【2026年最新】男子ゴルフ海外ツアーの日程・結果と注目大会
2026年11月2日時点で、海外男子ゴルフの勢力図を理解するには、PGAツアー、DPワールドツアー、LIVゴルフの3つを分けて見る必要がある。大会の開催地域だけでなく、年間王者の決め方や選手の出場資格にも違いがあるためだ。
1.PGAツアー:FedExCup王者はスコッティ・シェフラー

2026年のPGAツアーは、8月27~30日に開催されたツアー選手権で年間王者が決定した。
優勝したのは米国のスコッティ・シェフラー。最終スコア16アンダー、通算264ストロークで大会を制し、2024年に続く自身2度目のFedExCupタイトルを獲得した。優勝賞金は1000万ドルだった。
日本の松山英樹は同大会で21位タイ。年間王者争いではシェフラーが頂点に立った一方、松山もプレーオフ最終戦まで進出している。
11月以降のPGAツアー主要日程
| 開催日 | 大会名 | 開催地 |
|---|---|---|
| 11月5~8日 | World Wide Technology Championship | メキシコ・ロスカボス |
| 11月12~15日 | Austin Championship | 米国・テキサス州 |
| 11月19~22日 | The RSM Classic | 米国・ジョージア州 |
| 12月3~6日 | Hero World Challenge | バハマ |
11月の3大会はFedExCup Fallに位置づけられる大会だ。プレーオフ終了後の選手にとっては、2027年シーズンの出場優先順位や競技機会を確保するための重要な期間となる。
なお、Hero World Challengeは通常のPGAツアー公式戦とは異なる特別大会であり、通常のFedExCupポイント競争と同じ扱いではない。
2.DPワールドツアー:レース・トゥ・ドバイは最終決戦へ

DPワールドツアーは欧州を中心に、アジア、中東、アフリカなど世界各地で大会を開催する国際ツアーだ。
2026年シーズンは25か国で最低42大会を実施する構成となり、メジャー大会を除く賞金総額は1億5750万ドルに達する。
年間ランキングは「レース・トゥ・ドバイ」で決定する。シーズンを通じて獲得したポイントを積み上げ、最終的に最も多くのポイントを獲得した選手が年間王者となる。
2026年11月の最終プレーオフ日程
11月5~8日:Abu Dhabi Aldar Championship
開催地:アラブ首長国連邦・ヤスリンクス
レース・トゥ・ドバイの上位70人を中心に年間王者争いを絞り込む。
11月12~15日:DP World Tour Championship
開催地:アラブ首長国連邦・ジュメイラ・ゴルフ・エステーツ
上位50人が進出するシーズン最終戦。レース・トゥ・ドバイ年間王者が決まる。
10月25日のジェネシス選手権終了時点では、レース・トゥ・ドバイの上位争いは次のようになっている。
| 順位 | 選手 | ポイント |
|---|---|---|
| 1位 | エウヘニオ・チャカラ | 4,143.89 |
| 2位 | パトリック・リード | 3,474.62 |
| 3位 | ローリー・マキロイ | 3,144.86 |
| 4位 | ケイシー・ジャービス | 2,856.08 |
| 5位 | アーロン・ライ | 2,467.00 |
特に注目したいのは、スペインのエウヘニオ・チャカラだ。2026年はDPワールドツアーで3勝を挙げ、年間ランキングの首位に立った。
また、最終ランキングの上位10人のうち、すでにPGAツアー出場資格を持つ選手などを除いた対象者には、2027年シーズンのPGAツアー出場資格が与えられる。
DPワールドツアーは独立した年間タイトルを争う舞台であると同時に、PGAツアーへの昇格ルートとしても重要性を持つ。
3.LIVゴルフ:2026年は72ホール制に変更、年間王者はラーム
LIVゴルフは、PGAツアーとは異なる運営方式を採用する国際的な男子ゴルフリーグだ。
2026年の大きな変更点は、従来の54ホール制から72ホール制へ移行したこと。4日間競技となり、通常のプロゴルフトーナメントに近い競技日数になった。
