地方競馬レース2026年最新ガイド|開催日程・競馬場・重賞の違いを徹底解説

目次

地方競馬レースは、北海道から九州まで全国各地の競馬場で開催され、平日や夜間にも楽しめることが大きな特徴です。2026年現在、地方競馬は全国14の主催者・15の競馬場を中心に運営されており、大井・川崎・船橋・浦和などの南関東4競馬場をはじめ、門別、盛岡、名古屋、高知などでも個性豊かなレースが行われています。

【検証資料 1】地方競馬レースの当時の様子・関連報道写真(出典:pikoracing-owners.com)

一方、地方競馬には重賞・準重賞・特別・普通競走という分類があり、競馬場ごとの独自格付けや、JRAとの交流があるダートグレード競走など、知っておきたい仕組みも少なくありません。2026年の開催日程の調べ方、今日のレース一覧、ナイター開催、ばんえい競馬の仕組み、出馬表やオッズの見方まで、初めて観戦する人にも分かりやすく整理します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】 - 開催体制: 2026年は全国14主催者・15競馬場を中心に地方競馬が開催されている。 - レースの種類: 重賞・準重賞・特別・普通競走の4区分があり、競馬場独自の格付けも存在する。 - 楽しみ方: ナイターやばんえい競馬など、中央競馬とは異なる魅力があり、公式情報サイトで当日の出走表やオッズを確認できる。

【2026年最新】地方競馬の開催日程と今日のレース一覧を確認する方法

地方競馬の大きな特徴は、年間を通じて開催日が多いことです。

JRA(中央競馬)が原則として土日や祝日を中心に開催されるのに対し、地方競馬は平日にもレースが組まれています。全国の競馬場が開催日を調整することで、ほぼ毎日どこかで競馬を楽しめる体制になっています。

2026年の開催日程はどこで確認できる?

開催日程を調べる際に、まず確認したいのが地方競馬全国協会(NAR)が運営する「地方競馬情報サイト」です。

主に次の3種類の情報を使い分けると、目的のレースを探しやすくなります。

- 本日のメニュー: 当日開催される競馬場や直近のレース、発走時刻を確認する。
- 月別開催日程: 1か月単位で全国の開催日を確認する。
- 重賞競走日程: 主要な重賞レースの開催日、競馬場、距離、競走条件を調べる。

月別開催日程では、デイ開催とナイター開催が区別され、ダートグレード競走の実施日も表示されます。

ただし、翌年度の開催日程は各競馬場の発表時期によって掲載状況が異なります。年間予定を立てる場合は、最新の公式発表も併せて確認することが大切です。

今日の地方競馬レース一覧の見方

当日のレースを探す場合は、地方競馬情報サイトのトップページにある「レース情報」から確認できます。

具体的には、次の順番で調べると便利です。

1. 当日開催される競馬場を確認する。
2. 競馬場ごとのレース一覧を開く。
3. 各レースの発走予定時刻を確認する。
4. 出馬表から出走馬、騎手、オッズを確認する。
5. 騎手変更や出走取消などの最新情報を確認する。

特に注意したいのが、発走直前の変更情報です。

出馬表を最初に確認したときと、実際の発走時では出走馬や騎手が変更されている場合があります。予想を立てた後も、当日メニューを再確認する習慣をつけておきたいところです。

2026年の注目重賞スケジュール

2026年のダートグレード競走では、年間を通じて全国の競馬場で重要なレースが組まれています。

特に11月から12月にかけては、年末に向けた大きな競走が続きます。

開催日 レース名 競馬場 格付け
11月3日 JBC2歳優駿 門別 JpnIII
11月3日 JBCレディスクラシック 金沢 JpnI
11月3日 JBCスプリント 金沢 JpnI
11月3日 JBCクラシック 金沢 JpnI
11月25日 浦和記念 浦和 JpnII
11月26日 兵庫ジュニアグランプリ 園田 JpnII
12月16日 全日本2歳優駿 川崎 JpnI
12月23日 名古屋大賞典 名古屋 JpnIII
12月24日 兵庫ゴールドトロフィー 園田 JpnIII
12月29日 東京大賞典 大井 GⅠ

なかでも11月3日のJBCは、地方競馬を代表するビッグイベントです。2026年は門別と金沢で競走が実施され、2歳馬の頂点を争う競走と古馬のダート頂上決戦が同日に組まれています。

なお、上記は注目競走を抜粋したもので、地方競馬全体の重賞日程を網羅した一覧ではありません。各競馬場の通常の重賞や準重賞も含めて確認する場合は、NARの年間重賞日程を参照するのが確実です。

