【2026年11月最新】池田温泉本館はなぜ休業?新館の営業状況と再開の見通し

目次

2026年11月1日現在、池田温泉の公式サイトでは、本館は臨時休館中、新館は営業施設として案内されています。 本館の休館は通常の定休日である月曜・火曜とは異なり、燃料となる重油の調達難が背景にあります。

本館の臨時休業が始まった理由

岐阜池田温泉

発端は2026年3月中旬以降の中東情勢の悪化です。重油の仕入れが不安定になり、池田温泉は3月30日に本館の臨時休館を発表。4月3日から当面の間、営業を停止しました。

東海テレビの2026年4月3日の報道によると、池田温泉では源泉温度が約30度と低いため、ボイラーで40度以上に加温する必要があります。その際に必要な重油は、1日当たり本館約600リットル、新館約800リットルに上ります。

燃料が安定して入手できなければ、温泉の営業そのものが難しくなるという構造的な問題がありました。

同報道では、燃料価格が前年4月の1リットル97円から当時170円に上昇したことも伝えられています。単なる設備故障ではなく、国際情勢が地域の温泉施設の運営に直接影響した事例です。

2026年の臨時休業・営業再開の経緯

岐阜池田温泉

本館は一時的に営業できた時期もありますが、安定した営業再開には至っていません。

- 2026年3月30日: 重油の確保難を理由に臨時休館を発表。
- 4月3日: 本館が当面の間、臨時休館。新館を中心とした営業体制へ移行。
- ゴールデンウィーク: 納入業者との協議により、本館も限定的に営業。
- お盆期間: 本館・新館ともに営業。
- 8月17日: 重油供給の不安定さが続き、本館が再び臨時休館。
- 8月31日: 2027年からの指定管理者移行について公式発表。
- 10月13日: 新館の設備不具合により露天風呂が一時利用休止。
- 10月14日: 新館設備の復旧を発表。10月15日から通常利用へ。

特に注目したいのは、8月17日の再休館です。お盆期間には両館を営業できたものの、燃料の供給が安定しなかったため、本館は再び休業となりました。

また、10月13日の新館の露天風呂利用休止は、翌14日に復旧が発表され、15日から通常利用に戻っています。本館の臨時休業とは別の設備トラブルです。

2027年からは指定管理者が変更される

岐阜池田温泉

池田温泉の今後を考えるうえで見逃せないのが、運営体制の変更です。

2026年8月4日の公式発表では、新たな指定管理者として「Spa Resort 湯の華グループ」が決定しました。

さらに8月31日には、2027年4月から順次管理・運営を移行することが発表されています。

- 本館:2027年4月から
- 新館:2027年秋以降

指定管理者の変更は、施設の再建と今後のサービス改善を見据えた動きです。新館についてはリノベーション計画も公表されています。

ただし、指定管理者の交代が本館の即時再開を意味するわけではありません。2026年11月時点では、本館の再開日は公式に示されていません。

【本館と新館を徹底比較】設備・営業時間・利用目的はどう違う?

池田温泉には、本館と新館があります。

どちらも同じ源泉を使用していますが、施設の広さや浴槽の種類、館内設備には違いがあります。

まず押さえておきたいのは、温泉の泉質そのものに大きな違いはないという点です。異なるのは、主に入浴環境と施設のコンセプトです。

本館と新館の比較一覧

以下は池田温泉の公式施設案内に掲載されている基本情報です。

比較項目 本館 新館 所在地 片山3021-1 片山1970-1 創業 1996年11月 2003年3月 施設面積 565.78㎡ 863.81㎡ 温泉 共通の源泉 共通の源泉 主な特徴 自然に囲まれた露天風呂、滑り台付き浴槽 歩行浴、壺湯、打たせ湯など サウナ あり あり 洗い場 14~15か所 18~19か所 営業時間 通常11:00~22:00 10:00~22:00 最終受付 21:30 21:30 通常定休日 月曜・火曜 水曜 2026年11月の状況 臨時休館中 営業施設として案内

