江別大学生集団暴行死事件の犯人実名は?2026年判決・控訴状況と少年法を徹底解説

目次

2026年11月2日現在、北海道江別市で発生した大学生集団暴行死事件では、強盗致死などの罪で起訴された6人のうち、報道で実名が公表されているのは、八木原亜麻被告、川村葉音被告、川口侑斗被告、瀧澤海裕被告の4人です。残る2人は事件当時16歳と17歳だった少年で、少年法に基づき匿名で報道されています。

被害者は、千歳市の大学生だった長谷知哉さん(当時20歳)です。2024年10月25日夜から26日未明にかけて、北海道江別市文京台南町の公園で集団暴行を受け、現金やキャッシュカードなどを奪われた後、外傷性ショックで死亡しました。

2026年には札幌地方裁判所で相次いで判決が言い渡され、川村被告の懲役30年、川口被告の無期懲役など、被告ごとに異なる司法判断が示されています。一方、控訴中の被告や、まだ一審判決が出ていない被告もいます。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 実名公表:八木原亜麻、川村葉音、川口侑斗、瀧澤海裕の4被告。
  • 2026年の判決:川口被告に無期懲役、川村被告に懲役30年などの判決が出ている。
  • 控訴状況:川口被告と川村被告は控訴中。瀧澤被告と事件当時16歳・17歳だった少年2人の刑は確定している。
  • 少年法:事件当時18歳だった特定少年は一定の条件下で実名報道が可能。17歳以下の少年は原則として匿名報道となる。

【実名一覧】江別大学生集団暴行死事件の犯人とされる6人は誰?

江別大学生殺人事件犯人実名

江別大学生集団暴行死事件で強盗致死などの罪に問われたのは、男女合わせて6人です。

事件当時の年齢や2026年の裁判状況を整理すると、次のようになります。

実名が報道されている4人

江別大学生殺人事件犯人実名

1.八木原亜麻被告

長谷知哉さんと交際していた女性です。交際関係をめぐるトラブルが事件の発端となり、友人だった川村葉音被告に相談したことなどが、検察側の冒頭陳述で説明されています。

長谷さんを事件現場に呼び出すまでの経緯に関わった人物として報道されています。ほかの5人とともに強盗致死などの罪で起訴されていますが、2026年11月2日時点で初公判の日程は公表されていません。

2.川村葉音被告

八木原被告の友人で、事件のきっかけを作った人物と札幌地裁に判断されました。

長谷さんを現場に呼び出す経緯に関わり、集団暴行にも加わったとされています。2026年6月25日、札幌地裁は懲役30年を言い渡しました。

検察側は無期懲役を求刑していましたが、判決を不服として検察側・被告側の双方が控訴しています。

3.川口侑斗被告

事件当時18歳だった特定少年です。集団暴行を主導した人物として、2026年の裁判で厳しく責任を問われました。

札幌地裁は2026年8月7日、無期懲役の判決を言い渡しました。裁判所は、暴行を主導し、動画撮影や残忍な行為を提案するなどして犯行をエスカレートさせた点を重く評価しています。

川口被告は同年8月10日付で控訴しており、無期懲役は確定していません。

4.瀧澤海裕被告(報道では「滝沢海裕」と表記される場合もある)

事件当時18歳だった特定少年です。集団暴行に加わり、暴行を助長する行動をしたと認定されています。

2026年6月25日、札幌地裁は懲役20年を言い渡しました。被告側、検察側ともに控訴せず、同年7月10日までに刑が確定したと報じられています。

匿名で報道されている2人

江別大学生殺人事件犯人実名

残る2人は事件当時16歳と17歳だった少年です。

いずれも強盗致死などの罪で起訴され、裁判員裁判で有罪判決を受けています。しかし、事件当時18歳未満だったため、報道では実名が公表されていません。

2026年8月には、当時17歳だった少年に懲役30年の判決が言い渡され、控訴しなかったため刑が確定しました。当時16歳だった少年には懲役9年以上13年以下の不定期刑が言い渡され、こちらも確定しています。

