【1996年から2026年へ】FUJIYAMA開業30周年の歩みと新車両

目次

FUJIYAMAが富士急ハイランドに登場したのは、1996年です。

当時はループやスクリューなど、回転を取り入れたコースターが人気を集めていました。そのなかでFUJIYAMAは、宙返りを採用せず、高さ・スピード・落差・アップダウンの連続によってスリルを生み出す大型コースターとして誕生しました。

富士急行の発表によると、開発には約30億円が投じられ、開業当初は最高速度、最大落差、最高部、巻き上げ高さの4項目で世界記録に認定。1997年度のギネスブックにも掲載されました。

FUJIYAMAの歴史を振り返る

フジヤマ高さ

- 1996年: FUJIYAMA開業。4項目で世界記録を達成。
- 1997年度: ギネスブックに掲載。
- 2002年: 金箔車両「フジヤマ金太郎」を導入。
- 2003年: 銀箔車両「フジヤマ銀次」を導入。
- 2013年: 鏡面ボディの「フジヤマ鏡子」が登場。
- 2016年: 金箔と鳳凰のデザインを採用した「三代目 金太郎」が登場。
- 2017年: 光によって色が変化する「フジヤマパールちゃん」が登場。
- 2026年: 開業30周年。新車両「蒼龍」の運行が発表される。

30年という長い期間にわたり、車両デザインにもさまざまな変化が加えられてきました。

注目すべきなのは、車両が変わっても、最高部79m、最高速度130km/h、最大落差70mというFUJIYAMAの基本的な魅力が受け継がれていることです。

2026年11月21日、新車両「蒼龍」が登場

フジヤマ高さ

2026年10月27日、富士急行は開業30周年を記念した新車両「蒼龍(そうりゅう)」の導入を発表しました。

運行開始日は2026年11月21日(土)です。

新車両は、初代FUJIYAMAの車両に描かれていた炎のデザインを受け継いでいます。漆黒のボディに蒼い炎、金色の角を組み合わせた外観が特徴です。

富士急行の発表では、FUJIYAMAの累計搭乗者数は2,900万人を超えています。今回の新車両は、長年親しまれてきたアトラクションの節目を象徴する取り組みです。

運行開始日には、公式ファンコミュニティ「絶叫界隈」の会員を対象にした特別企画も予定されています。

- 蒼龍ファーストライド:定員28名の事前抽選制
- 参加料金:3,000円(税込)
- 開催日時:2026年11月21日10時~11時
- 特典:オリジナルユニフォームと記念撮影
- 申込締切:2026年10月29日23時59分