出典:池田温泉公式サイト「本館・新館の比較」「ご利用ガイド」。営業時間・定休日は通常の営業条件であり、本館は現在臨時休館中です。

本館の魅力は自然に囲まれた露天風呂

本館は池田山のふもとに位置し、自然の景色を感じながら入浴できる施設です。

浴場は和風の「寝覚めの湯」と洋風の「花霞の湯」の2種類。1週間ごとに男女の浴場が入れ替わります。

特徴的なのは、南側の露天風呂に設置された滑り台付き浴槽です。一般的な日帰り温泉とは少し異なる遊び心があり、家族連れにも親しまれてきました。

静かな環境で温泉を楽しみたい人や、特徴的な露天風呂を体験したい人に向いている施設です。

ただし、2026年11月現在は臨時休館中のため、これらの設備を目的に訪問しても利用できません。

新館は広さと設備の充実度が魅力

新館は本館よりも広く、さまざまな種類のお風呂を楽しめます。

主な設備は次のとおりです。

- 歩行浴
- 壺湯
- 打たせ湯
- ジェットバス
- 寝ころび湯
- サウナ
- 水風呂
- 足つぼ快道

脱衣場や洗い場、ロッカーの数も本館より多く、ゆったりした利用環境が特徴です。

また、バリアフリー設計が取り入れられており、介助を必要とする人向けの予約制貸切風呂「ふくしの湯」も設置されています。

本館が休業している2026年11月は、池田温泉の特徴的なアルカリ性の湯を楽しむなら新館が選択肢になります。

【つるつる美肌の湯】池田温泉の泉質と口コミ・評判を検証

池田温泉が多くの温泉ファンから支持される理由の一つが、独特のぬめりを感じるお湯です。

公式サイトでは「日本屈指のつるすべの湯」と紹介されており、一般的な温泉とは異なる湯ざわりが特徴となっています。

泉質はアルカリ性単純温泉

池田温泉は地下約1,500メートルから湧き出す天然温泉です。

2018年8月に実施された成分再分析では、次のような結果が公表されています。

- 泉質:アルカリ性単純温泉
- 液性:アルカリ性低張性低温泉
- pH値:8.8
- 源泉温度:29.7℃
- 溶存物質量:919.7mg/kg

注目したいのは、pH8.8というアルカリ性の数値です。

池田温泉の公式説明によると、温泉にはナトリウムイオン258.4mg、炭酸水素イオン581.4mgが含まれています。

炭酸水素ナトリウム、いわゆる重曹を多く含むことが、特徴的なぬめりにつながっています。

重曹を含むアルカリ性の湯は、皮脂や古い角質に作用し、入浴中に肌がなめらかになったような感覚を得やすいとされています。

これが「美肌の湯」「美人の湯」と呼ばれる理由です。

本館と新館で泉質は変わる?

答えは、基本的に同じです。

本館・新館ともに同一の源泉を使用しています。そのため、施設によって温泉の成分が違うというわけではありません。

本館と新館の選択は、泉質ではなく浴槽の種類や施設の広さ、雰囲気で判断すると分かりやすいでしょう。

なお、公式の温泉法に基づく表示では、加温・循環・消毒を実施し、加水はしていないとされています。また、飲用はできません。

実際の口コミで評価されているポイント

温泉情報サイトのニフティ温泉やアソビュー!に掲載された利用者レビューでは、次のような傾向が見られます。





好意的な評価

- 肌にまとわりつくような独特の湯ざわり
- 入浴後のしっとりした感覚
- 自然に囲まれた落ち着いた環境
- 比較的利用しやすい入浴料金




利用時に気になる点

- 混雑時には浴槽が狭く感じられる場合がある
- 湯温が低めに感じられることがある
- 現在は館内の食事処がない
- 本館の臨時休業によって利用できる設備が限られる


