【ひろみちお兄さんの病気】脊髄梗塞とは?発症の原因と症状
佐藤弘道さんが発症した脊髄梗塞は、脊髄に血液を供給する血管が詰まり、脊髄の組織が損傷する病気です。脳梗塞や心筋梗塞と同じく、血流が途絶えることで神経機能に障害が生じます。
脊髄は、脳からの指令を手足に伝えるとともに、身体からの感覚情報を脳に届ける重要な神経組織です。そのため、脊髄の血流が遮断されると、損傷した場所や範囲によって運動機能、感覚、排尿・排便などに影響が出ます。
MSDマニュアルによると、脊髄梗塞では突然の背部痛に続いて筋力低下や感覚障害が起こり、重症の場合には麻痺が生じます。MRIなどによる画像検査が診断に使われ、治療は原因への対応や症状を支える医療、リハビリテーションが中心です。
脊髄梗塞で起こり得る主な症状

- 運動障害:足や腕の筋力低下、歩行困難、麻痺。
- 感覚障害:痛み、温度、触れられた感覚などが分かりにくくなる。
- 排泄障害:排尿や排便を自分の意思で調整しにくくなる。
- 疼痛:背中や腰などに突然の強い痛みが生じることがある。
すべての患者に同じ症状が出るわけではありません。損傷した脊髄の部位や程度によって、後遺症の内容や回復の程度は異なります。
【病気の原因を検証】佐藤弘道はなぜ脊髄梗塞を発症した?

多くの読者が気になるのは、健康的なイメージが強く、長年スポーツや運動指導に携わってきた佐藤さんが、なぜ突然脊髄梗塞になったのかという点です。
この疑問については、2024年10月4日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、本人が発症原因について説明しています。
佐藤さんは番組内で、血管の検査を受けたものの血栓が生じた可能性も確認できず、原因は分からないと話しました。さらに、持病はなく、たばこも吸わず、酒も弱いと自身の生活について説明しています。
本人は番組で、発症の原因について「ほんとに原因不明です」と説明しました。
また、幼少期からスポーツを続けてきたため、鎖骨の剥離骨折や腓骨の骨折、膝の半月板の負傷など、過去にけがを経験していたことも明かしています。
ただし、過去のスポーツによるけがと今回の脊髄梗塞との因果関係は確認されていません。運動習慣が発症の直接的な原因だったと判断することもできません。
脊髄梗塞の一般的な原因と佐藤さんのケース

医学的には、脊髄梗塞の原因として動脈硬化、血管の炎症、血栓、大動脈の病気、血管に関係する手術などが挙げられます。一方、検査を行っても原因を特定できないケースがあります。
佐藤さんの場合も、2024年10月の本人の説明では原因不明でした。一般的な発症要因と、本人に実際に確認された原因を混同しないことが大切です。
| 確認項目 | 医学的な説明・本人の状況 |
|---|---|
| 病名 | 脊髄梗塞 |
| 主な仕組み | 脊髄への血流が遮断され、神経組織が損傷する |
| 一般的な原因 | 動脈硬化、血管炎、血栓、大動脈疾患など |
| 佐藤さんの原因 | 2024年10月の本人の説明では原因不明 |
| 血管検査 | 本人は血栓が確認されなかったと説明 |
| 発症後の影響 | 下半身麻痺、歩行障害、感覚障害、排泄障害など |
| 治療・回復 | 医学的管理とリハビリテーションを継続 |
参考資料:MSDマニュアル、2024年10月4日の日刊スポーツによる本人出演番組の報道。
【2024年6月2日の発症経緯】飛行機の中で何が起きた?