なお、この記事の基準日である11月2日時点では、ファーストライドの申し込み締切はすでに過ぎています。一般の運行開始予定日は11月21日です。

【2026年最新】FUJIYAMAの安全点検体制と運休情報

フジヤマ高さ

79mという高さと130km/hという速度を持つ大型コースターだからこそ、気になるのが安全管理です。

富士急ハイランドは、機器・車両・レールの点検に加え、乗客への注意喚起や緊急時の対応体制など、ハード・ソフト両面から安全対策を実施しています。

1. 法令・メーカー基準に加えた自主点検

富士急ハイランドの公式説明によると、機器や車両、レールの整備では、建築基準法第12条に基づく遊戯施設の定期検査基準やメーカー基準を適用しています。

さらに、それらに加えて独自の自主点検基準と点検項目を設けています。

定期的な安全総点検では、一定期間アトラクションを運休させ、通常の日常点検よりも踏み込んだ整備を実施します。

点検後には100回以上の試運転を行い、機械設備に異常がないか確認。そのうえで従業員100名以上、アルバイト20名以上が試乗し、乗り心地も確認する体制です。

2. 乗客とスタッフによる安全確認

乗車時の安全確認にも工夫があります。

富士急ハイランドでは、シートベルトに黄色のチェックタグを付け、装着後に乗客自身がタグを引っ張って確認する仕組みを導入しています。

スタッフによる確認と乗客自身による確認を組み合わせることで、シートベルトのロック状態を二重に確認します。

また、乗車前には安全プレショーを実施。アトラクションの特徴、荷物の持ち込みルール、正しい乗車姿勢などをスタッフが説明します。

高所のアトラクション10機種を対象に、落下物によるリスクを減らす金属探知機ゲートも順次導入されています。

3. 2026年11月のFUJIYAMA運休予定

2026年11月の公式営業カレンダーでは、FUJIYAMAについて次の運休予定が掲載されています。

- 11月18日(水):13時まで運休
- 11月19日(木):終日運休予定

この予定は2026年11月の公式スケジュールに掲載されているものです。掲載ページでは運休理由の個別説明はなく、日程も変更される可能性があります。

FUJIYAMAに乗ることを目的に来園する場合は、当日の運行状況だけでなく、月間の運休予定も確認しておくと安心です。

4. 乗車前に確認したい利用基準

FUJIYAMAには、利用者の安全を守るための乗車条件があります。

富士急ハイランドの公式利用基準では、身長110cm以上が基本条件で、110cm以上130cm未満の場合は付添者が必要です。また、年齢制限は64歳以下とされています。

心臓疾患、脊髄・首・腰などの疾患、妊娠中、飲酒後、体調不良など、利用できない条件も定められています。

緊急時には階段や段差を自力で移動する避難が必要となるため、乗車姿勢を維持できることや、自力で避難できることも重要です。

【フジヤマの高さに関するよくある質問(FAQ)】

Q1:富士急ハイランドのフジヤマの高さは何mですか?

A1:FUJIYAMAの最高部は79mです。巻き上げ高さは71.5m、最大落差は70mです。これらはそれぞれ異なるスペックを示しています。

【検証資料 1】フジヤマ高さの当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

Q2:フジヤマの高さ79mは何階建てのビルに相当しますか?

A2:おおむね20階建てを超えるビルに相当する規模です。富士急ハイランドの公式動画でも、20階を超えるビルからの急降下に例えられています。実際の階数換算は建物の構造によって変わります。

Q3:FUJIYAMAの最高速度と所要時間は?

A3:最高速度は130km/h、所要時間は3分36秒です。コース全長は2,045mで、乗車定員は28名です。

Q4:FUJIYAMAとええじゃないかはどちらが高いですか?

A4:最高部の高さではFUJIYAMAが79m、ええじゃないかが76mです。FUJIYAMAのほうが3m高い設計です。ただし、ええじゃないかは14回転を特徴としており、怖さの種類は異なります。

Q5:2026年にFUJIYAMAの新車両は登場しますか?

A5:はい。30周年記念の新車両「蒼龍」が2026年11月21日から運行開始予定です。初代車両の炎のデザインを引き継いだ、黒を基調とする車両です。

まとめ:フジヤマの高さ79mは30年続く絶叫体験の象徴

富士急ハイランドのFUJIYAMAは、最高部79m、巻き上げ高さ71.5m、最大落差70m、最高速度130km/hという大型ローラーコースターです。

20階建てを超えるビルに相当する高さ、2,045mのコース、3分36秒の走行時間。これらの数字を組み合わせて見ることで、FUJIYAMAが長年にわたって絶叫マシンの代表格として親しまれてきた理由が分かります。

1996年の開業から2026年で30周年を迎え、11月21日には新車両「蒼龍」が登場する予定です。基本スペックを維持しながら新しい車両デザインを取り入れる今回の節目は、FUJIYAMAの歴史にとっても注目すべき出来事です。

これから乗車を予定している人は、高さだけでなく落差や速度、利用基準、運休予定も確認しておきましょう。79mという数字の迫力を知ったうえで乗ると、FUJIYAMAのスケールをより深く楽しめるはずです。

参考資料: 富士急ハイランド公式「FUJIYAMAのご利用基準」「安全・安心への取り組みについて」、富士急行株式会社「FUJIYAMA開業30周年記念・蒼龍運行開始」発表資料、富士急行公式沿革、2026年11月営業カレンダー。