2026年8月の利用者レビューにも、湯ざわりの良さを評価する声が見られる一方、浴槽の混雑や湯温については好みが分かれる様子がうかがえます。

口コミは訪問時期や混雑状況、個人の好みに左右されます。特に現在は本館休業という営業条件の変化があるため、過去の口コミだけで訪問先を判断しないことが大切です。

【日帰り入浴料金】平日700円・休日800円!回数券や利用条件も紹介

池田温泉の入浴料金は、平日と土日祝日で異なります。

2026年11月現在、公式サイトに掲載されている料金は以下のとおりです。


入浴料金




平日・大人

700円




土日祝・大人

800円



- 小人(3歳~小学生):350円
- 幼児(3歳未満):無料
- 大人:中学生以上
本館・新館共通の公式料金。現在の本館は臨時休館中です。

回数券なら継続利用がお得

公式サイトでは複数種類の回数券も案内されています。

種類 料金 枚数
大人回数券 7,000円 11枚
小人回数券 3,500円 11枚
特別割引回数券 5,000円 10枚
池田町高齢者割引回数券 5,000円 10枚

大人回数券の場合、1回当たり約636円です。通常の平日料金700円と比べても、継続して通う人にはメリットがあります。

回数券は本館・新館共通で利用できますが、有効期限は原則として購入後4か月後の月末です。券面や公式のお知らせに記載された条件も確認してください。

2025年11月から利用条件が変更されている

料金や営業日については、2025年11月1日から変更が行われています。

現在の料金だけでなく、定休日も以前の情報と混同しないよう注意が必要です。

特に新館は、本館の休業中に限り、通常の営業案内が変更されています。訪問する曜日を決めたら、公式サイトの最新情報を確認するのが確実です。

また、日帰り入浴は通常予約不要です。一般浴場を利用するだけなら、事前に予約する必要はありません。

【アクセス・駐車場】池野駅からの行き方と道の駅池田温泉の楽しみ方

池田温泉は、岐阜県揖斐郡池田町片山にあります。

本館と新館、さらに隣接する道の駅池田温泉を組み合わせて楽しめる立地です。

車でのアクセス

主要なインターチェンジからの所要時間の目安は次のとおりです。

- 東海環状自動車道・大野神戸IC:約10~15分
- 名神高速道路・大垣西IC:約20分
- 名神高速道路・関ヶ原IC:約20分

大野神戸ICからのアクセスが比較的便利です。

本館・新館それぞれに駐車場があり、普通車は本館63台、新館57台。満車の場合は隣接する道の駅の共同駐車場も利用できます。

道の駅の駐車場は普通車154台、大型車13台です。

電車なら養老鉄道の池野駅が最寄り

公共交通機関を利用する場合は、養老鉄道の池野駅が最寄りです。

駅から温泉まではタクシーでの移動が案内されています。岐阜県観光公式サイトでは、池野駅からタクシーで約10分と紹介されています。

電車で訪れる場合は、駅からの移動手段をあらかじめ確保しておくと安心です。

道の駅池田温泉では足湯も楽しめる

温泉施設に隣接する「道の駅池田温泉」は、ドライブ途中の立ち寄りスポットとしても便利です。

主な楽しみ方は次のとおりです。

1. 天然温泉の足湯

道の駅には天然温泉を使った足湯があります。全身浴をする時間がない人でも、気軽に温泉気分を味わえる施設です。

2. 地元の農産物や特産品の買い物

JAいび川の農産物直売所などがあり、地元の野菜や特産品を購入できます。

3. 飲食・スイーツ

施設内には飲食スペースやテナントがあり、軽食や甘味を楽しめます。

道の駅の基本営業時間は10:00~17:00。定休日は毎週水曜日で、祝日の場合は翌日が休業となります。年末年始の12月30日~1月1日も休業です。

温泉の営業時間とは異なるため、夕方以降に訪問する場合は注意してください。足湯についても、現地の利用案内を確認しておくと安心です。

【ふくしの湯】予約方法・料金・利用時間を詳しく解説

池田温泉新館には、一般の大浴場とは別に「ふくしの湯」という予約制の貸切風呂があります。

これは、障がいや怪我、病気、高齢などの理由で一般浴場での入浴が難しい人を対象とした設備です。

単なる家族風呂とは異なり、介助を必要とする人が安心して入浴できるよう、設備面にも配慮されています。

ふくしの湯の設備

主な特徴は次のとおりです。

- ゆるやかな階段
- 手すり
- 座ったまま入浴できるリフト設備
- 大きな浴槽
- 貸切利用によるプライベートな入浴環境

入浴リフトを希望する場合は、予約時に申し出る必要があります。リフトの利用には体重100kgまでという条件も設けられています。

また、必ず付き添いの人と一緒に利用する必要があります。

料金と利用時間

項目 内容
大人入浴料 平日700円・土日祝800円
小人入浴料 350円
部屋料 1組2,000円
利用時間 1回75分
利用人数 1組6名まで
1日の利用枠 3組