佐藤さんの脊髄梗塞が明らかになったのは2024年6月13日です。所属事務所の太田プロダクションが活動休止を発表し、本人も直筆メッセージで病名と発症当時の状況を公表しました。
発症したのは、鳥取で開催される研修会に向かっていた2024年6月2日。移動中の機内で体調が急変し、下半身麻痺によって歩けなくなりました。
発症当日の症状は約4時間で進行
2024年10月4日の「羽鳥慎一モーニングショー」では、発症当日の詳しい経緯を振り返っています。
佐藤さんによると、朝起きた段階で左足にしびれがあり、その後、下半身がまったく動かなくなるまでの時間は約4時間だったといいます。
羽田空港までは自分で車を運転して向かい、その後、鳥取へ向かう飛行機に搭乗しました。機内で症状が進行し、到着後は病院に救急搬送されました。
当初はへそから下の感覚が失われ、足を動かすこともできない状態でした。本人が6月13日に発表したメッセージでも、当時はまったく歩けなかったと説明されています。
2024年6月13日に病名を公表、8月20日に退院
病気を公表した理由については、後に読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」の取材でも語っています。
レギュラー番組を休む状況が続き、体調不良を隠し通すことが難しくなったため、所属事務所と相談して公表を決めたという経緯でした。
入院中は投薬とリハビリを続け、2024年8月20日に所属事務所が退院を発表しました。退院後についても、医師の判断を仰ぎながら可能な範囲で仕事を再開する方針が示されました。
発症から2026年10月までの重要な出来事
| 時期 | 出来事 | 状況 |
|---|---|---|
| 2024年6月2日 | 脊髄梗塞を発症 | 移動中に下半身麻痺が進行し緊急入院 |
| 2024年6月13日 | 病名を公表 | 直筆メッセージで活動休止とリハビリを報告 |
| 2024年8月20日 | 退院を発表 | 医師の判断を受けながら仕事の再開を目指す |
| 2024年10月4日 | テレビ番組に出演 | 発症時の経緯や回復状況、感覚障害について説明 |
| 2025年6月2日 | 発症から1年 | 公式ブログで歩行訓練や闘病中の心境を振り返る |
| 2025年6月18日 | 検査入院を報告 | MRI、血液検査、大腸検査などを受けたと説明 |
| 2026年8月 | ラジオ出演情報 | 林家たい平の番組でリハビリ生活や今後の活動を紹介 |
| 2026年9月 | テレビ・ラジオ出演 | NHKやTBSラジオなどへの出演を公式サイトに掲載 |
| 2026年10月27日 | 最新の検査結果を報告 | 特に悪化した箇所はない一方、歩行・排泄障害が続くと説明 |
この経緯から分かるのは、退院が必ずしも後遺症の解消を意味するわけではないということです。入院治療を終えた後も、身体機能の回復と日常生活への適応を続ける必要がありました。
【下半身麻痺・歩行障害・排泄障害】現在も続く後遺症の実態
佐藤さんの病状を理解するうえで欠かせないのが、脊髄梗塞によって残った後遺症です。
2026年10月27日の公式ブログでは、病院で検査を受けたことと、現在も歩行障害や排泄障害が続いていることを明らかにしました。
「『脊髄梗塞』は治らない病気です。今も歩行障害や排泄障害という後遺症があります。」
これは本人が2026年10月27日に公式ブログ「Hiromitea time」で公表した内容です。
① 下半身麻痺と感覚障害
発症直後はへそから下の感覚を失い、下半身がまったく動かない状態になりました。
2024年10月のテレビ出演では、発症後に一定の回復があった一方、腰回りの感覚は戻っておらず、触られても分からない部分があると説明しています。
また、入浴時にも足で湯の温度を感じにくく、手で確認してから入る必要があると明かしました。運動機能だけでなく、日常生活に関係する感覚にも影響が及んでいたことが分かります。
② 歩行障害
発症直後は歩くことができず、リハビリでは理学療法士に身体を支えてもらいながら、一歩ずつ足を出す訓練を行いました。
その後、東京への転院を経て歩行器を使った訓練に取り組み、さらに杖の使い方や階段の上り下りも練習しました。
2026年8月の報道では、車椅子や杖を使わずに移動できるまで回復したことも紹介されています。ただし、これは歩行障害が完全に消失したという意味ではありません。10月の本人報告でも、歩行障害が残っていることが明確にされています。
③ 排泄障害
排泄障害も、佐藤さんが継続的に向き合っている後遺症の一つです。
脊髄は排尿・排便に関係する神経の働きにも関与しているため、損傷すると排泄をコントロールする機能に影響が出ることがあります。
2025年6月18日の報道によると、佐藤さんは脊髄梗塞の発症から1年が経過した時点で、腰回りの神経や排泄障害について説明し、MRI検査、血液検査、大腸検査を受けたことを明らかにしました。
そして2026年10月にも、排泄障害が続いていることを改めて報告しています。
④ 後遺症はなくなったのか?
現在の状態を正確に整理すると、歩行能力には回復が見られるものの、感覚や排泄に関する問題は残っています。
車椅子を使わずに移動できることと、脊髄梗塞の後遺症が完全になくなることは別の問題です。外見上は以前と変わらないように見えても、身体の内部では日常的な不自由が続いている可能性があります。
佐藤さん自身が公表している情報からも、回復の程度を単純に歩けるかどうかだけで判断できないことが読み取れます。
【2026年最新】佐藤弘道のリハビリと芸能活動はどうなった?
