【2025~2026年最新】染谷将太の新作映画を公開日・役柄別に解説

目次

2025年から2026年にかけての染谷将太は、実写映画の主演・共演だけでなく、アニメーション映画の声の出演にも積極的に参加している。

特に2026年は、配信と劇場公開を組み合わせた『教場』シリーズ、医療倫理を扱う『廃用身』、ベルリン国際映画祭で評価された『チルド』など、作品の方向性が大きく異なる。

2025年の出演映画一覧

染谷将太映画

2025年の主な出演作は次の7作品だ。

映画 染谷将太の役柄 出演区分
BAUS 映画から船出した映画館 サネオ 主演
風のマジム 後藤田吾郎 出演
ベートーヴェン捏造 アレクサンダー・ウィーロック・セイヤー 出演
ひゃくえむ。 小宮 声の出演・W主演
爆弾 等々力 出演
果てしなきスカーレット ギルデンスターン 声の出演
新解釈・幕末伝 三吉慎蔵 出演

『BAUS 映画から船出した映画館』では主演のサネオ役を担当。映画館をめぐる物語の中心人物として作品を支えた。

『ベートーヴェン捏造』では、山田裕貴演じるベートーヴェンの秘書シンドラーを中心とした物語に参加し、アレクサンダー・ウィーロック・セイヤー役を演じた。

『爆弾』では山田裕貴、伊藤沙莉、坂東龍汰らと共演し、等々力役を担当。ミステリー作品でも存在感を示した。

また、細田守監督の『果てしなきスカーレット』ではギルデンスターン役、岩井澤健治監督の『ひゃくえむ。』では小宮役として声の出演を果たしている。

2026年の映画出演作一覧

染谷将太映画

2026年11月2日現在

2026年の主な出演映画は以下の5作品だ。

公開日・配信日 作品名 役柄・出演形態
1月1日 教場 Reunion 中込兼児役・出演
2月20日 教場 Requiem 中込兼児役・出演
5月15日 廃用身 漆原糺役・主演
7月17日 チルド 堺役・主演
7月24日 だぁれかさんとアソぼ? 出演

1. 『教場 Reunion』『教場 Requiem』:中込兼児役でシリーズに再登場

2026年1月1日配信/2月20日劇場公開

木村拓哉主演の『教場』シリーズが、2026年に映画2部作として展開された。

前編の『教場 Reunion』は2026年1月1日からNetflixで配信。後編の『教場 Requiem』は2月20日から劇場公開された。

染谷将太は、中込兼児役として両作品に出演している。

この役は2023年のテレビドラマ『風間公親-教場0-』にも登場した人物だ。映画版では過去の登場人物たちが再集結し、シリーズの集大成となる物語が描かれる。

ここで押さえておきたいのは、ReunionとRequiemが別々の独立した新作というより、配信と劇場をつないだ前後編の構成になっていることだ。染谷の出演歴を調べる際にも、両方の出演を区別して記録すると分かりやすい。

2. 『廃用身』:医師・漆原糺を演じる主演作

2026年5月15日公開/125分

『廃用身』は、医師で作家の久坂部羊が2003年に発表したデビュー小説を映画化した作品だ。

監督・脚本は𠮷田光希。染谷将太は、デイケア施設「異人坂クリニック」の院長・漆原糺を演じる。

物語の中心となるのは、回復の見込みがない手足を指す「廃用身」をめぐる独自の医療行為だ。

漆原が考案した治療は、患者に予想外の変化をもたらす。しかし、その取り組みは次第に医療倫理や人間の尊厳をめぐる問題へと発展していく。

共演者は北村有起哉、瀧内公美、六平直政ら。

本作の見どころは、単純な善悪では割り切れない人物を染谷が主演として演じる点にある。理想を追求する医師の信念と、その行為が周囲にもたらす影響を見比べながら鑑賞したい作品だ。

3. 『チルド』:コンビニを舞台にした異色のホラー

2026年7月17日公開/88分/R15+

2026年の染谷将太の主演作で、特に注目したいのが『チルド』だ。

監督・脚本は岩崎裕介。染谷は、東京のコンビニエンスストア「エニーマート倉冨町7丁目店」の副店長・堺を演じる。

共演は唐田えりか、西村まさ彦、令和ロマンのくるまら。

舞台となるのは、毎日同じ作業が繰り返されるコンビニという小さな社会だ。新人アルバイトの小河が入ってきたことをきっかけに、維持されていた日常の均衡が崩れ始める。

本作には、映画祭での実績もある。

第76回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門に正式出品され、国際映画批評家連盟賞(FIPRESCI賞)を受賞した。