2026年の基本構成は以下のとおり。
- 1シーズン14大会
- 参加選手57人
- 13チーム、各4人
- ワイルドカード選手5人
- 予選カットなし
- 個人戦とチーム戦を同時開催
- ショットガンスタートを採用
全選手が4日間の競技に参加できるため、通常の予選カットがある大会とは観戦の感覚が異なる。さらに、個人順位だけでなくチームの合計スコアも勝敗を左右する。
2026年の年間王者と最終大会の結果
個人年間王者:ジョン・ラーム
2024年、2025年に続く3年連続の個人年間タイトルを獲得。LIVゴルフ史上初の3連覇となった。
チーム年間王者:Legion XIII
ジョン・ラーム率いるチームが2年連続でチーム選手権を制した。
最終大会の個人優勝:マイケル・ラ・サッソ
8月23日のLIVゴルフ・インディアナポリスで18アンダーを記録。22歳でLIVゴルフ史上最年少の大会優勝者となった。
ここで区別したいのは、ラームが獲得したのはシーズンを通じた個人年間タイトルであり、インディアナポリスの個人大会優勝者はラ・サッソだったという点だ。
両者は別のタイトルである。ラームは最終大会でも2位に入り、チーム戦ではLegion XIIIを優勝に導いた。
2026年シーズンの個人戦・チーム戦を合わせた賞金総額は、LIVゴルフの発表で4億7000万ドル。チーム戦の賞金配分も拡大され、13チームすべてが各大会で賞金を獲得する仕組みに変更された。
【徹底比較】PGAツアー・DPワールドツアー・LIVゴルフの違い
3つの海外ツアーは、同じ男子プロゴルフでありながら、選手の評価方法や年間競争の仕組みが異なる。
特に観戦前に押さえたいのが、競技方式、ポイント制度、賞金、出場資格の4点だ。
3大海外ツアーの比較一覧
PGAツアーのFedExCupポイント制度
PGAツアーのFedExCupは、年間を通じて獲得したポイントで選手を評価する制度だ。
2026年の基本的な優勝ポイントは次のようになっている。
| 大会カテゴリー | 優勝ポイント |
|---|---|
| 通常の公式大会 | 500ポイント |
| シグネチャーイベント | 700ポイント |
| メジャー大会 | 750ポイント |
| THE PLAYERS Championship | 750ポイント |
シグネチャーイベントは、限られた出場枠と高額賞金を特徴とする大会群だ。通常の大会より多くのポイントが設定されている。
ただし、すべてのシグネチャーイベントが同じ競技方式というわけではない。選手主催の一部大会では36ホール終了時点で予選カットを設けるなど、個別のルールが存在する。
FedExCup Fallも見逃せない。
プレーオフ終了後は、年間順位51位以下の選手を中心に秋季大会でポイントを争う。上位50人は翌年のフルフィールド大会やシグネチャーイベントへの出場資格を確保しているため、秋季大会では翌年の出場優先順位をめぐる競争が展開される。
DPワールドツアーのレース・トゥ・ドバイ
DPワールドツアーでは、各大会の成績に応じて年間ポイントが加算される。
特徴は、シーズン後半にポイントの比重が高い大会が集中していることだ。
特に11月のプレーオフでは、アブダビ選手権で9000ポイント、最終戦のDP World Tour Championshipで12000ポイントが設定されている。
年間ランキング上位者は翌年の出場資格でも優位に立つ。さらに、最終ランキングの上位10人のうち対象となる選手にはPGAツアーカードが与えられる。
つまり、DPワールドツアーの年間順位は、タイトルだけでなく翌年の競技環境を左右する指標でもある。
LIVゴルフの個人・チーム賞金制度
LIVゴルフは個人の成績とチームの成績を並行して評価する。
2026年は1大会ごとのチーム賞金総額を500万ドルから1000万ドルへ倍増。さらに、チーム順位に応じて13チームすべてに賞金が支払われる仕組みになった。
個人戦とチーム戦の両方で結果を残す必要があるため、選手は個人タイトルを争いながら、所属チームの総合順位にも貢献する。