したがって、実名を検索しても6人全員の氏名が公表されているわけではありません。

【検証資料 1】江別大学生殺人事件犯人実名の当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

【事件の全貌】長谷知哉さんはなぜ命を奪われたのか?発生から発見までの経緯

事件の発端は、長谷さんと八木原被告の交際関係をめぐるトラブルでした。

北海道文化放送やHBC北海道放送などの報道によると、2人は2024年9月ごろから交際を始めました。しかし、その後、長谷さんが将来の進路を理由に交際の期限について話したことで、関係が悪化したとされています。

事件発生までの時系列

2024年9月23日ごろ

長谷さんと八木原被告が交際を始めたとされています。

2024年10月23日ごろまで

長谷さんが卒業後の進路などを理由に、将来的な別れについて話したと報じられています。八木原被告は、この話に不満を抱いたとされています。

2024年10月24日

八木原被告が友人の川村被告に交際関係の相談をしました。川村被告は長谷さんとの関係について助言したとされています。

2024年10月25日夜

長谷さんが八木原被告と合流した後、江別市文京台南町の公園に向かいました。そこで川村被告や少年らを含む関係者と合流し、集団暴行が発生しました。

2024年10月26日早朝

公園の遊歩道で長谷さんの遺体が発見されました。司法解剖の結果、死因は外傷性ショックと判明しています。

長谷さんの死亡につながった暴行と金品の強奪

検察側の冒頭陳述や報道によると、長谷さんは複数人から殴る、蹴るなどの暴行を受けました。

事件では、現金や財布、クレジットカード、キャッシュカードなどが奪われています。さらに、奪ったクレジットカードを使ってたばこなどを購入し、キャッシュカードからは約12万7000円を引き出したとされています。

HBC北海道放送の2026年5月25日の報道では、金品を奪った後も約2時間にわたって暴行が続いたことが明らかになりました。

長谷さんは腎臓の損傷などによって血液の20~30%を失い、外傷性くも膜下出血、硬膜下出血、腰椎の骨折などの重傷を負っていました。

死因は外傷性ショックです。単なる交友関係のトラブルではなく、金品の要求と強奪を伴う重大な犯罪として刑事裁判が行われています。

なぜ殺人罪ではなく強盗致死罪なのか

検索では「江別大学生殺人事件」という表現が使われていますが、裁判で中心となっている罪名は強盗致死罪です。

これは、金品を奪う目的で暴行・脅迫を行い、その行為によって被害者を死亡させた場合に成立する犯罪です。

この事件では、金品を奪う意図が生じた後の暴行が死亡結果につながったかどうかが重要な法律上の争点となりました。

2026年6月3日、札幌地裁は川村被告ら3人の裁判で強盗致死罪が成立するとの中間判断を示しました。その後の判決でも、強盗致死などの罪について判断が示されています。

したがって、事件を調べる際には、一般的な検索上の「殺人事件」という呼び方と、実際に起訴・審理された罪名を区別する必要があります。

【6人の関係と役割】八木原亜麻・川村葉音・川口侑斗らの関与を比較

この事件の特徴は、被害者と交際関係にあった人物、友人、知人、事件当時未成年だった少年たちが関わり、複数人による暴行と金品の強奪に発展したことです。

報道された検察側の主張や札幌地裁の判決内容を整理すると、6人の関係と役割は次のようになります。

人物 事件との関係・報道された役割 2026年の裁判状況
八木原亜麻被告 長谷さんの交際相手。川村被告に相談し、事件の発端となった交際トラブルに関係。 起訴済み。初公判日程未定。
川村葉音被告 八木原被告の友人。長谷さんを現場に呼び出す経緯に関与し、暴行にも加わったと認定。 懲役30年。被告側・検察側双方が控訴。
川口侑斗被告 集団暴行の主導役。暴行を指示し、動画撮影や残忍な行為を提案したと認定。 無期懲役。被告側が控訴。
瀧澤海裕被告 集団暴行に参加。跳び蹴りなどで犯行を助長したと認定。 懲役20年。刑が確定。
当時17歳の少年 川口被告とともに執拗に金品を要求し、暴行にも深く関与したと認定。 懲役30年。刑が確定。
当時16歳の少年 集団暴行に加担。死亡結果への寄与は限定的と判断された。 懲役9年以上13年以下。刑が確定。