2026年現在、佐藤さんは脊髄梗塞の後遺症と向き合いながら、テレビやラジオなどの仕事を続けています。
発症直後は長期療養が必要とされ、本人も復帰までの道のりを見通せない状態でした。しかし、段階的なリハビリを続け、退院後には仕事への復帰も進めてきました。
リハビリは歩行器から自主トレーニングへ
2025年6月2日の公式ブログ「あれから一年・・・」では、発症から1年間のリハビリを振り返っています。
当初は理学療法士に支えられ、両腕でバーを持ちながら歩く訓練を行っていました。両足が思うように動かず、一生車椅子で生活することになるのではないかという不安もあったといいます。
その後、歩行器を使った訓練や、杖を使った歩行練習、階段の上り下りなどに取り組みました。自分で歩くことを目指して自主トレーニングも続けていたことが、本人の発信から分かります。
ただし、2026年10月時点でも後遺症は残っています。リハビリによる機能回復と、損傷した脊髄そのものが元の状態に戻ることは同じではありません。
2026年のテレビ・ラジオ出演状況
佐藤さんの公式サイトに掲載された2026年のメディア出演情報を見ると、芸能活動が継続していることが確認できます。
- 2026年7月7日:日本テレビ「踊る!さんま御殿!!」に出演。
- 2026年8月15日:NHK「歌であえたら」に出演。
- 2026年8月:TBSラジオ「林家たい平 PLUS ON ACTIVE えがおで元気」に関連する出演が報じられた。
- 2026年9月:NHKラジオ「さまよえるパパたち」への出演を公式サイトに掲載。
- 2026年9月:RAB青森放送「1550ニュースレーダーWith」の体操コーナーへの出演情報を掲載。
2026年8月には、林家たい平さんがパーソナリティを務めるラジオ番組で、発症当時の心境、リハビリ生活、今後の活動について語る企画も報じられました。
さらに、熊本城マラソンの城下町ファンランでは、3.5キロを歩いてゴールした経験も紹介されています。身体の状態に合わせて運動や社会活動を続けていることが分かります。
芸能活動への復帰と病気との向き合い方
佐藤さんの現在の活動を考えるうえで重要なのは、以前と同じ身体能力を取り戻すことだけを復帰の条件にしていない点です。
体操のお兄さんとして長年活動してきた佐藤さんにとって、身体を動かすことは仕事そのものでもありました。脊髄梗塞によってその身体機能が大きく損なわれたことは、仕事のあり方にも影響を与えたはずです。
現在はテレビ出演や講演、健康・運動に関する活動など、これまでの経験を生かせる仕事を続けています。本人の公式サイトでも、脊髄梗塞による下半身麻痺からの回復経験を通じて、動く喜びを伝える姿勢が紹介されています。
【2026年10月27日の最新報告】病院の検査結果と本人のメッセージ
2026年10月現在の病状を知るうえで、最も新しい重要な情報が、10月27日に佐藤さん自身が公式ブログに掲載した記事「当たり前って幸せ♡」です。
佐藤さんは、この2日間にわたって病院で検査を受けたことを報告しました。
「検査をしていただきましたが、特に悪くなっているところはありませんでした。一安心です♡」
その一方で、脊髄梗塞は治らない病気であり、現在も歩行障害と排泄障害が続いていると説明しています。
検査で悪化がなかったことは完治を意味する?
今回の報告で注意したいのは、「検査で悪くなっているところがなかった」という内容と、「後遺症がなくなった」という内容は異なる点です。
本人は検査結果に安心したと伝えていますが、歩行障害や排泄障害が改善して消失したとは報告していません。検査の具体的な項目や数値も、10月27日のブログでは公表されていません。
したがって、2026年10月の最新状況は、検査上の悪化は認められなかった一方、日常生活に影響する後遺症は継続しているという整理になります。
「当たり前は幸せ」という本人のメッセージ
今回のブログで特に印象的なのは、病状の説明にとどまらず、日常生活に対する考え方を伝えている点です。
佐藤さんは、座る、立つ、歩く、走る、トイレに行くといった動作が、以前は意識することもなかった当たり前のことだったと振り返りました。
しかし、病気によってそれらが自由にできなくなった経験から、日常の何気ない動作にも幸せがあると実感したといいます。
さらに、自分以上に苦しみ、悩んでいる人がいることにも触れ、周囲にある当たり前の幸せを感じられる生活を呼びかけました。
病気の経過を伝えるだけでなく、同じように身体の不自由さと向き合う人たちへの視点が含まれていることも、今回の発信の特徴です。
【プロフィールと経歴】ひろみちお兄さんはどんな人物?
