【2026年2月の衆院選】東京7区で初当選し国政復帰

目次

2026年2月8日 当選

2026年2月8日投開票の第51回衆議院議員総選挙で、丸川氏は再び東京7区から立候補しました。

結果は、80,421票を獲得して当選。松尾明弘氏を上回り、衆議院議員として初めて議席を獲得しました。

東京都選挙管理委員会が公表した確定得票数は次のとおりです。

候補者 政党 得票数 結果
丸川珠代 自民党 80,421票 当選
松尾明弘 中道改革連合 52,576票 落選
峰島侑也 チームみらい 43,335票 落選
入江のぶこ 国民民主党 21,018票 落選
渡辺やすゆき 日本維新の会 19,637票 落選
石川ゆりか 参政党 16,337票 落選

2024年と2026年の得票数を比較

丸川珠代落選後

特に興味深いのは、2024年と2026年の選挙結果の変化です。

比較項目 2024年 2026年
丸川珠代 55,848票 80,421票
松尾明弘 86,252票 52,576票
丸川氏の当落 落選 当選
投票率 53.30% 59.21%

丸川氏の得票は24,573票増加しました。一方、松尾氏の得票は33,676票減少しています。

ただし、2026年は政党の構図や候補者の顔ぶれも変わっています。松尾氏の所属も立憲民主党から中道改革連合へ変わりました。そのため、得票の増減を丸川氏個人への評価だけで説明することはできません。

それでも、2024年には30,404票差で敗れた相手を、2026年には27,845票差で上回ったという事実は、選挙結果の大きな転換点です。

夫婦そろって落選した2024年からの変化

丸川珠代落選後

2024年の衆院選では、丸川氏だけでなく、夫の大塚拓氏も埼玉9区で落選しました。

大塚氏は2024年の選挙で78,811票を獲得しましたが、立憲民主党の杉村慎治氏が83,107票を獲得して当選しています。

その後、2026年2月の衆院選では、大塚氏も埼玉9区で112,062票を獲得して当選しました。

つまり、2024年の「夫婦そろって落選」は事実ですが、2026年には夫婦ともに国政の議席を取り戻したことになります。

【経歴・選挙結果の年表】参議院議員から衆議院議員への転身

丸川珠代落選後

丸川珠代氏の政治経歴を理解するには、テレビ朝日のアナウンサー時代から参議院議員としての活動、そして2024年の衆院選への転身までを確認する必要があります。

丸川珠代のプロフィール

項目 内容
氏名 丸川珠代(まるかわ・たまよ)
生年月日 1971年1月19日
年齢 55歳(2026年11月現在)
出身 兵庫県
最終学歴 東京大学経済学部卒業
前職 テレビ朝日アナウンサー
所属政党 自由民主党
現職 衆議院議員
選挙区 東京都第7区
当選歴 参議院3回、衆議院1回

政治家としての主な転換点

時期 出来事・経歴 意味・結果 1993年 東京大学卒業、テレビ朝日入社 アナウンサーとして活動 2007年 参議院議員に初当選 東京都選挙区で国政進出 2013年 参議院議員2期目当選 国政での活動を継続 2015~2016年 環境大臣、東京五輪・パラリンピック担当大臣などを歴任 閣僚として政策を担当 2019年 参議院議員3期目当選 参議院での活動を継続 2024年10月 衆院選東京7区に転身出馬 55,848票で落選 2025年8月 822万円を自民党本部へ振り込み 不記載資金の処理を公表 2026年2月 衆院選東京7区で初当選 80,421票で国政復帰

