【夏の選手権福島大会】東日大昌平が学法石川を10-7で破り初優勝

目次

2026年7月9日から25日まで開催された第108回全国高等学校野球選手権福島大会には、62チームが参加した。決勝に進んだのは、東日大昌平と学法石川。最後に勝利をつかんだのは、いわき市にある東日本国際大学附属昌平高校だった。

【検証資料 1】福島県高校野球の結果の当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

7月25日の決勝はヨーク開成山スタジアムで行われ、東日大昌平が10-7で学法石川を撃破。春夏通じて初めての甲子園出場を決めた。福島県内の勢力図に新しい動きをもたらす優勝だった。

決勝のスコアと試合展開

福島県高校野球の結果

東日大昌平は初回に3点、2回に2点を挙げ、序盤から試合を優位に進めた。学法石川も反撃し、終盤まで得点を重ねたが、昌平がリードを守り切った。

項目 内容 開催日 2026年7月25日 会場 ヨーク開成山スタジアム 優勝 東日大昌平 準優勝 学法石川 最終スコア 東日大昌平 10-7 学法石川 甲子園出場 東日大昌平が初出場

日刊スポーツの決勝スコアによると、東日大昌平は照沼、緑川凰、白田の継投で試合を締めくくった。初回の緑川楓麻による適時三塁打も、序盤の主導権を握る大きなプレーとなった。

準決勝では、東日大昌平が聖光学院を3-2で撃破。もう一方の準決勝では学法石川が尚志に6-0で勝利した。聖光学院を破った東日大昌平が、その勢いを決勝にも持ち込んだ構図だ。

福島放送(KFB)の大会報道も、東日大昌平の初優勝と初の甲子園出場を伝えている。いわき勢にとっても、夏の甲子園出場は1995年の磐城以来31年ぶりの出来事だった。

出典:KFB福島放送、日刊スポーツ、いわき民報の大会報道。

甲子園ではベスト16に進出

福島県高校野球の結果

東日大昌平の挑戦は県大会で終わらなかった。8月の第108回全国高校野球選手権大会では、初出場ながら2勝を挙げ、3回戦まで進んだ。

- 8月8日:白樺学園に2-1で勝利
- 8月13日:青森山田に6-2で勝利
- 8月16日:有明に1-4で敗退

特に2回戦の青森山田戦で6-2と勝利したことは、福島県代表としての存在感を全国に示す結果となった。3回戦では有明に敗れたものの、初出場でベスト16という成績を残した。

この甲子園での経験は、翌年以降のチームづくりにもつながる財産となる。県大会優勝だけでなく、全国大会で2勝した点まで含めて、2026年の東日大昌平は福島県高校野球の大きな話題となった。

出典:日本高等学校野球連盟の大会結果、阪神甲子園球場の試合記録。

【秋季福島県大会】聖光学院が光南に延長10回4-3で勝利、6連覇達成

福島県高校野球の結果

夏とは異なり、秋の福島県大会では聖光学院が再び県内の頂点に立った。

第78回秋季東北地区高等学校野球福島県大会は9月17日から開催され、9月28日に決勝を実施。聖光学院と光南が対戦し、延長10回タイブレークの末、聖光学院が4-3でサヨナラ勝ちを収めた。

決勝は光南が3点を先行する展開

試合序盤は光南が主導権を握った。3回に犠牲フライで先制し、5回にも適時打を重ねて3-0とリードを広げた。

追い込まれた聖光学院は6回裏に2点を返し、7回裏にも1点を追加。試合を3-3の振り出しに戻した。

その後は両チームの投手陣が踏ん張り、延長タイブレークに突入。10回表を無失点で切り抜けた聖光学院は、その裏に途中出場の後藤が一塁線を破る適時打を放ち、劇的なサヨナラ勝ちを決めた。