【全国14主催者・15競馬場】地方競馬場一覧とそれぞれの特徴

2026年の地方競馬を理解するうえで押さえておきたいのが、全国の競馬場と主催者の関係です。

農林水産省の2026年4月1日現在の資料とNARの案内によると、地方競馬の主催者は14団体、実際に地方競馬を開催する競馬場は15カ所です。

ここで注意したいのは、主催者の数と競馬場の数が一致しないことです。1つの主催者が複数の競馬場を担当するケースや、1つの競馬場に複数の主催者が関係するケースがあります。

全国の地方競馬場と主催者の関係

地域 主催者 競馬場
北海道 北海道 門別
北海道 帯広市 帯広
東北 岩手県競馬組合 盛岡・水沢
関東 埼玉県浦和競馬組合 浦和
関東 千葉県競馬組合 船橋
関東 特別区競馬組合 大井
関東 神奈川県川崎競馬組合 川崎
北陸 石川県 金沢
北陸 金沢市 金沢
東海 岐阜県地方競馬組合 笠松
東海 愛知県競馬組合 名古屋
近畿 兵庫県競馬組合 園田・姫路
四国 高知県 高知
九州 佐賀県競馬組合 佐賀

この14団体が15競馬場の開催を支える構造です。

なお、北海道には門別競馬場のほかに札幌競馬場、愛知県競馬組合の関係する施設には中京競馬場も記載されていますが、両競馬場は地方競馬の開催実績がなく、現在の地方競馬開催場15カ所には含まれません。

大井・川崎・船橋・浦和の南関東4競馬場

地方競馬を代表する開催エリアの一つが、南関東4競馬場です。

大井競馬場

東京都品川区にある競馬場です。トゥインクルレースの愛称で知られるナイター開催が特徴で、帝王賞や東京大賞典などの大レースも行われます。

川崎競馬場

神奈川県川崎市にある競馬場です。スパーキングナイターが有名で、川崎記念や全日本2歳優駿など、全国的な注目を集める競走が開催されます。

船橋競馬場

千葉県船橋市にある競馬場です。ハートビートナイターを開催し、かしわ記念やダイオライト記念などのダートグレード競走でも知られています。

浦和競馬場

埼玉県さいたま市にある競馬場です。南関東4競馬場の中ではデイ開催を中心とした運営が特徴で、浦和記念などの重賞競走が行われます。

この4場は同じ南関東に位置していますが、開催日程やコース条件、ナイターの実施時期には違いがあります。

NAR地方競馬全国協会の役割とは?

NARは、地方競馬全国協会の略称です。

地方競馬の主催者そのものではなく、全国の地方競馬を支える共同法人として機能しています。

主な業務は次のとおりです。

- 競走馬や馬主の登録
- 騎手・調教師の免許
- 騎手や調教師の養成・訓練
- 競馬開催の公正確保に関する支援
- 全国的な開催日程や番組編成の調整
- 地方競馬の振興や畜産振興への支援

つまり、競馬場を運営する主催者と、全国的な制度や競技環境を支えるNARは役割が異なります。この関係を理解すると、地方競馬の運営体制が見えやすくなります。

【重賞・準重賞・特別・普通】地方競馬レースの種類と格付けの違い

地方競馬のレースは、重要度に応じて大きく4種類に分けられます。

同じ競馬場で開催されるレースでも、競走の位置付けや賞金、出走馬の条件は異なります。

4種類の競走を比較

競走の種類 位置付け 主な特徴
重賞競走 重要度が高い主要競走 高額賞金や有力馬の出走が特徴
準重賞競走 重賞に準ずる競走 重賞体系を補うステップレースなど
特別競走 普通競走より上位の位置付け 賞金が比較的高く、選抜競走もある
普通競走 一般的な平場の競走 開催されるレースの大半を占める

重賞競走は、各競馬場の競走体系において重要な位置を占めるレースです。年齢別や距離別のチャンピオンを決める競走などがあり、競馬ファンからも大きな注目を集めます。

準重賞競走は、重賞競走に進むためのステップレースなどとして設けられます。ただし、すべての競馬場で実施されているわけではありません。

特別競走は、普通競走よりも高い賞金が設定される競走です。主催者が出走馬を選ぶ選抜特別なども含まれます。

普通競走は、いわゆる平場のレースです。日常的な開催番組の中心となっています。

地方競馬には競馬場独自の格付けもある

地方競馬を初めて見る人が戸惑いやすいのが、重賞の格付けです。

JRAではGⅠ・GⅡ・GⅢという表記が広く使われていますが、地方競馬では競馬場や地域によって独自の格付けが導入されています。

代表的なものは以下のとおりです。

競馬場・地域 独自の格付け
帯広 BGⅠ・BGⅡ・BGⅢ
門別 H1・H2・H3
盛岡・水沢 M1・M2・M3
浦和・船橋・大井・川崎 SⅠ・SⅡ・SⅢ
笠松・名古屋 SPⅠ・SPⅡ・SPⅢ
園田・姫路 重賞Ⅰ・重賞Ⅱ

例えば、南関東のSⅠは同地域における重要な重賞格付けです。一方、門別ではH1、帯広ではBG1という表記が使われます。

これらは各地域の競走体系に基づくもので、単純にJRAのGⅠと同じ基準で比較できるわけではありません。

ダートグレード競走とは?

