芦澤竜誠の戦績を2026年最新で総整理!K-1からRIZINまでの全軌跡
芦澤竜誠(あしざわ・りゅうせい)は、2011年にキックボクサーとしてプロデビューし、INNOVATIONフェザー級王座の獲得やK-1 WORLD GPフェザー級王座決定トーナメント3位などの実績を残してきた格闘家だ。2023年には総合格闘技(MMA)へ転向し、RIZINを主戦場に新たなキャリアを歩んでいる。
2026年11月現在、キックボクシングの通算戦績は39戦25勝13敗1分(15KO)。一方、RIZINのMMA戦績は7戦2勝5敗となっている。2026年10月3日のRIZIN LANDMARK 16では井上聖矢と対戦し、1ラウンドTKO負けを喫した。立ち技で培った攻撃力を武器に、総合格闘技でどのような成長を見せてきたのか。デビューから最新試合までの歩みを整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- キックボクシング戦績:39戦25勝13敗1分、15KO。第3代INNOVATIONフェザー級王者。
- K-1での実績:2018年の第2代K-1 WORLD GPフェザー級王座決定トーナメントで3位に入賞。
- RIZINのMMA戦績:2026年11月現在、7戦2勝5敗。2024年には皇治戦と昇侍戦で連勝した。
【2026年最新】芦澤竜誠のプロフィールと現在の戦績

芦澤竜誠は、山梨県南アルプス市出身の総合格闘家、元キックボクサー、ラッパーだ。1995年5月1日生まれで、2026年11月現在は31歳。身長175cm、RIZIN公式選手情報に掲載されている体重は61.0kgとなっている。
立ち技格闘技でキャリアを築き、強烈なパンチと攻撃的なファイトスタイルで存在感を示してきた。K-1では独特の言動や対戦相手との舌戦も話題になったが、実績面でも15回のKO勝利を記録している。
競技別の通算戦績

2026年現在の戦績を整理すると、キックボクシングとMMAでは数字の意味が大きく異なる。
- キックボクシング:39戦25勝(15KO)13敗1分
- MMA・RIZIN:7戦2勝5敗
- キックボクシングのKO勝利:15回
- 主な獲得タイトル:第3代INNOVATIONフェザー級王座
- K-1での主な実績:第2代K-1 WORLD GPフェザー級王座決定トーナメント3位
ここで注意したいのは、RIZINへの出場回数とMMAの戦績は同じではないことだ。2023年4月の皇治戦はRIZINでの試合だが、ルールはキックボクシングだった。そのため、RIZIN公式選手ページに掲載されているMMAの7戦2勝5敗には含まれない。
この区別を理解すると、芦澤竜誠の競技別キャリアを正確に把握できる。
【完全年表】2011年のデビューから2026年最新試合まで

芦澤竜誠のキャリアは、大きく分けてキックボクシングでの台頭、K-1での知名度拡大、MMAへの転向という3つの段階に分かれる。
主要な出来事と対戦相手を時系列でまとめた。
| 時期 | 出来事・対戦相手 | 結果・実績 |
|---|---|---|
| 2011年10月 | 佐藤健戦 | 1R KOでプロデビュー戦勝利 |
| 2012年 | MA日本フェザー級新人王トーナメント | 新人王を獲得 |
| 2016年4月 | アトム山田戦 | 2R TKO勝利、第3代INNOVATIONフェザー級王者 |
| 2018年6月 | K-1フェザー級王座決定トーナメント | 3位入賞 |
| 2018年9月 | 小澤海斗戦 | 判定勝利 |
| 2019年 | ホルヘ・バレラ、大岩龍矢らと対戦 | 連敗後にK-1からの引退を表明 |
| 2020年12月 | 島野浩太朗戦 | TKO勝利でK-1復帰 |
| 2021年 | 村越優汰、卜部弘嵩戦 | 1勝1敗 |
| 2022年 | 西元也史、YA-MAN戦 | KO勝利とKO負けを経験 |
| 2023年4月 | RIZIN.41・皇治戦 | キックボクシングルールで判定勝利 |
| 2023年12月 | RIZIN.45・太田忍戦 | MMAデビュー。1R KO負け |
