男子バレー日本代表の2022年日程は?世界選手権の変更前後と全試合結果を徹底解説
2026年現在、男子バレー日本代表の過去の大会日程を振り返るうえで、2022年は見逃せないシーズンだ。龍神NIPPONは、FIVBバレーボールネーションズリーグ(VNL)2022から男子世界選手権まで、国内外で重要な国際大会に臨んだ。
特に注目したいのが、2022年男子世界選手権の日程変更だ。当初は8月26日から9月11日までロシアで開催される予定で、日本は8月27日にキューバ、28日にカタール、29日にブラジルと対戦する日程だった。しかし、開催地がポーランドとスロベニアに変更されたことで、日本の試合日程や対戦順も変わっている。
日本バレーボール協会(JVA)の2022年度男子日本代表チームスケジュールと公式大会発表をもとに、年間日程、世界選手権の当初予定、変更後の対戦カード、実際の試合結果まで整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 年間日程:2022年は4月の国内合宿から始まり、6~7月のネーションズリーグ、8~9月の世界選手権へと続いた。
- 当初の世界選手権日程:8月27日キューバ、28日カタール、29日ブラジル。開催地はロシアのケメロボだった。
- 実際の世界選手権日程:8月26日カタール、28日ブラジル、30日キューバに変更。日本はB組2位でベスト16に進出した。
【年間スケジュール】男子バレー日本代表の2022年は4月の合宿からスタート

2022年度男子日本代表の活動は、春の国内合宿から本格化した。
JVAが公開している「男子日本代表 2022 チームスケジュール」によると、4月14日から国内合宿を開始。その後、イタリアとブラジルでの事前合宿を経て、6月からネーションズリーグに参戦した。
7月には大阪での大会を終え、イタリアでファイナルラウンドに挑戦。夏の終盤には世界選手権に向けた調整を進めている。
2022年度男子日本代表の年間活動
主な日程は次のとおり。
- 4月14日~25日:第1回国内合宿(静岡県・J-STEP)
- 4月26日~5月22日:第2回国内合宿(東京都・味の素ナショナルトレーニングセンター)
- 5月23日~28日:イタリアVNL事前合宿(パドバ)
- 5月29日~6月4日:ブラジルVNL事前合宿(ブラジリア)
- 6月5日~13日:ネーションズリーグ予選ラウンド第1週(ブラジリア)
- 6月14日~18日:ネーションズリーグ休息週
- 6月19日~27日:ネーションズリーグ予選ラウンド第2週(フィリピン・ケソン市)
- 6月28日~7月2日:ネーションズリーグ休息週(大阪府)
- 7月3日~11日:ネーションズリーグ予選ラウンド第3週(大阪・丸善インテックアリーナ)
- 7月20日~24日:ネーションズリーグファイナルラウンド(イタリア・ボローニャ)
- 7月28日~31日:沖縄アリーナでの紅白試合
- 8月5日~13日:第3回国内合宿
- 8月14日~22日:世界選手権事前合宿(イタリア・クーネオ)
- 8月23日~9月11日:2022男子世界選手権(ポーランド・スロベニア)
このスケジュールは、JVAが2022年7月20日に更新した公式資料に基づく。なお、ファイナルラウンドについては出場権を獲得した場合に参加する予定として掲載されていた。
2022年の大きな山場はネーションズリーグと世界選手権

年間日程のなかでも、特に重要だったのがネーションズリーグと世界選手権だ。
ネーションズリーグ2022は、世界16チームが参加する国際大会。予選ラウンドでは各チームが12試合を戦い、上位チームがファイナルラウンドに進出する方式だった。
男子日本代表は予選ラウンドを9勝3敗、勝ち点27の5位で終了。ファイナルラウンドへの進出を決めた。
ファイナルラウンドでは準々決勝でフランスと対戦し、準決勝進出を目指した。
【世界選手権の当初日程】8月27日キューバ、28日カタール、29日ブラジルだった
男子バレー日本代表の2022年日程を調べると、8月27日から29日までの3連戦が掲載された情報を見つけることがある。
これは誤った日程ではない。2021年11月2日にJVAが発表した当初の競技日程に基づく情報だ。
当時の発表では、2022男子世界選手権の開催地はロシアとされていた。日本は第1次ラウンドB組に入り、ロシア中部のケメロボで3試合を戦う予定だった。
当初発表された日本代表の対戦カード
当初の日程は以下のとおり。
- 8月27日(土):日本対キューバ
- 8月28日(日):日本対カタール
- 8月29日(月):ブラジル対日本
試合開始予定時刻は現地時間16時、日本時間18時だった。