監督の長編デビュー作としても注目される作品であり、染谷の出演歴における新たな挑戦として位置付けられる。

4. 『だぁれかさんとアソぼ?』:清水崇監督の学園ホラーに出演

2026年7月24日公開/109分

『だぁれかさんとアソぼ?』は、清水崇監督による学園ホラー映画だ。

主演はFRUITS ZIPPERの鎮西寿々歌。染谷将太は、星乃あんな、大西利空、マキタスポーツらとともに出演している。

物語では、学校の誰もいない階段やカセットテープをめぐる不気味な遊びが、学生たちを恐怖へと巻き込んでいく。

染谷は本作の出演者としてクレジットされているが、主演は鎮西寿々歌であり、染谷の主演映画として分類する作品ではない。

また、タイトルが似ている2024年の『あのコはだぁれ?』にも染谷は七尾悠馬役で出演している。こちらも清水崇監督作品だが、公開年も作品名も異なるため、出演歴を検索する際には混同しないようにしたい。

2027年公開予定の映画『国境』にも注目

染谷将太映画

2026年の出演作に加えて、次の年の映画にも動きがある。

K2 Picturesが発表した映画『国境』は、2027年2月26日公開予定。

原作は黒川博行、監督は井筒和幸。伊藤英明と染谷将太がダブル主演を務める。

染谷は二宮啓之役で出演する。公式発表では2026年2月28日に撮影開始が告知されており、2027年に向けた新たな主演作として期待される。

【声の出演映画】染谷将太はアニメーションでも重要な役を担当

染谷将太の映画出演歴を調べる際、見落としやすいのが声の出演だ。

実写作品では本人が画面に登場する一方、アニメーション作品ではキャラクターに声を吹き込む形で参加している。

主な出演作品を整理すると、次のようになる。


『おおかみこどもの雨と雪』

2012年/田辺先生役
細田守監督のアニメーション映画。染谷は田辺先生役として声の出演をしている。


『バケモノの子』

2015年/九太(青年期)役
主人公・九太の青年期を担当。少年時代から成長した人物の声を演じた。


『竜とそばかすの姫』

2021年/千頭慎次郎(カミシン)役
細田守監督作品。物語の中で重要な存在となるキャラクターを担当した。


『すずめの戸締まり』

2022年/岡部稔役
新海誠監督作品。主人公の鈴芽を取り巻く人物の一人として出演した。


『ひゃくえむ。』

2025年/小宮役
松坂桃李と染谷将太のW主演による劇場アニメ。努力型のランナー・小宮を担当した。


『果てしなきスカーレット』

2025年/ギルデンスターン役
細田守監督作品。主人公スカーレットの敵対勢力に属する人物を担当した。

声の出演とナレーションは別の仕事

もう一つ区別したいのが、ナレーションだ。

2017年のドキュメンタリー映画『LIVE FOR TODAY-天龍源一郎-』ではナレーションを担当している。

これはアニメーションのキャラクターを演じる「声の出演」とは異なる仕事だ。

染谷将太の場合、実写俳優としての活動を軸にしながら、アニメーションのキャラクター演技やドキュメンタリーのナレーションにも参加している。

こうした出演形態の違いを理解すると、映画一覧をより正確に読み取れる。

【代表作の選び方】初めて染谷将太の映画を見るならどれがおすすめ?

出演作品が多い染谷将太は、最初にどの映画を見るかによって受ける印象が大きく変わる。

作品選びでは、俳優としての演技力を確認したいのか、エンターテインメント性を楽しみたいのか、声の出演を知りたいのかを基準にするとよい。

目的別・おすすめ映画6選



1. 演技力をじっくり味わいたい人:『ヒミズ』

最初の1本におすすめ
住田祐一という複雑な内面を持つ少年を演じた代表作。染谷の初期の演技と国際的評価の背景を知るのに適している。


2. SFやアクションが好きな人:『寄生獣』

主人公・泉新一の変化を通して、染谷の主演俳優としての魅力を楽しめる。前編と完結編を続けて見るのがおすすめ。


3. 明るい青春映画を見たい人:『WOOD JOB!』

都会育ちの青年が林業に飛び込むコメディー。重い役柄とは違う、親しみやすい演技が見られる。


4. 初期の主演作を見たい人:『パンドラの匣』

10代の染谷が主人公を務めた作品。現在の演技との違いや、俳優としての出発点を知りたい人に向いている。


5. 最新の挑戦を見たい人:『チルド』

日常的なコンビニを舞台にしたホラー。ベルリン国際映画祭での受賞歴も含め、2026年の活動を知るうえで注目したい。


6. 声の演技を楽しみたい人:『ひゃくえむ。』

松坂桃李とのW主演アニメーション。実写とは異なる声の表現に注目できる。


染谷将太の映画はどんな人におすすめ?

