宇佐美正パトリックの現在は?高校6冠の経歴と戦績、弟・秀メイソンとの関係を徹底解説
宇佐美正パトリックは、大阪府出身の総合格闘家です。2000年5月8日生まれで、ボクシングの名門・興國高校時代に「高校6冠」を達成した実績を持ちます。幼少期から極真空手に取り組み、アマチュアボクシングで頭角を現した後、2021年に総合格闘技(MMA)へ転向。RIZINを主戦場に、強烈なパンチを武器とするファイターとして活動してきました。
2026年11月現在は、5月の雑賀“ヤン坊”達也戦でのKO勝利、10月の堀江圭功戦でのTKO負けが直近の大きな節目です。また、弟はRISEウェルター級王者の宇佐美秀メイソン。兄弟そろって格闘技の舞台で実績を重ねています。プロフィール、高校時代の栄光、MMA転向の背景、最新戦績、兄弟関係まで、公開されている競技記録と本人の発言をもとに整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- プロフィール:2000年5月8日生まれ、大阪府出身。身長180cmの総合格闘家。
- 経歴:興國高校時代にボクシング高校6冠を達成し、2021年にMMAへ転向。
- 最新戦績:2026年5月に雑賀達也をKOする一方、10月の堀江圭功戦ではTKO負け。
- 兄弟関係:弟の宇佐美秀メイソンは第4代RISEウェルター級王者。
- 現在:10月の敗戦後、競技を続けるかどうかについて考えていることを本人が明かしている。
【プロフィール】宇佐美正パトリックの出身・生年月日・身長は?

宇佐美正パトリックは、ボクシングで全国トップレベルの実績を残し、その後MMAに挑戦した異色の経歴を持つ選手です。
RIZIN公式プロフィールや格闘技専門メディアに掲載されている基本情報を整理すると、次のようになります。
- 名前:宇佐美正パトリック
- 読み方:うさみ しょう パトリック
- 英語表記:Sho Patrick Usami
- 生年月日:2000年5月8日
- 年齢:26歳(2026年11月2日現在)
- 出身地:大阪府
- 身長:180cm
- リーチ:180cm
- 主な競技:総合格闘技(MMA)
- 主なバックボーン:極真空手、アマチュアボクシング
名前の「正」は「しょう」と読み、フルネームは「うさみ・しょう・パトリック」です。英語表記ではSho Patrick Usamiとなっています。
出身は大阪府。幼少期から格闘技に親しみ、5歳ごろから極真空手を始めました。その後、ボクシングに競技の軸を移し、ジュニア時代から全国大会で結果を残しています。
注目したいのは、180cmという体格だけでなく、ボクシングで培ったパンチの技術をMMAに持ち込んでいる点です。RIZINの選手紹介でも、左フックを中心とする強烈な打撃が特徴として紹介されています。
【高校6冠】宇佐美正パトリックのボクシング経歴とアマチュア時代

宇佐美正パトリックの名前を格闘技ファンに強く印象づけたのが、ボクシングにおける「高校6冠」という実績です。
5歳から極真空手を経験

宇佐美は幼少期に極真空手を始め、ボクシングに転向する前から複数の大会で実績を残しました。
ゴング格闘技の2021年のインタビューでは、本人が極真空手を競技の出発点として振り返っています。空手の経験は、その後のボクシングやMMAにもつながる身体感覚を身につける土台になりました。
特に近距離での攻防やボディへの攻撃は、空手時代から培ってきた得意分野だったと本人も説明しています。
興國高校で達成したボクシング高校6冠
ボクシングに転向した宇佐美は、大阪の興國高校に進学。高校ボクシング界で実力を発揮しました。
RIZIN公式プロフィールによると、高校時代には次の3つの主要大会で、それぞれ2度の優勝を経験しています。
- 国民体育大会(国体):2度優勝
- インターハイ:2度優勝
- 全国選抜大会:2度優勝
合計6度の優勝を果たしたことから、「ボクシング高校6冠」と呼ばれています。
2018年10月の第73回国民体育大会では、少年男子ウェルター級で優勝。ボクシング専門メディア「Boxing News」は、宇佐美が高校通算6冠を達成したことを報じています。この大会では広島県代表の黒田丈二朗を決勝で破り、国体連覇を果たしました。
さらに、BOUTREVIEWの選手紹介には、U15ボクシング全国大会2連覇や世界ユースボクシング大会銅メダルといった実績も掲載されています。
