【MLB歴代ランキングで何位?ジャッジとマリス、歴代強打者を比較】

目次

ジャッジの62本塁打は、ア・リーグの記録を更新しただけでなく、MLB全体の歴史でも非常に高い順位に位置しています。

【検証資料 1】ジャッジホームラン数 2022の当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

ただし、ここで区別したいのが「ア・リーグ記録」と「MLB全体の記録」です。62本はア・リーグの単独最多ですが、MLB全体ではさらに上の記録が存在します。

MLBシーズン最多本塁打の歴代ランキング

ジャッジホームラン数 2022

2026年時点で確認できる従来のア・リーグ・ナ・リーグ統合ランキングでは、ジャッジは歴代7位です。

順位選手年度・本塁打球団
1位バリー・ボンズ2001年・73本ジャイアンツ
2位マーク・マグワイア1998年・70本カージナルス
3位サミー・ソーサ1998年・66本カブス
4位マーク・マグワイア1999年・65本カージナルス
5位サミー・ソーサ2001年・64本カブス
6位サミー・ソーサ1999年・63本カブス
7位アーロン・ジャッジ2022年・62本ヤンキース
8位ロジャー・マリス1961年・61本ヤンキース

このランキングから分かるように、ジャッジより上位にいるのは、ボンズ、マグワイア、ソーサの3人だけです。しかも、ジャッジの62本は、ア・リーグ所属選手としての歴代最多記録です。

ロジャー・マリスとの記録比較

ジャッジホームラン数 2022

マリスとジャッジには、単なる記録保持者という共通点以上のつながりがあります。2人ともニューヨーク・ヤンキースの主力打者として、長年破られなかった球団の歴史を塗り替えました。




61本

ジャッジホームラン数 2022

1961年・ヤンキース
ベーブ・ルースの60本を超えた伝説的な打者。



62本


2022年・ヤンキース
マリスの記録を61年ぶりに更新した打者。


マリスが61本を達成した1961年は、ア・リーグが154試合制から162試合制に移行した最初のシーズンでした。そのため、当時はベーブ・ルースの60本との比較をめぐって議論が起こりました。

一方、ジャッジの2022年も162試合制です。マリスとジャッジは、同じ162試合制のア・リーグで61本と62本という記録を残したことになります。

なお、マリスの記録にアスタリスクが付いていたという話は有名ですが、MLB公式の歴史解説では、正式な記録表にアスタリスクが付けられたという通説は誤りと説明されています。154試合と162試合の記録を別扱いする方針は1991年に終了しました。

2025年以降の60本塁打記録との関係

ジャッジの記録は2022年だけの話ではありません。2025年にはシアトル・マリナーズのカル・ローリーが60本塁打を達成し、60本の大台に到達した打者として新たに歴史に名を刻みました。

それでも、62本というア・リーグ記録はジャッジが保持しています。2026年現在も、62本という数字が比較の基準になっているのです。

【2022年ア・リーグMVP受賞!ジャッジが評価された本当の理由】

2022年11月17日、ジャッジはアメリカ野球記者協会(BBWAA)の投票によって、ア・リーグMVPに選出されました。

62本塁打という歴史的な記録に加え、打率.311、131打点、出塁率.425、長打率.686という総合成績が高く評価された結果です。

MVP投票では大谷翔平との争いも注目された

2022年のMVP争いでは、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平も有力候補でした。大谷は投手としても打者としても優れた成績を残しており、二刀流の価値をどう評価するかが大きな論点になっていました。

最終的な投票結果は次のとおりです。

選手 1位票 総得点
アーロン・ジャッジ 28票 410点
大谷翔平 2票 280点
ヨルダン・アルバレス 0票 232点

ジャッジは30人の投票者のうち28人から1位票を獲得しました。全員一致ではありませんが、大谷を130ポイント上回る結果でした。

ここで押さえておきたいのは、ジャッジのMVP受賞が単なるホームラン数だけで決まったわけではない点です。打率、出塁率、長打率、打点、得点など、打撃全体の貢献が評価されました。

また、この受賞はヤンキースにとって通算21回目のMVPとなり、球団別でも最多記録を更新する節目になりました。

ヤンキースの歴史におけるジャッジの存在

ヤンキースには、ベーブ・ルース、ロジャー・マリス、ミッキー・マントルなど、野球史に残る強打者が在籍してきました。

ジャッジはその系譜に連なる存在です。2022年の62本塁打によって、同じ球団で60本以上を記録した選手として、ルース、マリスに続く歴史的な位置を確立しました。

MLB公式の記録紹介でも、ジャッジはヤンキース史上3人目の60本塁打達成者として紹介されています。長い球団史の中で見ても、極めて限られた選手しか到達できない記録です。