当時のJVA発表では、ブラジルはFIVB世界ランキング1位、キューバは13位、カタールは20位として紹介されていた。これは2021年9月20日時点のランキングに基づく数字である。
当初の日程が組まれた背景
2021年9月30日の組み合わせ抽選会で、日本はB組に振り分けられた。
この大会は当初、出場24チームを4チームずつ6組に分ける方式で計画されていた。
各組で総当たり戦を行い、その後も第2次ラウンド、第3次ラウンドを実施して準決勝へ進む競技方式が予定されていた。
つまり、当初のケメロボ開催計画では、B組の3試合は大会序盤の重要な通過点だった。
JVAの2021年11月2日付発表には、当時のフィリップ・ブラン監督の目標についても記載があり、キューバとカタールへの勝利を第1次ラウンド突破に向けた最低目標として掲げていた。
【日程変更の真相】ロシア・ケメロボ開催からポーランド・スロベニア開催へ
当初の予定と実際の大会結果が異なる最大の理由は、世界選手権の開催地変更だ。
2022年2月末にロシアによるウクライナ侵攻が始まり、国際バレーボール連盟(FIVB)はロシアでの大会開催を取りやめた。
その後、2022年4月にポーランドとスロベニアが新たな開催国に決定した。ロシアに代わってウクライナが大会に招待されたことも、変更に伴う大きな動きだった。
2022年7月7日に新しい競技日程を発表
開催地の変更を受け、JVAは2022年7月7日に男子世界選手権の新しい競技日程を発表した。
日本の試合会場はスロベニアの首都リュブリャナとなり、対戦順も変更された。
- 8月26日(金):日本対カタール
- 8月28日(日):日本対ブラジル
- 8月30日(火):日本対キューバ
試合開始時間はすべて日本時間21時だった。
大会全体の開催期間は当初の予定どおり、2022年8月26日~9月11日。ただし、日本代表の試合日程は当初発表から大きく変わっている。
当初日程と実際の日程の比較
| 比較項目 | 当初の発表 | 変更後・実施日程 |
|---|---|---|
| 開催地 | ロシア | ポーランド・スロベニア |
| 日本の試合会場 | ケメロボ | リュブリャナ |
| 第1戦 | 8月27日・キューバ | 8月26日・カタール |
| 第2戦 | 8月28日・カタール | 8月28日・ブラジル |
| 第3戦 | 8月29日・ブラジル | 8月30日・キューバ |
| 試合開始時刻(日本時間) | 18時 | 21時 |
| 大会開催期間 | 8月26日~9月11日 | 8月26日~9月11日 |
この比較で分かるのは、単純な開催地変更ではなく、対戦順、試合日、開始時刻まで変更されたという点だ。
2026年に過去の試合予定を検索する場合は、2021年11月発表の資料と2022年7月発表の資料を区別する必要がある。
【対戦カードと大会結果】男子日本代表はB組2位で決勝トーナメントへ
実際の2022男子世界選手権では、日本はB組でカタール、ブラジル、キューバと対戦した。
大会前の男子日本代表はFIVB世界ランキング9位。世界選手権では、各国の強豪を相手に第1次ラウンド突破を目指した。
第1次ラウンドの3試合結果
8月26日:日本対カタール
日本が3-0で勝利
大会初戦の相手は、世界選手権初出場のカタールだった。
日本は25-20、25-18、25-15のストレート勝ち。初戦を白星で飾り、好スタートを切った。
8月28日:日本対ブラジル
日本が0-3で敗戦
第2戦は前回大会準優勝のブラジルとの対戦だった。
日本は第1セット序盤にリードを奪ったものの、ブラジルの強力なサーブとブロックに苦しみ、21-25、18-25、16-25でストレート負け。
この結果、第1次ラウンドB組での成績は1勝1敗となった。
8月30日:日本対キューバ
日本が3-1で勝利
決勝トーナメント進出を左右する重要な試合だった。
日本は25-18、21-25、25-15、25-19でキューバを下した。
この勝利によって、日本はB組2位での決勝トーナメント進出を決めた。
B組の最終順位
| 順位 | チーム | 勝敗 | 勝ち点 |
|---|---|---|---|
| 1位 | ブラジル | 3勝0敗 | 8 |
| 2位 | 日本 | 2勝1敗 | 6 |
| 3位 | キューバ | 1勝2敗 | 4 |
| 4位 | カタール | 0勝3敗 | 0 |
決勝トーナメントではフランスと激突
第1次ラウンドを全体11位で終えた日本は、ベスト16による決勝トーナメントに進出した。
9月5日、ラウンド16で対戦したのはフランスだった。
フランスは東京2020オリンピックの金メダル獲得国であり、同年のネーションズリーグも制した強豪チームだった。
試合はフルセットの接戦となった。
- 第1セット:17-25