この仕組みが、従来型の個人戦を中心としたツアーとの大きな違いだ。
3ツアーを比較するときに注意したいこと
賞金総額だけを見て、どのツアーが最も優れているかを判断するのは難しい。
PGAツアーの選手個人の年間獲得賞金、DPワールドツアーの年間大会賞金総額、LIVゴルフの個人戦とチーム戦を合算した賞金総額は、それぞれ集計方法が違う。
比較するときは、次の3点を分けて考える必要がある。
- 選手個人が実際に獲得した賞金
- ツアー全体の年間賞金規模
- 年間ランキングによって得られる翌年の出場資格
この区別をすれば、数字の大きさだけに惑わされず、選手の実力と競技環境を評価できる。
【日本人男子ゴルフ海外組】松山英樹・久常涼らの2026年成績
海外男子ゴルフを日本から追う場合、最も注目されるのは松山英樹だろう。
しかし、2026年は久常涼や桂川有人らの成績も見逃せない。選手によって主戦場が異なるため、それぞれのランキングを確認する必要がある。
松山英樹:2026年は6度のトップ10入り
松山英樹は2026年のPGAツアーで安定した成績を残した。
PGAツアー公式選手成績によると、2026年の主な数字は以下のとおり。
| 項目 | 2026年成績 |
|---|---|
| 出場試合数 | 24試合 |
| 予選通過 | 24試合 |
| 優勝 | 0回 |
| 2位 | 1回 |
| 3位 | 1回 |
| トップ5 | 3回 |
| トップ10 | 6回 |
| トップ25 | 15回 |
| 獲得賞金 | 6,180,807ドル |
特に注目されたのが2月のWMフェニックスオープンだ。
松山は16アンダーで2位に入り、優勝争いを演じた。さらに7月の3Mオープンでは3位タイを記録。年間を通じて複数回の上位争いに絡んでいる。
メジャー大会でも、マスターズ12位タイ、全英オープン14位タイと健闘した。
8月のプレーオフではFedEx St. Jude Championshipで7位タイ。最終戦のツアー選手権にも進み、21位タイでシーズンを締めくくった。
2026年の松山は優勝こそなかったものの、24試合すべてで予選を通過し、6度のトップ10入りを果たしている。安定感という観点では評価できるシーズンだった。
久常涼:PGAツアーでトップ10を5回記録
久常涼も2026年の海外男子ゴルフで存在感を示した選手だ。
PGAツアー公式データでは、次の成績が確認できる。
| 項目 | 2026年成績 |
|---|---|
| 出場試合数 | 27試合 |
| 予選通過 | 24試合 |
| 優勝 | 0回 |
| 最高成績 | 2位タイ |
| トップ10 | 5回 |
| トップ25 | 8回 |
| 獲得賞金 | 3,787,654ドル |
| FedExCup順位 | 47位 |
2月のファーマーズ・インシュランス・オープンでは2位タイに入った。
シーズン27試合で5度のトップ10入りを達成し、FedExCupでも47位につけている。
松山とは違う世代の日本人選手がPGAツアーで年間を通じて競争力を示した点は、日本ゴルフ界にとって大きな意味を持つ。
桂川有人:DPワールドツアーでPGA昇格を狙う
DPワールドツアーで注目したい日本人選手が桂川有人だ。
PGAツアーが公開する2026年のDPワールドツアー資格ランキングでは、10月25日時点で20位、1296.13ポイントとなっている。
DPワールドツアーの年間ランキングで上位10人に入れば、対象となる選手は翌年のPGAツアー出場資格を獲得できる。
桂川にとって11月の最終局面は、順位を押し上げる機会となる。
日本人選手の海外成績を見るときは、PGAツアーの結果だけでなく、DPワールドツアーでの順位も確認したい。
【世界ランキング・賞金ランキング】2026年の男子ゴルフ勢力図
海外男子ゴルフの実力を比較するうえで、重要な指標がOfficial World Golf Ranking(OWGR)だ。
OWGRは各ツアーの対象大会で獲得したランキングポイントをもとに、選手の世界的な順位を算出する。
2026年10月25日付の世界ランキング
公式世界ランキングの第43週では、スコッティ・シェフラーが世界1位を維持した。