| 2024年 | 皇治、昇侍、福田龍彌戦 | MMAで2勝1敗 |
| 2025年 | 梅野源治、ジョリー戦 | 2連敗 |
| 2026年10月3日 | RIZIN LANDMARK 16・井上聖矢戦 | 1R 4分56秒 TKO負け |
この年表から分かるのは、芦澤が一つの競技にとどまらず、節目ごとに新しい挑戦を選んできたことだ。特に2016年の王座獲得と2018年のK-1トーナメント3位は、立ち技ファイターとしての実力を示す重要な実績となっている。
【キックボクシング戦績】25勝15KOを記録した立ち技時代
芦澤竜誠の格闘家としての原点はキックボクシングにある。2011年10月30日、MA日本キックの大会で佐藤健と対戦し、1ラウンド1分57秒KO勝利。これがプロデビュー戦だった。
eFightの選手名鑑によると、デビューから9戦9勝という好成績を残し、早い段階からパンチの強さを評価されていた。
2012年:MA日本フェザー級新人王を獲得
2012年にはMA日本フェザー級新人王トーナメントで優勝。野口哲郎との決勝戦を判定で制し、新人王のタイトルを獲得した。
デビュー直後から勝利を積み重ねたことで、国内のキックボクシングシーンで注目される存在になっていく。
2016年:INNOVATIONフェザー級王者に
キャリアの大きな転換点となったのが、2016年4月29日のJAPAN KICKBOXING INNOVATIONの大会だ。
アトム山田とのINNOVATIONフェザー級王座決定戦で、芦澤は2ラウンド2分9秒TKO勝利。これにより第3代INNOVATIONフェザー級王者となった。
タイトル獲得は、単にKOを量産する選手から、国内団体の王座を争う実力者へと評価を高める出来事だった。
立ち技時代のKO実績は15勝
eFightの選手名鑑に掲載されたキックボクシングの通算戦績は39戦25勝13敗1分。25勝のうち15勝がKOによるものだ。
勝利数に対するKO勝利の割合は60%。打撃を主体とする選手として、フィニッシュ能力が大きな特徴だったことが分かる。
2015年には櫓木淳平や阿部泰彦をKOで下し、2017年には真辺龍太、古谷野一樹にもKO勝利。2018年のK-1トーナメントでもシルビュー・ヴィテズを1ラウンドKOで破っている。
ただし、15KOという数字はキックボクシングでの実績だ。MMAのKO勝利数とは分けて考える必要がある。
【K-1戦績】トーナメント3位から復帰、YA-MAN戦まで
芦澤竜誠の知名度を全国的に押し上げた舞台がK-1だ。K-1公式選手プロフィールには、38戦24勝(15KO)13敗1分という戦績が掲載されている。
この数字は2022年6月時点のプロフィールに基づくもの。2023年4月のRIZIN.41で皇治にキックボクシングルールで勝利した試合まで含めると、eFightの集計では39戦25勝13敗1分となる。集計時期と対象試合の違いによる数字の差だ。
2018年:K-1フェザー級トーナメントで3位
2018年6月17日、芦澤は第2代K-1 WORLD GPフェザー級王座決定トーナメントに出場した。
1回戦ではルーマニアのシルビュー・ヴィテズを1ラウンド1分28秒KOで撃破。準決勝では西京春馬に判定で敗れたものの、トーナメント3位という結果を残した。
同年9月24日には小澤海斗と対戦。試合前から因縁が注目されていた一戦で、芦澤は判定勝利を収めた。K-1のリングで存在感を強めた代表的な試合の一つだ。
しかし、同年11月の卜部弘嵩戦では3ラウンドKO負け。翌2019年にはホルヘ・バレラにKO負け、大岩龍矢にも判定で敗れた。
2019年の引退表明と2020年の復帰
2019年6月30日の大岩龍矢戦後、芦澤はK-1からの引退を表明した。2018年のトーナメントで結果を残した後の連敗は、キャリアにおける大きな挫折だった。
しかし、2020年9月のK-1 DX企画「芦澤竜誠を殴りたいやつ、大募集」で現役復帰を宣言。同年12月13日のK-1両国大会では島野浩太朗を相手にTKO勝利を挙げ、復帰戦を飾った。