2026年9月28日・秋季福島大会決勝


光南

3




聖光学院

4



聖光学院優勝
延長10回タイブレーク

会場:ヨークいわきスタジアム

福島テレビ(FTV)の試合報道では、聖光学院の四竈翔真主将が、3年生を含めた全員で戦う姿勢について振り返っている。

「3年生も含めて全員で戦おうっていう風に全員で言ってたんで、それが体現できたかなって思います」

この勝利によって聖光学院は6年連続20回目の秋季福島大会優勝を達成した。県内での安定した競争力を示す結果となった。

秋季大会の上位校と準決勝の結果

決勝に至るまでの戦績にも、各校の実力が表れている。

- 準決勝:聖光学院 12-2 日大東北
- 準決勝:光南 6-1 いわき湯本
- 準々決勝:聖光学院 4-0 学法石川
- 準々決勝:光南 7-6 会津北嶺
- 準々決勝:日大東北 8-1 福島成蹊
- 準々決勝:いわき湯本 4-1 須賀川創英館

3位決定戦では、いわき湯本が日大東北を9-3で破った。いわき湯本は県3位として東北大会初出場を決め、聖光学院、光南とともに福島県代表として広域大会へ進んだ。

出典:高校野球ドットコム、福島テレビ、スポーツナビの試合記録。

【2026年主要試合一覧】春・夏・秋の結果と強豪校の戦績を比較

2026年の福島県高校野球を理解するには、春季県大会、夏の選手権、秋季県大会を連続した流れとして見る必要がある。

春は聖光学院が優勝し、夏は東日大昌平が新王者となった。そして秋には再び聖光学院が優勝。学法石川や光南、日大東北なども各大会で上位に進出しており、年間を通じて複数の強豪校が競い合った。

2026年の大会別・学校別戦績

大会・時期 学校・対戦 結果 春季県大会・5月 聖光学院-学法石川 8-1、聖光学院優勝 春季県大会・3位決定戦 東日大昌平-福島 9-1、昌平が3位 夏・準決勝 東日大昌平-聖光学院 3-2、昌平勝利 夏・決勝 東日大昌平-学法石川 10-7、昌平優勝 夏・甲子園 東日大昌平 ベスト16 秋・準決勝 聖光学院-日大東北 12-2、聖光学院勝利 秋・決勝 聖光学院-光南 4-3、延長10回 秋・3位決定戦 いわき湯本-日大東北 9-3、いわき湯本勝利 秋季東北大会 聖光学院 ベスト8

この一覧から読み取れるのは、春と秋の聖光学院、夏の東日大昌平という年間を通じた主役の交代だ。学法石川は春と夏の両方で決勝に進み、光南は秋の決勝で聖光学院を追い詰めた。

なお、表の結果は県大会と全国大会、東北大会を区別して読む必要がある。同じ学校でも、大会ごとに対戦相手やチーム状況が異なるため、単純に優勝回数だけで年間の実力を判断することはできない。

【春季福島県大会】聖光学院が6連覇、学法石川との決勝を制す

2026年5月に開催された第78回春季東北地区高校野球福島県大会では、聖光学院が学法石川を8-1で破り、6年連続16回目の優勝を達成した。

決勝は5月24日にあいづ球場で行われた。聖光学院は初回に2点を先制。学法石川が3回に1点を返したものの、5回に3点、8回にも3点を追加し、試合を決定づけた。

紺野耀大投手が1失点完投

この試合で注目されたのが、聖光学院の紺野耀大投手だ。9回を投げ抜き、学法石川を1失点に抑える完投勝利を収めた。

高校野球ドットコムの大会報道によると、紺野投手は準々決勝でも7回参考ながらノーヒットノーランの好投を見せていた。春季大会を通じて、投手陣の安定感が聖光学院の強さを支えた。

また、決勝前の3位決定戦では東日大昌平が福島に9-1で勝利。春の時点で昌平も上位争いに加わっていたことが分かる。

春季東北大会でも聖光学院が優勝

県大会で優勝した聖光学院は、春季東北大会でも好成績を残した。準々決勝で八戸学院光星に9-2、準決勝で東北に5-0と勝ち進み、決勝では仙台育英を10-9で破った。

つまり、聖光学院は2026年春に福島県だけでなく東北地区でも頂点に立ったことになる。県大会6連覇という記録と合わせ、年間を通じた強さを評価するうえで見逃せない実績だ。