この表で注意したいのは、事件における関与の程度と、刑事裁判で確定した責任は必ずしも同じではないことです。

特に八木原被告は、事件の発端となった交際トラブルの当事者ですが、まだ一審判決が出ていません。川村被告と川口被告についても控訴中であり、一審判決がそのまま最終的な刑になると決まったわけではありません。

一方、瀧澤被告と匿名の少年2人については、控訴期間内に控訴がなかったため、それぞれの刑が確定しています。

【検証資料 2】江別大学生殺人事件犯人実名の活動歴およびメディア掲載記録(出典:Yahoo!ニュース)

【2026年最新判決】無期懲役・懲役30年の判決と控訴状況を整理

2026年は、江別大学生集団暴行死事件の裁判が大きく進展した年です。

6人の裁判は同時に進められたわけではなく、複数の裁判員裁判に分かれて審理されました。その結果、判決が言い渡された時期や刑罰、控訴の有無にも違いが生まれています。

2026年6月25日:川村被告ら3人に判決

札幌地裁は6月25日、次の判決を言い渡しました。

  • 川村葉音被告:懲役30年(検察側の求刑は無期懲役)
  • 瀧澤海裕被告:懲役20年
  • 当時16歳の少年:懲役9年以上13年以下の不定期刑

川村被告について裁判所は、事件のきっかけを作ったことや、共犯者の暴行をエスカレートさせる行動を取ったことを重く評価しました。

ただし、犯行全体を主導したとはいえず、長谷さんの死亡への関与は限定的とする判断も示され、検察側の求刑だった無期懲役より軽い懲役30年となりました。

瀧澤被告については、暴行を助長する行動があったとして懲役20年。16歳の少年については、死亡結果への寄与が限定的だったことなどが量刑に反映されました。

2026年7月9~10日:2人の刑が確定、川村被告は控訴

川村被告の懲役30年判決については、7月9日付で被告側と検察側の双方が控訴しました。

一方、瀧澤被告と当時16歳の少年については、双方が控訴しなかったため、7月10日までに刑が確定したと報じられています。

2026年8月7日:川口被告に無期懲役

事件の主導役とされた川口侑斗被告の裁判では、8月7日、札幌地裁が無期懲役を言い渡しました。

裁判所は、川口被告が犯行全体を通じて共犯者を主導し、暴行の回数や程度も非常に大きかったと評価しました。

また、動画撮影や残忍な行為の提案によって暴行をエスカレートさせた点も重視されています。

同じ日に、事件当時17歳だった少年にも懲役30年が言い渡されました。川口被告とともに執拗に金品を要求し、犯行における役割が大きかったと判断されています。

2026年8月10日以降:川口被告と17歳少年の控訴状況

川口被告は8月10日付で無期懲役判決を不服として控訴しました。弁護側は一審で懲役25年が適正と主張していました。

当時17歳だった少年は控訴せず、8月24日までに懲役30年の刑が確定したと北海道文化放送が報じています。

2026年11月2日時点の状況をまとめると、次のとおりです。

  • 川村葉音被告:懲役30年。被告側・検察側双方が控訴中。
  • 川口侑斗被告:無期懲役。被告側が控訴中。
  • 瀧澤海裕被告:懲役20年。確定。
  • 当時17歳の少年:懲役30年。確定。
  • 当時16歳の少年:懲役9年以上13年以下。確定。
  • 八木原亜麻被告:起訴済み。初公判日程は未公表。

つまり、6人のうち5人に一審判決が出ており、3人は刑が確定、2人は控訴中です。残る八木原被告の裁判が今後の大きな焦点となります。

【少年法と実名報道】なぜ4人は実名で2人は匿名なのか?

この事件を検索する人が混乱しやすいのが、実名報道の違いです。

同じ事件で起訴され、同じ札幌地裁で裁判を受けていても、事件当時の年齢によって報道の扱いが異なります。

事件当時18歳・19歳は特定少年に該当する

2022年4月に施行された改正少年法では、18歳と19歳を「特定少年」と位置付けています。

特定少年も少年法の対象ですが、重大事件について家庭裁判所から検察官に逆送され、公開の刑事裁判を受けるために起訴された場合には、実名などの推知報道を禁止する規定が解除されます。

