2024年オリンピックはいつどこで開催?パリ五輪の日程・競技・日本のメダル45個を徹底解説
2024年オリンピックは、2024年7月26日から8月11日まで、フランスのパリを中心に開催された第33回オリンピック競技大会です。正式名称は「パリ2024オリンピック」。32競技、48種別、329のメダル種目が実施され、世界各国・地域の選手が頂点を競いました。
日本代表は金メダル20個、銀メダル12個、銅メダル13個の合計45個を獲得。金メダル数では国別3位となり、海外開催の夏季オリンピックとしては過去最多の金メダル数を記録しました。東京2020の成績との違いや、柔道・レスリング・体操などで活躍した日本代表選手にも注目が集まりました。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 開催期間:2024年7月26日~8月11日。フランスのパリを中心に開催された第33回大会。
- 競技規模:32競技、48種別、329のメダル種目を実施。ブレイキンが初めて正式競技に採用された。
- 日本代表の結果:金20個・銀12個・銅13個、合計45個。金メダル数は国別3位。
- 東京2020との比較:東京大会の金27個・総数58個には届かなかったものの、海外開催大会としては日本の過去最高記録を更新。
- 今後の大会:2026年にはミラノ・コルティナ冬季大会が開催され、次の夏季大会は2028年のロサンゼルス大会。
【開催概要】2024年オリンピックはいつ、どこで開催された?
2024年オリンピックの開催地は、フランスの首都パリです。大会期間は7月26日から8月11日まで。大会名は「第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)」で、近代オリンピックの夏季大会としては33回目に当たります。
日本オリンピック委員会(JOC)の大会記録でも、開催期間は2024年7月26日~8月11日と記録されています。
開会式・閉会式の日程

- 開会式:2024年7月26日
- 競技終了・閉会式:2024年8月11日
- 開催国:フランス
- 開催都市:パリ
- 大会名称:第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)
- 競技日程:7月24日~8月11日
ここで注意したいのが、公式の大会開催期間と実際の競技開始日には違いがあることです。
開会式は7月26日でしたが、一部の競技は7月24日から先行して始まりました。IOCが公表した競技日程でも、7月24日から8月11日までの19日間が競技期間として設定されています。そのため、「パリ五輪は7月26日から始まった」という説明は開会式を基準にしたものであり、すべての競技がその日に始まったわけではありません。
パリ開催は今回で3回目

パリで夏季オリンピックが開催されたのは、1900年、1924年に続いて2024年が3回目です。
1900年の第2回大会は、パリ万国博覧会と同時期に開催された歴史的な大会でした。1924年には第8回大会がパリで行われ、2024年はその100年後に当たります。
JOCの歴代開催地一覧を見ると、近代オリンピックは1896年のアテネ大会から始まり、ロンドン、東京、ローマ、ロサンゼルスなど世界各地で開催されてきました。パリは、その歴史の中でも特別な位置を占める都市です。
【競技一覧】パリ五輪の32競技329種目を総まとめ
パリ2024では、32競技、48種別、329のメダル種目が実施されました。IOCの大会データによると、参加したのは206の国内オリンピック委員会とIOC難民選手団。競技会場は35会場に及びました。
東京2020では339種目が実施されましたが、パリ2024では329種目となり、10種目減少しています。一方で、競技の構成には新しい試みが取り入れられました。
パリオリンピックの全32競技
実施された32競技は以下のとおりです。
- 陸上競技
- 水泳(競泳・飛込・水球・アーティスティックスイミング)
- アーチェリー
- バドミントン
- バスケットボール
- ボクシング
- ブレイキン
- カヌー
- 自転車
- 馬術
- フェンシング
- サッカー
- ゴルフ
- 体操
- ハンドボール
- ホッケー
- 柔道
- 近代五種
- ボート
- ラグビー(7人制)
- セーリング
- 射撃
- スケートボード
- スポーツクライミング
- サーフィン
- 卓球
- テコンドー
- テニス
- トライアスロン
- バレーボール
- ウエイトリフティング
- レスリング
注目された4つの追加競技
パリ大会の特徴として挙げられるのが、開催都市の提案によって採用された4競技です。