つまり、高校6冠は単に一度の大会で優勝したという話ではありません。中学時代から全国大会で結果を残し、高校でも複数の主要大会を制した、継続的な競技実績です。
東京五輪を目指したボクシングからMMAへ
高校時代に大きな実績を残した宇佐美は、ボクシングで東京オリンピックを目指していました。
しかし、東京五輪の選考会で敗れ、オリンピック出場の道は閉ざされます。その後、転機となったのがLDHとABEMAが関わった格闘家育成プロジェクト「格闘DREAMERS」でした。
ゴング格闘技のインタビューで宇佐美は、以前から父親とUFCを観戦するほど総合格闘技に興味があり、選考会で敗れた後にオーディションを知って挑戦を決めたと語っています。
ボクシングを続けるだけでなく、MMAという新しい競技で世界を目指す選択をしたことが、現在のキャリアにつながっています。
【経歴・年表】宇佐美正パトリックの総合格闘技転向からRIZINまで
宇佐美のキャリアは、空手、アマチュアボクシング、MMAという3段階に分けて理解すると分かりやすくなります。
以下は、RIZIN公式プロフィール、BOUTREVIEW、ボクシング専門メディアなどに掲載された主な経歴をまとめたものです。
| 時期 | 出来事・実績 | 競技上の意味 |
|---|---|---|
| 5歳ごろ | 極真空手を開始 | 格闘技の基礎を身につける |
| 中学時代 | U15全日本大会2連覇 | ボクシングで全国レベルの実績 |
| 高校時代 | 興國高校でボクシング高校6冠 | 国体・インターハイ・全国選抜で各2度優勝 |
| 2018年 | 第73回国民体育大会で優勝 | 高校通算6冠を達成 |
| 2021年 | 格闘DREAMERSを経てMMAに転向 | ボクシング中心の競技キャリアから新たな挑戦へ |
| 2021年9月 | プロ修斗でMMAデビュー | ヨシ・イノウエ戦でKO勝利 |
| 2022年10月 | RIZIN初参戦 | 佐々木信治にTKO勝利 |
| 2022年12月 | RIZIN.40でベイノアに勝利 | 1R左フックによるKO勝利 |
| 2024年 | 徳留一樹、細川一颯に勝利 | 打撃力を生かした勝利で存在感を示す |
| 2025年 | キム・シウォンに判定勝利、桜庭大世に一本負け | 勝利と課題の両方が表れたシーズン |
| 2026年5月 | 雑賀“ヤン坊”達也にKO勝利 | 強烈な打撃で再び注目を集める |
| 2026年10月 | 堀江圭功にTKO負け | 体重問題とグラウンド対応が課題として浮上 |
MMAデビュー後に直面した競技の違い
ボクシングとMMAは、同じ打撃を使う競技でも試合の構造が大きく異なります。
ボクシングではパンチによる攻防が中心ですが、MMAではタックル、組み技、寝技、関節技などへの対応も必要です。優れたパンチ技術だけでは勝ち続けられません。
宇佐美自身も、格闘DREAMERS参加当初はMMA特有のさまざまな状況への適応に苦労したと、当時の紹介記事で伝えられています。
それでも2021年9月20日の修斗デビュー戦でヨシ・イノウエをKO。続く試合でも勝利を重ね、2022年10月にはRIZIN初参戦を果たしました。
同年大みそかのRIZIN.40では、極真空手出身の“ブラックパンサー”ベイノアを1R左フックでKO。ボクシングで培った技術をMMAでも発揮できることを示しました。
【2026年最新】宇佐美正パトリックの現在と戦績を解説
2026年11月現在、宇佐美正パトリックの競技キャリアを語るうえで重要なのが、5月の雑賀“ヤン坊”達也戦と10月の堀江圭功戦です。
2026年5月:雑賀“ヤン坊”達也に1R KO勝利
2026年5月10日のRIZIN.53で、宇佐美は雑賀“ヤン坊”達也と対戦しました。
雑賀はパンクラスの元ライト級王者として知られる選手です。宇佐美にとっては、2025年11月の桜庭大世戦での敗北から再起を図る試合でした。
RIZIN公式試合レポートによると、宇佐美はパンチの打ち合いから相手のアッパーに左フックを合わせ、雑賀をダウンさせます。その後の追撃でレフェリーストップとなり、1R1分38秒、KO勝利を収めました。
ボクシング高校6冠の実力を印象づける勝利であり、左フックの破壊力が改めて注目される結果となりました。
2026年10月:堀江圭功戦でTKO負け
次の大きな試合は、2026年10月3日に長崎で開催された「RIZIN LANDMARK 16 in NAGASAKI」です。