この事件では、川口侑斗被告と瀧澤海裕被告が犯行当時18歳でした。2人は特定少年に当たり、刑事裁判で起訴されたことから実名報道が可能になっています。

事件当時17歳以下の少年は原則匿名

少年法第61条は、少年のときに犯した罪について、氏名や年齢、職業、住居、容ぼうなどから本人を特定できるような報道を原則として禁止しています。

これは、少年の更生や社会復帰を妨げないようにするための制度です。

江別事件では、事件当時16歳と17歳だった少年がこの原則の対象となります。

2026年に懲役30年などの判決が出ていても、事件当時の年齢による報道上の扱いが変わるわけではありません。

実名報道の違いを比較

  • 成人:通常、実名報道が可能。
  • 18歳・19歳の特定少年:逆送後に正式起訴された場合、実名報道禁止が解除される。
  • 17歳以下:少年法第61条による推知報道の禁止が原則として適用される。

重要なのは、特定少年が成人と完全に同じ扱いになるわけではないという点です。18歳・19歳も少年法の適用対象であり、刑事手続や処遇には特例が設けられています。

法務省の少年法改正Q&Aや裁判所の少年事件に関する説明でも、この制度の違いが示されています。

【検証資料 3】江別大学生殺人事件犯人実名に関する近況・インタビュー報道記録(出典:Yahoo!ニュース)

【江別大学生集団暴行死事件のFAQ】よくある質問

Q1:江別大学生集団暴行死事件の犯人の実名は公表されていますか?
A1:はい。報道で実名が公表されているのは、八木原亜麻被告、川村葉音被告、川口侑斗被告、瀧澤海裕被告の4人です。事件当時16歳と17歳だった少年2人は匿名で報道されています。

Q2:江別大学生集団暴行死事件の主犯格は誰ですか?
A2:札幌地裁が主犯と評価したのは川口侑斗被告です。2026年8月7日に無期懲役判決が言い渡されました。ただし、本人が控訴しているため、判決は確定していません。

Q3:川村葉音被告の判決は何年ですか?
A3:2026年6月25日、札幌地裁は懲役30年を言い渡しました。検察側は無期懲役を求刑していましたが、被告側と検察側の双方が控訴しています。

Q4:八木原亜麻被告は有罪判決を受けていますか?
A4:2026年11月2日時点では、八木原被告について一審判決は出ていません。強盗致死などの罪で起訴されていますが、他の被告とは裁判の進行状況が異なります。

Q5:匿名の少年にも懲役30年の判決が出たのですか?
A5:はい。事件当時17歳だった少年に2026年8月7日、懲役30年が言い渡され、控訴しなかったため刑が確定しました。当時16歳だった少年には懲役9年以上13年以下の不定期刑が言い渡され、こちらも確定しています。

Q6:江別事件は殺人罪で裁判が行われたのですか?
A6:裁判で中心となっている罪名は強盗致死罪などです。金品を奪う目的で暴行・脅迫を行い、その結果として被害者を死亡させたことが問題となっています。

まとめ:江別大学生集団暴行死事件の実名・判決・今後の注目点

江別大学生集団暴行死事件では、2024年10月25日から26日にかけて、北海道江別市文京台南町の公園で長谷知哉さんが集団暴行を受けて死亡しました。

実名が公表されているのは、八木原亜麻被告、川村葉音被告、川口侑斗被告、瀧澤海裕被告の4人です。事件当時16歳と17歳だった少年2人については、少年法に基づいて匿名報道が続いています。

2026年11月2日時点では、川口被告に無期懲役、川村被告に懲役30年が言い渡されています。しかし、両被告とも控訴中です。瀧澤被告の懲役20年と、匿名の少年2人の判決は確定しています。

今後の注目点は、川口被告と川村被告の控訴審、そして八木原被告の刑事裁判です。

事件を正確に理解するには、報道上の「犯人」という呼び方だけで判断せず、起訴された人物、地裁で有罪判決を受けた人物、刑が確定した人物を区別することが大切です。

長谷知哉さんの命が奪われた事件の司法判断は、まだすべて終わったわけではありません。今後の控訴審や残る被告の裁判が、事件の全容と刑事責任を明らかにする重要な局面となります。

主な根拠資料: HBC北海道放送、北海道文化放送(UHB)、FNNプライムオンライン、共同通信配信記事、法務省「少年法改正Q&A」、少年法第61条・第68条。