上賀茂神社の神馬・神山号はいつ会える?2026年の出社日・時間と見学作法を徹底解説
京都市北区に鎮座する上賀茂神社(賀茂別雷神社)には、神様に仕える白馬の神馬「神山号(こうやまごう)」がいます。日曜日や祝日、祭典の日には境内の神馬舎に姿を見せ、参拝者を迎えています。ニンジンを食べる愛らしい姿や、鳥居の前でお辞儀をする様子でも知られ、京都を訪れる人にとって特別な出会いを楽しめる存在です。
気になる出社日は、基本的に日曜・祝日・祭典日の午前9時30分から午後3時頃まで。ただし、馬の体調や天候によって休みになる場合があります。また、2026年は3月10日に神馬が交代し、現在は11代目の神山号が奉仕しています。1月7日の白馬奏覧神事に登場した馬とは異なるため、この交代の経緯も知っておきたいポイントです。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 出社日:日曜日・祝日・祭典日の午前9時30分~午後3時頃が基本。
- 現在の神馬:2026年3月10日に11代目へ交代。神山号の読み方は「こうやまごう」。
- 見学方法:神馬舎は二の鳥居付近。用意されたニンジンは皿から与え、静かに見学する。
【出社日と時間】上賀茂神社の神馬・神山号にはいつ会える?

神山号に会いたいなら、まず押さえておきたいのが出社日と時間です。上賀茂神社の公式サイトでは、神馬の出社について次のように案内しています。
- 出社日:日曜日・祝日・祭典日
- 出社時間:午前9時30分~午後3時頃
- 場所:境内の神馬舎
- 注意点:馬の体調や天候によって休みになる場合がある
この時間帯は、神山号が参拝者を迎えるために境内の神馬舎へ出社する目安です。毎日神社にいるわけではありません。通常は京都産業大学の馬術部が世話をしており、出社日に合わせて神社へやって来ます。
おすすめは午前中の参拝

神山号を目的に訪れるなら、午前9時30分から10時頃を目安に到着すると予定を組みやすくなります。午後3時頃には出社時間が終わるため、午後遅くの訪問では間に合わない可能性があります。
ただし、午前中に行けば必ず会えるというわけではありません。体調や天候による休みもあるため、遠方から訪れる場合は、出発前に上賀茂神社へ問い合わせる方法が確実です。
神社の公式案内に掲載されている問い合わせ先は075-781-0011。電話受付時間は午前8時30分から午後5時までです。
【神馬舎の場所】二の鳥居付近でニンジンをあげる方法と見学ルール

神山号が参拝者を迎える神馬舎は、上賀茂神社の境内にあります。目印になるのは二の鳥居付近です。本殿へ続く参道沿いに位置しているため、境内に入ったら二の鳥居を目印に探すと分かりやすいでしょう。
神社の公式境内案内にも神馬舎が掲載されています。初めて訪れる人は、境内図を確認してから移動すると迷いにくくなります。
神山号にニンジンをあげるには?
上賀茂神社の神馬舎では、参拝者が神山号にニンジンを与えられる機会があります。馬との距離を縮められる、人気のふれあい体験です。
ただし、ニンジンの与え方には決まりがあります。神馬舎で用意されているニンジンを使い、手から直接与えず、お皿に載せて食べてもらうのが基本です。
ニンジンをあげるときは、馬が驚かないよう落ち着いて行動しましょう。子どもと一緒に訪れる場合も、保護者がそばで見守ることが大切です。
神山号を見学するときの4つの注意点
- フラッシュ撮影をしない:強い光で神山号を驚かせないため、撮影時はフラッシュを切る。
- 大きな声を出さない:馬が落ち着いて過ごせるよう、静かに接する。
- 頭に触れない:かわいくても、馬の頭には手を伸ばさない。
- ニンジンは皿から与える:直接手渡しせず、決められた方法で食べてもらう。
これらのルールは、国土交通省の地域観光資源に関する解説でも紹介されています。
特に注意したいのは、神山号を一般的な観光施設の動物と同じ感覚で扱わないことです。神馬は神様に仕える存在であり、参拝者とのふれあいも神馬の体調や安全が優先されます。写真撮影やニンジンを与えることに夢中にならず、節度を持って見学しましょう。
【2026年最新】神山号の読み方と現在の11代目への交代を解説
神山号の読み方は「こうやまごう」です。「しんざんごう」などと読み間違えやすいものの、上賀茂神社の公式動画でも「こうやまごう」と紹介されています。
