女子ホッケー日本代表「さくらジャパン」2026最新メンバーと戦績、五輪への道を徹底解説
2026年11月1日現在、女子ホッケー日本代表「さくらジャパン」は、世界ランキング11位、2026年アジア競技大会3位という結果を残し、2028年ロサンゼルスオリンピックを見据えた新たな強化段階に入っている。2026年8月のFIH女子ワールドカップでは11位となり、続く9月から10月のアジア大会では韓国との3位決定戦をシュートアウト4対2で制して銅メダルを獲得した。
代表メンバーには、GK田中秋桜、工藤優、DF錦織えみら経験豊富な選手が名を連ねる。コカ・コーラボトラーズジャパン レッドスパークスやSony Hockey Club Stellarsなど、国内の強豪チームを中心とした選手構成も特徴だ。2026年最新の20人の顔ぶれ、所属チーム、注目選手、世界ランキングの推移、主要大会の試合結果、そしてロサンゼルス五輪への出場条件まで整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 最新メンバー:日本ホッケー協会が2026年7月22日に発表したアジア大会代表は20人。田中秋桜、工藤優、錦織えみらが選出された。
- 2026年の戦績:女子ワールドカップ11位、アジア大会3位。韓国との3位決定戦は0対0からシュートアウト4対2で勝利した。
- 世界ランキングと五輪:ワールドカップ後の世界ランキングは11位。アジア大会3位でロサンゼルス五輪最終予選への出場権を獲得した。
【まず押さえたい】女子ホッケー日本代表「さくらジャパン」とは?2026年の現在地

女子ホッケー日本代表の正式なチーム愛称は「さくらジャパン」。日本ホッケー協会が強化・運営する女子シニア代表チームで、国際ホッケー連盟(FIH)が主催するワールドカップやオリンピック、アジア大会などに出場している。
さくらジャパンという名前の由来

「さくらジャパン」という愛称が誕生したのは2007年。北京オリンピックに向けてチームの愛称を一般公募し、日本を代表する花である桜にちなんで名付けられた。親しまれ、愛されるチームを目指す願いも込められている。
日本女子ホッケーは2004年のアテネオリンピックで初めて五輪に出場。その後、北京、ロンドン、リオデジャネイロ、東京、パリと6大会連続でオリンピック出場を果たした。
2004年アテネ大会では8位に入賞している。現在のチームは、この連続出場の実績を受け継ぎ、2028年ロサンゼルス大会で7大会連続出場を目指している。
2026年の世界ランキングは11位

2026年のさくらジャパンを評価するうえで重要なのが、FIH世界ランキングだ。
2026年8月15日のワールドカップ開幕時点では15位だったが、大会終了後の9月2日時点では11位まで上昇した。さらに、アジア大会終了後の10月4日時点でも11位を維持している。
つまり、2026年の日本は世界ランキングでトップ10に迫る位置にいる。世界の強豪国と常に互角に戦える段階には至っていないものの、国際大会で結果を残し、ランキングを押し上げたシーズンだった。
【2026年最新】さくらジャパン代表メンバー20人と所属チーム・注目選手
日本ホッケー協会は2026年7月22日、第20回アジア競技大会に臨む女子日本代表20人を発表した。以下は、その大会に向けた公式選手団の一覧だ。
2026年アジア大会の代表選手一覧
| 選手名 | ポジション | 所属チーム | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| 田中秋桜 | GK | コカ・コーラ レッドスパークス | 代表経験豊富なGK |
| 工藤優 | GK | グラクソ・スミスクライン Orange United | 韓国戦でPSを阻止 |
| 錦織えみ | DF | コカ・コーラ レッドスパークス | 東京五輪経験者 |
| 鈴木美結 | DF | Sony Hockey Club Stellars | パリ五輪経験者 |
| 松郁実 | DF | コカ・コーラ レッドスパークス | 守備の主力 |