注目したいのは、丸川氏が2007年から参議院議員として3期にわたり活動してきた点です。

環境大臣や東京オリンピック・パラリンピック担当大臣などを経験し、党内でも一定の政策経験を積んできました。

2024年の衆院選は、単なる選挙区変更ではなく、参議院で築いてきた政治基盤を離れ、衆議院で新たな政治的基盤を築こうとする転換でした。

2026年の当選は、その挑戦が初めて議席獲得につながった選挙です。

【2026年最新】丸川珠代の現在の役職と国会での活動

2026年11月現在、丸川氏は衆議院議員として活動しています。

自民党の公式議員プロフィールでは、現在の主な役職として政務調査会長代理が掲載されています。

これは政府の大臣職ではなく、自民党内部の政策立案・調整に関わる党内役職です。

衆議院での委員会活動

衆議院の公式議員プロフィール(2026年8月20日現在)には、次の所属が掲載されています。

- 衆議院予算委員会
- 衆議院経済産業委員会
- 憲法審査会
- 自民党東京都連女性局長

特に予算委員会や経済産業委員会への所属は、国の予算や経済政策に関わる活動につながります。

また、これまで環境政策や社会保障、女性活躍などに携わってきた経歴もあり、過去の政策経験を衆議院でどう生かすかが注目されます。

現在掲げている政策の方向性

2026年衆院選で示した本人の政策には、次のような柱があります。

政策分野 主なテーマ
経済 賃上げ、投資減税、手取りの増加
国家戦略 経済安全保障、インテリジェンス
安全保障 国防、憲法改正
社会保障 制度改革、安心できる生活
子育て 子育て環境と暮らしの支援
外国人政策 外国人政策の見直し

これらは本人が掲げる政策であり、すでに実現した成果とは区別する必要があります。

今後は、政務調査会長代理としての党内活動だけでなく、選挙区で掲げた政策を国会審議や制度改革にどのようにつなげるかが評価のポイントになります。

【よくある質問】丸川珠代の落選後に関するFAQ

Q1:丸川珠代は2024年の衆院選で落選した後、現在は何をしていますか?

A1:2024年の落選後は自民党東京都第七選挙区支部長として、港区・渋谷区を中心に政治活動を継続しました。2026年2月8日の衆院選で初当選し、現在は衆議院議員として活動しています。

Q2:丸川珠代が比例復活できなかった理由は何ですか?

A2:2024年の衆院選では、政治資金問題に関する党内処分などを背景に、比例代表との重複立候補が認められなかったためです。小選挙区で松尾明弘氏に敗れた結果、比例代表から議席を得ることもできませんでした。

Q3:丸川珠代は2026年の衆院選で当選しましたか?

A3:はい。2026年2月8日の東京7区で80,421票を獲得して初当選しました。現在は衆議院議員であり、自民党の政務調査会長代理も務めています。

まとめ:丸川珠代の再起を評価するうえで重要な3つの視点

丸川珠代氏の落選後から2026年の国政復帰までを振り返ると、政治資金問題による逆風、比例復活の道を失った選挙制度上の事情、そして地元活動を続けた期間という3つの要素が浮かび上がります。

2024年の衆院選では55,848票にとどまり、松尾明弘氏に30,404票差で敗れました。しかし、約1年4カ月後の2026年2月には80,421票を獲得し、東京7区で初当選しています。

822万円の不記載資金についても、2025年8月に自民党本部への振り込みを公表しました。ただし、資金処理を行ったことと、有権者からの政治的信頼が回復したことは同じではありません。

【プロの結論】当選は再出発であり、政治的評価の最終回答ではない

丸川氏の2026年の当選は、落選後も地域活動を続け、再び有権者の審判を受けて議席を得たという意味で、大きな政治的転換点です。

一方、今後の評価では次の点が重要になります。

1. 政治資金の透明性: 過去の不記載問題を踏まえ、資金管理と説明責任をどこまで徹底できるか。
2. 政策の実行力: 賃上げ、社会保障、経済安全保障などの公約を具体的な政策にできるか。
3. 地元との信頼関係: 港区・渋谷区の有権者の声を国会活動に反映できるか。

落選から再起した政治家にとって、本当の意味での信頼回復は、当選した瞬間ではなく、その後の議員活動によって積み重ねられるものです。

2026年に衆議院議員として再出発した丸川珠代氏が、過去の政治資金問題とどう向き合い、どのような政策成果を示していくのか。今後の国会活動が、その政治的評価を左右することになります。