興味深いのは、神山号という名前が一頭の馬だけを指すものではないことです。神馬は代替わりを重ねながら、同じ「神山号」の名で奉仕を続けています。
2026年5月1日公開の競馬情報メディア「netkeiba」の取材記事によると、2026年3月10日に10代目から11代目へ交代しました。現在の神山号は、競走馬時代に「フジノタカネ」という名前で走っていた馬です。
神山号の歴代交代と関係者のつながり
神山号の奉仕には、上賀茂神社だけでなく、競走馬を送り出すJRAや、日常的な世話を担う京都産業大学馬術部も関わっています。
| 人物・存在・名称 | 関係・役割 | 確認できる内容 |
|---|---|---|
| 賀茂別雷神社 | 神馬が奉仕する神社 | 京都市北区に鎮座する上賀茂神社の正式名称 |
| 神山号 | 神馬の名称 | 読み方は「こうやまごう」。代替わりして名前を継承 |
| 10代目神山号 | 2026年1月の神馬 | 競走馬時代の名前はシリコンフォレスト |
| 11代目神山号 | 2026年3月以降の神馬 | 競走馬時代の名前はフジノタカネ。2026年3月10日に交代 |
| 京都産業大学馬術部 | 日常の飼育・世話 | 神馬の普段の世話を担う |
| JRA | 神馬の奉納 | 1974年の初代から神馬を奉納していると神社関係者が説明 |
| 神山 | 神社の由緒に関わる山 | 賀茂別雷大神が降臨したと伝わる神聖な山 |
2026年5月のnetkeibaの取材では、10代目神山号は「シリコンフォレスト」という名前でJRAの競走馬として走っていたことが紹介されました。父はクロフネ、現役時代は14戦2勝という経歴を持つ馬です。
その後、3月10日に11代目が就任。11代目はハーツクライ産駒で、競走馬時代には「フジノタカネ」の名前で28戦3勝を挙げています。
ここで押さえたいのは、2026年1月7日の白馬奏覧神事に登場したのは10代目、現在の神馬は11代目という点です。同じ神山号でも、2026年の前半に交代があったため、写真や動画を比較するときには撮影時期にも注目したいところです。
【1月7日の白馬奏覧神事】2026年の開催内容と神山号の見どころ
上賀茂神社の神馬を語るうえで欠かせないのが、毎年1月7日に行われる白馬奏覧神事(はくばそうらんじんじ)です。
宮中で行われていた伝統行事「白馬節会(あおうまのせちえ)」を神事化したもので、神前に七草粥を供え、神馬を神様にご覧いただく祭典です。年の初めに白馬(青馬)を見ると、一年間の邪気が祓われるという故事に基づいています。
2026年1月7日の主な時間帯
2026年の白馬奏覧神事は、1月7日(水)に行われました。上賀茂神社の公式動画では、午前10時から本殿前の神事を斎行し、その後、正午から午後3時まで1時間ごとに牽馬の儀を行う流れが案内されています。
- 午前10時:白馬奏覧神事
- 正午:牽馬の儀
- 午後1時:牽馬の儀
- 午後2時:牽馬の儀
- 午後3時:牽馬の儀
また、神事当日には上賀茂神社敬神婦人会による「厄除七草粥」の接待もあります。こちらは有料です。神事そのものは拝観自由と案内されています。
白馬奏覧神事で見られる神山号の姿
神事の見どころは、神馬が本殿前へ進み、神様にその姿を奉る場面です。このとき、神前に七草粥が供えられ、神馬には大豆が与えられます。
普段の神馬舎ではニンジンを食べる姿が親しまれていますが、白馬奏覧神事では大豆が登場します。日常の参拝者とのふれあいとは異なり、神事に参加する神馬としての役割を間近で感じられる機会です。
さらに、牽馬の儀では神馬が境内を進みます。正午、午後1時、2時、3時の4回行われるため、午前中の本殿前の神事だけでなく、午後の姿にも見どころがあります。
なお、2026年1月7日の神事はすでに終了しています。次回も毎年1月7日に斎行される恒例行事ですが、2027年の具体的な進行時間や当日の案内は、開催前に上賀茂神社の公式発表を確認してください。
【神馬の由来】なぜ上賀茂神社では白馬が大切にされているのか
上賀茂神社と馬の関係は、単に参拝者に馬を見せる観光サービスから始まったものではありません。その背景には、賀茂別雷大神の降臨にまつわる神話と、古代から続く祭祀の伝統があります。
賀茂別雷大神の降臨伝説と馬の関係
上賀茂神社の御祭神は賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)です。神社の由緒によると、大神は本殿の北北西に位置する神山に降臨したと伝えられています。