出典:高校野球ドットコム、TUFテレビユー福島、スポーツナビの2026年春季大会記録。

【秋季東北大会】福島県代表3校の結果とセンバツへの展望

秋季福島県大会の結果を確認した後に注目したいのが、県代表による東北大会での戦いだ。

2026年の第79回秋季東北地区高等学校野球大会は10月12日から19日まで開催された。福島県からは、聖光学院、光南、いわき湯本の3校が出場した。

福島県代表3校の試合結果

1. 聖光学院:東北大会ベスト8

県大会優勝校の聖光学院は、10月14日の2回戦で仙台一に6-2で勝利した。

しかし、10月16日の準々決勝では青森山田と対戦し、2-4で敗退。5回に3点を失いながらも反撃したが、9回に追加点を許して試合を終えた。

県大会6連覇を達成した聖光学院にとって、東北大会のベスト8は次のシーズンに向けた課題を確認する機会にもなった。

2. 光南:仙台育英に敗れ2回戦敗退

県大会準優勝の光南は、10月13日に仙台育英と対戦した。序盤から相手に得点を許し、7回までに7点を奪われる展開となった。

最終的には0-7の7回コールドで敗退。県大会決勝で聖光学院を延長戦まで追い込んだチームでも、東北の強豪を相手に厳しい結果となった。

3. いわき湯本:東北大会初出場で1勝

県大会3位のいわき湯本は、初出場ながら1回戦を突破した。10月12日の山形中央戦で4-2と勝利し、東北大会での初勝利を挙げた。

続く10月13日の2回戦では、青森県代表の八戸学院光星と対戦。9回に1点を返したものの、最終スコアは1-3となり、準々決勝進出を逃した。

県大会3位から東北大会で1勝を挙げたことは、いわき湯本にとって大きな経験となった。

東北大会の優勝校は仙台育英

2026年秋季東北大会の決勝は10月19日に行われ、仙台育英が青森山田を8-3で破り、4年ぶり13回目の優勝を果たした。

福島県勢は聖光学院のベスト8が最高成績だった。光南といわき湯本も県大会での実績を持って東北大会に臨んだが、上位進出には届かなかった。

秋季東北大会は翌春の選抜高校野球大会につながる重要な大会だ。ただし、県大会や東北大会の優勝だけでセンバツ出場が自動的に決まるわけではなく、地域の出場枠や大会内容などを踏まえた選考が行われる。

2027年春のセンバツを見据えるうえでは、県大会での順位だけでなく、東北大会での対戦内容やチームの成長も注目したい。

出典:高校野球ドットコム、スポーツナビ、いわき民報、一球速報.comの2026年秋季東北大会記録。

【プロの結論】2026年の福島県高校野球は強豪校の競争構造が見どころ

2026年の結果を年間で振り返ると、福島県高校野球の特徴は、聖光学院の安定した実績と、東日大昌平や学法石川などの追い上げが同時に見られたことだ。

1. 聖光学院は年間を通じた安定感が強み

春季県大会と秋季県大会で優勝し、春季東北大会も制した聖光学院は、2026年の福島県を代表する実績を残した。

夏は東日大昌平に準決勝で敗れたものの、秋には県大会6連覇を達成。短期間の勝敗だけでは測れないチームの総合力が表れた一年だった。

2. 東日大昌平は全国で結果を残した新勢力

東日大昌平は夏の県大会で聖光学院を破り、決勝でも学法石川に勝利。さらに甲子園で2勝を挙げ、ベスト16に進出した。

一方、秋季県大会では福島成蹊に5-7で敗れて2回戦敗退となった。夏の実績をそのまま秋に持ち越すのではなく、新チームへの移行が大会結果に影響することを示す事例だ。

3. 学法石川と光南も見逃せない

学法石川は春と夏に決勝へ進出し、安定した上位校として存在感を示した。秋は準々決勝で聖光学院に0-4で敗れたものの、年間を通じて県内の優勝争いに加わっている。

光南は秋季県大会で準優勝。聖光学院を延長10回まで追い詰めた試合内容は、今後の大会に向けても注目できる材料だ。

4. 日大東北といわき湯本の動向

日大東北は秋季県大会で準決勝に進み、聖光学院に2-12で敗れた。3位決定戦でもいわき湯本に敗れ、東北大会出場は逃したが、県内上位の実力を持つ学校として引き続き注目される。