宇佐美の対戦相手は堀江圭功。試合は当初71kg契約で予定されていましたが、前日計量で宇佐美が契約体重を1.65kg超過しました。
日本MMA審判機構の大会記録によると、両陣営の協議によって試合は72.65kgのキャッチウェイトに変更され、通常ルールで実施されました。
試合では、1Rに堀江のタックルを複数回防ぐ場面がありました。しかし、堀江は組みつきから攻勢を強め、2Rには右フックで宇佐美を倒すと、ヒジや鉄槌を交えた攻撃で追い込みます。
最終的に、2R3分37秒、グラウンドパンチによるTKO負けとなりました。試合結果はRIZIN公式サイトにも掲載されています。
体重超過について本人が語ったこと
試合後のRIZIN公式インタビューでは、宇佐美自身が計量に失敗した経緯を説明しています。
本人によれば、これまでは水抜きをしない調整方法を基本としていましたが、今回は水抜きによる減量を試みたとのことです。しかし、想定どおりに体重を落とせず、自身の調整ミスだったと振り返りました。
「自分が悪いっすね」
これはRIZIN公式の試合後インタビューでの発言です。本人は、今回の経験から水抜きが自分には合わない可能性を感じたことも説明しています。
体重超過は対戦相手や大会運営にも影響する問題です。一方で、本人が調整方法の問題を認めたことは、今後の競技生活を考えるうえで重要なポイントになります。
引退する?今後の活動について
堀江戦後のインタビューでは、宇佐美が今後の格闘技活動について迷いを抱えていることも明らかになりました。
本人は、格闘技を続けるかどうかを考えていると話す一方、現時点では引退するつもりはないという趣旨の発言もしています。
「やめることはないとは思いますけど、今んところは。でもちょっと考えてるっすね」
したがって、2026年11月現在、宇佐美が引退を正式発表したと扱うことはできません。試合後の発言から読み取れるのは、今後の方向性をチームと相談しながら検討している段階だということです。
5月のKO勝利から10月の敗戦まで、短期間で大きな浮き沈みを経験した宇佐美。次の試合に向けた再調整や、競技を続ける意思の明確化が今後の焦点となります。
【兄弟関係】弟・宇佐美秀メイソンもRISEウェルター級王者
宇佐美正パトリックを調べると、関連人物として頻繁に登場するのが弟の宇佐美秀メイソンです。
RISE公式プロフィールとRIZIN公式選手紹介によると、秀メイソンは正パトリックの実弟です。兄弟ともに大阪府出身で、幼少期から格闘技に取り組んできました。
弟・宇佐美秀メイソンのプロフィール
- 名前:宇佐美秀メイソン
- 生年月日:2001年5月20日
- 出身地:大阪府大阪市
- 身長:182cm
- 体重:67.5kg
- 所属:team VASILEUS
- 構え:サウスポー
- 主なタイトル:第4代RISEウェルター級王者
- その他のタイトル:ISKAインターコンチネンタル・ウェルター級暫定王者
RISE公式プロフィールに掲載された戦績は11戦9勝2分(5KO)です。2026年6月6日のRISE大会では、ピーマイ・ポー・ゴップクーを1R KOで下しています。
兄弟は同じ格闘技でも主戦場が異なる
兄の正パトリックは、アマチュアボクシングを経てMMAに転向し、RIZINを中心に活動してきました。
一方、弟の秀メイソンはキックボクシングを中心にキャリアを積み、RISEのウェルター級王座を獲得しています。
両者の特徴を比較すると、次のようになります。
- 正パトリック:ボクシング高校6冠を経てMMAへ。パンチを軸に、打撃と組み技の両方が必要な競技に挑戦。
- 秀メイソン:キックボクシングを主戦場とし、RISEウェルター級王座を獲得。サウスポーの構えを特徴とする。
興味深いのは、兄弟が単に同じ競技で同じ実績を追いかけているわけではない点です。兄はMMA、弟は立ち技格闘技という、それぞれ異なる競技環境で実績を積み上げています。
また、秀メイソンは2026年時点でもRISEの公式選手として活動しており、兄弟それぞれが独自の競技キャリアを築いています。
【格闘家としての評判】宇佐美正パトリックの強さと課題
宇佐美正パトリックの評価を考えるとき、重要なのは高校ボクシング6冠という過去の実績だけで判断しないことです。MMAでは打撃の強さに加えて、組み技への対応や試合全体の組み立ても求められます。