神山は神社からおよそ2キロ離れた場所にあり、山頂には降臨の伝承に関わる磐座があります。境内の細殿前にある二つの立砂も、この神山をかたどったものです。
2026年5月のnetkeibaの取材記事では、賀茂別雷大神の母神である賀茂玉依比売命の夢に、葵を飾り、馬を走らせて祭りをするようお告げがあったという神話が紹介されました。この伝承が、上賀茂神社と馬との深い結びつきを物語っています。
神馬は神様に仕える存在
神馬とは、神社に奉納され、神様に仕える馬のことです。上賀茂神社では白馬が神馬として選ばれ、参拝者を迎えたり、祭典に参加したりする役目を担っています。
古くは神社の境内で神馬を飼育する習慣がありましたが、馬の世話には多くの手間がかかります。現在も生きた神馬を境内で迎えている上賀茂神社の取り組みは、伝統を現代に引き継ぐ事例の一つです。
神馬舎の存在は江戸時代の古文書にも記されていると、同メディアの取材では紹介されています。また、現在の形で神馬が神様に仕えるようになったのは1974年からとされています。
このような歴史を知ると、神山号にニンジンをあげたり、その姿を写真に収めたりする時間も、単なる動物とのふれあいとは違った意味を持ってきます。
【参拝前のチェック】神山号に会いに行く人が知っておきたいこと
神山号を目的に上賀茂神社へ行く場合は、神馬の出社予定だけでなく、境内の開門時間や祭典の有無も確認しておきましょう。
- 日曜日・祝日・祭典日を中心に訪問日を決める。
- 午前9時30分から午後3時頃を神馬の出社時間の目安にする。
- 二の鳥居付近の神馬舎を探す。
- ニンジンは神馬舎で用意されたものを皿から与える。
- フラッシュ撮影や大声を避ける。
- 体調や天候による休みを想定し、必要に応じて事前に電話で確認する。
なお、神社全体の参拝時間と神馬の出社時間は別です。上賀茂神社の公式案内では、二の鳥居は午前5時30分から午後5時まで、楼門と授与所は午前8時から午後4時45分までとなっています。早朝から参拝できても、神山号に会えるとは限りません。
神山号を見たい人に向いているのは、日曜日や祝日に京都を訪れる予定があり、神社の由緒や祭事にも関心がある人です。一方、馬とのふれあいだけを目的に時間を厳密に決めて訪問する場合は、出社の変更や休みの可能性を考慮する必要があります。
【上賀茂神社の神馬】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:神山号の読み方は何ですか?
A1:神山号は「こうやまごう」と読みます。上賀茂神社の神馬に代々受け継がれている名称です。
Q2:上賀茂神社の神馬は何曜日に何時から何時まで見られますか?
A2:基本的には日曜日・祝日・祭典日の午前9時30分から午後3時頃までです。ただし、馬の体調や天候によって休みになる場合があります。
Q3:神山号にニンジンをあげることはできますか?
A3:神馬舎で用意されているニンジンを与えられる機会があります。直接手で渡さず、皿に載せて食べてもらいましょう。フラッシュ撮影や大声を避け、馬の頭には触れないようにしてください。
まとめ:上賀茂神社の神馬・神山号に会うなら出社日と見学ルールを確認
上賀茂神社の神馬「神山号」は、日曜日・祝日・祭典日の午前9時30分から午後3時頃まで、境内の神馬舎で参拝者を迎えています。神山号の読み方は「こうやまごう」。2026年3月10日には11代目へと交代し、現在は「フジノタカネ」として競走馬時代を過ごした馬が奉仕しています。
神馬舎は二の鳥居付近にあり、出社日にはニンジンを与えられる機会もあります。ただし、皿から与えること、馬の頭に触れないこと、フラッシュ撮影をしないことなど、守るべきルールがあります。
毎年1月7日の白馬奏覧神事も、神馬の姿を見られる特別な機会です。2026年の祭典は終了しましたが、今後も恒例行事として受け継がれていきます。
神山号との出会いをより深く楽しむためには、出社時間だけでなく、神山への降臨伝説や白馬奏覧神事の意味も知っておくことが大切です。参拝前には上賀茂神社の公式案内を確認し、神様に仕える白馬との穏やかな時間を楽しんでください。
主な根拠資料: 上賀茂神社公式「参拝・御祈祷のご案内」「上賀茂神社のひととせ」「御由緒と御神紋」、国土交通省「地域観光資源の多言語解説文データベース」、2026年5月1日付netkeiba取材記事、上賀茂神社公式動画。