地方競馬の重賞を語るうえで欠かせないのが、ダートグレード競走です。

これは、地方競馬とJRAの所属の違いを超えて、全国の優秀なダート馬が出走できる全国的な競走体系です。

格付けは日本グレード格付管理委員会が行い、国際競走はG、その他の競走はJpnという表記を使用します。

- JpnⅠ:ダート競走の最高峰に位置する格付け
- JpnⅡ:JpnⅠに次ぐ格付け
- JpnⅢ:全国的な重要性を持つ格付け

代表的な競走には、川崎記念、帝王賞、かしわ記念、東京ダービー、JBCクラシックなどがあります。

特にJBCは複数の競走を同日に実施する大規模なイベントで、地方競馬の存在感を示す代表的なシリーズです。

【ナイター・ばんえい】地方競馬ならではの2つの楽しみ方

地方競馬には、中央競馬では味わいにくい独自の魅力があります。

代表的なのが、照明設備を使用するナイター競馬と、ソリを引くばんえい競馬です。

2026年の主な地方競馬ナイター開催

ナイター競馬は、日没後の時間帯にレースを実施する開催方式です。

仕事や学校の後でも観戦しやすく、照明に照らされた競走馬やコースの雰囲気も楽しめます。

2026年の主な開催情報は次のとおりです。

競馬場 ナイターの愛称 主な開催時期
帯広 ばんえい十勝ナイトレース 通年
門別 グランシャリオナイター 4~11月
船橋 ハートビートナイター 通年
大井 トゥインクルレース 3~12月
川崎 スパーキングナイター 4~12月
名古屋 ベイサイドナイター 通年
高知 夜さ恋ナイター 通年
佐賀 ほとめきナイター 通年

園田では5~10月の金曜日に阪神アーバンナイターが実施されるほか、金沢でも不定期のナイター開催があります。

なお、これは主な開催時期の目安です。実際のナイター実施日は月別開催日程で確認してください。

ばんえい競馬は普通の競馬と何が違う?

ばんえい競馬は、世界で唯一、北海道の帯広競馬場だけで開催されている独特の競馬です。

一般的な地方競馬では、サラブレッドがダートコースを走るスピードを競います。一方、ばんえい競馬では「ばん馬」と呼ばれる大型の馬が鉄製のソリを引き、障害を越えてゴールを目指します。

主な特徴は次のとおりです。

- 馬の体重はおよそ1トン。
- コースは直線200メートル。
- コース上に2つの障害が設置されている。
- 馬はソリを引きながら障害を越える。
- 着順は馬の鼻先ではなく、ソリの最後端がゴールを通過した順で決まる。

特に注目されるのが第2障害です。

ばん馬は重いソリを引いたまま急な障害を越えなければならず、坂の手前で一度止まって力をためるような動きを見せることもあります。

一般的な競馬のように、最後の直線で瞬発力だけを競うわけではありません。馬のパワー、持久力、障害への対応力、騎手の判断などが勝敗を左右します。

ばんえい競馬は北海道開拓に活躍した農耕馬の力比べを起源とする競技であり、地域の歴史とも深く結び付いています。

【中央競馬との違い】出馬表・オッズ・馬券の見方を解説

地方競馬と中央競馬は、どちらも競馬法に基づく公営競技ですが、主催者や開催日、競走体系には違いがあります。

地方競馬と中央競馬の比較

比較項目 地方競馬 中央競馬
主催者 地方自治体・一部事務組合 JRA
開催日 平日・休日を問わず開催 原則として土日・祝日中心
競馬場 15カ所 JRAの10競馬場
主な競走 ダート競走が中心。一部ばんえいも実施 芝・ダート競走
クラス分け A・B・Cなど地域独自の方式 JRA独自の条件・クラス体系
ナイター 多くの競馬場で実施 地方競馬とは開催体系が異なる
重賞格付け 地域独自の格付けやJpnなど GⅠ・GⅡ・GⅢなど

