合をひっくり返したことにより、甲子園における8点差逆転の歴史に新たな記録が加わった。
日刊スポーツが報じた過去の記録は次のとおり。
| 年度 | 大会・対戦 | 逆転の内容 |
|---|---|---|
| 1997年 | 夏・市船橋対文徳 | 1-9から17-10 |
| 2014年 | 夏・大垣日大対藤代 | 0-8から12-10 |
| 2026年 | 春・智辯学園対花咲徳栄 | 0-8から12-8 |
2026年の智辯学園は、甲子園全体で3度目となる8点差逆転勝利を達成し、センバツでは史上初の記録を打ち立てた。
健大高崎は夏の甲子園で初の4強
夏の大会では、健大高崎の勝ち上がりも記録的だった。
同校は春の甲子園で過去に3度のベスト4進出経験があった一方、夏は2026年が初めてのベスト4入りとなった。
有明との準々決勝では、両校無得点のまま延長タイブレークに入り、最後はサヨナラ勝利。
続く準決勝でも天理に1対0で勝利し、初の夏の決勝進出を実現した。
惜しくも決勝では智辯和歌山に3対4で敗れたものの、夏の大会で新たな実績を残した。
【プロの結論】準々決勝で見るべきは得点差より試合の転換点
2026年の春夏8試合から読み取れるのは、準々決勝では必ずしも得点力だけが勝敗を決めるわけではないということだ。
春の智辯学園は、序盤の大量失点から攻撃の流れを取り戻した。専大松戸と中京大中京は1点差の接戦を制し、大阪桐蔭は終盤の勝ち越しで勝利した。
夏の健大高崎は、延長タイブレークまで持ち込まれた試合を最後にものにした。
試合を評価するときは、次の3点を見ると理解が深まる。
1. 得点後の対応力: 先制した側がそのまま逃げ切れるか、追う側が流れを取り戻せるか。
2. 終盤の勝負強さ: 7回以降の得点機会で、どのチームが結果を出せるか。
3. 投手陣の継投と守備: 長い大会を戦う中で、失点を抑える選択ができているか。
準々決勝のスコアだけでチームの実力を判断するのではなく、試合の流れが変わった場面に注目することが、高校野球をより深く楽しむポイントになる。
【準々決勝甲子園】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の春のセンバツ準々決勝はいつ開催されましたか?
A1:2026年3月27日(金)です。第98回選抜高等学校野球大会の大会第9日目に、阪神甲子園球場で4試合が行われました。
Q2:2026年の夏の甲子園準々決勝はいつでしたか?
A2:2026年8月18日(火)です。第108回全国高等学校野球選手権大会の大会第13日目に開催され、天理、智辯和歌山、横浜、健大高崎が勝利しました。
Q3:2026年の準々決勝で準決勝に進出した高校はどこですか?
A3:春は中京大中京、智辯学園、専大松戸、大阪桐蔭。夏は天理、智辯和歌山、横浜、健大高崎の計8校です。
Q4:2026年の甲子園準々決勝で最も大きな逆転劇はどの試合ですか?
A4:春の智辯学園対花咲徳栄です。智辯学園が0対8から12対8に逆転し、センバツ史上初の8点差逆転勝利を達成しました。
Q5:準々決勝の次は何回戦ですか?
A5:準決勝です。準々決勝を勝ち抜いた4校が対戦し、勝った2校が決勝へ進みます。2026年は春が3月29日、夏が8月20日に準決勝を実施しました。
まとめ:2026年の甲子園準々決勝は春夏ともに記録に残る激戦
2026年の甲子園準々決勝は、春が3月27日、夏が8月18日に行われ、それぞれ4校ずつが準決勝に進出した。
春は智辯学園の8点差逆転というセンバツ史上初の記録が生まれ、大阪桐蔭が最終的に優勝。夏は健大高崎の延長10回サヨナラ勝利や天理の完封勝利などが注目を集め、智辯和歌山が全国の頂点に立った。
2026年の最終結果は次のとおりだ。
- 春の優勝校:大阪桐蔭(第98回センバツ)
- 夏の優勝校:智辯和歌山(第108回選手権)
- 春の注目記録:智辯学園によるセンバツ史上初の8点差逆転
- 夏の注目記録:健大高崎の夏の甲子園初ベスト4
準々決勝は、優勝候補の実力が試されると同時に、予想を覆すドラマが生まれる舞台でもある。
2026年の春夏大会は、1点を争う接戦と歴史的な逆転劇の両方が、高校野球の魅力を改めて印象づける大会となった。