佐藤弘道さんは、NHK「おかあさんといっしょ」の第10代体操のお兄さんとして、全国の子どもたちや保護者に親しまれてきたタレントです。
1968年7月14日生まれ、東京都出身。日本体育大学体育学部を卒業し、2015年には弘前大学大学院医学研究科博士課程を修了して博士(医学)を取得しています。
NHKの体操のお兄さんとして12年間活躍
1993年4月、NHK「おかあさんといっしょ」の第10代体操のお兄さんに就任しました。
その後、2005年3月まで12年間にわたって出演。2005年4月からはNHK「あそびだいすき」に3年間出演し、教育番組へのレギュラー出演は通算15年に及びます。
体操や親子運動を通じて、子どもたちに身体を動かす楽しさを伝えてきたことが、現在の活動の土台になっています。
医学博士としての活動も継続
2015年には弘前大学大学院医学研究科博士課程を修了し、博士(医学)を取得しました。親子体操を研究テーマとしてきた経歴もあり、運動と健康の関係について専門的な知識を持っています。
現在も大学での教育活動や講演、親子体操教室などに関わっています。
こうした経歴を考えると、脊髄梗塞を経験した後も、運動の大切さや身体機能について伝え続けることには、本人ならではの意味があります。
【ひろみちお兄さんの病気】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ひろみちお兄さんの病気は何ですか?
A1:2024年6月2日に発症した脊髄梗塞です。脊髄に血液を送る血管が詰まり、神経機能に障害が生じる病気です。
Q2:佐藤弘道さんの病気の原因は何ですか?
A2:2024年10月のテレビ出演で、本人は原因不明と説明しています。血管の検査でも血栓が確認されなかったと話しています。
Q3:ひろみちお兄さんは現在も下半身麻痺なのですか?
A3:発症直後は下半身がまったく動かない状態でした。その後リハビリで歩行能力は回復しましたが、2026年10月時点でも歩行障害などの後遺症が残っています。
Q4:排泄障害も治っていないのでしょうか?
A4:はい。2026年10月27日の公式ブログで、現在も排泄障害が続いていると本人が報告しています。
Q5:2026年10月の病院の検査結果はどうでしたか?
A5:本人によると、検査では特に悪くなっている箇所はなかったとのことです。ただし、後遺症は現在も続いています。
Q6:ひろみちお兄さんは芸能活動に復帰していますか?
A6:はい。2024年8月20日に退院し、その後は仕事を再開しています。2026年もテレビやラジオへの出演が確認されています。
Q7:現在のリハビリはどうなっていますか?
A7:歩行器や杖を使った訓練などを経て、2026年には車椅子や杖なしで移動できるまで回復したと報じられています。ただし、歩行障害や排泄障害は残っています。
Q8:佐藤弘道さんの最新情報はどこで確認できますか?
A8:本人の公式ブログ「Hiromitea time」と公式サイトで、病状や検査結果、テレビ・ラジオ出演などの情報を確認できます。
まとめ:ひろみちお兄さんは脊髄梗塞と向き合いながら活動を継続
ひろみちお兄さんこと佐藤弘道さんが患った病気は、2024年6月2日に発症した脊髄梗塞です。突然の下半身麻痺によって歩けなくなり、緊急入院と長期のリハビリを経験しました。
発症原因については、本人が2024年10月のテレビ出演で原因不明と説明しています。血管の検査でも血栓が確認されなかったといい、具体的な原因は明らかになっていません。
その後、リハビリを続けて歩行能力を取り戻し、芸能活動にも復帰しました。2026年にはテレビやラジオへの出演も確認されています。
一方、2026年10月27日の最新報告では、病院での検査に特に悪化した箇所はなかったものの、歩行障害や排泄障害などの後遺症は続いていると明かしました。
今回の病気を通じて伝わってくるのは、回復とは単純に以前と同じ状態に戻ることだけではないという現実です。身体に残る障害と向き合いながら、自分にできる仕事や活動を続けることも、一つの大切な歩みです。
今後の病状やリハビリの経過については、本人の公式ブログや公式サイトで発信される情報が重要になります。ひろみちお兄さんがこれからどのような形で活動を続けていくのか、引き続き注目されます。
【主な参考資料】
- 佐藤弘道公式ブログ「Hiromitea time」2026年10月27日「当たり前って幸せ♡」
- 佐藤弘道公式サイト・プロフィール・メディア出演情報
- 太田プロダクション・2024年6月13日および8月20日の発表
- 日刊スポーツ・2024年10月4日、2025年6月18日の報道
- TBS NEWS DIG・2025年6月2日、2026年10月28日の報道
- 読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」佐藤弘道さんの闘病取材
- MSDマニュアル家庭版「脊髄梗塞」