上位10人は次のとおり。
| 順位 | 選手 |
|---|---|
| 1位 | スコッティ・シェフラー |
| 2位 | ローリー・マキロイ |
| 3位 | マット・フィッツパトリック |
| 4位 | キャメロン・ヤング |
| 5位 | ウィンダム・クラーク |
| 6位 | クリス・ゴタラップ |
| 7位 | トミー・フリートウッド |
| 8位 | ザンダー・シャウフェレ |
| 9位 | ラッセル・ヘンリー |
| 10位 | サム・バーンズ |
日本勢では、松山英樹が25位。久常涼はPGAツアー公式プロフィールで世界72位となっている。
松山は世界ランキングで自己最高2位を記録した実績を持つ。2026年もトップ25を維持している点は、海外男子ゴルフにおける日本の存在感を示している。
海外男子ゴルフの賞金ランキング
賞金ランキングでは、PGAツアーの公式賞金データが参考になる。
2026年10月25日までのPGAツアー公式賞金ランキングでは、上位選手は次のとおりだった。
| 順位 | 選手 | 獲得賞金 |
|---|---|---|
| 1位 | スコッティ・シェフラー | 30,937,525ドル |
| 2位 | キャメロン・ヤング | 15,068,482ドル |
| 3位 | マット・フィッツパトリック | 14,679,817ドル |
| 4位 | ウィンダム・クラーク | 14,661,436ドル |
| 5位 | ジェイコブ・ブリッジマン | 11,589,508ドル |
日本人選手では松山英樹が618万807ドル、久常涼が378万7654ドルを獲得している。
シェフラーの年間獲得賞金は3000万ドルを超えており、2026年のPGAツアーにおける圧倒的な成績を数字でも示している。
ただし、賞金ランキングと世界ランキングは別物だ。
賞金は実際に獲得した金額を集計する一方、世界ランキングは大会のフィールドや成績などを反映したポイントで決まる。賞金額が大きい選手が必ず世界ランキングでも上位になるわけではない。
2026年のLIVゴルフにも世界ランキングポイントはある?
ここは誤解が多いポイントだ。
以前はLIVゴルフの大会でOWGRポイントを獲得できない時期があった。しかし、2026年2月、OWGRはLIVゴルフの個人ストロークプレー大会に世界ランキングポイントを付与する決定を発表した。
ただし、一般的なツアー大会と同じ条件ではない。
LIVゴルフでは個人戦の10位タイまでがポイント付与の対象となり、11位以下の選手はポイントを獲得できない。
OWGRはLIVゴルフの57人というフィールド規模や予選カットがない競技方式などを考慮し、小規模フィールド大会としてポイントを配分している。
つまり「LIVゴルフの選手は世界ランキングに反映されない」という理解は、2026年の制度には当てはまらない。
一方で、上位10人だけが対象という制限があるため、他ツアーとのポイント獲得条件には依然として大きな差がある。
【男子ゴルフ海外大会の放送・配信】日本から視聴する方法
海外男子ゴルフを日本から観戦する場合、ツアーごとに視聴サービスが異なる。
2026年はテレビ放送とインターネット配信の両方が選択肢となる。
PGAツアー・メジャー大会:U-NEXTとゴルフネットワーク
PGAツアー、DPワールドツアー、海外メジャーなどのゴルフコンテンツを配信。2026年はワールドゴルフパックも視聴時の確認ポイントとなる。
U-NEXTはPGAツアーやDPワールドツアーの配信を案内しており、マスターズ、全米プロ、全米オープン、全英オープンなどの海外メジャーも配信対象としている。
ただし、PGAツアーには放送局による配信パックが適用される場合があるため、契約中のプランで視聴できる大会を確認したい。
PGAツアーの全ラウンド生中継を中心に、海外メジャーやゴルフ専門番組を放送。
ゴルフネットワークはスカパー!、J:COM、ひかりTV、auひかり、ケーブルテレビなどを通じて視聴できる。