強みはボクシング仕込みのパンチ力
宇佐美の最大の武器は、アマチュアボクシングで培ったパンチ技術です。
特に左フックは、RIZINでの勝利を支えてきた代表的な武器です。2022年のベイノア戦、2026年5月の雑賀戦など、相手を倒す決定力を示した試合があります。
また、単にパンチを振り回すのではなく、相手の攻撃に合わせてカウンターを狙える点も特徴です。雑賀戦では相手のアッパーに左フックを合わせて勝負を決めました。
課題はグラウンドと組み技への対応
一方、MMAの戦績を振り返ると、打撃以外の局面で課題が表れた試合もあります。
2023年のキム・ギョンピョ戦ではリアネイキッドチョークによる一本負け、2025年の桜庭大世戦では膝十字固めによる一本負けを喫しました。
さらに2026年の堀江戦では、グラウンドでのパンチによって試合を止められています。
これらの結果から見えてくるのは、打撃能力とMMA全体の競技力は必ずしも同じではないということです。タックルへの対応、倒された後のポジション回復、関節技への防御などが、今後の成長を判断する材料になります。
ファンの評価を分けるキャラクター性
宇佐美は試合前後の発言や振る舞いでも注目を集める選手です。
特に2026年10月の堀江戦では、体重超過に対する会場の反応も大きく、試合後のインタビューではブーイングについて本人が言及しました。
本人は、ブーイングも含めて試合が盛り上がったと受け止め、今後も自身のキャラクターを貫く考えを示しています。
ただし、競技者としての評価と、リング外でのキャラクターに対する評価は分けて考える必要があります。挑発的な言動が話題になっても、最終的に勝敗を左右するのは試合での技術と結果です。
宇佐美の現在の評価を整理すると、次の3点がポイントになります。
- 打撃力:高校6冠のボクシング技術を背景に、KOを狙えるパンチを持つ。
- MMAへの適応:打撃以外の局面、とりわけ寝技やグラウンドでの防御に改善の余地がある。
- 競技への姿勢:2026年10月の敗戦後は今後を検討中であり、次の活動方針が注目される。
【宇佐美正パトリックの現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:宇佐美正パトリックは何歳ですか?
A1:2000年5月8日生まれです。2026年11月2日現在、26歳です。
Q2:宇佐美正パトリックの高校6冠とは何ですか?
A2:興國高校時代に、国体・インターハイ・全国選抜大会でそれぞれ2度優勝した実績です。合計6度の優勝を達成したことから、高校6冠と呼ばれています。
Q3:宇佐美正パトリックは引退したのですか?
A3:2026年11月現在、正式な引退発表は確認されていません。10月の堀江圭功戦後には、格闘技を続けるか検討していると本人が話しましたが、現時点では引退を決めたとはいえません。
まとめ:宇佐美正パトリックの今後を左右する3つのポイント
宇佐美正パトリックは、大阪府出身で、興國高校時代にボクシング高校6冠を達成した実力者です。幼少期の極真空手からアマチュアボクシングへ進み、東京五輪を目指した後、格闘DREAMERSをきっかけにMMAへ転向しました。
RIZINではベイノアや雑賀“ヤン坊”達也をKOするなど、パンチの破壊力を示してきました。一方、一本負けやグラウンドでのTKO負けも経験しており、MMAファイターとして完成度を高めることが今後の課題です。
弟の宇佐美秀メイソンも第4代RISEウェルター級王者として活躍しており、兄弟それぞれが異なる舞台で実績を積み上げています。
2026年11月現在、今後の動向を判断するうえで注目したいのは次の3点です。
- 競技継続の意思:10月の敗戦後に語った今後の活動方針がどう定まるか。
- MMA技術の向上:持ち味の打撃に加えて、組み技やグラウンドへの対応をどこまで強化できるか。
- 体重管理の改善:2026年10月の計量問題を踏まえ、安定したコンディションを作れるか。
高校ボクシング6冠という華々しい実績を持ちながら、MMAという新しい競技に挑戦し続けてきた宇佐美正パトリック。2026年の敗戦を今後の成長につなげられるかどうかが、格闘家としての次の評価を左右することになりそうです。
主な参照資料: RIZIN公式選手プロフィール・試合結果・試合後インタビュー、RISE公式選手プロフィール、Boxing News、BOUTREVIEW、ゴング格闘技、日本MMA審判機構の大会記録。