| 堀川真有里 | DF | コカ・コーラ レッドスパークス | 守備陣の一角 |
| 上野真歩 | DF | コカ・コーラ レッドスパークス | DFの一角 |
| 齋藤はなみ | DF | 山梨学院大学 | タイ戦でPCから得点 |
| 瀬川真帆 | MF | Real Club de Polo・東京ヴェルディ女子ホッケーチーム | 中盤の構成力に期待 |
| 島田あみる | MF | GIFU ASAHI BLUE BEES | 韓国戦でも攻撃を牽引 |
| 田中彩樹 | MF | グラクソ・スミスクライン Orange United | 中盤の一角 |
| 立岩奈那子 | MF | Sony Hockey Club Stellars | 中盤の攻守を担当 |
| 中込紅莉 | MF・FW | コカ・コーラ レッドスパークス | タイ戦で2得点 |
| 川口暖加 | MF | コカ・コーラ レッドスパークス | 攻撃参加にも注目 |
| 鳥山麻衣 | FW | GIFU ASAHI BLUE BEES | 前線の主力 |
| 小早川志穂 | FW | コカ・コーラ レッドスパークス | 前線の攻撃役 |
| 髙島瑠唯 | FW・MF | Sony Hockey Club Stellars | 複数ポジションに対応 |
| 長谷川美優 | FW | Sony Hockey Club Stellars | 攻撃の一角 |
| 村山裕香 | FW | Sony Hockey Club Stellars | 前線の攻撃役 |
| 丸山にこ | FW | 立命館大学 | 大学所属の若手選手 |
※選手団の所属・ポジションは日本ホッケー協会の2026年7月22日発表に基づく。年齢や所属は発表時点の情報であり、代表選手は大会ごとに変更される。
田中秋桜・工藤優・錦織えみが注目される理由
田中秋桜はコカ・コーラボトラーズジャパン レッドスパークスに所属するGK。2026年のワールドカップとアジア大会の代表に選ばれた。アジア大会の韓国戦では第4クオーターに相手の攻撃をセーブし、無失点でシュートアウトへ持ち込む過程を支えた。
工藤優はグラクソ・スミスクライン Orange United所属のGK。韓国との3位決定戦では、第3クオーターに韓国へ与えたペナルティーストロークを阻止した。0対0という緊張感のある展開で見せた守備は、銅メダル獲得に直結するプレーだった。
錦織えみはコカ・コーラ レッドスパークス所属のDF。2020年東京オリンピックの出場経験を持ち、2026年のワールドカップとアジア大会にも選出された。国際大会を経験してきた守備陣の中心的な存在として注目したい選手だ。
所属チームから見る代表の構成
2026年の代表選手団を見ると、コカ・コーラボトラーズジャパン レッドスパークスとSony Hockey Club Stellarsの存在感が大きい。
レッドスパークスには田中秋桜、錦織えみ、松郁実、堀川真有里、上野真歩、中込紅莉、川口暖加、小早川志穂らが所属する。一方、Stellarsには鈴木美結、立岩奈那子、髙島瑠唯、長谷川美優、村山裕香が名を連ねる。
このほか、Orange United、GIFU ASAHI BLUE BEES、東京ヴェルディ女子ホッケーチーム、山梨学院大学、立命館大学などにも代表選手が所属している。
国内の強豪クラブが代表強化の重要な基盤になっていることが分かる。なお、ワールドカップ代表とアジア大会代表は同じ20人ではない。ワールドカップでは金子七海が選出され、アジア大会では丸山にこが選ばれた。大会の目的や選考時期によってメンバーが変わる点は押さえておきたい。
【2026年ワールドカップ】日本は11位、世界ランキングも上昇
2026年8月15日から29日まで、オランダとベルギーで第16回FIH女子ホッケーワールドカップが開催された。16か国が出場し、日本はグループAに入った。
ワールドカップ2026の日本代表試合結果
日本のグループリーグは、オーストラリア、チリ、開催国オランダとの対戦だった。
- 8月15日:日本 0-2 オーストラリア
- 8月17日:日本 3-0 チリ
- 8月19日:日本 0-9 オランダ