利用時間は以下の3枠です。

- 11:45~13:00
- 14:00~15:15
- 16:30~17:45

部屋料2,000円は入浴料金とは別に必要です。

ふくしの湯の予約方法

予約は電話で受け付けています。


池田温泉新館

0585-45-0261


予約・お問い合わせ先

- 予約開始:利用日の1か月前
- 予約締切:利用日前日
- 予約方法:電話
- 利用時間:1枠75分
- 同時予約:複数日の予約は不可

利用枠や曜日には制限があるため、予約時に希望日と時間を伝えて確認してください。

なお、通常の大浴場の日帰り入浴には予約は必要ありません。予約が必要なのは、ふくしの湯を利用する場合です。

【池田温泉に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:2026年11月現在、池田温泉本館は営業していますか?

本館は臨時休館中です。2026年8月17日から再び休館となっており、11月1日現在も公式サイトでは臨時休業中と案内されています。再開日は公表されていません。

Q2:池田温泉新館の営業時間と定休日は?

10:00~22:00で、最終受付は21:30です。原則として毎週水曜日が休館日ですが、祝日の場合は営業し、翌日が振替休館となります。

Q3:入浴料金は平日700円、休日800円ですか?

はい。大人は平日700円、土日祝800円です。3歳から小学生までの小人は350円、3歳未満は無料です。

Q4:本館と新館では泉質が違いますか?

いいえ。同じ源泉を使用しています。どちらもpH8.8のアルカリ性単純温泉で、特徴的なぬめりのある湯を楽しめます。

Q5:道の駅池田温泉の足湯は利用できますか?

道の駅には天然温泉を使った足湯があります。道の駅の基本営業時間は10:00~17:00、水曜日と年末年始は休業です。足湯の個別利用条件は現地案内を確認してください。

Q6:池野駅から徒歩で行けますか?

最寄り駅は養老鉄道の池野駅です。公式案内では駅からタクシーでの移動が推奨されています。観光情報ではタクシーで約10分とされています。

Q7:池田温泉は予約なしで日帰り入浴できますか?

一般浴場は予約不要です。ただし、介助が必要な方向けの貸切風呂「ふくしの湯」は完全予約制で、前日までの電話予約が必要です。

Q8:本館はいつ営業再開しますか?

2026年11月1日時点で、具体的な再開日は発表されていません。2027年4月には新しい指定管理者による本館の管理・運営が始まる予定ですが、それ以前の営業再開時期は別途公式発表を確認する必要があります。

まとめ:2026年は新館を利用し、2027年の再建にも注目

岐阜県揖斐郡池田町の池田温泉は、独特のつるつるした湯ざわりが魅力の天然温泉です。

2026年11月1日現在の訪問先としては、臨時休館中の本館ではなく、新館が中心となります。

今回押さえておきたいポイントは次の5つです。

- 本館は重油の供給不安定を背景に臨時休館中。
- 新館は10:00~22:00、最終受付21:30。
- 大人料金は平日700円、土日祝800円。
- 本館・新館ともに同じアルカリ性単純温泉を使用。
- 2027年からSpa Resort 湯の華グループへの指定管理者移行を予定。

池田温泉の魅力は、設備の豪華さだけではありません。pH8.8のアルカリ性単純温泉という個性的な泉質と、池田山の自然を感じられる環境にあります。

一方、2026年は燃料調達や経営再建という課題にも直面しています。7月末時点の公式経営状況分析では、当期純損失が約2,054万円と公表されており、施設の安定運営に向けた取り組みが続いています。

2027年の指定管理者変更は、池田温泉の今後を左右する大きな転換点です。施設の再整備やサービスの変化にも期待が集まります。

これから訪問する人は、新館の営業日と設備状況を確認してから出発すること。 本館の再開を楽しみにしている人は、公式のお知らせを定期的にチェックしておくとよいでしょう。