スケートボード、スポーツクライミング、サーフィン、ブレイキンが追加競技として実施されました。
ただし、4競技すべてがパリ大会で初登場したわけではありません。スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンは東京2020でも実施されており、パリ大会でオリンピック正式競技として初登場したのはブレイキンです。
ブレイキンは音楽に合わせた即興性や身体表現が特徴の競技で、従来のスポーツとは異なる観戦体験を生み出しました。若い世代への訴求という点でも、大会の競技構成を象徴する存在でした。
東京2020から変わった競技構成
東京2020で実施された野球・ソフトボールと空手は、パリ2024の正式競技プログラムには含まれませんでした。
一方、東京大会で初めて採用されたスケートボード、スポーツクライミング、サーフィンは継続されました。開催都市が追加競技を提案できる制度は、オリンピックが各都市の文化やスポーツ環境を反映する仕組みの一つです。
329という数字だけを見るのではなく、どの競技が採用され、どの競技が外れたのかを比較すると、大会ごとの特色がより明確になります。
【日本代表の結果】金20・銀12・銅13個!メダリストと活躍競技
パリ2024で日本代表選手団が獲得したメダルは、金20個、銀12個、銅13個の合計45個です。
この数字はJOCの公式記録に掲載されており、日本が海外で開催された夏季オリンピックで獲得した金メダル数・総メダル数として、当時の過去最多を更新しました。
日本代表のメダル獲得数
- 金メダル:20個
- 銀メダル:12個
- 銅メダル:13個
- 合計:45個
金メダルを獲得した競技では、レスリング、柔道、体操、フェンシング、スケートボードなどが目立ちました。
日本代表の主な金メダリスト
JOCのパリ2024メダル・入賞者一覧に掲載された金メダル獲得者・種目を中心に紹介します。
【柔道】
- 角田夏実:女子48kg級
- 阿部一二三:男子66kg級
- 永瀬貴規:男子81kg級
【体操】
- 橋本大輝、岡慎之助、萱和磨、杉野正尭、谷川航:男子団体
- 岡慎之助:男子個人総合
- 岡慎之助:男子種目別鉄棒
【レスリング】
- 樋口黎:男子フリースタイル57kg級
- 清岡幸大郎:男子フリースタイル65kg級
- 文田健一郎:男子グレコローマンスタイル60kg級
- 日下尚:男子グレコローマンスタイル77kg級
- 藤波朱理:女子フリースタイル53kg級
- 櫻井つぐみ:女子フリースタイル57kg級
- 元木咲良:女子フリースタイル62kg級
- 鏡優翔:女子フリースタイル76kg級
【フェンシング】
- 松山恭助、飯村一輝、敷根崇裕、永野雄大:男子フルーレ団体
- 加納虹輝:男子エペ個人
【スケートボード】
- 吉沢恋:女子ストリート
- 堀米雄斗:男子ストリート
【陸上競技】
- 北口榛花:女子やり投
【ブレイキン】
- 湯浅亜実:Bガール
これらは金メダルを獲得した20種目に対応する主な選手・チームです。団体競技では複数の選手が一つの金メダルを獲得するため、メダルの個数とメダリストの人数は一致しません。
JOC公式記録で確認できる入賞実績
日本代表の活躍はメダル獲得だけにとどまりません。
JOCの大会別入賞者一覧では、金20個、銀12個、銅13個に加え、4位8件、5位22件、6位13件、7位16件、8位11件が記録されています。
入賞者総数は231人。メダルを獲得した選手だけでなく、決勝に進出して上位8位以内に入った選手も多く、日本選手団全体の競技力を示す結果となりました。
日本代表の全メダリストと入賞者を調べる際は、JOCが公開している「パリ2024 メダル・入賞者一覧」と「TEAM JAPAN オリンピック競技大会 大会別入賞者一覧」が基本資料になります。2024年8月19日現在の大会別記録にも、メダル獲得数と選手名が掲載されています。
【国別メダルランキング】日本は何位?世界各国の獲得数を比較
パリ2024の国別メダルランキングでは、アメリカと中国が金メダル40個で並びました。銀メダル数の差によってアメリカが1位、中国が2位となり、日本は金20個で3位に入りました。
日本の合計45個は、金メダル数を基準にした通常のオリンピックランキングでは3位です。ただし、メダルの総数だけで並べ替えると6位になります。
この違いは、ランキングを確認するときに見落としやすいポイントです。オリンピックの国別メダル順位は、原則として金メダル、銀メダル、銅メダルの順で比較されます。合計メダル数が多い国が必ずしも上位になるわけではありません。
パリ2024主要国のメダル獲得数