注意したいのは、テレビ放送とゴルフネットワークプラスの配信内容が同じではないことだ。公式の視聴案内では、PGAツアーのライブ放送はテレビ放送サービスが対象で、ゴルフネットワークプラスの通常配信では対象外となっている。
LIVゴルフ:DAZNと公式アプリ
日本におけるLIVゴルフの配信権を持つサービス。LIV Golf+のコンテンツを含む配信提携が発表されている。
LIVゴルフはDAZNとの複数年にわたる配信提携を発表している。日本も対象地域に含まれ、ライブ中継や見逃し配信などを視聴する手段となっている。
また、LIVゴルフ公式アプリではライブ映像、リプレー、選手別の情報などを確認できる。
2026年シーズンは8月に終了しているため、11月時点では大会のライブ観戦ではなく、過去大会の映像や結果を振り返る用途が中心となる。
観戦前に確認したいポイント
| 観戦目的 | 確認するサービス |
|---|---|
| PGAツアーの生中継 | ゴルフネットワークのテレビ放送 |
| PGAツアーの配信 | U-NEXTの対象大会・配信パック |
| DPワールドツアー | U-NEXTの配信予定 |
| LIVゴルフ | DAZN・公式アプリ |
| 海外メジャー | U-NEXTの大会別配信予定 |
特に海外大会は日本との時差が大きい。米国開催の大会は日本時間の早朝から午前中にかけて最終ラウンドが行われるケースも多い。
大会を見逃したくない場合は、現地開催日だけでなく日本時間の配信開始時刻、見逃し配信の期間、契約プランを事前に確認しておくとよい。
【プロの結論】2026年の海外男子ゴルフは何を基準に見るべきか
2026年の海外男子ゴルフを追ううえで、最も大切なのは、選手の優勝回数だけでなく、どのツアーでどのような結果を残しているかを理解することだ。
3大ツアーの特徴を踏まえると、観戦する目的によって注目すべき情報が変わってくる。
世界最高峰の個人競争を見たいならPGAツアー
PGAツアーは、世界ランキング上位の選手が集まる大会やメジャーへの出場資格につながる競争を追いたい人に向いている。
特に注目したいのは次の指標だ。
- FedExCup年間順位
- メジャー大会の成績
- シグネチャーイベントの成績
- 世界ランキング
- 翌年の出場資格
松山英樹や久常涼のように、日本人選手が年間を通してどの位置にいるかを確認するには、FedExCup順位が有効な判断材料となる。
世界各地の大会と昇格争いを見たいならDPワールドツアー
DPワールドツアーは開催地域の広さが魅力だ。
欧州、中東、アジアなど多様なコースで競技が行われるため、コース環境の違いも楽しめる。
また、レース・トゥ・ドバイの年間ランキングはPGAツアーへの昇格にも関係する。
2026年は桂川有人の順位にも注目したい。海外でプレーする日本人選手が、翌年の出場資格をかけてどのような成績を残すかは、ツアーの楽しみ方の一つだ。
個人戦だけでなくチーム戦も楽しみたいならLIVゴルフ
LIVゴルフは個人戦とチーム戦を同時に楽しめる。
2026年は72ホール制となり、従来よりも一般的な4日間競技に近づいた。一方で、ショットガンスタートや予選カットなしの方式など、独自の観戦体験は維持されている。
ただし、世界ランキングポイントの付与条件は他ツアーより制限されている。大会順位だけで選手の世界的な評価を判断しないことも大切だ。
観戦で失敗しないための3つの判断基準
1. 大会の結果と年間ランキングを分ける。 1大会の優勝だけで年間王者や世界ランキングの順位が決まるわけではない。
2. 賞金と実力評価を混同しない。 高額賞金を獲得した選手が必ずしも世界ランキング上位とは限らない。
3. 出場資格の仕組みを確認する。 FedExCupやレース・トゥ・ドバイの順位には、翌年のツアー出場資格が関係している。
海外男子ゴルフは、大会単位で見ると勝敗の面白さがあり、年間ランキングで見ると選手のキャリアやツアー間の移動まで理解できる。両方を組み合わせて観戦することが、2026年の男子ゴルフをより深く楽しむ方法だ。
【男子ゴルフ海外】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の男子ゴルフ海外ツアーで最も注目される大会は?