いわき湯本は秋季県大会3位から東北大会初出場を果たし、初戦も突破した。県内の伝統的な強豪校以外にも、上位を狙うチームが現れていることは、福島県全体の競争を考えるうえで興味深い。

試合結果やトーナメント表を見るときの判断基準

福島県高校野球の速報を確認する際は、次の3点を押さえると情報を整理しやすい。

- 大会の種類を確認する: 春季大会、選手権福島大会、秋季大会では目的やチーム編成が異なる。
- 回戦と順位を確認する: 優勝、準優勝、3位、ベスト8では次の大会への進出条件が異なる。
- 県大会と東北大会を分ける: 県大会での勝利が、そのまま東北大会での勝利を意味するわけではない。

また、福島県高校野球組み合わせや高校野球トーナメント表を見る場合は、勝ち上がりだけでなく、対戦日、会場、試合方式も確認したい。延長タイブレークやコールドゲームなどは、最終スコアの意味を理解するうえで重要だ。

【福島県高校野球の結果】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年の夏の選手権福島大会で優勝した高校はどこですか?
A1:東日大昌平です。7月25日の決勝で学法石川を10-7で破り、春夏通じて初の甲子園出場を決めました。

Q2:2026年秋季福島県大会の優勝校はどこですか?
A2:聖光学院です。9月28日の決勝で光南を延長10回タイブレークの末に4-3で破り、6年連続20回目の優勝を達成しました。

Q3:東日大昌平の2026年夏の甲子園の結果は?
A3:初戦で白樺学園に2-1、2回戦で青森山田に6-2で勝利しました。3回戦では有明に1-4で敗れましたが、ベスト16に進出しました。

Q4:聖光学院は2026年の春季大会でも優勝しましたか?
A4:はい。5月24日の春季福島県大会決勝で学法石川を8-1で破り、6年連続16回目の優勝を果たしました。春季東北大会でも優勝しています。

Q5:2026年秋季東北大会に出場した福島県の高校は?
A5:聖光学院、光南、いわき湯本の3校です。聖光学院はベスト8、光南はいわき県勢以外の仙台育英に0-7、いわき湯本は八戸学院光星に1-3で敗れました。

Q6:2026年の福島県高校野球で注目すべき強豪校は?
A6:聖光学院、東日大昌平、学法石川、光南、日大東北が注目校です。加えて、秋季東北大会初出場を果たしたいわき湯本にも注目が集まります。

まとめ:2026年の福島県高校野球は春秋の聖光学院、夏の東日大昌平が主役

2026年の福島県高校野球は、春季県大会で聖光学院が学法石川を8-1で破り、夏は東日大昌平が学法石川に10-7で勝利。秋には聖光学院が光南を延長10回4-3で下すという結果になった。

年間を通じて聖光学院の安定感が際立つ一方、東日大昌平は夏の甲子園でベスト16まで進出し、全国レベルでの実力を示した。学法石川と光南も決勝進出という成果を残し、いわき湯本も東北大会で初勝利を挙げている。

秋季東北大会では福島県勢の優勝には届かなかったものの、各校が全国につながる経験を積んだ。次の注目点は、2027年春に向けた新チームの成長と、県内の勢力図がどう変化するかだ。

福島県高校野球の結果を追う際は、最終スコアだけでなく、春・夏・秋の大会ごとの戦績や東北大会での内容まで比較することで、各校の本当の強さが見えてくる。