- 心理描写の深い映画が好きな人:『ヒミズ』『最初の晩餐』『廃用身』がおすすめ。
- 原作漫画や小説の映画化が好きな人:『寄生獣』『バクマン。』『3月のライオン』がおすすめ。
- ジャンル映画が好きな人:『神さまの言うとおり』『怪物の木こり』『チルド』がおすすめ。
- アニメーション映画が好きな人:『バケモノの子』『竜とそばかすの姫』『すずめの戸締まり』がおすすめ。

一方、ホラーや倫理的に重い題材が苦手な人は、『チルド』『廃用身』などの作品紹介や年齢区分を確認してから選ぶとよい。

【プロの結論】染谷将太の代表作はジャンルではなく役柄の変化で見る

染谷将太の出演歴を評価するうえで、単純に主演映画の本数だけを比較するのは十分ではない。

注目したいのは、同じ俳優が作品ごとにどれほど違う人物を成立させているかという点だ。

『パンドラの匣』では青春期の繊細な感情を担い、『ヒミズ』では絶望を抱える少年を演じ、『寄生獣』では人間性そのものが揺さぶられる主人公を演じた。

一方、『WOOD JOB!』では親しみやすい青年を、『空海』では歴史上の人物を演じている。

2026年の『廃用身』と『チルド』でも、医師とコンビニ副店長というまったく異なる人物を主演として担当した。

このように、出演歴を「主演」「助演」「声の出演」という肩書だけでなく、役柄の性質や作品のジャンルと合わせて見ることが、染谷将太という俳優を理解する近道になる。

【よくある質問】染谷将太の映画に関するFAQ

Q1:染谷将太の映画デビュー作は何ですか?

A1:2001年公開の『STACY』です。当時9歳で映画に初出演しました。

Q2:染谷将太の長編映画初主演作品は何ですか?

A2:2009年公開の『パンドラの匣』です。太宰治の小説を原作とする作品で、主人公・ひばりを演じました。

Q3:染谷将太の代表作といえば何ですか?

A3:『ヒミズ』『寄生獣』『WOOD JOB!』『パンドラの匣』『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』などが代表的な作品です。特に『ヒミズ』はヴェネツィア国際映画祭での受賞によって、国内外での評価を高めた重要作です。

Q4:2026年の染谷将太の出演映画は何ですか?

A4:『教場 Reunion』『教場 Requiem』『廃用身』『チルド』『だぁれかさんとアソぼ?』です。『廃用身』と『チルド』は主演作です。

Q5:染谷将太は声優としても活動していますか?

A5:はい。『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『竜とそばかすの姫』『すずめの戸締まり』『ひゃくえむ。』『果てしなきスカーレット』などに声の出演をしています。

Q6:『あのコはだぁれ?』と『だぁれかさんとアソぼ?』は同じ映画ですか?

A6:別作品です。『あのコはだぁれ?』は2024年、『だぁれかさんとアソぼ?』は2026年公開の映画で、どちらも清水崇監督が手掛けています。染谷将太は両作品に出演しています。

まとめ:染谷将太の映画出演歴は初期作から最新作まで見ると面白い

染谷将太は2001年の『STACY』で映画デビューし、2009年の『パンドラの匣』で長編映画初主演を経験した。その後、『ヒミズ』で国際的な評価を獲得し、『寄生獣』『WOOD JOB!』『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』などで主演俳優としての実績を重ねてきた。

2025年には『BAUS 映画から船出した映画館』『爆弾』『ひゃくえむ。』『果てしなきスカーレット』などに出演。2026年も『教場』2部作、『廃用身』『チルド』『だぁれかさんとアソぼ?』と、多彩な作品が並んでいる。

さらに2027年2月26日公開予定の『国境』では伊藤英明とのダブル主演が予定されている。

染谷将太の映画を初めて見るなら、まずは『ヒミズ』『寄生獣』『WOOD JOB!』の3作品から始めると、演技の幅を実感しやすい。そのうえで初期の『パンドラの匣』や最新作『廃用身』『チルド』を見比べれば、長年にわたる俳優としての変化も楽しめる。

染谷将太の魅力は、特定のジャンルや役柄にとどまらないことだ。 これまでの出演映画を年代順に追うことで、子役から国際的な評価を受ける俳優へ、そして多様な表現に挑戦する現在までの軌跡が見えてくる。