2026年11月は、PGAツアーの秋季大会とDPワールドツアーの最終プレーオフが注目される。特に11月5~8日のアブダビ大会と11月12~15日のDP World Tour Championshipは、年間ランキングの決着に直結する重要な大会だ。
Q2:松山英樹の2026年海外ツアー成績は?
PGAツアーでは24試合に出場し、全試合で予選を通過。優勝はなかったが、2位が1回、3位が1回、トップ10入りが6回だった。獲得賞金は618万807ドル。
Q3:PGAツアーとLIVゴルフの違いは?
PGAツアーは個人戦を中心とした競技で、FedExCupポイントによって年間王者を決める。LIVゴルフは個人戦とチーム戦を同時に実施し、2026年から72ホール制を採用している。予選カットがない点も特徴だ。
Q4:LIVゴルフの選手は世界ランキングに入らない?
2026年はOWGRポイントが付与される。ただし、LIVゴルフの個人戦では10位タイまでが対象で、11位以下の選手にはポイントが付与されない。
Q5:日本人選手で海外ツアーに参戦している注目選手は?
PGAツアーの松山英樹、久常涼、DPワールドツアーの桂川有人などが注目される。主戦場が異なるため、PGAツアーのFedExCupとDPワールドツアーのレース・トゥ・ドバイをそれぞれ確認するとよい。
Q6:男子ゴルフ海外ツアーは日本でどこから見られる?
PGAツアーはゴルフネットワークのテレビ放送やU-NEXTの対象配信、DPワールドツアーはU-NEXT、LIVゴルフはDAZNや公式アプリが主な確認先となる。大会や契約プランによって視聴できる内容は異なる。
まとめ:2026年の男子ゴルフ海外ツアーは11月の年間王者争いに注目
2026年11月2日現在、海外男子ゴルフは3つのツアーで異なる展開を迎えている。
PGAツアーではスコッティ・シェフラーが2度目のFedExCup王者となり、秋季大会では2027年の出場資格をめぐる競争が続く。
DPワールドツアーではエウヘニオ・チャカラがレース・トゥ・ドバイ首位に立ち、11月のアブダビ選手権と最終戦で年間王者が決定する。
LIVゴルフではジョン・ラームが個人年間タイトル3連覇を達成し、Legion XIIIがチーム選手権を連覇した。
日本勢では松山英樹の安定したPGAツアー成績に加え、久常涼のトップ10入り5回、桂川有人のDPワールドツアーランキング20位という結果も見逃せない。
今後の海外男子ゴルフを追うなら、大会結果、世界ランキング、年間ポイント、翌年の出場資格という4つの指標を組み合わせて見ることが重要だ。
11月のDPワールドツアー最終決戦はもちろん、PGAツアーの2027年に向けた順位争いも続く。日本人選手が世界の舞台でどこまで存在感を高めるのか、シーズン終盤の戦いから目が離せない。