グループAでは1勝2敗の3位となり、上位8チームによる優勝争いには進めなかった。その後、9~16位を決める順位決定予備リーグに回った。
- 8月21日:日本 1-1 南アフリカ
- 8月23日:日本 2-3 イングランド
- 8月27日:日本 2-1 スコットランド(11位決定戦)
最終順位は16か国中11位。優勝はアルゼンチン、準優勝はオランダ、3位はベルギーだった。
世界ランキング15位から11位へ
今回のワールドカップで見逃せないのは、最終順位だけではない。大会前の世界ランキング15位から、大会後には11位へと4つ順位を上げたことだ。
世界ランキング11位という数字は、アジア大会終了後も維持された。日本ホッケー協会が公表したFIHランキングの記録でも、10月4日時点の日本は11位となっている。
ただし、ワールドカップ11位と世界ランキング11位は別の指標だ。前者は大会の最終順位、後者は国際大会の成績などを反映した世界全体の評価である。両方が11位になったからといって、同じ意味ではない。
大会ではチリに3対0で勝利した一方、オランダには0対9で敗れた。世界トップクラスとの間にある得点力や試合運びの差は、依然として課題として残っている。
【アジア大会2026】韓国戦の3位決定戦で銅メダルを獲得
2026年のさくらジャパンを語るうえで、最も大きな成果の一つが第20回アジア競技大会での銅メダルだ。
女子ホッケー競技は9月18日から10月2日まで岐阜県各務原市の岐阜県グリーンスタジアムで行われた。日本は開催国として出場し、インド、タイ、シンガポール、インドネシア、ウズベキスタンと同じグループBに入った。
予選リーグは4勝1敗で突破
日本の予選リーグの結果は次のとおり。
- 9月18日:日本 7-0 インドネシア
- 9月21日:日本 5-0 シンガポール
- 9月23日:日本 7-1 ウズベキスタン
- 9月25日:日本 1-3 インド
- 9月27日:日本 3-0 タイ
4勝1敗、勝ち点12でグループBの2位となり、準決勝へ進出した。
特にタイとの最終戦では、中込紅莉が前半に2得点。さらに齋藤はなみが第4クオーターにペナルティーコーナーから追加点を挙げ、3対0で勝利した。
中込と齋藤の得点は、代表チームの攻撃力を示す具体的な結果だ。単に守備で耐えるだけでなく、チャンスを得点につなげる選手がいることも評価できる。
中国との準決勝はシュートアウトで惜敗
9月30日の準決勝では、世界ランキング4位の中国と対戦。日本は相手に得点を許さず、試合は0対0のまま終了した。
勝敗を決めるシュートアウトでは日本が2対4で敗れ、決勝進出を逃した。
世界ランキング上位の中国を60分間無得点に抑えたことは守備面での成果だが、シュートアウトで勝ち切れなかった点は課題として残った。
韓国との3位決定戦は0対0から4対2で勝利
10月2日の3位決定戦で対戦したのは韓国。大会前の世界ランキングは日本が11位、韓国が17位だった。
試合は第1クオーターから日本が連携したプレスでボールを奪い、攻撃の時間を増やした。島田あみるを中心に右サイドから攻撃を組み立て、髙島瑠唯や小早川志穂らもゴールを狙った。
しかし、韓国の守備も堅く、日本はペナルティーコーナーを獲得しながら得点できなかった。
第3クオーターには韓国にペナルティーストロークを与えたが、GK工藤優がこれをセーブ。第4クオーターでもGK田中秋桜が相手の攻撃を止め、最後まで失点を許さなかった。
試合は0対0のまま終了し、勝敗はシュートアウトに持ち込まれた。日本が4対2で韓国を破り、アジア大会3位が決定した。
この試合で注目したいのは、攻撃陣の決定力だけでなく、2人のGKがそれぞれ重要な局面で仕事をしたことだ。工藤のペナルティーストローク阻止と田中の第4クオーターのセーブが、銅メダルにつながった。
アジア大会の最終順位は、優勝インド、準優勝中国、3位日本、4位韓国。日本は開催国としての期待に応え、表彰台を確保した。
【女子ホッケー日本代表の強さを検証】世界11位の実力と残された課題