その後も2021年9月には卜部弘嵩との再戦で判定勝利。過去のKO負けを晴らす形でリベンジを果たした。
2022年:西元也史戦の逆転KOとYA-MAN戦
2022年2月27日のK-1 WORLD GPでは西元也史と対戦。先にダウンを奪われたものの、そこから3度のダウンを奪い返し、2ラウンド1分58秒TKO勝利を収めた。
一方、同年6月19日のTHE MATCH 2022ではYA-MANとオープンフィンガーグローブで対戦。1ラウンド1分49秒、左フックによるKO負けを喫した。
この試合は、通常のキックボクシングとは異なるグローブを使用した一戦としても注目された。芦澤の立ち技キャリアを語るうえで外せない対戦の一つだ。
【総合格闘技転向】2023年からRIZINで歩んだ新しいキャリア
2023年4月1日のRIZIN.41は、芦澤竜誠のキャリアを大きく変えた試合だった。
メインイベントで皇治と対戦し、3ラウンド終了後の判定2-1で勝利。この試合はRIZINでの初出場だったが、ルールはMMAではなくキックボクシングだった。
試合後、芦澤はキックボクシングに区切りをつけ、総合格闘技への転向を明言した。
転向を考えた背景にはUFCへの意識も
ORICON NEWSのインタビューでは、芦澤はK-1ジムで一緒に練習していた平本蓮と、数年前からUFCを目指す話をしていたと語っている。
どのようなルールでも強くなりたいという意識があり、MMAへの挑戦は突然思いついたものではなかった。寝技や組み技の練習に取り組み、キックボクサーとしての経験を土台に新しい競技へ進んだ。
また、2024年のRIZIN LANDMARK 10後のインタビューでは、MMAへの転向をめぐって次のように話している。
「キックボクシングよりMMAのほうがカネ稼げるんで。」
RIZIN公式インタビューでの発言だ。競技としての面白さだけでなく、プロ格闘家として仕事を続けるための経済的な側面も意識していたことがうかがえる。
RIZINのMMA戦績一覧:7戦2勝5敗
2026年11月現在、RIZIN公式選手ページに掲載されている芦澤のMMA戦績は7戦2勝5敗。対戦相手と試合結果は以下のとおりだ。
2023年12月31日:太田忍戦
RIZIN.45でMMAデビュー。1ラウンド2分21秒、グラウンドパンチによるKO負け。レスリングをバックボーンに持つ太田にテイクダウンを許し、寝技の攻防から試合を決められた。
2024年7月28日:皇治戦
超RIZIN.3で再び皇治と対戦。今回はMMAルールで行われ、3ラウンド終了後の判定3-0で芦澤が勝利した。2023年のキックボクシング戦に続く、同じ相手との異なるルールでの対戦となった。
2024年11月17日:昇侍戦
RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYAで昇侍と対戦。2ラウンド1分5秒、ボディへの膝蹴りによるKO勝利を挙げた。これがMMAでの初KO勝利となった。
2024年12月31日:福田龍彌戦
RIZIN.49で福田龍彌と対戦。1ラウンド54秒、グラウンドパンチによるTKO負け。2024年を勝利で締めくくることはできなかった。
2025年9月28日:梅野源治戦
RIZIN.51で梅野源治と対戦。3ラウンドを戦い抜いたものの、判定0-3で敗れた。
2025年12月31日:ジョリー戦
RIZIN師走の超強者祭りでジョリーと対戦。1ラウンド25秒、腕ひしぎ十字固めによる一本負けを喫した。
2026年10月3日:井上聖矢戦
RIZIN LANDMARK 16 in NAGASAKIで井上聖矢と対戦。1ラウンド4分56秒、レフェリーストップによるグラウンドパンチでTKO負けとなった。
これが2026年11月2日現在の最新試合であり、MMA戦績は2勝5敗となっている。
【2026年現在の評価】芦澤竜誠の強みとMMAでの課題
芦澤竜誠のキャリアを評価する際には、キックボクサーとしての実績と、MMAファイターとしての現在地を分けて考える必要がある。
強みは15KOに裏付けられた打撃力