| 国・地域 | 金 | 銀 | 銅 | 合計 | 金メダル基準順位 |
|---|---|---|---|---|---|
| アメリカ | 40 | 44 | 42 | 126 | 1位 |
| 中国 | 40 | 27 | 24 | 91 | 2位 |
| 日本 | 20 | 12 | 13 | 45 | 3位 |
| オーストラリア | 18 | 19 | 16 | 53 | 4位 |
| フランス | 16 | 26 | 22 | 64 | 5位 |
| オランダ | 15 | 7 | 12 | 34 | 6位 |
| イギリス | 14 | 22 | 29 | 65 | 7位 |
※各国のメダル数はパリ2024の最終確定記録。順位は金・銀・銅の順で比較したものです。合計数のみで並べる場合、日本は6位になります。
日本が金メダル数で3位になった背景
日本の強みが表れたのは、柔道やレスリングといった伝統的な競技だけではありません。
フェンシングでは男子フルーレ団体と男子エペ個人で金メダルを獲得。スケートボードでは堀米雄斗と吉沢恋がそれぞれ男子・女子ストリートを制しました。
体操では岡慎之助が個人総合と鉄棒を制し、男子団体でも金メダルを獲得。陸上競技では北口榛花が女子やり投で優勝しました。
複数の競技に金メダル獲得の機会が広がったことは、パリ大会の日本代表を特徴づける結果です。
一方、総メダル数で見ると、アメリカ126個、中国91個、イギリス65個、フランス64個、オーストラリア53個といった国々が日本を上回っています。金メダルの数と総メダル数の両方を見ることで、各国の強さをより立体的に把握できます。
【東京2020との比較】日本のメダル数は減少?海外開催では歴代最高
パリ2024の成績を評価するうえで欠かせないのが、直前の夏季大会である東京2020との比較です。
東京2020は、新型コロナウイルス感染症の影響で2021年に延期されて開催されました。日本代表は金27個、銀14個、銅17個の合計58個を獲得し、当時の日本の夏季大会最多記録を更新しました。
一方、パリ2024は金20個、銀12個、銅13個で合計45個です。東京大会と比較すると、金メダルは7個、総メダル数は13個少なくなっています。
東京2020とパリ2024の違い
両大会の数字を比較すると、以下の特徴が見えてきます。
- 金メダル数:東京2020が27個、パリ2024が20個。
- 銀メダル数:東京2020が14個、パリ2024が12個。
- 銅メダル数:東京2020が17個、パリ2024が13個。
- 総メダル数:東京2020が58個、パリ2024が45個。
東京大会は自国開催による地理的・環境的な利点があり、日本選手団にとって特別な大会でした。開催国としての準備や競技環境も、成績を考える際の背景になります。
それに対してパリ大会では、海外開催という条件のもとで金20個、総数45個を獲得しました。これは海外開催の夏季オリンピックに限れば、日本の過去最高記録です。
つまり、東京2020の数字を下回ったことだけを理由に、パリ2024の成績を低く評価するのは適切ではありません。開催条件を分けて見ることが、正確な比較につながります。
歴代オリンピック開催地から見るパリ大会の位置づけ
近代オリンピックは1896年のギリシャ・アテネ大会から始まりました。その後、フランス、イギリス、アメリカ、日本など、世界各地で大会が開かれています。
夏季大会の主な開催地を振り返ると、次のような流れがあります。
- 1896年:アテネ(ギリシャ)
- 1900年:パリ(フランス)
- 1924年:パリ(フランス)
- 1964年:東京(日本)
- 1984年:ロサンゼルス(アメリカ)
- 2008年:北京(中国)
- 2016年:リオデジャネイロ(ブラジル)
- 2020年:東京(日本、2021年開催)
- 2024年:パリ(フランス)
- 2028年:ロサンゼルス(アメリカ)予定
パリは1900年、1924年、2024年と3回の夏季大会を開催した都市です。東京も1964年と2020年の2回、夏季大会を開催しています。
このように開催地の歴史をたどると、オリンピックは単に4年ごとに開催されるスポーツ大会ではなく、各国の文化、都市開発、国際交流とも関わりながら発展してきたことが分かります。
【2026年最新情報】ミラノ・コルティナ大会から2028年ロサンゼルス五輪へ
2026年11月現在、パリ2024の次に開催された夏季大会はまだありませんが、冬季オリンピックは2026年にイタリアで開催されました。
2024年のパリ大会を振り返る際には、その後のオリンピックの動きも押さえておくと、今後の大会を理解しやすくなります。