2026年の成績から見えるさくらジャパンの特徴は、守備の粘り強さと組織的な連携だ。一方、世界トップクラスとの試合では失点を重ねる場面もあり、攻撃の精度や試合を決める力には改善の余地がある。
強みは組織的な守備と運動量
アジア大会の韓国戦では、試合を通じて相手の攻撃を止め、無失点を維持した。中国との準決勝でも、通常の試合時間ではゴールを許していない。
この2試合は、強豪相手にも守備組織を維持できることを示している。前線からのプレス、選手間の連携、GKのセーブが組み合わさった結果だ。
課題は得点力とセットプレーの精度
一方、ワールドカップではオランダに0対9で敗れ、オーストラリアにも0対2で敗戦。アジア大会でもインドに1対3で敗れた。
また、韓国との3位決定戦では複数回のペナルティーコーナーを獲得しながら、得点に結び付けられなかった。
ホッケーでは、相手の守備を崩してペナルティーコーナーを獲得することに加え、その機会を確実に得点へ変える能力が勝敗を左右する。守備で競り合えるチームから、攻撃でも勝ち切れるチームへ進化できるかが今後の焦点となる。
2026年の成績をどう評価するべきか
ワールドカップ11位とアジア大会3位を並べると、さくらジャパンの現在地が見えてくる。
アジア大会ではインドや中国といった上位国に対して課題を残しながら、韓国には勝利した。世界大会ではオランダやオーストラリアとの実力差を突き付けられたものの、チリやスコットランドには勝利している。
したがって、世界ランキング11位は一定の国際競争力を示す一方、世界の優勝候補と同じ水準に達したことを意味するものではない。
日本の強みを生かしながら、上位国との試合でどれだけ攻撃の機会を増やし、得点に結び付けられるか。2028年を見据えた強化では、この部分が重要になる。
【2028年ロサンゼルス五輪】出場権への道と歴代メンバー・代表選考
さくらジャパンが次に目指す大きな目標は、2028年ロサンゼルスオリンピックへの出場だ。
2004年アテネ大会から2024年パリ大会まで6大会連続で出場してきた日本にとって、LA28は7大会連続出場が懸かる大会となる。
アジア大会3位で獲得したのは五輪予選への出場権
ここで注意したいのは、2026年アジア大会の銅メダルが、そのままロサンゼルス五輪の出場権になるわけではないことだ。
FIHが公表したLA28の予選制度では、アジア大会の優勝国が直接五輪出場権を獲得する。2026年大会ではインドが中国を1対0で破って優勝し、ロサンゼルスへの切符を手にした。
一方、優勝国以外の女子上位4チームには、FIHオリンピック予選大会への出場枠が与えられる。日本は3位だったため、この枠を獲得した。
日本の五輪出場が確定したわけではないが、次の予選大会に進める重要な権利を手にしたことになる。
ロサンゼルス五輪までの主なスケジュール
- 2026年:アジア大会で3位となり、五輪予選大会への出場枠を確保。
- 2027年:各大陸選手権やFIHプロリーグなどを通じて出場国が決定していく。
- 2028年初頭:FIHオリンピック予選大会が開催される予定。各大会の上位2チームが五輪出場権を獲得する。
- 2028年7月:ロサンゼルスオリンピック開催。
FIHの制度では、男女それぞれ12チームがオリンピックに出場する。開催国アメリカのほか、FIHプロリーグや大陸選手権、オリンピック予選大会を通じて出場国が決まる仕組みだ。
日本にとっては、2028年初頭の予選大会が直接的な勝負どころになる。予選大会で上位2チームに入ることが、7大会連続出場を実現する条件の一つとなる。
歴代メンバーから見る代表チームの変化
さくらジャパンは、2004年アテネ大会から現在まで、複数の世代が代表を引き継いできた。
東京2020では錦織えみらが代表を経験し、2024年パリ大会では鈴木美結、田中彩樹らにつながる世代が国際舞台を経験した。2026年の代表には、こうした五輪経験者と新しい世代が共存している。
日本ホッケー協会の代表選手団アーカイブでは、過去のワールドカップ、オリンピック、アジア大会などの選手団を確認できる。歴代メンバーを調べる際は、単に名前を並べるのではなく、大会ごとの選考と出場実績を分けて見ることが大切だ。
日本ホッケー協会の代表選考はどう進む?