キックボクシングで25勝15KOという結果を残していることは、芦澤の最大の強みを示している。実際、MMA転向後も皇治戦での判定勝利、昇侍戦での膝蹴りによるKO勝利など、打撃を生かした試合結果を残した。
特に昇侍戦は、キックボクサー出身の選手がMMAの舞台で持ち味を発揮した試合として印象的だった。
MMAでは組み技とグラウンドへの対応が課題
一方、MMAでは打撃以外の技術も勝敗を左右する。レスリングや柔術を使った攻防、テイクダウンへの対応、ポジション争い、サブミッションへの防御など、キックボクシングとは異なる能力が必要だ。
実際に太田忍戦ではテイクダウンからの寝技で敗れ、ジョリー戦では腕ひしぎ十字固めによる一本負けを喫している。福田龍彌戦や井上聖矢戦でも、グラウンドパンチによるストップを経験した。
こうした結果からは、立ち技で築いた攻撃力をMMA全体の競技力へと結びつけることが、今後の大きなテーマになっていると読み取れる。
戦績を比較するときに押さえたい3つのポイント
芦澤竜誠の戦績には、異なる競技や大会の数字が混在しやすい。情報を確認するときは、次の3点を押さえておきたい。
1. キックボクシングとMMAの勝敗を合算しない。 立ち技での25勝とMMAでの2勝は、別々の競技記録だ。
2. RIZIN出場とRIZINのMMA戦績を区別する。 2023年4月の皇治戦はRIZIN出場だが、キックボクシングルールだった。
3. K-1公式プロフィールと通算戦績の集計時期を確認する。 K-1公式プロフィールの38戦24勝という数字と、eFightが掲載する39戦25勝という数字には、2023年のRIZIN.41でのキックボクシング戦が関係している。
つまり、数字だけを比較するのではなく、競技ルール、対象大会、集計時点をそろえて判断することが大切だ。
芦澤竜誠の戦績に関するよくある質問(FAQ)
Q1:芦澤竜誠の2026年最新のRIZIN戦績は?
A1:2026年11月現在、RIZINのMMA戦績は7戦2勝5敗です。直近では2026年10月3日のRIZIN LANDMARK 16で井上聖矢と対戦し、1ラウンド4分56秒にグラウンドパンチによるTKO負けを喫しています。
Q2:芦澤竜誠のキックボクシング戦績とKO勝利数は?
A2:eFightの選手名鑑によると、39戦25勝13敗1分で、KO勝利は15回です。第3代INNOVATIONフェザー級王者の実績もあります。
Q3:芦澤竜誠がMMAに転向したのはいつ?
A3:2023年4月1日のRIZIN.41で皇治にキックボクシングルールで勝利した後、MMAへの転向を明言しました。同年12月31日のRIZIN.45で太田忍と対戦し、総合格闘技デビューを果たしています。
【プロの結論】芦澤竜誠の戦績が示すキャリアの全貌
芦澤竜誠の格闘家人生を振り返ると、2011年のキックボクシングデビューから、2016年のINNOVATION王座獲得、2018年のK-1トーナメント3位、2023年のMMA転向、そして2026年のRIZIN参戦まで、複数の大きな転換点があった。
立ち技時代の39戦25勝13敗1分、15KOという数字は、国内キックボクシングで積み上げた実績を物語っている。一方、MMAでは7戦2勝5敗。2024年には皇治と昇侍を破ったものの、その後は敗戦が続いている。
2026年10月の井上聖矢戦での敗北は、MMA転向後の課題を改めて浮き彫りにした。ただし、キックボクシングで培った打撃技術と、MMAで求められる総合力は別の評価軸である。
今後の芦澤竜誠を評価するうえでは、勝敗だけでなく、組み技への対応、寝技の攻防、打撃を生かせる展開をどれだけ作れるかにも注目したい。
芦澤竜誠の戦績を正しく理解する鍵は、キックボクシング時代の実績とMMA転向後の成績を切り分けることにある。元INNOVATIONフェザー級王者として築いたキャリアを土台に、総合格闘家としてどこまで進化できるのか。2026年11月以降の動向も注目される。
主な確認資料: K-1公式選手プロフィール、eFight選手名鑑、RIZIN公式選手データ・試合結果、ORICON NEWSのインタビュー。