【ジャッジの62本塁打について間違えやすい5つのポイント】

ジャッジの2022年シーズンについては、記録の意味や歴代順位に関して混同されやすいポイントがあります。ここでは特に重要な点を整理します。

1. 62本はMLB全体のシーズン最多記録ではない

62本はア・リーグのシーズン最多記録です。MLB全体の最多記録は、バリー・ボンズが2001年に記録した73本です。

2. マリスの61本を更新したのは2022年10月4日

9月28日の61号はマリスの記録に並んだ本塁打です。単独の新記録になったのは10月4日の62号でした。

3. 60号と62号は別の日に達成された

60号は2022年9月20日、62号は10月4日です。60号を打った時点でシーズン最多記録を更新したわけではありません。

4. MVPは全会一致ではなかった

ジャッジは28票の1位票を獲得しましたが、残り2票は大谷翔平に投じられました。圧倒的な支持を集めたものの、全会一致ではありません。

5. 62本塁打だけでなく総合成績も歴史的だった

打率.311、131打点、OPS1.111という成績も重要です。ホームランの数だけを見て評価するよりも、出塁率や長打率を含めて考えることで、ジャッジの2022年が持つ価値をより正確に理解できます。

【ジャッジの2022年ホームラン数に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:アーロン・ジャッジの2022年のホームラン数は何本ですか?

答えは62本です。2022年10月4日に62号を放ち、ロジャー・マリスが1961年に記録したア・リーグ最多の61本を更新しました。

Q2:ジャッジが60号ホームランを打った日はいつですか?

2022年9月20日です。ヤンキース対パイレーツ戦の9回裏、ウィル・クロウから本塁打を放ちました。

Q3:ジャッジの62号ホームラン達成日はいつですか?

2022年10月4日です。テキサス・レンジャーズ戦のダブルヘッダー第2試合で、ヘスス・ティノコから先頭打者本塁打を記録しました。

Q4:ロジャー・マリスのホームラン数は何本でしたか?

1961年に61本です。ジャッジは2022年に62本を記録し、61年ぶりにア・リーグのシーズン最多本塁打記録を更新しました。

Q5:ジャッジの2022年の打率と打点はいくつですか?

打率は.311、打点は131です。さらに出塁率.425、長打率.686、OPS1.111という優秀な成績を残しました。

Q6:ジャッジは2022年にMVPを受賞しましたか?

はい。2022年11月17日にア・リーグMVPに選出されました。30人中28人の1位票を獲得し、総得点410点で大谷翔平を上回りました。

Q7:ジャッジの62本はMLB歴代何位ですか?

2026年時点の従来のMLBシーズン本塁打ランキングでは7位です。MLB全体の最多記録はバリー・ボンズの73本で、ジャッジはア・リーグの歴代最多記録保持者です。

まとめ:ジャッジの62本塁打は2026年も色あせない歴史的記録

アーロン・ジャッジが2022年に達成した62本塁打は、ニューヨーク・ヤンキースの球団史とアメリカンリーグの歴史を塗り替えた大記録です。

ロジャー・マリスが1961年に樹立した61本を超え、ア・リーグのシーズン最多記録を更新。さらに打率.311、131打点、OPS1.111という総合成績で、2022年のア・リーグMVPにも選ばれました。

今回の記録を振り返るうえで、特に覚えておきたい数字は次の3つです。

- 60本: 2022年9月20日、ルースの記録に並んだ節目。
- 61本: 2022年9月28日、マリスの記録に並んだ瞬間。
- 62本: 2022年10月4日、ア・リーグ新記録を達成した歴史的な一発。

MLB全体の歴代最多記録は73本ですが、ア・リーグの頂点に立つ62本の価値は変わりません。2026年現在も、ジャッジの2022年シーズンは、圧倒的な長打力と総合的な打撃能力が結びついた歴史的なシーズンとして記憶されています。

ホームラン数だけでなく、月別推移、打率、打点、MVP投票、そしてマリスとの記録のつながりまで見ることで、62本という数字の本当の価値が浮かび上がります。

主な記録資料: MLB公式記録・選手プロフィール、MLB公式の2022年本塁打記録特集、Baseball-Referenceのシーズン成績・歴代ランキング、BBWAAの2022年ア・リーグMVP投票結果。