女子日本代表の選考を担当するのは公益社団法人日本ホッケー協会(JHA)だ。
協会の代表選考ページでは、女子の視察日程や選手推薦に関する情報が掲載されている。大会ごとの選手団発表では、ポジション、所属チーム、代表経験なども確認できる。
代表候補や練習参加者として名前が挙がった段階と、国際大会に出場する最終メンバーに選ばれた段階は異なる。最新メンバーを調べる場合は、候補選手リストだけで判断せず、ワールドカップやアジア大会など、対象大会の正式な選手団発表を確認する必要がある。
2026年10月時点でも日本ホッケー協会は代表選考関連の視察情報を更新している。今後のメンバー変更や新世代の台頭を追ううえで、協会の公式発表は最も重要な情報源となる。
【女子ホッケー日本代表】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:女子ホッケー日本代表の愛称は何ですか?
A1:女子ホッケー日本代表の愛称は「さくらジャパン」です。2007年に北京オリンピックへ向けて一般公募され、日本を象徴する桜にちなんで名付けられました。
Q2:2026年の女子ホッケー日本代表メンバーは誰ですか?
A2:2026年7月22日に発表されたアジア大会代表は20人です。GK田中秋桜、工藤優、DF錦織えみ、鈴木美結、FW小早川志穂などが選ばれました。大会によって選手団は異なります。
Q3:女子ホッケー日本代表の世界ランキングは何位ですか?
A3:2026年10月4日時点で11位です。2026年ワールドカップ開幕時の15位から、大会終了後に11位へ上昇しました。
Q4:2026年アジア大会で日本は何位でしたか?
A4:3位で銅メダルを獲得しました。3位決定戦では韓国と0対0で引き分け、シュートアウトを4対2で制しました。
Q5:2026年ワールドカップで日本は何位でしたか?
A5:16か国中11位でした。グループリーグではチリに3対0で勝利し、順位決定戦ではスコットランドを2対1で破っています。
Q6:さくらジャパンは2028年ロサンゼルス五輪に出場できますか?
A6:2026年11月1日時点では出場は確定していません。ただし、アジア大会3位によりFIHオリンピック予選大会への出場枠を獲得しています。予選大会で上位2チームに入れば、五輪出場が決まります。
Q7:女子ホッケー日本代表の主な所属チームはどこですか?
A7:コカ・コーラボトラーズジャパン レッドスパークス、Sony Hockey Club Stellars、グラクソ・スミスクライン Orange United、GIFU ASAHI BLUE BEESなどです。大学所属の代表選手もいます。
まとめ:さくらジャパンの2026年の成果と2028年への期待
2026年の女子ホッケー日本代表は、ワールドカップ11位、アジア大会3位という成績を残した。世界ランキングも11位に上昇し、国際舞台での競争力を示したシーズンだった。
特にアジア大会の韓国戦は、GK工藤優のペナルティーストローク阻止、田中秋桜の好守、そしてシュートアウトでの勝利が印象に残る試合となった。中込紅莉や齋藤はなみの得点も、今後の攻撃陣を考えるうえで注目したい材料だ。
一方、世界ランキング上位国との試合では得点力や試合を決める力に課題が残る。2028年ロサンゼルス五輪に向けては、守備の安定感を維持しながら、攻撃の精度を高めることが欠かせない。
これからのさくらジャパンを追うなら、注目すべきポイントは3つ。第一に、日本ホッケー協会が発表する新しい代表メンバー。第二に、国際大会での得点力と世界ランキングの推移。第三に、2028年のFIHオリンピック予選大会での成績だ。
6大会連続のオリンピック出場を果たしてきた日本女子ホッケー。2026年の銅メダルを次のステップにつなげ、7大会連続出場を実現できるか。さくらジャパンの挑戦は、これからが本当の勝負となる。
主な事実確認資料: 日本ホッケー協会の2026年代表選手団・大会公式記録、FIH国際ホッケー連盟のLA28予選制度、アジアホッケー連盟の大会結果。