- 第2セット:25-21
- 第3セット:24-26
- 第4セット:25-22
- 第5セット:16-18
セットカウント2-3で惜敗。日本はあと一歩で勝利を逃し、ベスト16で大会を終えた。
【日程を調べる際の注意点】2022年の記録で混同しやすい3つのポイント
男子バレー日本代表の2022年日程を検索すると、複数の日付や大会情報が表示されることがある。
特に混同しやすいのが、当初の世界選手権日程、変更後の日程、年間活動スケジュールの3つだ。
1. 8月27日~29日の日程は当初の予定
キューバ、カタール、ブラジルの順で対戦する日程は、2021年11月に発表されたものだ。
2022年7月の開催地変更後は、カタール、ブラジル、キューバの順に変更された。
したがって、8月27日のキューバ戦を実際の開幕戦として扱うのは誤りとなる。
2. 世界選手権の開催期間と日本の初戦日は違う
大会全体は8月26日に開幕した。
しかし、当初の日本の初戦は8月27日、変更後の実際の初戦は8月26日だった。
大会開催期間と日本代表の個別試合日程は、分けて確認する必要がある。
3. JVAの年間スケジュールと大会別日程は役割が異なる
JVAの2022年度男子日本代表チームスケジュールには、合宿や海外遠征、ネーションズリーグ、世界選手権などの活動全体が掲載されている。
一方、大会別の発表資料には、対戦相手、試合開始時刻、会場、試合結果などが詳しく記載されている。
年間の活動を確認したい場合はチームスケジュール、特定の試合を確認したい場合は大会別資料を見るのが適切だ。
2022年の記録を調べる際には、この使い分けが情報の取り違えを防ぐポイントになる。
【よくある質問】男子バレー日本代表の2022年日程に関するFAQ
Q1:男子バレー日本代表の2022年世界選手権はいつ開催された?
A1:大会全体の開催期間は2022年8月26日(金)から9月11日(日)まで。開催地はポーランドとスロベニアだった。
Q2:当初予定されていたキューバ戦、カタール戦、ブラジル戦の日程は?
A2:当初は8月27日にキューバ、28日にカタール、29日にブラジルと対戦する予定だった。開催地はロシアのケメロボだった。
Q3:実際の男子日本代表の世界選手権の日程は?
A3:8月26日にカタール、28日にブラジル、30日にキューバと対戦した。すべてスロベニアのリュブリャナで行われ、日本時間21時開始だった。
Q4:2022年の男子日本代表は世界選手権で何位だった?
A4:第1次ラウンドは全体11位で突破し、ラウンド16に進出した。フランスにセットカウント2-3で敗れ、ベスト16で大会を終えた。
Q5:2022年のネーションズリーグで日本代表は何位だった?
A5:予選ラウンドを9勝3敗、勝ち点27の5位で終え、ファイナルラウンドに進出した。
Q6:2022年の男子日本代表の日程はどこで確認できる?
A6:日本バレーボール協会(JVA)の公式サイトにある「男子日本代表 2022 チームスケジュール」や「2022男子世界選手権」の大会別記録で確認できる。
まとめ:男子バレー日本代表の2022年日程は変更前と実施結果の区別が重要
2022年度の男子バレー日本代表は、4月の国内合宿から活動を開始し、ネーションズリーグ、沖縄での紅白試合、世界選手権へと続くシーズンを戦った。
特に世界選手権では、当初のロシア・ケメロボ開催計画が変更され、ポーランドとスロベニアでの開催となった。
日本の対戦カードも、当初のキューバ、カタール、ブラジルから、実際にはカタール、ブラジル、キューバの順に変更された。
実際の大会結果は、カタールに3-0、ブラジルに0-3、キューバに3-1。B組2位で決勝トーナメントへ進み、最後はフランスとの接戦を2-3で落としてベスト16で大会を終えた。
2026年に2022年の男子日本代表の日程を確認するなら、最も重要なのは次の3点だ。
- 年間活動の確認にはJVAの2022年度男子代表チームスケジュール。
- 当初のケメロボ開催計画には2021年11月2日の発表資料。
- 実際の対戦カードと試合結果には2022年7月以降の変更後資料と大会結果。
この3つを照らし合わせれば、当初の予定と実際の大会経過を正確に把握できる。
2022年は、ネーションズリーグで予選5位という成果を残し、世界選手権でもベスト16まで進んだ龍神NIPPONにとって、次のパリオリンピックを見据える重要なシーズンだった。
主な参考資料:公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)「男子日本代表 2022 チームスケジュール」「2022男子世界選手権」関連発表、国際バレーボール連盟(FIVB)・Volleyball World大会記録。