地方競馬の競馬場は、JRAの競馬場と比べて1周の距離が短く、コーナーの角度が急なコースが多いという特徴があります。

そのため、短距離の1ターン競走など、コースの個性を生かした番組が編成されています。

地方競馬の出馬表で確認したい6項目

出馬表は、レースの予想を立てるための基本資料です。

初めて地方競馬を観戦する場合は、次の項目を確認すると情報を整理しやすくなります。

1.枠番・馬番

出走馬を識別する番号です。馬券を購入する際にも必要になります。

2.競走馬の名前と年齢・性別

過去の実績や年齢条件を確認するための基本情報です。

3.騎手と調教師

誰が騎乗するのか、どの厩舎に所属する馬なのかを確認できます。騎手の変更情報にも注意しましょう。

4.馬体重と増減

前走と比べて馬体重がどの程度変化したかを確認できます。数字だけで良し悪しを判断せず、過去の傾向と併せて見ることが大切です。

5.過去の競走成績

全成績だけでなく、同じ競馬場や同じ距離、左回り・右回りの成績も参考になります。

6.単勝オッズと人気

現時点での人気や、投票状況を把握するための情報です。

NARの出馬表では、当該競馬場の成績や同距離の成績、最高タイムなども確認できます。特に地方競馬では競馬場ごとのコース条件が異なるため、単純な着順だけでなく、コース適性も見ておきたいポイントです。

オッズの仕組みを理解する

地方競馬では、パリミュチュエル方式という仕組みで払戻金が決まります。

これは、購入された馬券の総額から所定の割合を控除し、残った金額を的中した馬券に分配する方式です。

そのため、一般的には投票が集中している組み合わせほどオッズが低くなり、投票が少ない組み合わせほどオッズが高くなります。

また、オッズは投票締切まで変動します。

出馬表を開いたときの数字が最終オッズとは限らないため、購入直前の確認が必要です。

地方競馬の馬券の種類と買い方

地方競馬では、複数の種類の勝馬投票券が発売されています。

馬券の種類 的中条件
単勝 1着になる馬を当てる
複勝 3着以内に入る馬を当てる
馬単 1着・2着の馬を着順どおりに当てる
馬複 1着・2着の馬の組み合わせを当てる
枠単 1着・2着の枠を着順どおりに当てる
枠複 1着・2着の枠の組み合わせを当てる
ワイド 3着以内に入る2頭の組み合わせを当てる
三連単 1着・2着・3着の馬を着順どおりに当てる
三連複 3着以内に入る3頭の組み合わせを当てる

※複勝は出走頭数が7頭以下の場合、2着以内が的中対象です。枠単や重勝式などは競馬場・発売サービスによって取り扱いが異なります。

初めて馬券を購入する場合は、的中条件が分かりやすい単勝や複勝から仕組みを理解するとよいでしょう。

馬券の購入は、あらかじめ決めた娯楽予算の範囲内にとどめ、的中を前提に生活費や必要資金を使わないことも大切です。

【地方競馬レース】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:地方競馬は毎日開催されていますか?

地方競馬は平日・休日を問わず、年間を通じてほぼ毎日、全国のいずれかの競馬場で開催されています。ただし、すべての競馬場が毎日開催しているわけではありません。実際の開催日はNARの本日のメニューや月別開催日程で確認できます。

Q2:地方競馬の重賞と準重賞は何が違いますか?

重賞は各競馬場の競走体系で特に重要な位置付けにある競走です。準重賞は重賞に準ずる競走で、重賞へのステップレースなどとして実施されます。準重賞は一部の競馬場のみで開催されています。

Q3:地方競馬と中央競馬の馬券は同じように買えますか?

単勝・複勝・馬単・馬複・ワイド・三連単・三連複など、共通する種類の馬券があります。一方、地方競馬には枠単などもあります。実際の発売種類は競馬場や投票サービスによって異なります。

まとめ:2026年の地方競馬は開催日程と競馬場の個性に注目

2026年の地方競馬は、全国14主催者・15競馬場を中心とする開催体制が特徴です。大井・川崎・船橋・浦和の南関東4競馬場をはじめ、門別、盛岡、金沢、名古屋、高知など、各地域で独自の競走体系が展開されています。

レースを楽しむためには、開催日程だけでなく、重賞・準重賞・特別・普通競走の違い、地域独自の格付け、ダートグレード競走の位置付けも理解しておきたいところです。

また、ナイター競馬や帯広のばんえい競馬は、地方競馬ならではの大きな魅力です。中央競馬とは異なるコース条件やクラス編成を知ることで、レースの見方も変わってきます。

実際に観戦する際は、NARの公式情報で当日のレース一覧、出馬表、騎手変更、オッズを確認することが基本です。まずは気になる競馬場や重賞を一つ選び、その競走の条件や出走馬の特徴を調べることから始めると、地方競馬の奥深さをより楽しめます。