2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピック
第25回オリンピック冬季競技大会は、2026年2月6日から2月22日まで、イタリア北部のミラノとコルティナ・ダンペッツォを中心に開催されました。
JOCの大会情報によると、実施されたのは8競技116種目です。夏季大会とは競技構成が異なり、スキー、スケート、アイスホッケーなど冬季スポーツを中心とした大会です。
日本代表の最終的なメダル獲得数は以下のとおりです。
- 金メダル:5個
- 銀メダル:7個
- 銅メダル:12個
- 合計:24個
金メダル数を基準とする国別ランキングでは日本は10位でした。2026年の冬季大会でも、日本選手団は複数の競技で表彰台に立っています。
ただし、パリ2024の45個とミラノ・コルティナ2026の24個を単純に比較することはできません。夏季大会と冬季大会では実施競技数も競技特性も異なるためです。
次の夏季大会は2028年ロサンゼルスオリンピック
次の夏季オリンピックは、アメリカのロサンゼルスで開催される2028年大会です。
大会組織委員会LA28が公表している開催日程は、2028年7月14日から7月30日まで。ロサンゼルスでの夏季オリンピック開催は、1932年、1984年に続いて3回目となります。
2024年のパリ大会から2028年のロサンゼルス大会へ、オリンピックは次の開催都市へと舞台を移します。各大会で採用される競技や開催形式にも違いがあるため、競技プログラムや公式日程の発表が注目されます。
なお、ロサンゼルス大会の日程は正式発表済みですが、競技ごとの詳細なスケジュールや日本代表の最終的な出場選手は、今後の公式発表を確認する必要があります。
【2024年オリンピック】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2024年オリンピックはいつ開催されましたか?
A1:2024年7月26日から8月11日まで開催されました。なお、一部の競技は開会式に先立つ7月24日から始まっています。
Q2:2024年パリオリンピックで日本は何個のメダルを獲得しましたか?
A2:金メダル20個、銀メダル12個、銅メダル13個の合計45個です。金メダル数では国別3位となり、海外開催の夏季オリンピックとしては日本の過去最多記録を更新しました。
Q3:パリオリンピックは何競技・何種目でしたか?
A3:32競技、48種別、329のメダル種目が実施されました。ブレイキンがオリンピック正式競技として初めて採用されたことも特徴です。
【プロの結論】パリ2024の記録を正しく理解し、次の五輪につなげる
2024年パリオリンピックは、2024年7月26日から8月11日までフランスで開催された第33回オリンピック競技大会です。32競技、329のメダル種目が実施され、日本代表は金20個、銀12個、銅13個の合計45個を獲得しました。
この大会を評価するうえで押さえておきたいのは、メダル数の見方です。日本は金メダル数で世界3位、総メダル数では6位でした。また、東京2020の金27個・総数58個には及ばなかったものの、海外開催の夏季大会としては金メダル数・総メダル数ともに過去最高を更新しています。
記録を比較するときは、次の3点を基準にすると理解しやすくなります。
- 大会の基本情報:開催年、開催国、競技期間、実施競技数を確認する。
- メダルランキング:金・銀・銅の内訳と総数を分けて確認する。
- 過去大会との比較:東京2020のような自国開催と海外開催を区別して評価する。
特に日本代表の正式な記録を確認するなら、JOCのメダル・入賞者一覧が最も基本となる資料です。競技結果だけでなく、選手名や種目別の成績まで確認できます。
2026年のミラノ・コルティナ冬季大会を経て、次の夏季大会は2028年のロサンゼルスへと続きます。パリ2024で生まれた記録や新しい競技の流れは、今後のオリンピックを読み解くうえでも重要な基準となります。
日本代表の45個のメダルは、伝統競技と新しい競技の双方で積み重ねられた成果です。東京2020との数字の違いだけで判断せず、開催条件や競技の広がり、個々の選手の実績まで見ることが、パリ大会を正しく評価するポイントです。
主な事実確認資料
- JOC「パリ2024 メダル・入賞者一覧」「大会別入賞者一覧」
- JOC「オリンピック競技大会 開催地一覧」
- IOC「Paris 2024: Record-breaking Olympic Games on and off the field」
- IOC「Paris 2024 Sports Programme」
- LA28公式大会日程
- ミラノ・コルティナ2026大会公式情報